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反転世界での…

ハルコール

はじめまして‥ですかね?ハルコールです。これで3つめの小説になります。


~プロローグ~

さぁ、罪深き者よ。我を恐れ,罰に怯え,そしておののくが良い。
今こそ,我の恨みを晴らすべきとき!
プロローグ終わり

レイトン…レイ
ルーク…ルー
レミ…そのまま


ルー「それにしても,つい二日前にあんな不思議な事件にあったなんて信じられません,先生」
レイ「あぁ,本当に,不思議で悲惨な事件だった…」

☆★ルーク目線★☆
そう,その不思議な事件が起きたのは二日前…。僕が,先生宛に届いた手紙や資料をまとめているとき,あの本があったんだ…。
ルー「反転世界の…謎!?先生,先生!」
僕は,先生の部屋へ急いで走っていった。もちろん,あの本,“反転世界の謎”を腕に抱えて…。

2012-03-12 08:10:50


ハルコール

ルー「先生,先生!」
レイ「なんだいルーク,今忙しいんだ。後にしてくれないか…ルーク!その本は!?」
レイトン先生は,断る途中で,僕が腕に抱えている分厚い本,”反転世界の謎”が目に入ると,少し焦った様に僕に本を貸してくれないかと頼んできた。
レイ「ルーク,ちょっとその本を貸してくれないか」
ルー「はっ,はい」
レイトン先生は,本をジーッと真剣に見つめると,僕にこう言った。
レイ「ルーク,私は新しい仕事ができた様だ。ちょっとひとりにさせてくれるかい?」
ルー「??…わかりました,先生が言うなら…」
僕な訳の分からないまま,先生の研究室から立ち去った…。

2012-03-14 07:15:26


Milia

超久しぶり!
覚えてるかな…?
反転世界の謎か…。
気になるなぁ…。
更新頑張って♪

2012-03-16 17:38:37


ハルコール

Milia〉ホント久しぶり!覚えてるよ!コメントありがとう!

~更新~
ルー「???…,先生は,何をしているんだろう…ん?」
僕が顔を上げると,見知らぬ少年が目の前に立っていたんだ。
?「あの…その…レイ…うぅ…」
ルー「どうしたの?先生に話があるなら後にした方がいいみたいだよ。先生は今忙しいんだ。でも,用件だけなら聞くよ。僕は先生の…1・番・弟・子のルーク。君は?」
何の理由も無く,僕は”一番弟子“を強調して言った。
?「……僕は…」
どうやらこの少年は人見知りのようだ。僕はすぐそれが理解できた。
しばらく時間が経ち,二分ほどだろうか。ようやく無口な少年は口を開いた。
?「僕は,アレーダ・シュートン。つい数日前このあたりに引っ越してきました。」
ルー「そうなんだ,それで,用件は?」
ア「レイトン教授に,ある事件を解決していただこうと思ってここに訪れだのです」
「事件?詳しく説明してくれるかな?」↑
どこからか,聞き覚えのある声が聞こえてきた。レイトン先生だ。ドアを開けて,アレーダ君を中に入れるよう僕に言った。
レイ「アレーダ君を中に入れてくれルーク,それと,キミの作った美味しい紅茶もね」
ルー「ハイ,わかりました。」



一旦切ります!

2012-03-16 22:10:29


ハルコール

先生が話を切り出した。
レイ「アレーダ君,事情を話してくれるかな?」
ア「はい……,実は,僕が前住んでた街で,不可解な事件が起こったんです。」
レイ「それはどんな?」

ア「………………」

なぜだか,アレーダ君は話を止めた。
先生も黙って,彼が話し始めてくれるのを待っている。

アレーダ君は,恐怖に怯えたように,震えながらまた話し始めた。

ア「ひ…人が消えてゆくんです!何の前触れも無く…!」

先生は少しもうろたえず,あの本をアレーダ君に見せた。
そう,“反転世界の謎”だ。

レイ「この本を贈ったのはキミだね?」

ア「…ハイ,その本は,反転世界の謎です」

レイ「でも,なぜ私にこの本を?」

ア「消えた人達は,皆反転世界の話をしていたからです。怪しいと思って,家の中で僕なりに捜査したんです。そしたら,その本を見つけました。と,とにかく 一刻も早く,僕の前の街へ来て,謎を解いてください!じゃないと,僕のお母さんが,お母さんが…!」

アレーダ君は,いきなり大粒の涙を流した。さて,この涙の理由は…?
次回へ続く…!

2012-03-18 14:34:29


ハルコール

更新!

ア「うっ…,実はっ…昨日家にこんな脅迫状が…!」
アレーダ君は,泣き止んで先生に紙をさしだした。

紙にはこう書かれている。

「二日後,己の母が狙われる。救いたければ,反転世界の謎を解けばよい。さもなくば,我の死に神になるであろう」

レイ「反転世界?」

僕は,興味津々で聞いていた。そして,先生の次の言葉を楽しみにしていた。

レイ「アレーダ君,キミの街に案内してくれるかな」

アレーダ君は紅茶を置いて,答えた。

ア「はい、行きましょう。レイトン先生に事件を解決していただくために…!」

僕は嬉しすぎてつっ立っていた。だって、久しぶりに先生と謎解きの旅に出かけられ!そう思うばかりでつい微笑を浮かべていた。この時は……。

2012-03-26 12:41:37


ハルコール

更新します。

ガチャッ、ガチャガチャ…ブーー…レイトンカーの音

ルー「はい、乗って。」
ブーーン……

レイ「アレーダ、キミの前の町に行くにはどう通れば良いかわかるかい?」

ア「地図ならあります。えーと…。」

ガサガサ…ガサッ…

ア「あ,ありました!コレです。」

レイ「それで、キミの前の町の名前はわかるかな。」

ア「えーと…,あ!アンカッタという町です。」

レイ「ルーク,どう進めば良いか言ってくれ。地図を持って運転するのは難しいからね。」

ルー「わ,わかりました!えーと?アンカッタ…アンカッタ…と…あ!コレだ!レイトン先生良いですか?言いますよ。」

レイ「ああ。」

ルー「今いるところから五メートル程先に道が二つに分かれてますよね。それの右側の道を通れば良いんです。」

レイ「それから?」

ルー「一方通行です。でも、橋があるらしいので車を降りて行かなきゃ行けませんね。」

レイ「わかった。ルーク,その地図は私が持っていることにしよう。」

ルーク「あ,はい。どうぞ。」

~~橋の前~~

ルー「先生、橋が見えました。あれがアンカッタ…ですよ。きっと。」

レイ「前来たときと随分様子が違うな…」

ルー「え?先生は、前にもアンカッタに来たことがあるんですか?」

レイ「うん、そうだよ。ルークがまだ私の助手になってない頃にね。さあ、詳しい話は町を歩きながらにしようか。」

一旦切ります。

2012-03-28 07:19:31


チョコア

初めましてじゃ無いけど、一応・・・初めまして
こんにちわ!
面白そうだから来てみたよ(●▽●)
レイトン先生がアンカッタに来たころはどんな町だったんだろう?
続きが気になるぅ~
更新がんばって

2012-03-28 14:53:05


ハルコール

チョコア〉コメントありがとう♪更新がんばるゾ!

更新!

~~アンカッタにて~~

先生は地図を広げて周りを眺めながら悲しそうに僕らに言った。

レイ「アンカッタは昔、もっと自然が多い町だったんだよ。」

確かに、アレーダ君には失礼だけど酷い町だ。煙突から黒い煙が出ていて、歩く度に道の奥からゴミが見える。それに、ここで暮らしている人は顔色が悪い。たぶん、川の水が濁っているからだ。

ルー「なんでこんな環境がよくない町になってしまったんでしょうか。」

レイ「さあね,ルーク。まだ断定出来ないよ。けれど、この町で何か大きな事が起こったことに変わりはない。」

ア「あ!ミートンさん!」

アレーダ君は,安心したように遠くにいた女性に手を振った。
その女性はミートン・ジェンカといった。痩せ型で,とても優しそうな顔をした女性だった。

微妙なところだけど切ります!

2012-03-28 16:48:28


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