レイトン教授攻略

レイトン教授の攻略情報

レイトン教授シリーズの攻略

雑談掲示板で楽しくおはなし

レイトングッズなども探してみよう

≪一覧に戻る

レイトン教授と人魚姫

ざくろ

はじめまして
新しく小説を書かせていただく「ざくろ」と申します

少しずつ、マイペースにでも必ず完結させる予定です
それでは

「ようこそ、レイトン教授の世界へ……」

2011-10-23 12:43:48


ざくろ

レミ(教授とルーク、怒ってないかなぁ…)

窓から見える真っ暗な海を見つめながら、その事を考えていた。


…調査には加わらず、聞き込みもしていない。


レミ「…これじゃあ、助手失格ね。……はぁ〜」


思わすため息がこぼれた。


ジーナ「どうしたの?相談くらいなら乗るわよ!」

レミ「ジーナさんは何で、そんなに優しいんですか?」

ジーナ「えっ?…うーん、考えたこと無いわね…」

レミ「ルイさんも、こんな人をお嫁にもらえるなんて幸せですね」

ジーナ「…そうかしら?」

レミ「そうですよ!美人だし、優しいし、…私に足りないものだらけです…」

ジーナ「あら、そんなこと無いわ!」

レミ「…私はドレスも、宝石も似合いません…!」

ジーナ「いいえ、レミちゃん。…今日は特別な日よ。大丈夫だから」


にっこり笑うとレミの肩をポンと たたいて部屋から出て行った。


レミ(教授とルーク、どうして調査の報告に来てくれないのかしら……。きっと怒ってるんだわ…

私、こんな事してる場合じゃないのに………!)

レミ「よし!少しでも役に立たなきゃね!!」


レミはこっそり部屋を抜け出して、屋敷を歩き出した。

2011-11-06 22:39:03


ざくろ

レミ「…それにしても、歩きにくいなぁ…」


レミは、くるぶし丈の真っ赤なドレスをまとっていた。
…わたしはドレスなんて着たくない。と言ったが「ドレスコード」を持ち出されてしまった。

高いヒール、綺麗なドレス…どれも慣れておらず、 歩くのにも四苦八苦だ。


レミ「はぁ…。」

やっと辿り着いた大きな扉

…屋敷の召し使い達は、せわしなくパーティーの準備をしている。


レミ(チャンスだわ!!)

にっこり笑うと、レミはドアを静かに開けて中に入った


レミ「ふぅ…、誰も居ないみたいね…」


見渡すと、ドレスやら宝石やら、かなり乱雑に床やベッドに投げ出されている。


レミ(……ふぅん、ジーナさんの部屋見たいね……)



ドレスの質、宝石や花束から考えて、かなりお金持ちの人だ。
…そんなのこの屋敷には、ただ1人、ジーナさんだけ…の、はず……。


レミ「そういえば、人魚姫のマリンさん……」



彼女もかなり高そうなワンピースを着ていた。

…それに、「あの」ネックレス……。

…それに!人魚姫のナゾも解かなきゃ!!

レミ「………んっ!?」


化粧台に飾られた写真が目に留まった。


綺麗な花を抱いたジーナさん…今より少しだけ若い。


レミ「うーん…、なんか今と顔つきが違うような……。…あっ!!」


レミは何か、ひらめいて声を上げた。



レミ「……よし!次は人魚姫のヒントを見つけなきゃね!!」


レミは、いつもより大分時間をかけて移動を始めた。

2011-11-07 21:13:16


青朱雀

こんばんは!!
青朱雀と申しやす!!
人魚ですかぁ~。実は人魚って恐ろしいほど怖い生き物とか聞きますた(^◇^)
いきなり長文失礼しました!!!!!

2011-11-07 22:42:44


ざくろ

青朱雀さん

はじめまして。
…そうんですか!!始めて聞きましたよ!

人魚には可愛らしくて、綺麗なイメージがありますが…、そんな一面もあるんですね…

2011-11-09 19:18:37


ざくろ

レ「ルーク、まずレミに調査報告をしよう」

ルーク「そうですね!きっとレミさん待ってますよね」


レイトンとルークは屋敷に帰るとすぐレミを探して歩き出した


屋敷には招かれた町の人々が花束やお菓子だろうか? 甘い香りのするカゴを手にして、集まりつつある。

レ「この様子からして、ジーナさんは本当に慕われているみたいだね。」

ルーク「えっ…?」

レ「見てごらん、あの花はジーナさんにあげるものだろう、…今日正式にルイさんとジーナさんの結婚が決まるのではないかな?」

ルーク「…だから、こんなにいきなりのパーティーなのに、こんなに沢山の人が集まったんですね!」


手をポンと打ってルークは嬉しそうに言った。

ルーク「1つナゾを解きましたね!!」

レ「ふふ、そうだね。…しかし、私たちが解かなくては、いけないナゾはまだ残っているよ。」

ルーク「…あぁ!人魚姫…じゃなくて、マリンさんですね?」

レイトンはシルクハットを少し持ち上げて、にっこり笑った。

…それが『正解』をものがたっていた。


レ「しかし、まずはレミを探そう。」

2011-11-09 19:34:01


ざくろ

レミ「うーん…」


人魚姫のマリンを探し、少しでも情報を集めたいが、マリンの居場所がわからず、
レミは困っていた。


レミ「…どこに居るのかなぁ…人魚だから海とか!?」


海に目をやるが、すでに真っ暗で人影は見えない。

レミ「困ったなぁ〜私だけ何も掴めてないわ」



ルイ「あぁ、レミさん!」

後ろからルイに声をかけられた。…しかし、つい、さっき自分を笑った人だ。
余り話をする気になれない

レミ「…何ですか?」
つい無愛想な顔になる。


ルイ「…探しましたよ!…先程は失礼いたしました。」
レミ「…別に、私は確かに、あの首飾りには相応しくないですから」

ルイ「…いえ、私は貴女を笑ったわけではないのです」
レミ「えっ…?」

ルイ「レミさん、貴女はとてもお美しいです。そのドレスも、貴女の髪の色によく映えます」

レミ「………」

ルイ「そして、心まで。あの首飾りを着けて、『私にこそ相応しい』と言わなかったのは、貴女とジーナくらいですよ」

レミ「…それで笑ったんですか?」

ルイ「ええ、余りに珍しかったので…」

レミ「…なんだぁ!私ってば勘違いをしてましたよ!!」
ルイ「私こそ失礼致しました…それでは、そろそろ会場の方へ…」


(…マリンさんもパーティーに来てるだろうし、とにかく教授とルークに謝らなきゃね…!うん!!わだかまりが解けて、俄然やる気だわ!!)


ルイと共にパーティー会場に向かった。






ドレスを着たレミ…のつもりです。

レミは何時も動きやすさ優先ですから、美しさ優先にしてみました!

…レミ可愛いですよね……

2011-11-10 22:09:08


ざくろ

あれ…
載ってませんね…

では、もう一度…

2011-11-10 22:12:10


青朱雀

どうも!!
また来ちゃいました(^◇^)
絵上手いですね❤レミがポニーテールするとさらに可愛いですよね!!

くわしく言っちゃうと、人魚という生き物は海底に住み、美しい歌声で船を混乱させて沈めた
っという説があります。違う説では、ボートに乗っていた漁師が美しい人魚の歌声に惹かれてしまい最後には、海に引きずられ引きちぎられたっというのもあります。それぞれありますが
熊本の説によれば、人魚の肉を食べると不老不死になれるとか。その肉を食べた人間をヤオビクニっと言うそうです。漢字で書くと↓
             八尾比丘尼
長文本当にすいません!!

2011-11-11 16:41:16


ざくろ

青朱雀さん

とても、お詳しいんですね……
以前見た映画に人魚出てきました!青朱雀さんのおっしゃる通り、獰猛でしたがやはり美しかったです^^

2011-11-13 17:46:21


ざくろ

レイトンとルーク、そしてレミとルイ

…お互いがすれ違ってばかり、そしてようやく、町の人々を集めたパーティーが開かれます。



レ「おかしいね…」

ルーク「…レミさん、一体何処に行ってしまったんでしょうか?」

レ「…あれは」


レイトンの目線の先には、少し悲しそうな顔をして、パーティーに来た人々を見つめるマリンさんだった。


レ「…こんばんは。…今日正式に結婚が決まるようですね。」

マリン「…………」


マリンさんはレイトンの言葉に、怒ったような顔をした。
…しかし、言葉は話さない


レ「…それでは、私の質問に答えて下さい。yesかnoか…」


マリンは不敵な笑みを浮かべて、レイトンに向き合った。


レ「それでは…。貴女はルイさんの事を以前から知っていますか?」


マリンは『こくん』とうなずいた。

それをルークはノートに書き留めている。


レ「…。その首飾りはルイさんの持ち物、『人魚の首飾り』と何か関係がある」


マリンさんは、自分の首飾り飾りを見て、またしてもうなずいた。


レ「それでは、最後に。この屋敷には人魚の首飾りを狙う人物がいる」


ルーク「えっ…!どういうこと……」


マリンさんも初めは驚いた顔をしたが、ゆっくり、うなずいた。


レ「わかりました。ありがとうございました」


そう言って、歩いて行くレイトンと、
まだまだ謎の意味が解っておらず頭に「?」の浮かぶ ルークを何時までもマリンは眺めていた。

2011-11-13 18:08:22


ざくろ

ルーク「レイトン先生、どういう意味なんですか?」

レ「ふふ、どうやらこの一件には何者かの野望が秘められているようだね」

レミ「あぁー!!教授!ルーク!」
ルーク「レミさん!探しましたよ!…んっ!?何かいつもと雰囲気違いますね…」

レミ「えへへ、ちょっとね」
レミ「あっ、教授すみませんでした…捜査に加わらず」
レ「気にする事は無いよ、なかなか有力な情報が集まったよ。」

レミ「実は、私も少し気になることが…」


レミがそう言った途端、照明が落ち、スポットライトがルイさんとジーナさんを照した


ルイ「皆さん、私は今夜、ここにいる最愛の人。ジーナに人魚の首飾りを贈る。」


ルイが合図をすると執事が、人魚の首飾りを持ってやって来た。


そして、ジーナさんの首にかける瞬間……


レ「少し待ってください。ルイさん…!」

ルイ「なんですか!?…レイトンさん!」


折角の感動の瞬間を邪魔されたルイさんは少し怒っていた。

2011-11-13 23:04:00


ざくろ

レ「つい、さっき。私は重大なヒントを得ました。……人魚姫と噂される、マリンさん、いえ…貴女は一体誰なのですか?」


マリンさんはゆっくり前に出て来てレイトンに対峙した。




…その瞬間。しびれを切らしたジーナさんがルイさんの手から首飾りを奪い取った!


ルイ「ジーナ…?」

ジーナ「ふふっ!あなた私の事まだ信じてるの!?」

レ「………」

マリン「………」


ジーナ「教えてあげる!私が何者か!!」




そう言うとジーナさんは…
いや、黒いマント、白い仮面を着けた男はレイトンを勝ち誇った笑みで見ていた。


レ「やはり、君だったんだね…。デスコール!!」

デス「ふふふ、私の野望を果たすにはコレが必要でね…有り難く頂戴しよう。」
ルイ「…そんな…ジーナ…!」
デス「ふっ…富豪の娘。ジーナ・カルーアなど初めから存在しない!!」

マリン「………っ!!」


マリンがデスコールに飛び付きどうにか止めようとするが、全く歯が立たず床に叩きつけられた。


レミ「教授!…マリンさん大丈夫ですか…?!」

ルーク「酷いじゃないか!!マリンさんは女性だぞ!!」

デス「ふっ。…まぁ、いい宝石は戴いた!」

レミ「待ちなさいよ!!私が易々あなたを逃がすわけ無いでしょ!?」


レミはファイティングポーズをとった。

デス「ははは!!笑わせてくれる!…そのドレスでどうやって戦うんだ!?」

レミ「はっ…!…くっ!」


レミはロング丈のドレスをまとっている。
…これではデスコールと互角に戦うのは難しいだろう。

2011-11-14 00:03:07


ざくろ

ルイ「この…!」

ルイがレミとデスコールが睨み合いの沈黙を破った。



…しかし、ルイはあっさり交わされてしまった。

それでも、尚飛びかかろうとするルイをマリンが抱き止めた。



デス「それでは失礼しよう…皆様パーティーの続きをお楽しみください…!」

レミ「待ちなさい!!」

ルーク「先生!窓から逃げます!!」

レ「追うんだ!!」


マリン「いいえ、その必要はありません。」

ルイ「君、喋れるのかい?」
マリン「えぇ、今まで言えなくてごめんなさい」


マリンは深呼吸をして皆に語りかけた。

マリン「皆さん!!聞いてください。…私は……!」

2011-11-14 16:47:01


青朱雀

うぇ~い
デスコーさんじょう❤
しゃべれたんかい!!!
まぁ、どちらも頑張りたまえ(笑)

2011-11-14 17:49:19


ざくろ

青朱雀さん
マリンには、少女らしいと言うか・・・
そんな一面があるんです^^
・・・デスコールさん、何だか呆気なっかたですね・・・

2011-11-14 20:24:09


ざくろ

マリン「・・・私は、人魚姫ではありません!!」

人々は驚いたような顔をした。
・・・人魚ではない。というマリンの発言に対してではなく、彼女の「なまり」に対して・・・

マリン「私の生まれはイギリスではありません
・・・私はこの首飾りと対の「人魚の首飾り」
の持ち主を探していました」

そう、懸命に話すと自分の胸に輝く首飾りを握りしめた。

マリン「・・・そして、やっと見つけた。」

マリンはルイに向き合った。



マリン「・・・でも、あなたには恋人がいた」

ルイ「・・・・・・」

マリン「それでも私は・・・あなたが好きだった。なまりを気にして話せなくても・・・」

ルイ「・・・」






一旦切ります

2011-11-14 20:36:56


ざくろ

…それから数日が過ぎた、ある晴れた日にレイトンは優雅にティータイムを楽しんでいた。

レミ「それにしても…驚きですね!!まさかルイさんとマリン…いえ、シャーロットさんが結婚するなんて!!」



数日が経った今日、写真入りの手紙が届いた。

幸せそうなルイさんとシャーロットさん。



あの首飾りにはデスコールが求めているような、不思議な力は込められてはいない。
あの首飾りは離ればなれになる恋人たちがこの首飾りの力によって引き合わされるようにと。
互いに贈り合ったものらしい。



シャーロットさんはその迷信を信じてルイさんのもとを訪れて恋に落ちてしまった。


…実に簡単な仕掛けが真実を隠してしまっていた。


ルーク「先生!こんにちは」

レ「やぁ、ルーク。紅茶がはいったよ。」




レミ「教授、シャロア・レドールという人を知っていますか?」




…またレイトンとルーク、そしてレミの新しい旅が始まる。

2011-11-14 22:15:32


ざくろ

あとがき

ここまでお付き合いくださいました、皆様ありがとうございました!!


なんだか更新を焦りすぎてしまった感じがします…

こんな私ですが次に書きたい、お話があるので
この板にはまだお世話になります!

まだまだ未熟ですがよろしくお願いします^^

2011-11-14 22:20:38


あげは

完結、おめでとうございます!

まさかデスコールの変装だったなんて驚きです
マリンさんの思いが通じて良かった!
現代版人魚姫みたいで面白かったです

次回作も頑張って下さい!(*^∀^*)

2011-11-15 18:59:58


Milia

お久しぶりです。
なかなか来れなくてすみませんでした。
あたしの小説に来てくれてありがとうございます。
そして、完結おめでとうございます。
次回作も頑張って下さい。

2011-11-15 19:09:07


かならず掲示板ルールをお読みください。

ルール違反な書き込みを行った者は、アクセス禁止になり、サイトを見ることが出来なくなります。



■■■禁止事項■■■
・チャット的な使い方(即レスを繰り返す、○時に来ます、これからご飯なので返信できません、のような)
・レイトン教授シリーズと無関係な小説の書き込み
・性別、年齢、学年、誕生日、居住地域、学校行事、学級閉鎖などの書き込み
・「裏」という二重人格を表現した書き込み
・ふさわしくない内容の小説(残虐行為、同性愛など)
・同一人物の小説複数進行
・小説の真似、盗作
・なりきり小説でのキャラ崩壊
・書き込み者を限定するスレッドの作成
・スレッドの宣伝書き込み
・個人HPの宣伝書き込み
・ふさわしくない書き込み


なまえ※必須
内容※必須