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非日常なんて、嫌いだ。

グラタン

サブタイトル:~禁じられた教授ともどかしくてカオスな恋の物語~

10作目です!
相変わらずの作者ですが、どうぞよろしくお願いします。
暇つぶしや反面教師の為の小説になりそうですが、そこのところ大目に見てくださいね。
では、これからこの小説を頑張ってまいりたいと思います。

2011-10-14 01:00:20


グラタン

更新!




ナミコ・アツシ・レイト・レミ・そして探偵の男は、ロボットのアジトを調査する為に湖のボートレンタル場へ向かった。彼らの乗った車を運転するのは勿論探偵の男。

「にーちゃん泳げなかったのかぁ。」

と一緒に行けなくて残念そうな顔でアツシは呟き、はて?と首をかしげた。

「でもそれ本当なのかなぁ・・・。」

3列乗用車の中央列から後列に身を乗り出しナミコは答えた。

「さっき言ってたじゃない、本人が。」

「だけどさ、オレ見たことあるよ?にーちゃんのトロフィー。」

「まさか・・・」

「そのまさかだよ。にーちゃんトロフィーや賞状とか、そこそこ持ってるんだけどさ、スポーツは2しゅるいあるよ?水泳と野球。」

「えええっ!?」

「何だよ馬鹿ネェ。オレ嘘言ってないぞ!」

「や、野球!?」

「うん、地区の野球大会とか、中体●のやつとか・・・・・。ってそっちかよッ!!水泳だろツッコむところは!!」

「だ、だってさ・・・・・アレのファンでしょ!?」

「あーイナ●マイレ●ンかぁ。」

「あのオタクが・・・・・野球やってたなんて意外過ぎる・・・。」

「でもにーちゃん帰国子女だぞ、アメリカからの。」

「ふへぇ!?」

「アメリカって野球のせいちだろ?」

「うーん・・・・・・イギリスだったらもっと最行さんのこと好きになれたのに。」

久しく喋っていないレイトはボソボソと

「・・・・・どうせイギリスからだったとしても、オックスフォードとかエディンバラからだったら『ロンドンからだったら・・・・』なんて言うんだろ?・・・・・・・」

「・・・仰る通りです。」

「うふふ、みんな仲本当にいいのね。」

とレミが助手席で言う。バックミラーには微笑む彼女の口元が映る。

「みんな、夏休みに出会ったばかりとは思えないわ。」

(レイト)「・・・・・・・別に。」

(ナミコ)「そうかなぁ。」

(アツシ)「えー違うよ。」

「あっはっは。まぁ仲良くできるのは今の内だぞ?こうやって出会えたのも何かの縁だ。僕は何とか頑張って一人で調査するよ。君たちは水辺で魚とでも遊んでいればいいさ!」

「お、お父さん凄い!頑張って。」

「レミ、子供達の面倒見といてくれ。」

「分かったわ。でも・・・・」

「ん?レミどうした?」

「さっきから・・・・ついて来るんだけど・・・・・後ろの車。」

「何?刺客か!?」

探偵はバックミラーで後ろに目をやる。確かに銀色の自家用車が常に後ろをつけて来る。

チッと舌打ちした探偵は、

「じゃあ今からあの車を振り切るために飛ばす!かなり揺れるぞ?大丈夫か?」

ナミコは「大丈夫です!」と返事をして後ろの車を睨みつけた。運転手の顔が見えないけど、体型から男性なのは確実。さぁどうなる。

探偵としてこういう状況に慣れているのだろう。あっという間に相手の車は見えなくなった。

「やれやれ、僕の車も大丈夫だし・・・・うーん。やはり危険だろうか、今回の事件は。」

「お父さん、あの子達は覚悟しているんだし・・・・もう諦めましょうよ。」

「だな。」



数分後、車は湖のほとりのボート乗り場に着いた。決死のカーチェイスを寝て過ごしたアツシは何度起こしても目を覚まさない。ナミコは呆れ返る。

「全く、一番楽しみにしていた奴が・・・・。どうすればいいのよ。」

「なぁに、湖に落とせば目が覚めるさ。」

「うわア!?最行さんいつの間に。」

「野暮用があるため着いてきたんだ。」

「じゃああの時の車は・・・・。」

「僕の。あれ、アツシは知ってたはずだけど・・・。」

「寝てたんですよ。」

「まぁ、僕が知っている湖へのルートとナミコ達の車のルートが後半ちょっと違っただけさ。」

「へぇ。・・・ところで野暮用って?」

「あぁそれはね・・・・・・レイト!」

最行の背後から声あり

「すぐ後ろにいるよ。」

「自分で卑怯だと思わなかったのか?こんな置手紙を残して。」

と最行が出した紙にはレイトの字で、

『イナ●マイレ●ンのDVD1枚湖に沈めます。助けたければレイトまで』
とある。

「別に、・・・・・・調査に協力して泳げない最行さんが見たかったので。」

と相変わらず冷めた表情のレイトはDVDを差し出す。引っ手繰った最行は呟く。

「クラウスと違い、妹への愛を貫く少年の回を収録しているんだ。危なかったよ。」

「ちょっとまたクラウスですか!」

「だからクラウスは僕の永遠のトラウマなんだよ。」

「どうせトリップ云々は全部嘘なんでしょーが!!」

「じゃあ嘘だと思いなさい。」

2012-01-02 00:06:58


グラタン

L5よ、何でもいい。早くレイトンの新作を出せ。ジャンル不問。お願い。
更新!



探偵が一人用ボートで岸を離れた後、

「まぁ本当は・・・・・・」

レイトはボートに乗り込みながら本当の理由を言った。

「あのロボットを自分の手で制裁したかった・・・・・そうじゃないんですか?」

「なぜそう思ったんだ。」

「有馬さんにあそこまでする最行さんが、ボートの提案までして行くのを渋るのはおかしいと思ったんです。」

「・・・・確かにそうだ。君の置き手紙を見たときから何となく察しはついた。」

「じゃあボートに乗って行きましょう。」

「待て待て、あの人だけに任せればいいだろう?」

「いや俺あのロボットの秘密知りたいし、でもこういうときは保護者必要ですし。」

「何!?それが僕か?」

「あ、でも俺の妹今どうなっているんですか?」

「お菓子つきで僕の車のトランクの中に入れた。」

「あぁ安心しました。」



やっと目が覚めたアツシと、そしてナミコとレイトはボートに乗ってレミには内緒で沖に出た。積荷の中に最行を隠してある。

暫くして、ボートは湖中央の島に着いた。島の周囲は背の高い木々に囲まれている為か、中にあるアジトの建物が少しも見えない。


岸に一艘のボートがある。おそらく探偵のものだろう。

最行たちは森の中に踏み入った。

2012-01-03 00:42:00


グラタン

文章が酷いのは作者のせいです。ネタがないんです。
更新!



森の中を進むと、目の前に古びた洋館が見えた。

「にーちゃん、大きいよなぁ。」

「見れば分かるさ。」


最行は裏口から入り、広間に出た。

「皆はここにいるんだ。もし荒場の探偵さんに会ったら、僕は調査している、と言っておいてくれ。」


最行は足音を極力抑え、二階に上がる。最初の部屋は、誰かの寝室だった。ずいぶん使われていないようで、ほとんどの家具は分厚い埃を被っている。ただ、机の一部の埃がないことに気付いた彼は、机の引き出しを調べてみることにした。

一番上の引き出しの中に、ぼろぼろの手帳があった。

これはレイトン教授の世界じゃ他人の過去に触れるフラグだな、さて読もうか、しかしこんなことしている自分って馬鹿か。

最行はとにかく手帳を開いてみた。

2012-01-04 21:02:59


グラタン

3回も消した。かなりの長文だったんで凄く気分が・・・・滅入る。
更新!



最初のページを開くと、そこから一枚の写真が滑り落ちた。それを拾い上げる手をふと止め、最行は写真の裏に書かれた文字に目がいった。

『Remi&I(レミと私)』―――


表を返せば一組の男女。どちらも見覚えがあることに気付き、最行は愕然とした。


男の方は、調査しているロボットとそっくりな人物であった。

女の方は、今自分の車の中に閉じ込めたレミと瓜二つだった。


直ぐに手帳のページを捲る。殆どの日は日記に1行しか書かれていなかったが、写真に写されている「レミ」なる人物に関する記述のある日の文章の量はもの凄いものであった。

2012-01-07 00:18:12


グラタン

正直、日記の文章を書くのが辛かった。何か馬鹿馬鹿しくて。
更新!



最行は一日の分が多い箇所だけ読んでみた。


『●月△日  ついにA家のれみとの婚約が決まった。彼女を我が家に連れて来た。互いに愛を誓い、こうして二人で過ごせる毎日を歓喜する日々を送るのだ。A家は確か、山のふもとのA町(=現在では最行達の住む町)の殆どの土地を持つ大家だ。さぞかし、れみのご両親は私の身分の低さを不満に思っていることだろう。何せ私はこれといって身寄りが無く、死んだ両親から残された遺産といえば湖とこの屋敷しかない男なのだから。』


おいおい、それでも相当金持ちだろう?と心の中で盛大にツッコむが意味の無い事だ。最行はページをぱらぱらと捲る。


『●月×日  突然れみの私への態度が変わった。何かと酷く当たる。小耳に挟んだ限りでは、私が他の女と度々密会をしているという噂を聞いたらしい。そんなことはない。そして、噂を流した張本人は・・・・両親だということも。』


レイトンでもたまにあるのだろうか、こういう昼ドラ並みのドロドロ展開は。あ、全年齢対象だから無いか。


『@月#日  とうとうれみは私の元を去った。何故だ。私は彼女への愛を忘れた覚えは無い。彼女への愛は山より高く、宇宙より広く、海より深く(中略)だというのに。・・・・・許せぬ何があっても許せぬ。』


アハハ。それでそっくりさんの遠藤レミを撃ったのか、あのロボットは。
レミとレイトに訊いたが、たしか彼らの一家はここからかなり遠い地方に住んでおり、ここら辺一体に祖先が住んでいた形跡も、また現在住んでいるということも一切ないそうだ。自分のみを守る為のことだから、たぶん嘘は付いていないだろう。

しかし、そんな彼らはなぜわざわざ遠いここまで来たのだろう。じゃなくて、なぜご両親は彼らをここに来るようにしたのだろう。いつか聞いてみる必要がありそうだ。いや待て、お前のような人間が聞く質問か、最行よ。お前も似たような立場だろう?


『▼月*日  私は新たな妻の家で暫く過ごしたが、本当の目的を遂げる為、妻子を捨てて、この屋敷に戻ってきた。そして今久しぶりにこの手帳に日々の記録を記す事とする。』


彼は新しい妻とその子(おそらく荒場家の祖先)と過ごしていた家からこの屋敷に戻ってきて、数年ぶりの日記を書いているのか。きっと、れみとの思い出の品であろうこの手帳を捨てるに捨てられず、屋敷の自室に残し新たな家での生活を過ごそうとしたのだな。しかし結局、戻ってきたという訳か。純情というか、未練がましいというか。


『□月+日  私はあの時捨てた妻達の家から多少の金を持ち出した。この金を使って、私のこの身体を金属の生命体に変えることは出来ないのだろうか。私はあの家で仕事がてら、これについての研究を続けてきた。そして漸く今きっかけとなる理論を叩き出したのだ。これが正しいのなら、きっと私は自分の力であの女めが散々と肥えさせたA町の破壊が可能だろう。さて、明日から計画を立てることとするか・・・・。』


その結果があのロボットか?


『◇月†日  なんということだ。―――』


レイトン教授お決まりの文句だな、特に悪役っぽい善人の。


『―――金が尽きた。―――』


・・・へ?


『―――しかし、まだ方法はある。太陽光を使って新たなエネルギーを作り出す装置なら作れる。これで少しずつではあるが、己の中の力を蓄えていこう。その間、若干の元の肉体を持つこの私自身は、巨大な氷の中に保存しておくといいのかもしれない。いつか私の機械により生み出されたエネルギーが氷の檻を破り、復讐を果たす日を夢見て・・・・・。』


この記録で終わっている。

2012-01-07 00:56:30


グラタン

長編って、書けば書くほど気分がダルくなります。
更新!




「にーちゃんお帰り!」

最行が一階の待ち合わせ場所のホールに戻ると真っ先にアツシがやって来た。アツシは最行の体に顔を埋め、

「馬鹿ネェがレイトン語ってうるさかった。」

「ちょっと!それはないでしょ!!」

「アッカンべーっだ!なぁにーちゃん、何かあった?」

「あぁ、まぁ収穫っぽい収穫はあったよ。」


そう言って最行は手帳を取り出し、重要な部分を読んで聞かせた。皆黙って聞いている。

最行が読み終わったとき、ナミコは興奮の余り叫んだ。


「いやっほう!!ウルロック様降臨!!」

「ナミコ、何だいきなり。」

「氷の中の科学者!愛する女性との別れ(若干原因は違うけど)!そして解かれた封印!そして多くの破壊行為!もうたまりませんよ私感動しました~。」

「君はレイトンに関係があったら何でも許すのかいっ。君は日●社長か?」

「日●社長って何ですか!日●社長って!!」

「つまりだね、君が警察とか検察官になったらこの世は終わるってこと。せめてレベ●ファ●ブに入ってご奉仕しときなさい。」

「まぁ確かにゲームのバグ探しのアルバイトは魅力ありますけど!深夜のアルバ●トの時給高いですけど!上手くいけば昇進ありますけど!それとこれとは違います!!」

「全く・・・・興奮するな、静かに!」

「これが興奮せずにいられる訳ないでしょーがぁーー」

「ロボットに気付かれる・・・。」



「大丈夫だ、ロボットはいないよ。」

「あぁ、良かった・・・・ん?」

「最行君、君も来たかったら一緒に来れば良かったじゃないか。正直君達がいることを知って驚いたよ。」

と後ろに居たのは探偵の男だった。
最行は黙ってナミコを睨む。ナミコもキッとなって睨み返した。

2012-01-08 00:40:19


グラタン

更新!



「そうか~、そのロボットはありとあらゆる科学力を持っているのか。手強いな。」

と探偵は腕を組み呟く。今までずっと黙ってきたレイトがその探偵に訊く。

「あなたはロボットですか?」


「何言ってるんだ!僕の何処を見てそう言う!?」

「いや何となく。」

「全く、近頃の子供はいつも不機嫌そうな顔でひどいことを言うもんだ。おじさんもね、怒ったら怖いぞぉ?」

「ハイハイ、すいませんでした。訂正します。あなたはロボットじゃありませんね。」

「若干返事が酷い気もするが・・・まぁいいさ。素直でよろしい。」

「だっておじさん、後ろにご本人がいますよ?」

レイトは後ろを指差した。探偵含む一同は皆振り返ってその姿を見た。

2012-01-08 14:48:15


グラタン

次回作案はまとまっているのに、今作の今後のストーリーはあやふやだ。あやふや過ぎる。何とかしてください教授・・・。
更新!




最行たちは一歩ずつ後ろに下がる。彼らが動く分、ゆっくりあちら側も近づいてきた。最行は探偵に耳打ちした。

「どうするんですか?」

探偵は無言でロボットへの視線は外さず最行の前に動いた。後手で手鏡を渡す。

「いいか、おそらく充電するための機械がどこかにあるはずだ。それを僕が壊す。君達は何とかして逃げてくれ・・・・・・。」



最行たちは探偵と別れ、廊下に出た。後ろを振り返り彼の無事を確かめる時間は無い。ナミコ達は二階の窓から崖下の湖に飛び降りた。

2012-01-13 00:21:40


グラタン

更新!



ナミコは髪に引っかかった小枝を抜きながら最行を探したが、彼の姿はなかった。


最行はロボットに追われてヒィヒィ逃げる探偵をよそに、地下室に入り探偵が壊す予定である充電用の機械を調べた。機械にそれほど詳しくない最行は途方に暮れた。今までやってきたことは全部無駄だったのか、と。

最行は部屋を見回し、暫く顎に手を据え考え込む。そして、最後の手段に出ることにした。

2012-01-15 17:56:30


のなりい

大丈夫!私もそんな感じだから^^;

お久しぶりです^^←

最後の手段ってなに?爆破?←
やっぱりロボットを湖に落としt(((

・・・まともな考えが出てきません;

2012-01-18 16:17:41


グラタン

>のなりい
同志!(ガシッ
まともな考えだよ、だってレイトン教授のラストって大抵そうでしょ?
それに今回モデルとさせていただいたさまよえる城もだし・・・・(ニヤリ)。

2012-01-18 22:35:00


グラタン

我がいもうt(ryに「つまらん、展開遅い」と言われました。悪 か っ た な
更新!



「探偵さん!」

「何だ?」

探偵はロボットの攻撃をかわしながら最行の方に駆けて来た。

「馬鹿か君は。僕をおいて帰ればいいのに・・・。」

「あのロボットを地下室に誘導しましょう。」

「何だって!?逆に駄目だろう?」

「とにかく行きましょう!」



最行はあらかじめ地下室中にある火薬・爆弾の類を並べておいたのだ。この後はお分かりだろう。城ごと吹き飛ばすのだ。(もしこの展開をナミコが聞いたら即座に昇天するかもしれないが、ナミコは今ボートで移動中である。)




ロボットは地下室に入り、辺りを見回した。追い詰めたはずの二人の姿が見えない。ロボットはゆっくり動きながら物陰を探る。

ガタッ

ロボットが振り返ると、地下室のドアを開けて逃げる二人の男。

逃がさない

ロボットはレーザー光線を放つ。最行たちは間一髪でドアを閉め、光線はドアを貫き、最行たちはそれで出来た穴の中目掛けて火をつけたままの探偵のライターを投げ込んだ。

最行らは窓に駆け寄った刹那・・・・
爆風が彼らの体を包み込み、外へと弾き出した。

爆発は地下室で起こったので、屋敷を支える地盤ごと吹き飛ばし、屋敷は湖の底に沈んだ。(もしこの展開をナミコが聞いたら即座に(ry・・・・)



警察が来た時には、湖で溺れかけた中年の男が一人いるだけだった。その男は、「アイツが僕を置いてボートに乗って逃げた。僕は泳げないのに・・・。」と繰り返すばかり。警察はこの事件に関係性はないとしてこの男を放した。彼は娘に支えられ、家路についたそうである。



その頃最行の車の中では・・・・

「で、ロボットの目的って?」

「レミ、生きてたのか・・・。」

「当たり前ですよッ!」

「うん、君にそっくりな女性への復讐。町の破壊もそれのうち。」

「えーイミフ。」

「イミフでいいのさ。もうアイツは戻って来ない。」


ナミコは後部座席にもたれ掛かり、

「あーあ。結局私達何も収穫が無かったのかぁ。」

「にーちゃんと探ていさんだけだな。活やくしたのは。」

「いや、僕は寧ろ君達に感謝しているよ。」

「なぜですか・・・・?」

レイトが不思議そうに訊く。

「うん、子供連れのグループが爆破事件に関わっているなんて・・・・・誰も思わないだろう?」

「なるほど・・・。」



「そういえば、カラオケから始まりましたよね、この事件。」

とナミコがぼうっと景色を眺めながら呟く。

「そうだね。」

「最行さん、みんなでいつか行きましょう。」

「いや、今向かっているところだよ。別のところに夕方以降割引してくれるカラオケボックスがあるんだ。」

今は午後6時。夕飯時である。

「夕御飯がてらにどうかな・・・・って。」

子供達(レイト除く)はわあっを歓声を上げ、何を歌うか頭を巡らせる。




(ナミコ)「へぇ。ゲームは禁止されているのに、ゲーム音楽は歌っていいんだぁ。」

(レイト)「まぁ、そういうもんじゃないんですか?」

(アツシ)「『iris-しあわせの箱』-の『-しあわせの箱-』がぬかれてる・・・・。」

(レミ)「あれでしょ?あからさまにゲームから出た音楽だと知られないようにしているだけでしょ!?」

入室早々、子供達は歌謡曲集を読みながら一喜一憂。はやく食事にありつきたい最行は


「じゃあ誰が先に歌うんだ?」

と食事のメニューを覗きながら訊ねた。

「あ、私先でいいですか?」

「いいよナミコ。僕達が注文を決めている間、3曲くらい歌っといて。」

「了解です!」

ニタリを笑ったナミコはリモコンで3曲を決めた。そして、演奏停止ボタンを死守する為にリモコンは腕に抱えたままお立ち台に上がる。



イントロと共に、画面にパッと表示されたのは・・・・・・

『永遠の歌姫 水●奈々』

ナミコはこの曲を3連続歌い上げるのだ。本人は気付いていない最凶の歌唱力で。

それから約20分間は地獄であったのは言うまでも無い。その破壊力は、先ほどの爆発にも勝るという―――

2012-01-21 00:19:24


グラタン

文章が幼い。早くこんな話終わらせよ♪
更新!




<エピソード10:吸血鬼を見たのは>

また最行が寝込んだ。
暫くは家事をする気がおこらない、と言う。


ナミコはやはりあの事件のショックが身にこたえたのだろうと推測しているが、「いや、お前にも原因があるだろ?」とその他全員は思っている。

原因が何であろうと、最行は寝込んでしまった。



ナミコは今、悪魔の箱の9度目のクリアを目指している。勿論5回目からはヒントゼロの縛りを設けているそうだ。

ナミコはこのゲームをそれほど高評価は出さないが、不気味な城、吸血鬼、時を越えたロマンス・・・・・・といった世界観には惚れている。そしてレイトンファンなら誰もが認めるラストのナゾのクオリティの高さ。これのせいでナミコはDS本体を買い換えたのだ。勿論マイクが壊れていたからである。(マイク無しでも反応する方法はあるらしいが・・・)

レイトン史上最高レベルの良ゲームであろう(と作者は思う)が、ナミコはそれでも断然最後の時間旅行推しである。それは一生変わらないだろう。全てはクラウスがいるから。


そして、レイトンファン歓喜の場所が、ここA町に存在する。

そこは昔からお化け屋敷と呼ばれており、呼び名の通り「お化け」だの「吸血鬼」だの「妖怪」だのが時折姿を見せるそうで、地元の子供達にとっては絶好の肝試し場所らしい。

その噂を偶然ユラから耳にしたナミコは吸血鬼に憧れ(まだ吸血鬼だと決まったわけではないが・・・)、嫌がるレイト、はしゃぐレミ、ルーク、アツシを連れ、その屋敷を訪れた。

最行の寝息を確かめ宿を出たのは午前1時。懐中電灯とジュースとお菓子を持ち出した。御守りとしてナミコはバッグの中に悪魔の箱のソフトを入れている。むしろ御守りになっていないぞという突っ込みは無視である。暴走したレイトンファンを敵に回すと危険である。

2012-01-22 21:38:32


グラタン

ネタ0状態が続く。
更新!



ナミコ達はそっと玄関のドアを開ける。ぎぎぎぎぎっと重々しい音が響く。

「お邪魔しま~す。」

「失礼しまっす!」

「静かにしろよ・・・。」

「ようこそ。」

「ブキミだなぁ、だろルーク・・・・・ん?」

「どうしたのアツシ。」

とナミコが訊ねる。アツシは恐る恐る言う。

「今ゼッタイだれかいただろ!」

「えええっ!?誰々?」

「いや今『ようこそ』って言っただろ!」

レミは辺りを見回し、

「誰もいないよ~?ってか勘違いじゃない?」

「違うよ!ゼッタイ声がしたって、ねえ!レイト兄ちゃん。」

レイトは溜息をつくしかない。

「ったく、嘘つくなよ。」

「レイト兄ちゃんも信じてくれないの?そんなぁ~・・・何でだよぉ。」

アツシはがっくり膝を突いてぐずつく。ルークでさえそっぽを向いて、近くの石柱で用を足し始める始末だ。

「もうみんな吸血鬼に捕まっちまえばいいんだ・・・・・。」

2012-01-24 20:07:38


グラタン

先週、初雪が降りました。
今週、二●国クリアしました。
来週、予定はありません。
更新!



じゃんけんで4人は二人ずつ2チームに分かれ探索することにした。

「えーオレ馬鹿ネェといっしょかよー」

「文句言わない!ほら行くよ!」

アツシはルークの手綱を持ち、ナミコは懐中電灯を持って2階を見回る。

くもの巣だらけの廊下を歩きながらナミコは呟く。

「屋敷というより、城だな。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・ツッコんでよ。」

「何をだよ。」

「今私、レイトンネタ言ったんだよ!気付け!」

「知らねーよ、ネタなんて!」

「知っといてよ!そうでないと私との会話についていけないよ?」

「ついていくつもりねーよ!」

「あるよ!」

「何でだよ!」

「神ゲーなんだぞ!」

「分かるかよ!」

不毛に無意味を重ねた言葉の応酬。自分でも馬鹿らしいと思っていても、大抵歯止めは利かないものだ。


すると後ろから声あり。

「うるさいのぉ、いい加減にしとくれ。」

2012-01-29 22:17:55


グラタン

『最行大百科:ファイル10』
レイトン教授と悪魔の箱とは・・・「心配させるつもりまなかった(どやっ)」なワガママ女と、そんな女をハチ公のように待ち続ける哀れな、どこかイタイ爺さんの物語。

出来る限り早く終わらせます。元々の案より若干エピソード減らすかも。
更新!



「うわ・・・・わあああああっ!」

アツシはナミコから懐中電灯を奪い取り、闇を照らす。そこにぼうっと浮かび上がる老人の亡霊。

「で、出たぁっ!お化け!幽霊!吸血鬼!」

ところがナミコは首をかしげ、

「どこにもいないよ?」

「えーっ!いるだろ、目の前めのまえ!」

「まーた嘘ついて。それで注目を集めるつもりなんだね?全く、子供だなぁ。」

『あ、あのー・・・・・・』

「そっちも子供だろっ!オレは嘘ついてない!」

「あーはいそうですか。そうやって白を切ってもこっちはお見通しよ?」

「だから嘘じゃないって!」

『そのぅ・・・・・』

「嘘でしょーが!私はこの目でアンソニーばりの吸血鬼見るまでは帰らない!」

「誰だよそいつ。」

「イッッケメンなんだぞ?まぁクラウス君ほどじゃないし、最後に爺さんになるし・・・・。」

「またクラウスかよ。馬鹿ネェの世界はクズウス中心に回ってるのかよ・・・。」

「クズウス言うなクラウスだい!」

2012-01-30 20:36:10


グラタン

更新!



ナミコとアツシの口論が、いよいよ取っ組み合いの喧嘩に発展してしまった。ナミコはクラウスを馬鹿にされたことに怒り、アツシは幽霊を見たことを信じてもらえなくて苛立つ。
爺さん幽霊はただただ見守ることしか出来ない。

レイトとレミが騒ぎを聞きつけてやって来た。

「二人とも何しているんですか・・・。」

「五月蝿い黙っててレイト。今このガキを始末するんだからっ・・・・。」

とナミコは武道の授業で習ったであろう柔道の押さえ込みでアツシの動きを封じる。それでもアツシは負けじとナミコの腕に噛み付く。

「痛いッ!やったなこの野郎!!」




レイトとレミは互いに顔を見つめ、同時に呟く。

「「帰ろうか。」」


結局これといって収穫の無いまま4人は引き上げる。帰り着いた時は既に朝番組のアナウンサー方なら既に起きている時間。4人とも寝不足で足取りがままならない。

4人は最行のことを考えると堂々と玄関から入れないなと思い、台所にある裏口のドアを開けてみた。出かける前にカギを確認しておいた甲斐があった。4人はそっと中に入り、耳をすます。

どこからかパソコンのキーを叩く音がする。それもマシンガンのような凄まじさ。まさか最行か?と疑問を持ったナミコは、台所の明かりをつけた。


「ハッ!」

予想通り最行は、台所の隅でパソコンのキーを打っていた。慌てた最行はパソコンを閉じ、周辺機器を片付ける。ずれ下がった眼鏡を指で押し上げながら、

「な、何故ここにいるんだ。」

と冷静を保って言ったつもりだろうが、その言葉はどこか震えていた。

2012-01-31 22:22:05


グラタン

更新!



「最行さん、何してたんですか?パソコンで。」

ナミコは恐る恐る訊ねてみた。

「え?あぁ・・・・その・・・・レポートだよ。大学の課題でね。」

「へぇ、最行さん大学生だったんですか!?」

「うん、法学部。お陰でそれなりに今回のゲーム規制に関する全ての法律の情報があらかじめ得られたんだ。本当に良かったよ。」

「あーそうですか、じゃあこれで・・・・・。」

「待つんだナミコ。」

折角上手く話を逸らしたはずなのに、とナミコは心の中で舌打ちする。

「今までどこに行っていたんだ?」

「え・・・・。」

「深夜に子供4人で危険にも程が・・・・・。」

これはあえて本当のことを言って最行の反応を見てから考えよう、とナミコは決める。

「この町に古い屋敷があるんですよ!そこで、肝試しを・・・・・。」

2012-02-03 00:30:34


グラタン

更新!



ここで雷が落ちるかと思いきや、意外と最行の反応はあっさりしたものだった。

「あ、いいんじゃない?」

「え、いいんですか?」

「うん、そこって確か・・・・ここら辺で有名なお化け屋敷だろう?」

「あ、はい。」

「そこ、僕達のご先祖様の家。」





「えええっ!?あれここの家のものだったんですか?」

「うん、長い間手を入れてないんだよなぁ。掃除が面倒だから。」


最行は朝ごはんのための食材を台所に持ち込みながら、思い出したようにナミコに聞いた。

「それで?お化けとか出たのかい?」

「お化けですか?」

「うん、僕はそういうものを見たことがないからね。気になっちゃったんだ。」

ナミコは考え込む。本当のことを言っていいのか、と。

「実は・・・・・アツシが・・・・。」

「アツシが?」

「お化けを見た、って言うんです。」

「へぇ!それは凄い。まさか本当に存在するとは。」

「でも、疑わしいんです。」

とナミコはかぶりを振る。

「疑わしい?」

「はい、私達から見たら何も見えないんです。」

「・・・そうか、そうなのか。」

最行は口を動かしながらてきぱきと朝ごはんを作る。ナミコは野菜を洗う。

「最行さん。」

「ん?」

「もし、あの幽霊が最行さんのご先祖なら・・・・・・」

「ご先祖なら?まさか僕にも見えるとでも?」

「そうです、それです!」

「いやぁね、そういうのって簡単に言えるけど、そう簡単に見えないんだよ?波長とか、気候とか・・・・・色々関係しているそうだよ?」

「そうなんですか・・・・。」

「でも、僕はアツシを信じる。」

最行は味噌汁の入った鍋の中をかき混ぜていた手を止め、もう一度念を押すように言う。

「僕はあいつを信じる。それ以外に何が出来る?」

2012-02-03 22:02:39


グラタン

レイトンに関係ないって?大丈夫。これから。
ちなみに、弟君の下の名前が某キャラと完全に一致。何でだよ・・・。
更新!




朝食を食べ終えた一人の少年は、自分の周囲の人物を観察してみた。

寡黙なる少年:レイトは旅館にある古い漫画本を読んでいる。

口の減らない少女:レミは同じく漫画本――といってもレイトンのもの――を読んで腹を抱えて転げまわる。

信頼している青年:最行はテレビの前で一行に動こうとしない。

全ての元凶:ナミコはこちらを見てニヤニヤ笑っている。

そして自分は・・・片手にDS、片手に悪魔の箱のソフトを持ち呆然と立ちすくんでいる。


「どうすりゃいいんだよーーっ!?」

そう、意地っ張りなクセにぬいぐるみ集めが趣味で、実はかなり兄に依存している光田篤志は『幽霊の目撃を信じる代わりにこれをクリアしろ』というナミコの命令(というよりからかい)でこうなってしまったのだ。

仕方なくアツシは、自分の兄に相談してみる。

「にーちゃ・・・ん?」

「ん。」

この場合、『ん↑?』と返されれば普段通り会話してもいいのだろうが・・・今回は残念ながら長時間の会話は難しいようだ。特に何かをお願いすることに関しては。

「今何してるの?」

「あー・・・キズナ上げ。目的の二人を決めて、試合中ずっとパスしあい続ける。そうすれば一試合でキズナ100%は普通に取れる。見てみろ。ひ孫とその曽祖父3,4人が互いに100%だ。これで隠れ必殺技が・・・・・・。」

何だ、Wiiの某サッカーオールスターゲーム(改訂版)か。と心の中で呟いたアツシは本題に移る。

「これ、悪魔の箱ってどんなゲーム?」

「・・・パズル要素の割合がシリーズ上トップを誇る。そして主題歌はファンにとって隠れた名曲になっている。謎の難しさは若干不思議の町には劣るが・・・うん、いいゲームだと思う。ストーリー的にはまだマシ。」

「いみ分かんねーよ。」

「分からなくていいのさ。」

2012-02-05 13:21:19


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