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レイトン教授と鬼遊び

FATONE

こんにちは♪記念すべき
第二作となりました^^

前回の続きですが、たぶん
前作を読まなくても何とか
なります(苦笑


〜プロローグ〜
レイトンとルークがカイレンに連れら
れてやって来た謎の学校。
この学校であのような争い
が起きるなんて誰も予想し
ていなかった…。


今回はオリキャラを大量募集
しちゃいます(笑

まさかの脱落制ですが、
1人につき1キャラは残します。
キャラが腐れるかもしれま
せんが、そこはすみません。

名前:
性別:
性格:
設定:
口調:
画像(なくてもよい):

読んでいただけるれば、
幸いです^^

2011-10-12 02:58:11


FATONE

久々の更新(汗


タッ、タッ、タッ…!!


ルナ「…。」


ルナは身体に何か違和感を
感じていた。原因は明白。
沙羅に攻撃された後だ。
確かに何かを飲まされた。


タッ、タッ、タッ…!!


ルナ「…!」


…タン!!


ルナは東校舎の脇で、ある
二人を見つけた。

そのうち一人がこちらに
気付き、振り返る。


ルビー「ひゃっ!!ルナさん!?」

玲「えっ!?」


遅れて玲介が振り返る。
やはり鬼だと警戒されて
いるのだろう。逃げられる
前にルナは口を開く。


ルナ「御安心ください。私は
別にあなた方を狙っては
おりませんので。

沙羅様を知りませんか?」

ルビー「沙羅さんならこの
校舎に入っていったのを
見たけど…。」

ルナ「わかりました。教えて
いただき、感謝します。

…では。」


そう言ってルナは校舎に
入っていった。


ルビー「なんか、怖かった…。」

玲「…そりゃあ終始、笑顔
だったもんね…。」


〜九十おまけコーナー〜


ココノヨ「メリー・クリスマスイブ♪
九十!!おまけコ〜ナ〜!!」

シュラン「ま、今回はまた
現在位置を知らせるらけ
なんらけれろも。」

ココノヨ「えっ!?じゃあ今回は
もうおしまい!?」

シュラン「まぁまぁ、明日サンタが
来るからいいじゃん。

んじゃ、じゃあね〜♪」

ココノヨ「ぶぅ〜…。」

2011-12-24 19:30:54


FATONE

〜九十おまけコーナー〜


ココノヨ「ハァッピ〜ニュ〜イヤ〜♪

皆様、新年明けまして
おめでとうございます♪」

シュラン「更新は遅いけろ、
今年もよろしくねぇ。」

ココノヨ「ではでは!!本編の
ほうをどうぞ〜♪」


〜西校舎2階(教室)〜


亜「…困ったわね。」


そう言って亜蘭は口を
への字に曲げた。そこに
きずなが顔を覗かせる。


き「どうしたの?」

亜「ケータイを使って連携を
取りたかったんだけど…。
ここ、圏外なのよ。」

き「じゃあ、ここは山の中
なのかしら?」

亜「う〜ん、一概にそうとは
言えないけど、おそらくね。

これだと、まとまって行動
するしかないわね。」


そう言って亜蘭が携帯を
閉じたとき、突然、足音が
聞こえてくる。


き「…!!」


その足音は確実にこちらに
近付いてくる。

きずなは亜蘭に目配せを
しようと振り向いた。


き(亜蘭、どうする!?)


…が、そこにいたはずの
亜蘭はいなかった。


き(嘘ぉ!?)


そうこうしている間にも
足音は近付いてくる。

きずなは仕方なく迎撃を
選択した。教室の入口の
影に隠れ、構える。


コツ、コツ、コツ…


ゆっくりと足音が近付く―

2012-01-01 06:02:29


FATONE

波更新(汗





コツ、コツ、コツ…ガラララ…!!


き「でやあぁぁあ!!」


バコォ!!


???「ぐふぅ!!」


声からして男。その男は教
室に入った途端、きずなの
拳が左頬に「見事」に直撃。

それはそれは、とても美し
い不意打ちだったという。


バタッ…


気絶したようだ。きずなは
その男が誰かを確認する。


き「…げっ、恵一…。」


恵一は目を回しながら倒れ
ていた。相当打ちどころが
「よかった」ようだ。

きずなは慌てて周りを
見渡し、胸を撫で下ろす。

亜蘭には見られたくない。


き「よかった〜(?)」

亜「何がよかったってぇ?」

き「‥‥‥。」


〜暫くお待ちください〜


き「…で、どこにいたの…?」


きずなが息を切らしながら
亜蘭に問う。その亜蘭は
きずなから距離をおいて
にやついている。


亜「掃除用具入れの中。」


依然にやついた亜蘭の
返答にきずなは呆れた。


き「…いくら建物が新しい
からって、あんたねぇ…。」

亜「突然だったからね。まだ
他に隠れる場所あったけど
未完成だし…。」

き「あぁ、そう。(怒)」

亜「…怒ってるの?(ニヤニヤ)」

き「恵一〜、起きなさ-い。」

亜「…ご機嫌斜めね。」


亜蘭はやれやれと肩を
すくめるしかなかった。

2012-01-20 22:09:41


Milia

あまり来れず申し訳ない。
なんかすごい展開になってるわw
ファトネの小説ってすごく面白いな。
お互い頑張ろうね!

2012-01-27 13:06:49


アラン

ちょ・・・wwきずな・・ww何やってんのw

き「知らないよーっ大体アンタが出てくんおんが悪いんでしょ!?」
恵「はぁ!?そんな事言われても知らねーよ!」
亜「まぁまぁ・・(汗)」

アランもアランでそこで天然・・ww

ファトネめっちゃ上手い!期待以上の面白さだよ(笑)
これからも頑張ってね

2012-01-27 21:06:39


柳桜

久しぶり!
全然来れなくてごめん。
きずなさんと亜蘭さん面白いww
更新頑張って!

2012-01-27 22:33:11


ラクティブ

ファトネー ̄▽ ̄ノ

この続きが気になるよー!
更新頑張って ̄▽ ̄♪

2012-05-12 23:51:23


FATONE

コメント来てたΣ( ̄□ ̄;)

ちょっと待ってね〜(汗

みんなには悪いけど
ここから色々飛ばして
もう終わりに近づける
からご了承ください^^;

最悪な形だけど
せめて終わらせる…[d:0163]

2012-05-13 19:44:20


FATONE

正直終わりそうにないので
最終手段として簡潔的に[d:0162]


1限目 鬼ごっこ

最終的にルナが沙羅と麗矢を
見つけ、解毒剤を入手、
同時に沙羅が鬼となった。

一方リオナは、ユイナを見つけ、
共に行動、最終的には
レイトンが鬼となった。


ちなみに麗矢が盛った毒は
平行感覚を失う毒だった。


2限目 氷鬼

ルール

攻撃されると身体が
動かなくなる。鬼も例外
ではない。鬼以外が全員
凍るか、鬼が凍れば終了。

何者かの罠にはめられた
鬼の亜蘭と鬼の恵一が
凍り、3限目終了。

2人の身体は消え、2つの
棺桶が校門から現れた。

このとき、レイトンはケガを
しても終了後に治ることに
気がついた。

そして、ここから鬼以外が
鬼を気絶させても、
罰は無くなった。


3限目 隠れ鬼

ルール

鬼が鬼以外を隠す。鬼は
他人を判別できない。
鬼以外が2人残ったら終了。

鬼は修羅のみ。玲介と
麗矢が残り3限目終了。

2人の身体は消え、2つの
棺桶が校門に現れた。


ゲーム終了後、レイトン達は
太陽が無いことに気付く。


4限目 島鬼

ルール

各位置にある輪の中には
鬼は入ってこれない。
ただし輪によって中に
いれる時間が決まってる。
時間を無視すると鬼。

最終的にレイナと優季が
鬼の状態で4限目終了。


余談だがシュランの瓢箪が
超負荷で壊れてしまった。


5限目 傷鬼

ルール

鬼遊び中は傷が治るが、
鬼だけは鬼遊び中にできた
傷が浮かぶ。5限目終了時、
傷がある者が敗北。

最終的にルナがカイレンを庇い
鬼へ、レイトンの賭けで修羅が
鬼となり、読み通り修羅の
体質は傷がつかないため、
敗北を逃れた。

ルナの身体が消え、代わりに
棺桶が校門に現れた。

このときから突然、九世が
失踪した。原因は不明。


6限目 目隠し鬼

ルール

鬼は鬼以外の姿が見えなく
なり、鬼以外は鈴を携帯。

最終的にリオナと春花が
鬼となり6限目終了。

鬼になる前、海花と春花は
校内で隠し扉を見つけ、
その奥で棺桶を発見。

リオナと春花の姿が消え、
2つの棺桶が校門に現れた。


7限目 覚死鬼(カクシオニ)

ルール

鬼になればなるほど、
視覚、聴覚、触覚、嗅覚が
1つずつ無くなっていく。

最終的にルークがレイトンを、
カイレンが修羅を庇い終了。

残ったメンバーはこのゲームの
真実をカイレンから聞く。


このあたりから始ます(汗
疑問質問があるなら
どうぞこちらまで><

2012-05-14 20:14:41


ナツ

こんばんはー^^
ファートーネッ!←は
こっちではお初です!
ちょwww怖いけど面白いね^^
2つの棺桶・・・ひぃぃぃ!←黙
続き楽しみにしてますよぉ^^
更新ガンバっ!
てか俺のこと覚えてる?←おい

2012-05-14 23:54:47


FATONE

大丈夫、大丈夫( ̄∇ ̄*)

一応チャットはROMってるから


あ、ちなみに次は土曜日
あたりに更新します^^

2012-05-16 22:42:57


FATONE

7限目終了のチャイムが校内に
鳴り響くと同時に、放送が
始まった。それは初めと
比べるとノイズが強く、声も
低くなっていて、一層
恐ろしさが増してしまう。


「今回ノ鬼トナッタノハ、ルークトカイレン。
コレヨリ鬼ヲ排除シマス…。」


不気味な声で響くそれが
不幸を伝え終わると、
ルークとカイレンの身体が
少しずつ薄れていく。


レイトン「ルーク、なんてことを!!」

ルーク「…いいんです、先生。
僕より先生がいたほうが
皆の役に立ちますからね。」


そう笑って答えてはいるが
ルークの手は震えていた。
…やはり怖いのだ。


カイレン「…皆、聞け!!」


突然カイレンが大声を放つ。
振り返ると、そこにはルークと
同じように身体が消えて
いくカイレンの姿があった。


カイレン「時間がないから
手短に話す。ここにいる
私達はまず本体ではない。

感じただろう、ここに来た
とき身体から何かが
抜けていくのを。そう、
ここにいる私達は魂だ。」


なるほどとばかりに
考え込むレイトン。今までの
現象がそれなら説明つく。
早口にカイレンは続ける。


カイレン「ここも本物ではない、
言うならば『あの世』だ。
敗北した者達は霊となり、
その身体は今ここにある。」

レイトン「それはもしかして
あの棺桶のことですか?」

カイレン「そうだ、だがまだ
彼らを助ける方法はある。

…やつに勝利することだ。
だがやつだけは本物の
幽霊だ。…気をつけろ。」


そう告げたカイレンの身体は、
もう目をこらさないと
見えないほど薄かった。
終わりが近いのだろう。
カイレンは小声で話す。

カイレン「…レイトン教授。私が言う『友を救う』とは…。
必ずしも快いものでない。」

レイトン「えっ…。」


スウウゥゥ…。


―2人共消えてしまった。
そして残ったメンバーの前に
ある人物が近付く…。

2012-05-19 10:23:28


Milia

お久~^^*
ええっ、2人とも消えてしまった!?
そしてある人物って誰!?
続き気になります!
お互い頑張ろうね!

2012-05-27 09:06:01


FATONE

>ミリア

おひさー^^
うぃ、必ず終わらせます!!
がんばろー。


はい、本編です^^


〜グラウンド〜


残ったメンバーは…


エルシャール・レイトン

九十 修羅

九十 九世
(ただし現在位置不明)

ユイナ・シャロニーゼ

池上 きずな

吉崎 留美

笹木 沙羅

冬乃 海花

…の8人。そのうち7人が
グラウンドに集まっている。


…いや―


???「あれ?みんな、何で
そんなに辛気くさいの?」


振り替えるとそこには失踪
したはずのココノヨがいた。





…レイトンは確信していた。
この事件の首謀者を。

カイレンの言葉からして、
彼の今までの言動からして
首謀者はココノヨに違いない。

しかしそれは全員わかって
いることだ。その証拠に
彼に向けられた目線には、
良い意味は含まれてない。

その目線に、ココノヨは少し
困った表情をした。


ココノヨ「どぉしたの?そんな
死人を見る目をして…。」


フワァ…


沙羅「…ん!?」


ココノヨは俯いて小さく笑みを
浮かべる。…そして身体が
少しずつ宙に浮いていく―


ココノヨ「…だけどまぁ、既に
死んでるんだけどねぇ!!

キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」


ザザザザー…ガガ…


「終礼、奪云鬼ヲ開始シマス―」

2012-06-04 21:19:36


FATONE

結局遅れる…( ̄△ ̄;)

では本編です( ̄▽ ̄;)

------------------------


放送が終わると、ゆらりと
ココノヨが近付いてくる。

さすが幽霊だ、身体が
地面と平行で浮いてる。


き「…えっ、ルール説明無し!?」

レイトン「状況から考えて、
鬼はココノヨさんですよね…?」

シュラ「ならルールは後にして、
とりあえず逃げたほうが
いいんじゃない?」

ルビー「てか、かなり近付いて
きているよ…!!」


全員「「「…。」」」


沙羅「と、とりあえず
逃げろおおぉぉおお!!」


沙羅の叫びとともに全員が
ココノヨから逃げだす。

レイトンは逃げながらココノヨの
様子を見るが、彼の動きは
想像以上に遅かった。

身体能力は年相応なのか?


ココノヨ「みんな足が速くて
いいな〜、恨めしいよぉ♪

…あ、幽霊だから僕は、
恨むんだっけ?キャハハハハハハ♪」


さすが幽霊、不気味だ…。

レイトンはそう思い、彼の姿が
見えなくなるまで走った。


------------------------


〜沙羅とルビー〜


沙羅「…ふぅ、今回は結構
余裕なんじゃない!?」


―と、校舎に手をつく沙羅。


ルビー「そうかもね、鬼さん
予想以上に足遅かったし。」


―と、ルビーは笑って返した。


???「いや、でも油断しちゃ
いけないよぉ…?」


―と、‥‥‥と?


二人「「‥‥‥!?」」


声のした方向を見るが、
校舎の壁しかない…。

しかし、壁の中から急に
誰かの手が現れた!!


ルビー「ギャアアァァアア!!!???」

ココノヨ「見ぃつけたぁ♪」


薄ら笑みを浮かべるココノヨ。

―相手は幽霊。

壁をすり抜けるなんて
お手のものなのだろう。

あっけにとられて沙羅は
目の前の状況を呆然と
見るしかできなかった。



ココノヨ「―ハイ、タッチ…♪」



------------------------

2012-07-16 21:41:07


FATONE

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〜レイトンと海花〜


???「ギャアアァァアア!!!???」


遠くから悲鳴が聞こえた。

声からしておそらくルビーさんだろう。
向こうでココノヨさんに会ったのかな?
怖がりな彼女のことだ。
幽霊であるココノヨに何かを
されたに違いない。


海花「あ、ルビーさん来たよ!」


隣にいた海花が指を刺す。
そこには泣きながら走って
くるルビーの姿があった。

「うわ〜ん!!オバケ〜!!」と
泣きながら叫んでいる。


レイトン「と、とりあえず落ち着いて。
ハンカチをどうぞ。」

海花「わ、レイトンさん、さすが。
紳士的だね!!」

レイトン「当然さ。」

ルビー「ヒグッ、ヒグッ…。
あ…、ありが…とう…。」


彼女はハンカチを受け取り、
涙を拭いた。そしてあらく
なった呼吸を整えていく。

…もう大丈夫、かな。


レイトン「それで、一体向こうで
何があったのですか?」


あぁ、彼女の顔がどんどん
青ざめていく…。
相当怖い思いをしたのか。


レイトン「ム、ムリしなくてもいいですよ?」

ルビー「うぅん、大丈夫…。」


深呼吸して彼女は続ける。


ルビー「あのね、沙羅さんと
一緒にいたの。そしたら
校舎の壁からココノヨさんが
現れて…。思わず…。」


叫んで逃げてきた、と。


海花「ん…?沙羅さんは?」

ルビー「…あ。」


我を忘れて置いてきた、と。

そうなると沙羅さんが心配だ。
ルールもわからない現状、
何をされるかわかったものではない。


海花「皆で助けに行こう!!」

ルビー「え!!やだやだやだ!!」


ひどい怖がりようですね。

「行こうよ〜!!」「嫌だ〜!!」
という言い争いをしていると、
二人と違う声が聞こえた。


沙羅「お〜みんな〜♪」


彼の声はルビーさんから聞いた
彼の状況と大きく違って
ずいぶんと呑気だった。

しかし、何でしょうか、
手を振っている彼には
違う面影が感じられる…?


海花「大丈夫なの〜!?」


まだ遠くにいる彼に
大きな声でたずねる。

沙羅はというと手を振りながら
どんどんこちらへ近付く。

沙羅「大丈夫だよ〜♪」


やはり何か違う面影が…。

無邪気に笑う彼、一体誰に
似ているんだろう…?


彼はどんどん距離を縮める―。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2012-08-01 20:28:29


FATONE

------------------------


沙羅さんはもう目と鼻の先にいた。

彼はそのまま歩みを続け、
未だに半泣きのルビーさんの
目の前で歩みを止めた。


沙羅「さっきはよくも
逃げてくれたなぁ?」


沙羅さんがルビーさんを指差して言う。

薄ら笑みを浮かべているところを見ると
そこまで怒っているわけではないようだ。


ルビー「ゴ、ゴメン…。」

レイトン「まぁまぁ、沙羅さん。
ルビーさんにも悪気があってやったことでは―」

沙羅「だから、おかえし♪」


そう言って沙羅さんは
ルビーさんの肩をポン、と叩く―。





…ドサッ。






―突然、沙羅さんが倒れた。

何が起きたのか全くわからない。

顔色を変えて海花さんが沙羅さんに駆け寄る。


海花「ちょっ、大丈夫!?」


海花さんが身体を揺さぶると、
沙羅さんはうめき声を上げた。

よかった、意識はあるようだ。


ルビー「大丈夫ぅ?キャハハ♪」


…今の笑い方!!


レイトン「あなた!!ココノヨさんですね!?」


ルビーさんの姿をしたココノヨさんを指差す。

なるほど、沙羅さんに憑いていたのか。

さすが幽霊、いかにもそれらしい。


ルビー「あ…ヤバ、ついうっかり。
…逃っげろ〜♪」


そう言って一目散に逃げ出すルビーさん、
いやココノヨさんかな?

身体はルビーさんで魂はココノヨさんって
ことだから…どっちもなのか?


海花「レイトンさん!!」


そんなことより今は沙羅さんか!!


レイトン「どうしたんですか!?」

海花「沙羅さんが…。」


そう言われて沙羅さんを見る。

彼はその場で疼くまって震えていた。






沙羅「コワイコワイコワイコワイコワイ…。」






------------------------

2012-08-15 20:40:43


久です!
わー沙羅どうした(笑)
シバ「ちょっと……。(笑)じゃないでしょう、
心配しましょうよ。」
まぁ怖いか……。
続きが楽しみー!更新頑張れ~。

2012-08-16 20:24:29


FATONE

うぃ、お久ぁ(* ̄∇ ̄)ノ

楽しみというお言葉を頂けて大変うれしいです[d:0150]

その言葉を励みに頑張りやす[d:0145]

2012-08-16 21:46:03


FATONE

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その場にうずくまり唸るように
「コワイ」と繰り返す沙羅さん…。

彼の目はただ開いているだけで
何も見てはいなかった。


海花「沙羅さ〜ん!?」

沙羅「コワイコワイコワイコワイコワイ…。」


…反応が無い…。

それを見た海花さんが、
少し息を吸い、口から小さな炎を
沙羅さんに向かってはいた。

炎はギリギリのところで当たってない。

…本当にどういう経緯で
炎をはけるようになったのか…。


沙羅「コワイコワイコワイコワイコワイ…。」


炎を近付けられてもまばたきひとつしない。

熱さも感じていないようだ、
完全に心が壊れている…。


気がつくと炎をはくのを止めた
海花さんが心配そうにこちらを見てる。


レイトン「ごくろうさま。海花さん。」

海花「ううん、何もできなくてゴメンねー…。」

レイトン「いえいえ、仕方ないですよ。」


…さて、少し整理しよう。

おそらく沙羅さんはココノヨさんに
タッチされて、とり憑かれた。

そして沙羅さん(ココノヨさん?)が
ルビーさんにタッチして、
ルビーさんがとり憑かれた。

そしてさっきまで憑かれていた
沙羅さんは何かに脅えている…。


…つまりこの「奪云鬼」は、
ココノヨさんにとり憑かれると
何かが起きて心が壊れる…?


レイトン「こうなると他の人が心配です、
海花さん!!行きましょう!!」

海花「う、うん!!」


私は唸り続ける沙羅さんを
背負って走りだした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2012-08-17 17:36:05


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