レイトン教授攻略

レイトン教授の攻略情報

レイトン教授シリーズの攻略

雑談掲示板で楽しくおはなし

レイトングッズなども探してみよう

≪一覧に戻る

僕と日常と関数と

サン☆

今作は比較的短編に区切った、尚克、1つの話が継続した、ルークを中心とする物語を執筆していこうと思います。

挫折しない様、一生懸命頑張ります!

更新は若干マイペースになりがちですので御了承下さい。

2011-10-07 17:48:00


Milia(元リララ)

かなり進んだね!
あたしなんてスランプだよw
しかもあたしより面白いし…。
続き楽しみにしてるよ[a:0051]
更新がんばって♪

2011-10-13 18:28:09


サン☆

リラの絵……
あー…まあまあ……

2011-10-13 18:39:59


サン☆

ルビー

有難う!もっと可愛いキャラ設定作ってく!
更新も頑張るよ。

Мilia

そんなことないって!自分だってまだまだ……(照)
有難う!更新頑張る!

2011-10-13 20:10:05


サン☆

episode6 休日の至福

私の名前はアロマ。レイトン先生を尊敬する人間の1人。

何だか最近、とってもメランコリーな気分なの。

中学校に通うようになって、ルーク君が毎日笑顔で帰ってくる。

無邪気な笑みで、勉強に取り組んでいる。

そんな中、私はルーク君に尋ねた。「彼女でもできたの?」と。

その時のルーク君の反応は、もう私の脳裏に焼き付いて生涯離れる事は無いだろう。

光の如く猛烈な勢いで後退りし、タンスにぶつかり物の雪崩ができた。

顔を真っ赤に染めて完全否定してきた。

「フフフ……」

思いだす度に自然に笑みが零れる。先生に見られたら引かれちゃいそう。

そしてこの前、遂に強行作戦に出た。

ルーク君の顔寸前。互いの唇が触れ合いそうな距離で問い詰めた。

「ルーク君……、ねぇ……」

「ひっ………」

涙を滲ませ、頬を染めるルーク君は……、もう反則的に可愛かった。

ルークの顔に、アロマの微かな吐息が休む間も無く吹きつける。

「ん………」

「うわあぁああ!」

ルーク君は私を押しのけ、部屋に戻っていってしまった。

ああ、癖になりそう。

ルーク君いじりが癖になったらどうしてくれるの―――。

そして再び、アロマは無邪気な笑みを浮かべた……。

2011-10-13 20:26:06


サン☆

episode7 恩師へ

ソーサーにカップを置いた。カチャリと音を立て、中の紅茶に波ができた。

彼は万年筆を卒なく動かし、ぴたりと手を止めた。

『最近ルークは』

後に続く言葉を、彼は必死で考えた。

そして微かな笑みを浮かべ、自慢のシルクハットを触った。

再度手を動かし、先程の文面に続く文を書き始めた。

『中学校に通い始めました。毎日楽しそうです』

彼は、あえて単純に書いた。

無駄に難解な単語を書き連ねるより、意思が伝えやすいと感じたからだ。

彼は恩師に手紙を書く際、ルークの報告をしなかった時は一度もない。

『また、手紙を書きます。時節柄、御身体には御気を付け下さい』

『愛弟子 エルシャール・レイトン』

筆記体でスラスラと書き終え、便箋をふたつに折った。

そして丁寧に封筒にしまい、糊を貼った。

住所だけは書き間違える事の無い様、慎重に書いた。

『アンドルー・シュレーダー様』

彼は雑な本棚から切手シートを取りだし、一枚破った。

指を湿らせ封筒に切手を貼り付け、机に置いた。

そして彼は、再度カップに手を掛け口へ運んだ。

音を立てない様、静かに中身を飲み干した。

彼は空になったカップをソーサーに置いた。

カチャリと音を立て、中の水滴が光った……。

2011-10-15 07:40:02


Hiroto

うわ////
なんですかこれアロマが可愛すぎて最高でしょうもう!!←
ル「………変人ですね」
あはは、変人だよ?←←
更新頑張って!

2011-10-15 07:45:27


サン☆

ルビー

こんなシチュ、絶対無いからね(笑)
是非ともこんな場面をゲームに出してくれっていう僕の妄想でもありました。

意外とキャラ崩壊にもなってないんだよね。

2011-10-16 07:51:11


サン☆

episode8 帰り道

空気の色が、茜色に染まり始めた。赤い塊が、山の向こうへ落ちていく。

比較的人通りの少ない道を、僕は黙々と歩いていた。

すると、前に見覚えのある後ろ姿が見えた。あの微妙な黒髪。リラちゃんだ。

僕は歩調を速め、リラちゃんに駆け寄った。

「……な…」

リラちゃんは、場と同化してしまう程に頬を染め、僕の顔を見つめた。

「そういえばさ、リラちゃんは部活とかはやらないの?」

「ああ、流石に余裕が無くて……。ルーク君は?」

「僕は駄目だよ。先生の手伝いもあるし」

恐らくレイトンは、気にせずにやれと言うだろうが……。

「……そう」

ここで、会話が途絶えた。若干俯きながら、大通りを歩いた。

すると、リラの方から喋りかけてきた。

「ルーク君ってさ、頭いいんだよね、凄く」

「え……、いや、そんな事無いって…」

確かに、入学試験はよくやった方だと思う。

うちの学校はメインの5科目。それの他に、保健体育を追加した、計6科目だ。

6科目トータルの平均点が、クラス全体で450点。

僕はトータル547点。自信を持ってアロマさんに見せたら微笑されて癪だった。

「いやいや、凄いって」

「じゃあさ、リラちゃんは何点だったの?」

「まあまあ……、490点」

「凄いじゃん、平均点は軽く越えてる」

リラは微笑し、ルークの元に近づいてきた。

髪の柔らかな香りが、僕の鼻孔を擽った。

「いつもルーク君は、どうやって勉強してるの?」

「どうやってって……、普通に、教科書とノートで…」

「教科書、ノート?」

「……もしよかったら、今日リラちゃん家行って教えようか」

その刹那、リラは更に頬を赤らめた。本当に顔が沸騰しそうで怖い。

「………いいの?」

「いいも悪いも、分からないんじゃ仕方ない」

リラは笑みを浮かべ、ルークの顔を見た。

塊はもう、完全に沈んでいた……。

2011-10-16 08:23:28


サン☆

episode9 彼女宅訪問

アロマさんに友達と勉強をすると言い、帰りが遅くなる事を話した。

執拗に女子かと聞いて来るアロマさんは少し怖かった。

「ただいま」と言い、先にリラが家に入った。

家といっても、リラちゃんの家はマンションだった。確か4階だったはずだ。

「お邪魔します」と言って、僕も中に入る。

綺麗に掃除されていて、不謹慎だが先生の研究室と比べてしまった。

「今飲み物持ってくるから、適当に座ってて」

そう言ってリラちゃんは台所の方へ歩いていった。

僕は部屋を見回した。所々にぬいぐるみが置いてあり、女子の部屋という雰囲気を醸し出していた。

女子の部屋と意識するだけで心臓が圧迫されてくる。鼓動が次第に早まる。

「お待たせ」

リラがティーカップを2つ持ち、僕の方へ歩いてきた。

中身はコーヒーだった。正直あまり好きではないが、我慢する。

僕はリラの目を見て「有難う」と言った。

心なしか、リラの頬が染まった気がした。

黒茶色のコーヒーが、湯気を立てながら揺れている。

砂糖を入れると格好が悪い感じがしたので、そのまま一気に飲み干した。

「うがっ……がはっ…」

慣れていないせいか、独特の苦みに耐えられずに僕は噎せた。

「フフ……大丈夫、ルーク君」

リラは苦笑しながら僕の背中を擦った。

小さな手が僕の背中を這っている。異様に胃の辺りが苦しくなる。

「リラちゃん……、そういえば、御両親は?」

「ああ、2人とも、私が小さい頃に他界した。3歳くらいの頃かな」

嫌な空気が流れた。NGワードだったらしい。パンドラの箱を開けてしまった。

「……ごめん、変な事聞いて」

「ううん、全然気にしてない。知らなかったんだから。だから、私は今独り暮らしなんだ」

中学生が独り暮らし……。僕にはとても耐えられない。

「そうか……、偉いね。リラちゃんは」

独り暮らしと聞き、心が悶々としている事に気が付き、僕は改めて自分は思春期真っ盛りなのだと実感した……。

2011-10-17 19:48:14


柳桜

はじめましてでしょうか?
あたしのとは違って面白いですね♪
更新がんばって下さい☆

2011-10-18 22:45:07


サン☆

柳桜さん

読んで下さり有難う御座います!
いえいえ、そんな事はありませんよ!
自分なんてまだまだ……(照)

まだまだ頑張るので宜しくお願いします!

2011-10-20 17:06:38


サン☆

episode10 彼女宅筆戦

「この6をXに掛けるんだ。それで、2で約分……」

今僕は、分数の絡んだ方程式をリラちゃんと共に解いている。

カッコの付いた計算式でのうっかりミスがテストでの原点の主な対象であった事が判明し、そうと決まれば予行練習。計算慣れしミスを防ぐ。

リラちゃんは非常に呑み込みが早く、一度間違えたところは決して間違えない。

「あっ……、私、約分を忘れることが多いみたい」

「中高生の典型的減点の対象。大丈夫。意識さえしていれば間違えない」

「有難う。自信がついた」

「うん。僕も役に立てて嬉しいよ」

リラは微笑し僕の顔を見た。なんだこの可愛い生き物。

「じゃあ私、お風呂入ってくるから。直ぐ済むからちょっと待ってて」

「えっ……ちょ…」

「大丈夫、私シャワー派だから。本当に直ぐに終わるよ」

リラは、洗面所の方へトコトコと歩いて行った。

「恥じらいはないのか……」

半ば呆れ、半ば動揺しながらも、僕は再度室内を見回した。

見れば見る程殺風景な部屋だ。お金が無いのは分かるが……。

ある物はベッドどぬいぐるみのみ。テレビやらといった

2011-10-20 17:34:22


Hiroto

やっぱりルークはリラちゃんの事が好きなんじy(((変人め
ル「変人作者!」
いいもん元から変人ですよ~♪←は
リラちゃんは3歳に両親を亡くしてしまったのか!!=クラウスを思い出したw←変人
更新頑張って!!

2011-10-20 17:59:34


サン☆

ルビー

大丈夫!自分もそこそこ変じ……(殴)
あ、そう言えばクラウスもそうだったっけ!
更新頑張ります!

2011-10-21 19:22:29


サン☆

episode11 彼女宅内戦

彼女の家には、テレビやらと言った、娯楽要素が無い。

「確かに清楚な子は凄い好きだ。好きなんだけど……」

ルークは思わず口元を歪め、どうにもならない様に胡坐をかいた。

「ルーク君も入る?」

「うわっわっ……わああ!」

リラが後ろに立っていた。予想よりも大分早かったせいで、気持ちの整理が全く整っていない。少なくとも、女子の風呂上がりなど凝視出来るほど、僕の肝は座っていない。

「シャワー、気持ち良かったよ」

火照った頬を赤く染め、リラは柔らかく微笑んだ。

湿った髪が、胸の辺りまで綺麗に垂れ下がる。濡れて細かく見える前髪が自然になっていて、何というか、反則的だった。

とろんと潤んだ瞳で見つめられ、胸の鼓動が鳴り響いた。

「ああ……有難う…じゃあ、入らせてもらうけど」

「うん、お風呂は溜まってないからね」

僕は比較的湯船にゆっくりと浸かりたかったが我慢。灯油代はリラちゃんもちだ。

――――――

服を脱ぎ捨て、僕は風呂場に入った。思っていたよりも小さなものだった。

蛇口を軽く捻り、温度を確認する。

シャワーから垂れた冷水が、僕の肩に落ちた。

悲鳴をあげそうになるのを我慢し、下にシャワーを向けお湯になるのを待つ。

「熱っ…!」

冷水が瞬く間に熱湯に変わった。怖…。

僕は何とかシャワーを浴び終え、髪を乾かし服を着た。

洗面所の戸を開け居間に向かう。廊下はフローリングで、足が冷たい。

「お待たせリラちゃ……」

リラは目を閉じ、すやすやと柔らかい寝息を立てていた。

「……ふう…」

ルークはその場に腰を下ろし、リラの寝顔を眺めた。

くそう……、もう……悶々としてくる。

その刹那、寝息を立てるリラが、ルークの手を握ってきた。

優しい動きでリラの手は、徐々にルークの身体を這わせていく。

「あわっ……わわ」

いつの間にか、リラはルークの顔の辺りまで迫っていた。

ルークは自然に壁に追い込まれ、身動きが取れない。

「んっ……」

ルークの顔寸前で、リラは柔らかな吐息を吐いた。

シャンプーの香りが、ルークの煩悩を増殖させた。

「ううっ……」

動こうにも、動く事がままならないルークは、きつい態勢を何とか保つ。

その瞬間、リラの唇が触れた様な気がした。

ふにゅりと柔らかい感触が、僕の口から全身へ駆け巡った。

「ん……ん…」

あああ……もう勘弁してくれ…無理だ…これ以上は…無理……。

意識が朦朧としてきた。そして間もなくプツリと切れた。

2011-10-21 19:51:04


Milia(元リララ)

めっちゃ進んでる!
しかも、あたしより遥かに面白い!
良いなぁ…。
その文才分けて下さい。
これからもがんばってね☆

2011-10-22 22:56:00


サン☆

Milia

平日の夜は意外と暇なんで…(笑)
文才は本当に大した事ないって!
暇な時に活字読む程度で意外と身に付くよ。

2011-10-29 07:21:45


サン☆

episode12 完全犯罪

ある休日の昼過ぎ。僕は先生の研究室へ出向いた。

最近何かと忙しく、4日程先生に会っていない。先日の一件もある事だし。

グレッセンヘラーカレッジの昇降口を潜り抜け、先生の部屋を目指す。

ここの廊下に貼られている掲示物は来る度に殆どが貼り返られていて、見ているとなかなか面白い。生徒のレポートから防災予防のポスターまで。

一通り斜め読みした後、再度先生の部屋へと歩を進める。

先生の部屋の前に立ち、僕は軽く扉を叩いた。

「先生、お久しぶりです。ルークです」僕は先生の返答を待たずに扉を開けた。

すると、先生は何やら難しい顔で、机を凝視していた。

「先生」僕は先生の傍に近づき呼びかけた。

「あっ……、ああルーク。久しぶり」

「お久しぶりです。先生」

「中学校は楽しいかい」

「はい。毎日が新鮮で、色々友達もできました。今度紹介します」

「そうか、そいつは良かった。楽しみにしているよ」

そう言って先生は、また机に目を戻してしまった。

「……先生、さっきから何を見ているんですか?」

先生は小さく溜息を尽き、僕の方を向いた。

「先日、殺人が起きた。犯人はロンドンの住人で、精密な罪は、放火殺人だ」

「へえ、怖いですね。それがどうしたんですか」

「その犯人は今、スコットランドヤードの留置所に捕らわれている。何故か自ら自首してきたんだ」

「良かったじゃないですか。事件解決だ」

「それがそうもいかないんだ。一切の証拠が無い。犯人に問い詰めても、ほくそ笑むだけで証拠を言う気は無い。これじゃあ逮捕できない」

「自首はしたが警察をからかって楽しんでいるんですか」

先生は一呼吸置き、僕に告げた。

「ルーク、君は今、どうしても殺したい人間がいる」

「えっ……、えええ?」

「あっ違う違う。仮の話さ。殺したい人間がいたとする」

「はい」ルークは目を強張らせた。

「しかも今すぐに殺したい。正確に5分以内で」

僕は先生の語りに相槌を打った。

「だがその人間は、遥か先、オーストラリアにいる」

「ちょっと待って下さい。ロンドンからオーストラリアまで、一体どれだけの距離があると思ってるんですか」

「まあ聞いてくれ。犯人と被害者は知人だった。そして犯人は、ロンドンに居ながら5分以内で、オーストラリアにいる知人の家に火を放ち、被害者を殺害した」

ルークの額に冷や汗が滲んだ。

「この条件を満たした上で、ルークは被害者をどの様にして殺す?」

「そんな……、不可能だ。物理的、天文学的にも」

「だが、起きたんだ。実際に」

完全犯罪など、有り得ないと思っていた。

どんなに完璧にこなしたつもりでも、1つの解れから全てが崩壊するのだ。

ロンドンに居ながら、5分以内でオーストラリアの家に火を放つ放火殺人。

「そんなバカな………」

冷たい沈黙が、研究室を駆け巡った……。

2011-10-29 08:04:12


のなりい

新しい小説だね^^

・・・不可能犯罪・・・・?
協力者がいれば可能かもしれないけど・・・。

むー・・・気になるっ!!

2011-11-16 16:54:14


ワト

★サン☆さん
 お久しぶりです!サン☆さんの小説は、少しミステリアスな感じですよね・・・面白いです♪・・・あ、タメ口+呼び捨ての件ですが、私はこのまま敬語でいかせてもらいますね(苦笑)サン☆さんは、タメでもいいですよ!完全犯罪のナゾ・・・私の頭では、「自首した犯人が、オーストラリアにいる誰かに殺人を依頼した」としか考えられません(苦笑)更新、頑張ってください!

2011-11-18 00:54:39


かならず掲示板ルールをお読みください。

ルール違反な書き込みを行った者は、アクセス禁止になり、サイトを見ることが出来なくなります。



■■■禁止事項■■■
・チャット的な使い方(即レスを繰り返す、○時に来ます、これからご飯なので返信できません、のような)
・レイトン教授シリーズと無関係な小説の書き込み
・性別、年齢、学年、誕生日、居住地域、学校行事、学級閉鎖などの書き込み
・「裏」という二重人格を表現した書き込み
・ふさわしくない内容の小説(残虐行為、同性愛など)
・同一人物の小説複数進行
・小説の真似、盗作
・なりきり小説でのキャラ崩壊
・書き込み者を限定するスレッドの作成
・スレッドの宣伝書き込み
・個人HPの宣伝書き込み
・ふさわしくない書き込み


なまえ※必須
内容※必須