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レイアとクラウスの最後の願い Ⅱ

茜星

こんにちは、茜星です。
この話はタイトルの通り「レイアとクラウスの最後の願い」の続きです。
400レスぐらい行ってからⅡを立てた方がいいのかもしれないと思ったのですが、ちょうどきりがよかったのでこうしました。

この話は、私の2作目〜4作目からつながる四部作となっています。でもどの話から読み始めても大丈夫のように書いていますので大丈夫です。

読んでくださるだけで嬉しいのですが、コメントもどしどし書いてくださると嬉しいです!やる気になります。
待ってます!

2011-07-28 14:56:55


のなりい

時計台がスイッチ?

地下に何かあるのかな?
頭の中に、マンホールのふたをずらすように、町が横にずれる光景が浮かびます^^;

2011-11-16 16:30:43


Milia

時計台がスイッチなの?
めっちゃ気になるんだけど~。
って言うか、あまりコメしてなくてごめんね。
更新頑張ってね~。

2011-11-16 16:35:35


茜星

のなりい、Milia、コメントありがとう!

>のなりい
お楽しみに〜!
これしか言えないな・・・ごめんね。

>Milia
その辺はお楽しみに。

大丈夫だよ!全然。私も他の人にコメントしてないしね。

更新がんばります。

2011-11-16 20:44:57


茜星

180レス目!
さっ、更新だ。
___________________________

先生は時計台に近づいて行く。

「星さんは、街を回そうとしてこの仕掛けを作った訳ではないんだ。ただ、自分だけの研究所兼工場を造っただけだったんだよ」

「さっきから回りくどすぎるわよ!どこにあの飛行機をつくった場所があったのか教えなさい!」

ミナが言う。

星さんが飛行機をつくった場所、か。


だいたい見当はついてきた。


たぶん、それは。



「「地下」」



あたしがつぶやいた言葉と、先生の言葉が重なった。

「時計台の街が回転する仕掛けは、おそらくその研究所を開けるためにつくられたスイッチなんだ」

えっ、という声が広がる。


街の人は特に驚いている。


「そんな。知らなかった」

ミナも愕然としている。

「おかしいと思ったんだ。星さんの部屋を見せてもらったときに、研究のデータやメモ、手記、手紙はたくさんあっただろう?でもその部屋で研究をしている様子はなかった。だから、他の場所で研究をしているんじゃないか、そう思ったのがはじまりなんだ」

__________________________

2011-11-16 20:56:25


茜星

更新。
____________________

確かに、そうだった。

星さんの部屋は紙だらけだったもの。

「問題なのはここからだよ。その研究所は、星さんが亡くなった今、どうなっているのかってことだ」

どうなっているのか、か。

「そりゃ、人がいなくなって寂れてるに決まってるわ」

ミナが言う。

「そうじゃないんだ。私はそこが寂れてるとは思っていない」
____________________

2011-11-18 05:50:55


グラタン

え、寂れていない・・・!?
誰かがまだ使っているのか?でも一体何のために使うんだ?

最近コメしていない自分ですいません!
じっくり読んでなけなしの推理力を働かせておきます!更新頑張ってください^^

2011-11-18 20:49:19


茜星

グラタン、コメントありがとう!

>グラタン
さあ、お楽しみ~!

コメントしなくても良いですよ~自分もコメントしてないしね。
更新がんばります!

2011-11-19 07:42:10


茜星

更新。
____________________

どういうこと?

つまり、まだ使われているってこと?


「それが、私達がこの街に来たわけにつながっているんだ」

この街に来たわけ、それはクラウスさんの友人のロストさんを探すため。

もしかして?



「まさか、そこに」

ルークが声を出す。

「そこで何をしているのか、それは本人に話して貰いましょうか。彼は今ここにいますから」

____________________

2011-11-19 07:50:38


チョコ

わ~なんかすごいことになってる~
地下かぁ…もう規模が大きいw
更新楽しみです

2011-11-20 00:13:39


茜星

チョコさん、コメントありがとうございます!

>チョコさん
規模・・・大きいかもですね。

続きはお楽しみです!
更新がんばります!

2011-11-20 08:55:36


茜星

更新。
_____________________

今ここにいる?

彼、って、もしかして?


「ロストはこの中にいます。今もそ知らぬふりをして話を聞いている」


先生は街の人達の方を見た。


「誰なの、それは」

アロマの言葉を聞いてか聞かずか、先生は腕組みをした。

腕を組んだまま、歩き出す。


「この街で何かをしようとしている人物、ロストが今変装しているのは……………」






誰も声をあげない。

物音もしない。






息をする音だって目立ってしまいそうな静寂が広がる。



先生は、その静寂を破る。



「それはあなただ!」

指を突きつけた先にいるのは……。
____________________

はい!ここまでです。
じらしてごめんなさい。

2011-11-20 09:18:46


Milia

変装してるのは誰だろ…。
めっちゃ気になるわ~。
続き楽しみだよ♪
更新頑張ってね~。

2011-11-20 10:35:55


柳桜

変装してるのだれなんだろ~。
気になる切り方ですねw
いつも読んでて楽しいし、とても参考にしやすいです。
更新がんばって下さいね。

2011-11-20 11:28:06


茜星

Milia,柳桜さん、コメントありがとうございます!

>Milia
さあ誰でしょう~お楽しみに。
更新がんばります!

>柳桜さん
さあ誰でしょうか??
気になる切り方ですよね・・・じらしてホントすいません。

ありがとうございます!!
更新がんばります。

2011-11-22 20:28:38


茜星

では更新。
章変わります。なのでクラウスサイド。
____________________

<第二十一章 結末へ>
~クラウス~

謎解きは続いている。



「ロストはこの中にいます。今もそ知らぬふりをして話を聞いている」

先生は周りを見回す。

誰なのか。

誰が、ロストなのか。


僕はロストの顔を思い出す。


「この街で何かをしようとしている人物、ロストが今変装しているのは……………」





広がる静寂。


僕は誰がロストか、考えていた。





先生は一歩踏み出し、指を突きつけながら言う。

「それはあなただ!」

先生が指を指した先にいたのは、僕の予想に反した人だった。
____________________

ごめんなさいまたじらしました!
次は絶対ばらしますよ~。

2011-11-22 20:43:10


茜星

ついに来た正体ばらしです!
____________________


先生が指をさしたその先にいたのは。















「……………………アイリスさん」

レイアがつぶやいた言葉が聞こえた。


どうして?


アイリスは、ポールさんのはず。

「そっ、そんなわけないですよ!」

思わず声をあげる。

「これが私の考えなんだ。落ち着いて聞いてほしい」

先生が僕を見て言う。

アイリスは動かない。

____________________

2011-11-23 08:10:55


のなりい

えっ・・・ええっ!?

アイリスさんですとっ!!
・・・クラウスを気絶させた後に成り済ました?
じゃあポールはどこに・・・?

クラウスはずっと探し人と一緒にいたことになるんだねぇ・・・。

2011-11-23 09:35:56


グラタン

なるほど、クラウスが気絶している間に・・・か。若干「おや?」とは思っていたけど。まさかの・・・ね。

時計台がスイッチで地下に研究室。ロストはそこで何かしていたとか?
うーん、参りました。全てにおいて。

2011-11-23 12:56:56


茜星

のなりい、グラタン、コメントありがとう!

>のなりい
そうなんです。アイリスでした!

そのへんはお楽しみに~。

>グラタン
その通りです。

ロストが何をしようとしているのかも・・・お楽しみです!

2011-11-25 14:12:44


茜星

更新。
____________________

「まず訊こうか。君はクラウスだね?」

先生は僕を見る。

きっと、始めからわかっていたんだろう。

少し笑いながら、僕は告白する。

「その通りです。僕が、ロストを探していて、先生をここに呼んだ。クラウス・アルバトロです」

____________________

2011-11-25 14:32:44


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