レイトン教授シリーズの攻略
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茜星
こんにちは、茜星です。
この話はタイトルの通り「レイアとクラウスの最後の願い」の続きです。
400レスぐらい行ってからⅡを立てた方がいいのかもしれないと思ったのですが、ちょうどきりがよかったのでこうしました。
この話は、私の2作目〜4作目からつながる四部作となっています。でもどの話から読み始めても大丈夫のように書いていますので大丈夫です。
読んでくださるだけで嬉しいのですが、コメントもどしどし書いてくださると嬉しいです!やる気になります。
待ってます!
2011-07-28 14:56:55
茜星
更新。
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この街。
乃木星が作ったこの街を、か。
「どうしてそんなことを!」
僕が言うと、ロストは笑って答えた。
「わからないだろうね、君には。恋人を失った気持ちなんて。事件か事故か、私も何年も費やして調べた。そのために新聞社に入ったのに…なんの役にも立たなかった」
恋人を失った気持ち、か。
確かに僕にはわからないかもしれない。
でも、大切な人を亡くした気持ちは、身に染みている。
「だから、事故かどうかを調査するために『星』という人物を作って、この街に潜り込んだんだ」
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2011-12-24 18:29:22
茜星
今日はクリスマスですね。
・・・だからといって、何もありませんけど。
では更新。
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そうだったのか。
想像はついていたが、やはり本人からきくと、何か違う。
僕には、ロストの気持ちが痛いほどよくわかるのだ。
でも。
「ロストの気持ちは痛いほどよくわかるよ!でもだめなんだ!僕は、それを学んだんだ」
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2011-12-25 22:01:03
茜星
更新。
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ロストは笑った。
高らかに。
「学んだ?何を」
「ふ、復讐をしては、いけないんだ!悲しみを他の人にぶつけてはいけない」
ロストは後ろを向いた。
僕の言葉は、届かない。
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2011-12-27 09:31:06
茜星
大晦日ですね。
今年もいろいろありました。
では2011年最後の更新をば。
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どうすればいいのか、わからない。
時計台の前で立ち尽くしていると、ロストが何かをはじめたようだ。
時計台の下の研究所から、物騒なものがたくさん出てくる。
自立歩行をする兵器。
絶え間なく響く爆発音。
銃声が止まらない。
ロストのこの街への『復讐』が、始まってしまった。
ポールさんと先生たちが兵器を止めようと必死になっているが、状況は悪い。
僕も加わろうとすると、ポールさんが僕に向かって言った。
「止めてくるんじゃ!こっちはわしらに任せるんじゃ!ロストを止めるのはおぬしにしかできん」
そうだ。
僕は、何のためにここに来た?
何のために先生に手紙を送った?
何のために。
「ロスト!」
僕が時計台に向かって叫ぶのと同時に、足下が揺れた。
石畳が、崩れはじめる。
何が起きた?
「時計台の基礎になる部分に、研究所を作っていたんじゃ。そこに重い兵器を載せて、むりやり上に持ち上げたんじゃ。回転する仕掛けを作るために、少しこの街は周りよりも高い場所に作ってある。持ち上がっている、というイメージじゃな。ロストがバランスを壊したことで…」
街が、崩れる。
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2011-12-31 10:40:56
茜星
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
では更新。
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時計台がどんどん沈んでいく。
そこに、吸い込まれるかのように石畳や、街に置かれていたものが落ちていく。
「避難するんだ!それしかない!」
先生が叫んだ。
「クラウスさんもこちらへ」
ルークが手をさしのべる。
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2012年最初の更新はこんな短くなってしまいました・・・
2012-01-01 18:00:26
茜星
では更新。
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僕はその手をつかみかけて、やめた。
「僕はロストを止める。そのためにここに来たんだ。先生たちは避難してください」
「気をつけてくださいね」
アロマがこちらを向いて言った。
先生たちも僕を見ている。
「ロストは時計台にいるはずだ。今沈んで行っている、ね」
この街はロストのせいで崩れ始めている。
でも、まだやり直せる。
「待ってろよ、ロスト」
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2012-01-04 15:54:10
茜星
更新。
章変わりました。
まさか(?)のロスト目線!
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<第二十二章 虚無>
~ロスト~
私は、どこにいる?
確か、私は……。
記憶を呼び起こす。
2012-01-06 09:36:36
茜星
「確か、時計台が沈んだんだ」
目を開けてみると、暗い。
何も見えない。
暗い中にいると、あの時のことを思い出してしまう。
もういい。
復讐は終わったんだ。
このままここで、終わらせることにしよう。
この街と、共に。
その時、上から光が見えた。
「ロスト、助けに来た」
クラウスだった。
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途中でレスを間違えて返信ボタンを押してしまいました。
読みにくくてすいません。
2012-01-06 09:47:01
茜星
更新。
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「クラウス…何しに来た」
クラウスに気づかれたのはいつからだっただろう。
この計画を。
「助けに来たに、決まってるだろう?僕が降りてきたロープで引き上げるから」
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2012-01-07 18:30:59
茜星
更新。
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「今更、助かるつもりなんてないさ。置いて行ってくれ」
私は本心からそう言った。
今更助かったって、何もない。
どんな理由があったにしろ、私は街を破壊した。
もっと、復讐は続くはずだったが、私がこうなってしまったからにはもう無理だろう。
「復讐は終わるんだ」
「そんなのは許さない。まだやり直せる」
やり直す?
「なにを、今更」
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2012-01-08 07:31:45
茜星
そろそろ終盤のはずなのに・・・なかなか終わらないのはなぜ~。
では更新。ちょっと書き方変えてみます。
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今更、何をやり直すっていうんだ。
もう引き返せない。
いや、待て。
私の頭の中に、ある考えが浮かぶ。
暗くて、きっと許されないような考えだ。
-----ミナ。
前に亡くした、恋人の顔が浮かぶ。
その顔は笑顔だった。
この街は、ミナの顔から笑顔を奪った。
命も、奪った。
ミナは、たまたま運が良くてくじに当たったという不運にあってしまったからだという人もいた。
あれは事故だった、とも。
それぐらい、私にだってわかっている。
でも、この抑えられない気持ちはなんなんだ。
私は、浮かんだ『考え』を実行することに決めた。
「…わかったよ、クラウス。ロープで上に上がろう」
クラウスは嬉しそうな顔をして、ロープを上っていった。
疑っている様子は、ない。
そんな簡単にだまされるようなやつだったのか、と思う。
再開するまでのクラウスは、あんなやつじゃなかったはずだ。
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2012-01-09 12:04:42
茜星
更新。
前回の更新、最後の行で変換ミスがありました。
再開→再会、です。
すいませんでした。
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ーーーまあ、だまされやすいならこっちのものだな。
クラウスに従ってロープをのぼる。
頭の中ではのぼってからの計画を考えている。
「ふう」
のぼり終えると、そこには6人の人が立っていた。
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2012-01-11 20:07:35
茜星
更新。
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私はその中から、一人を探す。
---見つけた。
ポケットの中の銃を握る。
いざという時のためのものだったが、ここでは使うしかないだろう。
ゆっくりとポケットから手を出す。
目は、ミナを見据えたまま。
復讐は、今、はらす。
いきなり恋人を失い、ろくな説明もされず、事故の責任もとることのないまま、当事者は病死し、街は内部崩壊を起こし、忘れ去られた。
一度は、忘れようとした。
乗り越えようとした。
このような事件を取り上げたいと思い、記者になった。
もうこんなことを起こしてはいけない。
それを伝えたかった。
ーーーなのに、だめだった。
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2012-01-13 20:56:26
茜星
では更新。
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何もできなかった。
結局は、自分は無力だったのだ。
記事を書いても、握りつぶされることがあった。
コーナーが打ち切りになることがあった。
そのうち、わかったんだ。
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2012-01-14 10:20:59
チョコ
きゃーーーーーーーーーーー
とってもやばいことになってるーーー
ロストにはもう何もやってほしくないなぁ…
って言ってもなんかやりそうな雰囲気w
2012-01-14 23:42:39
柳桜
最近コメ出来てなくてすみません。
なんかすごい展開になってるわw
ロストさんやばいなぁ…w←は
更新頑張って下さい!
2012-01-14 23:48:57
グラタン
もう誰かロストを止めてくれ!
・・・・・まぁ教授達がいるから何とかなるとは思うけど。まさかロスト、自分に銃を向けたのか?いやぁ、困るよ・・・。
2012-01-15 12:34:27
Milia
全然来れなくてごめん。
ロストさんにはもう何もしてほしくないな…。
すごい展開になってるね…w
更新頑張って!
2012-01-15 13:40:21
茜星
いきなり4つもコメントが来ていてびっくりしました!
チョコさん、柳桜さん、グラタン、Milia、コメントありがとうございます!
>チョコさん
確かに・・・何かやりそうな雰囲気ですね。
私も何もやってほしくないですけどね。
続きをお楽しみに!
>柳桜さん
大丈夫ですよ!最近私も他の人の小説コメントできてないですから。
ロストやばいですよね(自分で言うな)。
更新がんばります!
>グラタン
まあ、教授達がいるからなんとかなります!(言っていいのか)。
そのへんはお楽しみに!
>Milia
大丈夫!忙しいことも多いだろうしね〜。
確かに、何もしてほしくないよね・・・
更新がんばります!
2012-01-15 15:08:12
茜星
終盤です、と言ってから何日経ったことか・・・と思うこのごろです。
では更新。
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結局事件は風化していく。
それを止めるすべはない。
「事件を新たに起こす以外には、な」
そうつぶやいて銃を一気に取り出そうとしたとき、誰かに腕をつかまれた。
ーーーまさか。気づかれていないはずだったのに。
「そこまでだよ、ロスト」
ーーークラウス。
クラウスが私をにらんで言った。
「そのポケットの中には何が入っているんだ?何をやろうとした」
いつ気づかれたんだ?
こいつは、てっきり私を信用している物だと思っていた。
私は、もう一方の手で乱暴にクラウスの腕を払う。
「私は、許せないんだ。何もかも」
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2012-01-15 15:30:13
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