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レイアとクラウスの最後の願い Ⅱ

茜星

こんにちは、茜星です。
この話はタイトルの通り「レイアとクラウスの最後の願い」の続きです。
400レスぐらい行ってからⅡを立てた方がいいのかもしれないと思ったのですが、ちょうどきりがよかったのでこうしました。

この話は、私の2作目〜4作目からつながる四部作となっています。でもどの話から読み始めても大丈夫のように書いていますので大丈夫です。

読んでくださるだけで嬉しいのですが、コメントもどしどし書いてくださると嬉しいです!やる気になります。
待ってます!

2011-07-28 14:56:55


茜星

更新。
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振り向こうとしたら、急に首筋に痛みが走った。

意識がうすれていく。

誰にやられたのかもわからなかった。

「アイ…リス…」

その『何者か』はアイリスに近づいていく。

声は聞こえていない。


「や…め…」


僕の意識はそこで途切れた。
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2011-10-04 06:44:43


茜星

更新!
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〈第十八章 ナゾ〉
~レイア~

時計台は何事もなかったかのように、静かに立っていた。

「一体何があったんでしょう」

ルークがつぶやく。

「ただ単にだれかが門を開けただけかも」

あたしはそう言った。

「ミナが開けた時も揺れたし、ただ古くなってただけじゃないですか?」

アロマも言うが、先生は浮かない顔だ。

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2011-10-05 21:03:19


茜星

更新。
___________________________

「ねえ、先生たち」

ミナがあたし達に背を向けたまま言った。

「さっきは、ごめん。困るだけだったよね、あんなの」

そんなことない。

そんなこと、ないよ。

でも言葉にできない。

「この街の謎、解いてくれない、先生?誰かを探しているんだよね?そのついででもいいからさ。そうしたら、きっと何かがうちの中で変わると思うんだ」

ミナはくるりと振り返る。

「ねえ、お願い!解いてよ」

先生に視線が集まる。

先生は帽子を少しあげて、ミナの方をまっすぐ見て言う。

「もちろんさ、英国紳士としてはね」
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2011-10-07 19:49:34


茜星

奇跡の仮面クリアー!!
おもしろかったです。

では更新。
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「ありがとう」

ミナは少し下を向いて言った。

「何でも、協力するよ」

「早速だけど、少し聞きたいことがあるんだ」

先生がミナに近づいて耳打ちをする。

あたし達には秘密らしい。


「ひどいですよ先生」

ルークは少し怒り気味で言った。


「すまないね、ルーク。用事は終わったよ」

「それで、謎は解けたんですか?」

アロマが先生に駆け寄る。

「だいたいね」

先生は満面の笑みで答えた。
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2011-10-08 18:09:29


チョコ

えっ、はやっ!
私ら全っ然分かんないんだけど…
奇跡の仮面クリアしましたか!
面白かったですよね!
最初エンディング見たとき、素晴らしい!
拍手っ!…って感じでしたね私

2011-10-08 23:58:02


グラタン

もうナゾが解けたんですか教授・・・。
ヒントくださいよ。お願いですから・・・。

奇跡の仮面はクリアしましたが、現在ナゾコンプは放棄してます!もうマル秘キャラクターファイルは暫く諦めます。さらばライネル、馬、馬、ロバ。

2011-10-09 00:15:30


Milia

お久!
めっちゃ進んでるね!
あたしもついに200レス達成したよ☆
これからもがんばって[a:0051]

2011-10-09 06:33:26


うさぎ★

はじめまして。
1から読みました。
とても面白いです。
更新がんばって下さい。

2011-10-09 06:35:19


柳桜

お久しぶりです。
ごめんなさい、なんかお久しぶりですばっかりですね…。
かなり進んでてすごいです。
あたしはこの小説が大好きですよ☆
いつも参考にさせていただいています。
お互い頑張りましょうね♪

2011-10-09 06:39:45


茜星

ひ、久しぶりにコメントがたくさん・・・
ありがとうございます!!

>チョコさん
うーん・・・正直ちゃんとヒントを出せているのか心配なので私が読者でもわからないかなと思いますよ(おい)。

ついにクリアしました!
おもしろかったです。拍手!って感じですよね。

>グラタン
ヒントは、順番に出して行くつもりです。
たぶん謎解きシーンでも私は細切れ更新になると思うし、ちゃんとこれまででヒントが出せているかどうか心配なんです・・・うん、お楽しみということで!

今ゆっくりと謎コンプ中です。
マル秘キャラファイルも手に入れたいですけど・・・あきらめ気味かもです。

>Milia
お久しぶり!
そんなに進んでるかな・・・

おっ、200レス達成したんだ!
また見に行くね。

更新がんばります。

>うさぎ★さん
はじめまして。
1から読んでくださってありがとうございます!
おもしろいって言っていただけて嬉しいです。

更新がんばりますね。

>柳桜さん
お久しぶりです。
別にお久しぶりばかりでも良いですよ。私も他の方に全然コメントできていませんし。

大好きって言っていただいて本当に嬉しいです。
お互いにがんばりましょう!

2011-10-09 08:27:19


茜星

これからは2のスレを立てたりしなくて良くなったんですよね・・・読みかえしやすくなって良いですね。

次作のアイデアも練ってますよ!

今日のつぶやきコーナー(?)はなんかまとまりがなかったです。では更新。
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「えっ!もう解けたんですか?」

ルークが驚いている。

あたしも驚いた。

「この街で起こった事件はたくさんある。まずクラウスが探している友人の行方。何をしようとしているのか、本当にこの街にいるのかどうなのかということ」

「クラウスさんもこの街のどこかに居るんですよね?」

ルークは首をかしげる。

確かに、あのとき会った『クラウスさん』には会っていない。

「その辺の謎は進展なしじゃないですか?クラウスさんの友人なんて、名前も顔も知らないのに」

「いや、そうでもないんだよ。確かにこの街には『クラウス』はいないけれどね」

どういうことだろう?

ううん、わからないや。
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2011-10-09 08:42:40


茜星

3DSで更新してみようかな、と思いましたが文字を打つのが大変なのでやめました。一文字一文字打つのは辛いですよね・・・

では更新。
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「もう一つのナゾは、この街に関わることだ。車をおいた場所に戻れなくなったり、方位磁針が狂ったりしたことだね」

「門を開けるたびに地震が起こるのは偶然なんでしょうか?」

ルークがメモを片手に尋ねる。

「偶然じゃないわ。この街一番の古株のうちが言うんだから間違いはない」

「考えてみて、わかった。これらのナゾはつながっているんじゃないかとね」

つながっている?

あたしにはわからない。


あたしからみたらバラバラのナゾでも、今先生には一本の糸に見えるのかもしれない。


「みんなを呼んでもらえるかい?星さんや、あとさっき会ったレイとアイリスも」

先生のナゾ解きが、始まる。
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2011-10-10 07:21:52


茜星

更新。
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<第十九章 再び、再会>
〜クラウス〜

気がつくと、僕は街の地面に倒れていた。

「大丈夫?レイ」

「あれ?僕は・・・」

確か、誰かに襲われたんじゃなかったっけ。

「レイが襲われた人のことかしら?大丈夫よ、撃退しておいたから」

「さすがですね」

アイリスはふふん、と少し誇らしそうな顔だ。

「門は戻しておいたから。もう地震の恐れはないわよ」

「そういえば、僕を襲った人って誰だったんですか?」

アイリスは腕を組んで考え込む。

なんか妙な感じがする。



ううん、ただ単に目覚めたばかりでちょっと混乱しているだけなのかもしれない。

「わからなかったわ。たぶん街の人でしょう」
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2011-10-11 20:05:30


茜星

ちびちびと日刊ナゾを解き中です。

さあ、ラストに向けてスパート!更新。
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「どうして、僕が?」

「それはわからないわよ。本人じゃないからね。なんか恨みを買ったのかもしれないわね。この街は特殊だから」

特殊、か。

確かにそうかもしれないな。

「そういえば、アイリスが気がついたことって何なんですか?」

僕になかなか教えてくれないまま、僕は襲われてしまったからな。

「ああ、そのこと?言いたくないんだけど、私の勘違いだったかも。早まりすぎたかもしれないわ」

そんな、ことだったのか?

あれだけ熱くなってて、一度は動かさないといった門を動かして・・・。

「あれだけ燃えてたのに、勘違いだったんですか。この時計台は大変なものとか、街で何かが起ころうとしているとか、言ってたじゃないですか」

「なんか引っかかりそうなの。なにか」
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2011-10-12 20:18:55


グラタン

私もなんか引っかかるの、なにk((

アイリスよ、じらすな(笑)。
こっちは早く知りたくてたまらないよ。
もう教授に頼むしかないか、ここは(え)。

2011-10-12 22:23:48


柳桜

こんばんは。
あたしもなにか引っかかってますw
友「意味分かってる?」
柳「分かってる。」
あたしは物語に詰まってしまい、只今スランプ中ですw
李「こんな奴が参考にしてすみません。」
柳「酷い…(泣)」
いつも楽しみにしてます。
更新がんばって下さい[a:0051]

2011-10-12 22:38:50


茜星

グラタン、柳桜さん、コメントありがとうございます!

>グラタン
さあ・・・どうでしょうか。
じらしすぎだね、アイリス(笑)

そのうちわかるかも?
教授に頼んだ方が早いかもね・・・(おい)。

>柳桜さん
引っかかってるんですか・・・

スランプは誰にでもありますよ。
私的にはのんびり続けて行くのがいいと思いますよ。

更新がんばります!

2011-10-14 18:46:30


茜星

更新!
___________________________

アイリスは考え込んで、僕の方を見た。

「この門を動かせるのは誰かしら」

と、唐突な。

いきなりなんなんだろう。

「な、なんなんですかいきなり」

「町長と同じぐらいの権力を持っているなら、門を動かせて当然、よね?」

何が言いたいんだろう?

つまり。

「星さんが怪しい。私はそう思うわ。行きましょう」

どういうことがあってアイリスは星さんを疑っているのかわからない。

でも、今は。

走るんだ。
__________________________

2011-10-14 19:21:09


茜星

更新!
___________________________

星さんの家にはすぐ着いた。

「星さん、いらっしゃいますか!」



返事はない。

「尋ねたいことがあるんですが」


やはり、返事はない。

「居留守かしら」

僕はドアを軽く引いてみる。


あれ、開いてる。
__________________________

2011-10-15 08:56:12


茜星

さあ更新。
___________________________

「開いてますよ」

「じゃあ中に入らせてもらおうかしら。口実にできるようなことがなくて困っていたから」

アイリスがドアを大きく開いて、先に入った。

「お邪魔します」

さっきと何も変わらない玄関があった。

それはそうだ。


でも人の気配はない。

僕らは部屋のドアを一つ一つ開けて、星さんを捜した。




結果、星さんは見つからなかった。

「どこに行ったんでしょうか」

「消えた?逃げた?それともただ出かけているだけ?」

アイリスは腕を組む。

「一旦外に出ましょうか」

__________________________

2011-10-16 07:59:13


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