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レイトン教授と罪人の晩餐

KOKUA

初めまして、KOKUAです。
初めて小説を書くので、
変になるかもしれません。
よろしくお願いします。

2011-05-08 14:04:07


アスナ

初めまして。アスナといいます。

クラリスは元彼を殺してしまう、黒マントの正体も気になりますね・・・!

更新を楽しみにしていますね!

2011-05-15 15:23:43


KOKUA

KOKUAです。
久々に更新いたしました!
では、運命の第1章スタートです!!

-第1章- 絢爛なる伯爵
晴れたロンドンの昼下がり。
レイトン教授は、お気に入りの
赤い車を走らせていた。
「先生のご友人に、
心理学者さんもいるんですか?」
ルークは尋ねてみた。
「あぁ、そうだよ。何たって
彼は、ロンドンを代表する、
心理学者の一人だからね。」
とレイトンは冷静に答える。
「そうですか・・・。でも先生、
何故ジャックさんは、モデルの
ショーのチケットなんて
持ってるんですか?」
「ルーク。それは、ジャックの
婚約者・クラリスさんが
出るからだよ。彼は、既に、
クラリスさんに惚れているからね。」
「えぇっ!?あのトップモデルの、
クラリス・ジンジャーさん!!?」
「そうだよ。」
「すっ、凄いですね!!」
ルークはときめいていた。
彼らは、今、「白い町」と謳われる、
『スノウセレナード』の
ホテル『クリミナル』へ
向かっている。そこで、今宵、
ロンドンのファッション二大勢力との
プレミアムショーが、
行われることになり、
クラリスはそのショーに、
出ることになっていたのだ。
「この二大勢力、凄いですね。」
「あぁ、ルーク。
クラリスさんが所属する
ブランドは、ウィルソン氏の
『ウィッチ』。そして、
ライバルは、若年で社長に昇った、
バムフォードさんの
『セピア・ピアノ』だそうだ。」
「何か覇気を感じるのは、
気のせいでしょうか。」
「さぁな・・・。おっ、
ルーク着いたぞ。」
赤い車を置いた目の前には、
雪の如く、綺麗な館が
建っていた。
二人は息を呑んだ。

今回はここまでです。
お楽しみに!!
あと、また登場人物を加えます。

トッド・バムフォード(34) 社長
フランソワ・シャルソン(19) モデル

また更新します。

2011-05-27 15:36:36


KOKUA

久々です。KOKUAです。
今回は第1章の途中まで、
ご覧下さい。

そこにジャックが入り口から現れた。
よく見ると、後ろにはクラリスも
一緒にいた。
「おぉ、エルシャール!久々だな。
あ、そうだ。紹介しよう。
エルシャール、クラリスだ。」
「は・・・、初めまして。」
「初めまして、クラリスさん。」
その時、若干だがクラリスは
とても焦っていた。
『バレなきゃいいな・・・。』
とひっそり思っていた。
「そうだ、そろそろ入ろう。」
ジャックは呼びかけて、
ホテルに入った。すると、
「クラリスさん、そろそろ
衣装合わせを・・・。」
叫んだのは、レイチェルだった。
そこにクルーザーもいた。
「あっ、ジャック、ごめんね。
衣装合わせに行くね。」
「あぁ、分かった。」
クラリスは、大急ぎで
衣装室へ向かった。
『わぁ・・・。』
ルークは感動に浸っていた。
ホテルの内装は、ミルキーな
白い造りで、シャンデリアが
まばゆくも優しく光っていた。
「ルーク!受付をするぞ!」
ハッとしたルークは、急いで
ロビーに向かっていった。
「では、こちらのルームキーを
お渡ししますね。」
ホテルマンのベンソンは、
慎重に鍵を渡した。その時、
「!!」
とレイトンに、思いもよらない
凍てつく殺気が襲った・・・。
『今のは、一体・・・、
何だったんだ?凄い殺気が・・・。』
レイトンはハッと我に返り、
「あっ、申し訳ないです。」
とベンソンに不安になりながらも、
冷静に謝り、部屋に向かった。
それを察したルークがこう言った。
「僕も感じました・・・。
事件が潜んでいるのでしょうか?」
レイトンは少し安堵の表情を見せて、
「わからない。でも、ロビーに
いた時の殺気を感じると、
もしかしたらあるかもしれないね。」
と、不安げな口調で話した。

今回はここまでです。
次回は、いよいよ絢爛なる伯爵が
登場します!!
お楽しみに!!

2011-10-21 23:57:22


KOKUA

どうも、KOKUAです。
今回は、いよいよ絢爛なる伯爵が
登場いたします。どうぞ!!

荷物を置いたレイトンは、
「ルーク、私はこれから
バルコニーに行こうと思うのだが、
一緒に行くか?」
「あ、僕は荷物の整理を
しておきます。後で行きますね。」
「あぁ、分かった。」
不安の顔で、そのまま
部屋から出ると、
ドアのそばに原稿が落ちていた。
よく見ると、
『裏切りの舞踏会
 ユウ・ラスト』
と書かれていたのだ。
「あっ!すみません!」
振り返ると、ラストが
走ってきた。
「有難うございます。」
「礼には及びませんよ。
女性を助けないわけにはいきません。
英国紳士としてはね・・・。」
ラストは微笑むと、
赤いカーペットが敷かれた
廊下を走り去った。
歩いていくと、バルコニーが
見えてきたのだ。
景色はもう紫に染まり、
夕焼けが垣間見えた。
下には大きな噴水が見えて
剣を持った騎士が、
レイトンに向かって
勝負に挑んでいるようだった。
「あぁ、綺麗だ・・・。」
すると後ろから気配がした。
『ルークか・・・。』
と思いきや、黒いマントを羽織り、
血のような蝶ネクタイをつけた
仮面の怪人がいたのだ。
レイトンはその容姿を見て
ハッとしたのだ。
『あれは・・・、
絢爛なる伯爵!?』
不敵な笑みを浮かべ、
「ドンッ!!!」と押された!!
レイトンの身は、噴水の
像に落ちていった。
叫び声も出ずに、ただ
黒い瞳を閉じていった・・・。

「・・・んせ・・・、
・・・んせい、先生!!」
ハッと目を開くと、
くしゃみをした。
服は水でずぶ濡れており、
右腕にタオルが巻かれていた。
解くと傷は深くついていて、
血が滲んでいた。

今回はここまでです。
絢爛なる伯爵は、何故
レイトンを落としたのだろう。
それにどうして、
無事だったのだろか。
今後の展開をお楽しみに!!

2011-10-22 18:44:23


KOKUA

どうも、KOKUAです。
今回はクラリスに、
悲劇が訪れます・・・。

「先生、危なかったんですよ!
あの時、突風が吹いていなかったら
先生は一突きでしたよ・・・。」
ルークは涙目になりながら、
落ちた状況を語った。
そう、レイトンは無事だったのは、
この地域でよく起きる突風だった。
その風がレイトンの身体を、
少しずらすことができたのだ。
『そうだったのか・・・。』
レイトンはまだ不安げな笑顔を見せて、
「心配させたね。すまなかったよ。」
そういってルークの頭を、軽く撫でた。
「おぉい、エルシャール!!
大丈夫か・・・!!!」
ジャックが、走ってきた。
「ああ、軽く怪我をしたけど・・・。」
「・・・おまん、伯爵に
殺されかけたようじゃ・・・。」
訳のわからぬ言葉の主は、
篠原健吾だった。レイトンは、
『確か、これは、日本にある
土佐弁というものか・・・?』
「あっ、すまない。
土佐訛りが出てしもうた!
けんど、こりゃあーいけない事件だ。」
と言って、廊下に消えてしまった。
「何だ?今の・・・。」
「さぁね。初めて見たから、
わからないね。」
そう言うと、レイトンは立った。
すると、クラリスも来た。
「大丈夫ですか・・・?」
「イテテ・・・、ああ、
クラリスか。大丈夫だよ。」
「先生、戻りますか?」
「ああ、そうしよう。」
二人はゆっくりと歩いていった。
『・・・ま、まさかねぇ・・・。』
クラリスは青ざめていた。
――――その後、
クラリスは部屋に向かった。
『あの時、あいつを捨てたとき、
崖の上に仮面の人がいた・・・。
そして、レイトンさんが
突き落とされた時、同じ人を
見た・・・。何よ!この偶然!!
何でここにいるのよ!!』
そう思って入ると、
「!!」
「あっ・・・!」
口を塞がれてしまった!!
目を剥けると、仮面が
見つめていた。そしてこう言った、
「やあ、また遭ったね・・・。」
『声が複数に聞こえる・・・。』
「私は、『絢爛なる伯爵』。
貴様の脅迫者だ・・・。
貴様に忠告しなければいけないことが、
壱つ或るのだ。今日の前夜祭で、
クルーザー殿を殺る・・・。
見てみるが良い。去らばだ・・・。
フフフ・・・、アハハハハハ!!!」
そういうと睡眠ガスを撒き、
クラリスを眠らせた・・・。
――――ハッと、目が覚めた。
その瞬間、身の毛がよだつ恐怖に
襲われてきた。
『何だったの!!!』
時計を見ると、
「あぁ・・・、そろそろ出よう・・・。」
凍りついた身体を震わせ、
ドアを開いた。

今回はここまでです。
さぁ、お話通りクルーザーは
死んでしまうのか?
お楽しみに!!

2011-10-26 17:02:35


ざくろ

初めまして。
こちらで新しく小説を書かせて頂いている「ざくろ」と申します。

絢爛なる伯爵…彼の狙いは何なのでしょうか…?

かなり気になります!!更新楽しみにしていますね!!

2011-10-26 18:23:09


KOKUA

久しぶりです。KOKUAです。
絢爛なる伯爵が予告したことは、
どんな形となって起こるのでしょうか?
では、第一章の終盤に行きましょう。

目の前には、ジャックがいた。
「どうしたんだ?クラリス。
顔色が悪いぞ・・・。大丈夫か?」
ジャックの温かい言葉に、クラリスは
若干ホッとしたようだ。
「いや、レイトンさんが落とされたことが
有り得なくて・・・。
不安になっちゃっただけよ。」
「そうか。心配してたんだ。」
その言葉を聞いて、ジャックも
ホッとした顔つきになった。
「有難う。心配してくれて・・・。」
「何いってんだ?俺はお前の
婚約者だぜ?心配するなんざ、
当たり前のことじゃないか。」
そう言って、二人は抱き合った。
「そうだ、そろそろ前夜祭だ!
行くぞ、クラリス。」
『そうよね、起きるわけないよね。』
そう思いながら、ホールへ向かった。
――――ホールに着くと、そこは
まるで晩餐会のように人が
溢れ、食事を楽しんでいた。
「あっ、クラリスさん!」
ルークの声が、響いた。
「こらこら、あまり大きい声を
出してはいけないよ。優雅に
楽しまなくてはならないよ。」
「出た。レイトン節!!」
クラリスは、微笑んでいたが
目線はレイトンの傷にいってた。
「あの・・・、大丈夫でしたか?」
「あぁ、深く裂かれたが問題はないよ。」
「あっ!君たちは!」
よく見ると、土佐弁で話していた人だ。
「さっきの人やか?すまないねぇ、
土佐訛りは相変わらず直らなくってね。
「えっと、あなたは?」
「そういえば自己紹介をしたなかったな。
おれは篠原健吾だ。よろしくな。
ちなみにライターをやっちゅう。」
「私はエルシャール・レイトンです。
大学で考古学を教えています。」
そう言って篠原は、どこかに
行ってしまった・・・。
「東洋の人ですか?今の人って。」
「そうだね。」
「東洋の人の独特な言葉ですか?」
「うぅん・・・、ちょっと違うね。」
「あっ、二大勢力が来たよ!」
ホールの入り口に目を向けると、
『ウィッチ』の社長のウィルソンと
『セピア・ピアノ』の社長の
バムフォードがやって来た。
双方の社長の傍らに、大勢の
社員やモデルがホールに入ってきた。
そこには、クラリスをいた。
「ふふふ・・・、待っていましたよ。」
「そうですか、まぁこう言うのも
なんですがとっとと潰れてくれません?」
「若造が、アンタも潰れなさいよ。」
言葉と言葉の罵り合いが始まった。
「先生、怖いです。」
ルークが若干怯えていた。
「仕方がないよ、これが
ライバルというものさ。」
「大人だからね。」
二人の学者は、涼しい顔で
罵り合いを眺めていた。
「えぇ、では・・・。
これより前夜祭を開始します・・・。」
MCのおどおどとした言葉で、
前夜祭が始まろうとしていた。
「で、では乾杯の音頭をお願いします。」
先程睨み合いをしていた社長たちが
満面の笑みになった。そして、
「明日のショー対決に来てくださり、
有難うございます・・・。
では、乾杯!!」
息の合った言葉で、始まった。
ワイングラスはシャングリラの光の下、
白く光るものもあれば、
赤く眩くものもあった。
するとソムリエの劉波児は、
建てられたグラスのタワーに
ロマネ・コンティを鮮やかに注いだ。
「わぁ、凄いですね!先生!」
「最高級のブランデーだ。
彼が注ぐと、魔法のように見えるね。」
「えっ?あれって、ワインじゃ
ないんですか!?」
「あぁ、そうだよ。」
――――クラリスは劉の技に感動
しつつも、予告のことで
ソワソワしていた。すると、
「クラリス君、明日は
大事なショーだ。リラックスしなさい。」
副社長のブラッドは、
クラリスに向かって囁いた。
「有難うございます、副社長・・・。」
そう囁くと、ブラッドは微笑んだ。
『そうよ、明日はショーよ!
もう予告なんて気にしなくていいのよ!』
クルーザーをチラッと見ると、
赤ワインをそのまま持っていて
飲もうとする様子が見えなかった。
『どうしたのかな?』
クラリスは不安そうに見た。
するとトッドが近づき、
「どうしたんだい、君?」
「あっ、ちょっと・・・、俺、
下戸なんです・・・。」
「じゃあ、俺が飲もうか?
飲まないなんてもったいない!」
そうやってワインを取り上げた。
『あら、トッド社長って、
優しい方なのね・・・。』
そう思っているうちに、
トッドがワインを一口飲んだ。
その時、トッドの持っていたグラスが
割れ落ち、赤ワインが血の如く
床に染まっていった・・・。
「うっ・・・、ぐ、がっ!!!
あ、あぐ!ん、がっ!!!
だ・・・、だれがど、どくを、
も・・・た・・・。」
「き、きゃああああああああああ!!!」
ホール一面が惨劇に変貌した!!
その時、
「何故だ!?計画が失敗した!!?
この『絢爛なる伯爵』が!
標的を間違えるなどない!何故!!?
・・・フッ、まぁいい。
次こそは間違えん。そして、どうだ。
これが『罪人の晩餐』の序幕だ。
フフフ・・・、アハハハハハ!!!」
響いていた恐ろしいアナウンスは、
消え失せてしまった。
レイトンとルークは感じた。
トッドがワイングラスを落とした時に、
あの殺気がまた感じたことを・・・。

さぁ、第一章が終りました!
絢爛なる伯爵はクルーザーではなく、
トッドを殺めてしまいました。
次は誰を標的にするのでしょう?
お楽しみに!

2012-02-04 13:35:43


KOKUA

どうも、KOKUAです。
いよいよ第二章が、始まります。
温かい目で見てくれると、有難いです。
では、第二章スタートです!

-第2章- 仮面の中の陰謀
レイトンとルークは、遺体と化した
トッドに近づいてみた。顔は既に
青白く、頬は冷たくなっていた・・・。
「先生!ワイングラスが割れてますよ!」
「ルーク、トッドさんは毒によって
死んでしまったようだ。悶えている最中に、
落としたのだろうね。」
「毒殺ですか・・・。ワインに
毒が盛られていたのでしょうか?」
「その通りだよ、ルーク。」
トッドの口から鼻を刺激する臭いが
漂ってきた。アーモンド臭だ。
『これは、恐らく・・・。』
「青酸カリによる、毒殺じゃろう。
お前さんもそう思ったのじゃろう?」
「えっ、そうですが、あなたは?」
「ワシはセットン・ロット。カナダで、
私立探偵を営んでおる。」
「私はエルシャール・レイトン。
大学で考古学を教えています。」
小声で自己紹介をしていると、
ホテルマンのベンソンが青ざめて走って来た。
「た、大変です!」
「何があったんだ?」
ジャックが問いかけると、ベンソンは
「雪が、大雪が、積もっているんです!!」
「!?」
ルークとジャックは、ロビーに向かった。
「!!」
ガラスの扉の向こうが、銀世界に
姿を変えていたのだった・・・。
「ジャックさん、これだと・・・。」
「くっ、警察が呼べねぇ・・・。」
遅れてレイトンも来たが、ロビーの悲劇を
三人は黙って見るしかなかった。
「エルシャール!どうする?」
「仕方がないね。ホテルの中にいる人に
聴取をするぐらいしかない・・・。」
「捜査ですか・・・。」
三人は渋い顔になって、ホールに戻った。
ホールに戻ると、シャルソンが
響くほど泣き叫んでいた。ルークには、
魂を吐き捨てているように見えた。
「何でよ!!先生が何で殺されなきゃ
いけないのよ!!!誰よ!誰がやったのよ!?
アンタら?アンタらの中にいるでしょ!!!」
シャルソンの瞳は、真っ赤に染まって
腫れていた。まるで兎のように・・・。
すると、『ウィッチ』の社員は
「何言ってんだ!?お前は節穴か!?
私達の中に犯人がいる!?
抜かした事を言うんじゃないよ!!!」
言い争いが起きてしまった。しかし、
クラリスは黙って涙ぐんでいた。
『本当に起きた・・・。本当に殺人が
起きた・・・。クルーザーさんじゃなく、
トッドさんが死んだ・・・。』
立ち尽くすまま、固まっていると
ジャックが駆け寄って来た。
「おい、クラリス。大丈夫か?」
「う・・・、じ、ジャック・・・。」
ジャックの声が、クラリスの冷たい心を
溶かしたかのように泣き出した。
「大丈夫か?まぁ、とりあえず
この争いを止めなきゃな。エルシャール、
手伝ってくれないか?」
「ああ、分かった。・・・イテテ。」
またレイトンの腕の深い傷が疼き始めた。
「大丈夫ですか?」
「まだ痛いが、大丈夫だよ。」
「僕も手伝います!!」
止めようと思った瞬間、怒鳴り声が響いた。
「うるさいですよ!全く・・・、
大人げないですよ!!」
意外にもラストが止めてくれた。
「そうちや。こいとは、
正しい事をゆうちゅうよ。」
篠原がなだめたところで、レイトンは
「皆さん、お聞き下さい。
これからアリバイを聞こうと思います。」
「えっ、どうして!?」
「この場にいたホテルの従業員と、
ソムリエの劉さんもです。」
ベンソンと劉が驚いている。
「私も、いや私達ですか!?」
「何で俺まで聴取を受けるんダ!?」
「この場にいる方々は、全員
トッドさんを殺した疑いがあるからです。」
ホール内が、凍りついた。
「お前は何者なんだ!?」
「先生に、『お前』は無いですよ!!
先生はスコットランドヤードの警察も
お手上げの難事件を数々解決したんですから!!」
「ルーク!それは余計な事だよ。」
「えっ・・・。も、もしかして。」
「はい、私はエルシャール・レイトン。
考古学者で、大学で教授をしています。」
場が騒然とした。スノウセレナードでも
エルシャール・レイトンの名は、広まっていた。
劉と篠原は、知らないが唖然としていた。
そして、レイトンは言った。
「あらかた、薬の行方は分かりました。
そして、犯人はいます。これは推察ですが
私を含め13人の中に・・・。」

今回はここまでです。
私なりのレイトンの推理は、次回です。
お楽しみに!

2012-02-06 14:17:20


KOKUA

どうも、KOKUAです。
小説を書く事は難しい事だと、
最近ちょっと思ってきました。
だけど楽しいです。(笑)
それはさて置き、スタートです!

「な、何だって!?」
「エルシャール、本当なのか!?」
「あくまでも、推察だがね・・・。」
ホールが一瞬にして凍り付いた。
そして、顔が暗く色付いた。
「ちょっと待って下さい、先生!
何で先生までも、容疑者として
断定するんですか!?
先生が殺人をするなんて・・・!」
「ルーク、これはあくまでも推察だ。
落ち着きなさい。」
ルークは目に涙を貯めていた。
それを見たレイトンは、とても
悲しくも憤りを感じた。
「レ、レイトンさん、その
13人は一体誰なんですか?」
クラリスは、おどおどした口調で問いた。
「そうだね。」
レイトンは、落ち着いた口調で答えた。
「まず私と、同じ席にいたジャック。
セットンさん、Mr.シノハラ、ラストさん。」
「!!」「・・・。」
「なっ・・・!」「!?」
「被害者のトッドさんの近くにいた、
クラリス、レイチェルさん、
クルーザーさん、ブラッド氏、
ウィルソン氏、シャルソンさん。」
「うっ!?」「え~っ!?」
「はっ!?」「・・・。」
「・・・?」「え、えっ!?」
「最後に、ワインを運んでいた
Mr.リュウ、ベンソンさん。」
「なッ!?」「えっ?」
「先生、待って下さい!
何で先生、ジャックさん、
セットンさん、シノハラさん、
ラストさん、リュウさん、
ベンソンさんが容疑者なんですか!?」
「そうだ、エルシャール。
ルーク君が今言った人達は、
トッド社長と離れているんだぞ。」
「先生、もしや勘ですか?」
ルークは、初めて疑った。
「いや、ちゃんと理由がある。
Mr.リュウとベンソンさんの場合、
Mr.リュウはワインを注ぐ時、
ベンソンはグラスを運ぶ時に
幾らでもチャンスがあります。」
劉とベンソンの額から、
とめどなく汗が流れてきた。
「じゃあ、他の人の動機は?」
「共犯者の可能性が、
あるかもしれない・・・。」
「つまり、実行役と指示役が
いるという事ですか?」
「ああ、その通りだ。」
レイトンとルークのやり取りに、
13人の容疑者は困惑し始めた。
「流石、そのやり取りは数々の
難事件を解いてきただけにあって
見事な推理じゃな・・・。」
困惑の糸を断ち切ったのは、
容疑者のセットンだった。
「先生、この人は?」
「ああ・・・、カナダで
私立探偵をやってるそうだ。」
ルークは、疑いの目で
セットンを眺めていた。
「あの~っ、私、質問が
あるんだけど・・・。」
レイチェルが不機嫌そうな声で、
レイトンに問いかけた。
「何であたしや、
クルーザーさん、副社長の
名前を知ってるんすか?」
「レイチェルさん、私が
紹介したのを忘れたの?」
「・・・。」
若干場の空気が冷たくなった。
「えっ、あっ!そういえば・・・。
あ、あはは・・・。」
「笑い事じゃないでしょ。」
クラリスの厳しい言葉に、
レイチェルは縮こまった。
「まぁ、それはさておき、
これから聴取をしましょう。
ルーク、私の聴取を君が
行ってくれないか?」
「えっ・・・。」
突然の指名に、ルークは
ただ唖然としているしかなかった。

では、ここまでにします。
何か間違いがあったら、
指摘してくれると有難いです。
さよなら!

2012-03-04 00:07:06


KOKUA

どうも、KOKUAです。
ふと思ったのですが、今回の
登場人物の顔や体型は何?と
思った方もいると思います。
大変長らくお待たせしました。
下手ですが、書いてみました!
今回はクラリスです!
色々と批評して下さい(笑)
では、さよなら!

2012-03-05 18:22:57


KOKUA

では、表示します。

2012-03-05 18:40:22


KOKUA

どうも、KOKUAです。
すみません、ちゃんと
表示出来てなかったです。(笑)
では、ぜひ見てください。

2012-03-05 18:54:31


KOKUA

またまたどうも。
KOKUAです。
向きが変なんですが・・・。
大丈夫でしょうか?

2012-03-05 18:55:31


KOKUA

どうも、KOKUAです。
今回はジャックです!
色々と批評して下さい(笑)
また向きが変ですけれど・・・。

2012-03-07 23:37:35


KOKUA

どうも、KOKUAです。
今回は絢爛なる伯爵です!
色々と批評して下さい(笑)

2012-03-10 17:51:34


*ちゃん

拝見うぃる

2012-03-14 12:26:40


KOKUA

どうも、KOKUAです。
いよいよ聴取が始まり、容疑者の
個性や過去も少し明らかになります。
では、続きをどうぞ!

ルークは、ホテルの支配人が
聴取を行う為に用意してくれた
事務室の冷たいソファに座っていた。
顔付きは暗く、滾る怒りを
ひたすら内面に隠していた。
ため息をついていると、ドアの
ノック音が重苦しく響いた。
ドアを開くと、シルクハットの
大学教授が苦い顔で
ルークの顔付きを眺めていた。
レイトンは、黙ってソファに
腰掛けた。それと同時に、ルークの
すすり泣きが静かに響いた。
「大丈夫だよ、ルーク。」
レイトンは手を差し伸べ、
「ルークの言う通り、私には
身に覚えはないよ。」
ルークは、ゆっくりと顔を上げた。
「当たり前ですよ!」
少し表情が、明るくなった。
レイトンはルークの顔を見て、
安堵の表情を見せた。
「ああ、また次の被害者が出る前に
犯人を探さなくてはならない。」
「えっ?また『絢爛なる伯爵』は、
殺人を犯すかもしれないんですか?」
「ああ、だが情報は足りない。
だから調べて行こうじゃないか。」
「はい、先生!」
久々の謎解きに、ルークは
若干興奮を爆発させている。
「とりあえず、私のアリバイを
言っておいた方がよいだろう。
私は、勿論ルークといて、
テーブルからは一歩も
離れてはいないよ。一応、
このアリバイを書いときなさい。」
「はい、先生。」
ルークはメモ帳に、スラスラと
レイトンのアリバイを書いた。
「では、ここからは二人で
聴取を行うとするか。」
ーーーー名コンビが緊張した顔で
待っていると、ドアが開いた。
親友のジャックがやって来た。
「二人揃っての聴取かい?
エルシャール、そしてルーク君。」
まるで挑発をしているような
言い草で、事務室に入って来た。
「二人目からはね・・・。」
至って、レイトンは冷静だった。
「じゃあ質問をするよ。あの時、
何をしていたかい?」
「勿論、エルシャールと同じ
テーブルで話していたに決まってるよ。」
「ははは、一緒にいたからね。
ところで、クラリスと結婚する
きっかけを教えてくれないか?」
「あれ?言ってなかったっけ?
っていうか、エルシャール。
これって全く重要な証言に
ならなくないか?」
「いや、私の捜査には、
必要不可欠な証言だよ。ジャック。」
「ならいいけど・・・。
えっと、二年前パリにいた時、
知り合いの紹介で出逢ったんだ。
それから仲良くなって、
食事をするようになった。
で、今年意を決して、
プロポーズをクラリスにしたよ。
そして、OKを出されたんだ。」
「ジャック、プロポーズを
した日はいつか教えてくれ。」
「そこまで聞くか・・・。
えっとね、パリは二年前の六月、
プロポーズも六月だよ。
出逢った日とプロポーズの日は
どちらも一緒さ。」
「成る程・・・。じゃあ、
13人の中で怪しいのは?」
「・・・フッ。エルシャールの
発言はいつも鋭く尖った槍だな。
今、ちょっと動揺したぞ。」
「今のは褒め言葉かい?」
「いや、むしろ嫌味だよ。」
ルークは、この二人の対話に
驚かされた。こんなにも、
熾烈な争いをしてるのかと
目の前の戦いを見て思った。
「怪しい人か・・・。あの
神出鬼没の東洋人かな。」
「Mr.シノハラか?」
「ああ、まぁここからは
俺の勝手な心理論だ。
たっぷり聞きな、エルシャール。」
「そうだな、ジャック。」
ルークは、二人の発言に
追いつけないが如く、焦っていた。
その言葉には何が
垣間見えてくるのだろう。
ルークは、そう感じた。
「あの東洋人、何でこの場に
いるのかがとても謎なんだ。
だから俺は、あの東洋人を
疑っているんだ。しかも、
俺が心理観察しても、あいつは
何を考えて見通せない。
「『・・・おまん、伯爵に
殺されかけたようじゃ・・・。』
というあの言葉には、
動揺が一つもありゃしなかった。
むしろ、冷静だった。」
「確かに、おかしいですね。」
やっとルークも、会話に入れた。
「そうだろう、ルーク君。
どう思った、エルシャール。」
「確かに怪しいが、それは
彼に聞いた方がいい。」
レイトンは、あっさりと
言葉という槍で切り裂いた。
ジャックは、切られたのにも
かかわらず自身に満ちていた。
ルークは、その槍の速さに
ただただ呆然としていた。
「そうだな、エルシャール。」
この一言を言い終えると、
冷酷無比な殺人鬼のような
笑みを浮かべて、事務室を後にした。
その不敵な笑みに、ルークは
目撃者のように怯えていた。

今回は、ここまでです。
これでジャックの意外な一面を、
知ることが出来ましたか?
次回もお楽しみに!

2012-03-14 16:41:01


KOKUA

どうも、KOKUAです。
ちょっとだけれども、
コメント有難う御座います。
では、聴取の続きをどうぞ!


「先生、いつも会話は
こんな感じなんですか?
もの凄く笑ってましたよ・・・。」
「・・・。」
「先生?」
「・・・ぷっ、ふふふ・・・。
あはははは!・・・あはは。」
「ええっ!!?先生!?」
「ルーク、確かにいつも
こんな感じの会話だよ。
二人とも謎解きが好きだからね。」
「いや、先生。去り際の
ジャックさんが怖かったんですけど。
あと先生、笑い過ぎですよ。」
ルークは、不思議な光景を見たような
顔付きになった。レイトンと
ジャックの奇怪な関係を見て、
暖かい部屋にいたのに
寒気が急に襲ってきた。
『先生って、やっぱり変だ。』
ルークは急に冷静になった。
「ごめん、ごめん。ルーク。
驚かせてしまったね。」
「先生、毒殺事件が起きたんですよ!
こんな時に笑わないでください。」
「すまない、すまない。
では、引き続き行おう。」
ーーーー先程の温かい空間は
何処かに消えたが如く、再び
部屋は凍り付いた。すると、
ドアがゆっくり開いてきた。
現れ出たのは、クラリスだった。
「お待たせしました、
レイトンさん・・・。
少しトイレに行ってて・・・。」
「大丈夫ですよ、クラリスさん。」
一言謝ると、ソファーに腰掛けた。
「では、質問しますね。
ジャックさんとは
どのように出逢ったのかな?」
「ええ、二年前パリで
出逢いましたわ。
とても仲良くしてくれたわ。」
「ジャックさんの証言と、
一緒ですね。」
「あら、ジャックにも聞いたの?」
「先程ジャックに、
聴取を行ったんです。
全く同じ事を言ってましたよ。」
「そう・・・。」
「因みに、あの時は
何をしていましたか?」
「レイトンさんと離れた場所に
居たわ。・・・あとは
トッド社長の近くで飲んでいたし、
社員が周りに沢山居たわ。」
「クラリスさん、その時の
状況を聞いているんですけど?」
「・・・。」
「クラリス?」
『言えば、また彼奴に
何かを委ねられるわ・・・。
どうすればいいの・・・?』
「・・・何か隠しているね?」
「!!」
すると、ジャックがドアを
叩きつけるように開けた。
「おい、待てよ。エルシャール!」
「えっ、ジャックさん!?」
すると、親友の胸ぐらを掴んだ
ジャックは睨みつけながら
「お前、まさかクラリスを
疑ってんじゃねぇのか?」
「やめて、ジャック!」
「何をしているんですか!!」
「エルシャール・・・、
お前クラリスに何かしたら、
親友だろうが許さねぇぞ!!」
急ないちゃもんにレイトンは、
動揺はしているものの
平然を装っている。
「やめて、ジャック!
隠し事をしているのは本当なの!」
その言葉にレイトン、ジャック、
ルークは、時が止まったように
表情が固まったのだ。その時、
レイトンはとてもマズイ事を
思い出したのである。

今回は、ここまでです。
ついに、告白するクラリス。
そして、ジャックの過去を
思い出したレイトン。
一体どうなってしまうのか!?
お楽しみに!

2012-03-28 22:02:48


KOKUA

どうも、KOKUAです。
突然ですが、登場人物の
ロビン・クルーザーの年齢を
(40)から(29)に変更します。
では、次回のお話を
お楽しみにしてください。

2012-03-30 18:21:39


KOKUA

どうも、KOKUAです。
私は物語の前に、こういう風に
コメントを書いているんですが、
どう書くか迷います・・・。(汗)
とりあえず、更新します。

「ええっ!?有るんですか!?」
『最早、言うしかレイトンさんを
救う方法がないわ・・・。』
クラリスは、今までの人生で
大きな決断を下した。
強き瞳に見入れられたが如く、
ジャックは胸ぐらを自然と離した。
その強き瞳からは、涙が
たっぷりと溢れていた。
「死ぬ直前に、トッド社長は
『ウィッチ』の社員のクルーザーが
持っていたワイングラスを
取ったの・・・。彼は下戸だし、
葡萄アレルギーらしいし・・・。」
「つまり、クラリス・・・。
毒入りワインを持っていたのは、
クルーザーさん。彼ですね?」
レイトンがはっきり問うと、
「そうよ、ごめんなさい・・・。
グスッ・・・。・・・クッ、ウッ。
あの時、怖かったの・・・。」
とクラリスは、泣きながら
本当の事を答えた。ジャックは、
若干反省の色を見せている。
「すまなかったね、クラリス。
悲しい思いをさせてしまったね。」
レイトンはホッとした顔になったが、
ジャックは無力感を味わっていた。
『魔性の男、エルシャール・・・。
またあの時みたいに、クラリスを
奪われたくなんかない!』
顔を上げたジャックの顔は、
引きつりながら笑っていた。
「ごめん、エルシャール。」
そう言うと、ジャックは
事務室を後にした。
「ハァハァ・・・、あぁ・・・
危なかった・・・。」
レイトンは、ジャックという
鎖から解放されたように
疲れと共に、ソファーに座り込んだ。
「大丈夫ですか、先生。」
「グスン・・・、ご、
ごめんなさい。レイトンさん。」
「いいんだ。けどもう少しで
あの時の状態になりそうだった。」
「えっ!?何ですか、それって!」
ルークとクラリスは口を揃えて、
レイトンに対して問い詰めた。
「うっ!つい口を滑らせてしまったね。」
レイトンは全てを悟り、
「分かった・・・。教えてよう。」
席に座るとレイトンは、
「私が大学生の時に、
ルークは知っていると思うが、
クレアと付き合っていた事を
覚えているよね。」
「はい、覚えています。」
「実はジャックの元彼女なんだ。
私が慰めたりすると、彼は
捕られた気になって激昂するんだ。
しかし彼の持つ恋愛感情は、
かなり過激なんだ。
そしてクレアが、私と
付き合うようになったのは
クレアがジャックの愛情に対して、
恐怖を憶えたからだそうだ。」
「えっ!ジャックに、
元彼女がいたんですか!?
でも、元彼女がいたとしても
許しはしますけど・・・。」
「多分、私の胸ぐらを
掴んだ訳とは・・・。」
「私がレイトンさんに対して、
恋愛感情を持つのを阻む為だった。」
「そういう事になるが、
別に奪うなんて考えてないんだ。」
「先生って、よく女性を
惚れさせますよね。けど
先生は、そういう事にあまり
気が付かないですよね。」
「えっ・・・。じ、じゃあ
しないようには心掛けるよ。」
「どうしましょう、聴取を
再び始めましょうか?」
「そうだね、クラリス。」
三人は再び、ソファーに腰掛け
聴取を再開した。
「・・・あ。」
「どうしたの、ルークくん。」
「そういえば、クラリスさんは
どうしてモデルに成ろうと
思ったんですか?」
「私のお母さんが元々
『ウィッチ』のデザイナーだったの。
私自身、とても服に関する仕事に
興味を持っていたわ。お母さんの
同僚であり、現社長の
ウィルソン先生が私の素質を
見抜いていたらしく、私が
高校生の時にスカウトしに来たの。
まぁ、かれこれ10年以上は
モデルの仕事をしているわ。」
「10年以上も、モデルを
しているのかい?」
「ええ。でも長くは続かないから、
服飾デザイナーにでも
成ろうと思っているの。」
「そうなんですか・・・。」
「じゃあ、聴取を終わりにしよう。」
「ええ。ごめんなさい、
急に泣いたりなんかして。」
「とんでもない。私が
追い詰めてしまったのが悪いんです。」
クラリスは立ち上がり、ドアを開くと
「あっ、そういえばクラリス。
このモデルショーの目的を
知っているかい?」
レイトンが立ち上がって問うと、
「大企業との契約よ。」
「え、そうなんですか!?」
「ええ。ロンドンのアパレル企業の
大御所『クレオパトラ』の契約するの。
大きな仕事を貰うためらしいけど。」
「つまり、『ウィッチ』と
『セピア・ピアノ』が対決してるのは、
大きな仕事を貰うためか・・・。」
「でも、『セピア・ピアノ』の
社長のトッドさん、
亡くなってしまったんですよ。
そうなると『セピア・ピアノ』の
天下じゃないんですか?」
「それがね、あっち側が
弔い合戦としてファッションショーを
やりたいって言っているわ。
ウチの社員は、往生際が悪いだの
文句を言っていたわ。」
「でも、まだ決まってはいないんだね?」
「ええ。多分やるかもね。」
「そうか、情報をくれて
有難うございます。」
クラリスは、そのまま
事務室を去って行った。
「先生、クラリスさんから
色々聞けましたね。」
「その前にジャックが
立ち去っていなかったのが
驚いたけど。」
「・・・そうですね。」
ジャックの行動は、レイトンの
脳裏にも、ルークの脳裏にも
焼き付いたのであった。

今回は、ここまでです。
コメントを宜しくお願いします。

2012-03-31 09:37:15


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