レイトン教授シリーズの攻略
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グラタン
第二作目です!
注:「永遠の歌姫」とは無関係です。
私の小説は、中盤ではほとんどレイトン教授などのキャラがあまり出ません!!!(え)
(詳しくは「フラスコの中の紅茶」参照で。)
話の大まかな展開が決まったら、早速更新します。
2011-03-15 18:41:34
グラタン
更新!
「分かりません!!」
「では教えられませんね。精々お一人で頑張ることですね。」
とゴッドはニヤリと笑う。
で、運命の夜になった・・・・・・。
2011-04-04 06:57:40
グラ
うーん…
普通に答えて、3番
分からん!から3番にしておく[d:0204]
ルーク「考えたの?」
いや…考える暇ない←
さぁ…誰が変装しててんやろ?
うち的にd(殴)
2011-04-04 08:03:47
グラタン
>グラさん
残念!!
ヒント1:問題文をよく読もう。答えは問題文の中にある。
2011-04-04 08:50:47
グラタン
ヒント2:実は3文目(20ポンド払った件)は不要だ。
更新!
しんと静まり返った地下室。
「よっしゃー!出てこーい、ゴッド!!オレの手で叩きのめしてやるからな!!!」
と叫んでも、「はーい」と返事する者はいない。とにかく、オレの手で何とか守らなくては・・・。
ただ、待ちくたびれるものだ、見張りというものは。あと二時間。仮眠すると寝過ごすかもしれないし、かといって起きていてもつまらない。外で気分転換なんて言語道断だ。
さて、どうしたものか・・・・・。
ガサッ
と外で草と何かが触れ合う音がした。天窓に、うっすら人影が写る。ゴッドも、こんな時間から待ち伏せかよ!良くやるよな、向こう側も。ま、時間までこうやって緊張しているのも面白い。
・・・待てよ?時間より前にゴッドを捕まえたら、姉貴の中のオレのイメージ像、変わるかな?あ、いいじゃん、このアイデア!!
よし、善は急げだ。
オレはそっと梯子を用意し、壁に立てかけて、静かに、静かにのぼった。窓を開けたのと同時に、オレは外に飛び出し、辺りを見回した。
あれ?・・・・・・・ゴッドがいない!!
と思ったオレの頭によぎった姉貴の言葉・・・・・
『怪人ゴッドは、複数犯です。・・・・』
しまった!
オレの後頭部に衝撃が走った。
後ろから何者かに殴られたのだろう。
オレは、
ただ・・・・、
ただ為すすべなく、意識が次第に遠のいていくのを感じた・・・・・。
ただ、
それだけだった。
2011-04-04 16:40:30
グラタン
あ、ラストで皆さんを思いっきり裏切りまs((
更新!
何かに踏まれた。
「・・・ん?」
風の音が聞こえる・・・・・。
って、詩人みたいなこと言ってるんじゃねーよ!!!
時間は・・・・・・・・、12時1分。
あ!
「ゴッドォーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
窓から部屋の中を覗く。
無い!大皿が!!
振り返れば庭の真ん中を突っ切って走る人影一つ。こいつだ!
「待てぇーーーっ!!逃がすかぁーーー!!」
何度も躓きそうになりながら、何度も見失いかけながら、オレは追いかけた。
で、見失ったオレ・・・・・・。どんだけダメ人間なんだろう、自分。
庭中を見渡すと、ゴッドの姿は無かった。
消えた。
そして、オレは負けたんだ。
フラフラ庭をさまよったオレは、あの思い出の大木の下に来た。
失敗するたび、この木はオレの愚痴を静かに聞いてくれた。
木の根元で、オレと姉貴の愛馬「ジュディ(メス)」は、草を食んでいた。オレは彼女の背を撫でる。彼女はオレと姉貴しか背中に乗せてくれない頑固で、甘えん坊な奴だ。
「またやっちゃったよ。ううっ・・・・オレ、偉そうな事言って、・・・・う゛うっ・・・・・、何も出来ない馬鹿だったよ。家宝も・・・・・・、家族も・・・・・・・、何も守れなかった・・・・。ああ゛ーーーーーーっ、うわーーーーーっ!!!」
と、最後にオレは、その場に泣き崩れた。
もう、どうなったっていい、なんて自暴自棄になりかけたオレを、こんなオレを、
正気にさせてくれた一言・・・・・・・、
「ねぇ、下を見る暇があったら、上でも見なさいよ、ウィリー」
2011-04-04 19:19:48
グラ
まさかの…
あn(殴
ルーク「間違ってると思うから言わないで」
ん~…
謎は…1にしよう!
ルーク「適当に言ったね」
Yes(^.^)b←
2011-04-04 21:13:00
グラタン
まさかの・・・
更新!
第11章 決着
オレはあの時と同じように上を見上げた。
枝に腰掛けている姉貴がいた!
「姉貴!無事だったのか!!・・・・・・・・・・なァんて騙されねーぞ、ゴッド!今こそお前を・・・・・ッ!」
「待ちなさい。まぁ私にも原因があるけど、落ち着きなさい。」
「こーれーがー落ーちー着ーいーてーいーらーれーるーかぁー。てか上から発言すんな!」
「あ、信じてくれないのね!じゃあこれなら信じてもらえるかしら?そぉら。」
とゴッド(?)は大きな麻袋をオレ目掛けて投げ下ろす。
「ぐほっ!」
意外と重い。それに、なんか動いている・・・?正直、気持ちが悪い。
オレは急いで中身を確認しようとした。俺の視界に一番に入り込んできたのは、
白ふくろうの仮面であった。
「なんじゃこりゃあ!!!」
「言ったでしょ?私は絶対にゴッドを捕まえてみせるって。」
2011-04-04 23:42:00
グラタン
>グラさん
ナゾ解明!!
実は・・・・「とある部分」が欠けたということで、
「と」っての部分 ということでした。
まさかの・・・ね(笑)。
更新!
確かに、こいつはゴッドだけど・・・・。
「姉貴、どうやって捕まえた?」
「話せば長くなるわよ?」
「構わないよ。」
「じゃあ話すわね。まず、私は閉じ込められたわけじゃないの。」
「どういうこと!?」
「私、ゴッドの振りをしてたのよ。」
「えっ!?・・・じゃあ、あのマントは?」
「ゴッドが森の中に逃げても大丈夫なように、友達のとこから、言うことをよく聞く猟犬を貰って来たの。で、『森の中で、このマントを着た人間を捕まえろ』って教え込むために、あれに肉を引っ付けておいて・・・あとは分かるでしょう?」
と姉貴は、ゴッドの頭を軽くコンコンとフライパンで小突きながら説明する。
「うーん。で、毎日マントがボロボロになるから、自分で縫う必要があったのか。・・・じゃあ、どこかから聞こえる人の声みたいなのも?」
「その通り。結構物分りがいいじゃないの。」
2011-04-05 00:02:52
グラタン
次の小説に、デスコールを出す予定です^^(少しだけ)
更新!
「じゃあ、オレを殴ったのは?」
「私。」
「皿を盗んだのも?」
「んな訳無いでしょーが!こいつよ、こいつ。」
とゴッドを足でつつく。
「こいつ、あんたが倒れているのを確認して盗んだのよ。そして部屋を出る時、ウッカリ踏んづけたのよ、あんたを。で、逃げているうちに、良いタイミングで馬を見つけて、それに乗ろうとしたの。」
「でも、ジュディは・・・・」
「そう!見ず知らずの人間を乗せないでしょう?それで、慌てているところを、上から飛び掛って押さえつけてしまった。めでたしめでたし。」
「うわ・・・・・ひでぇ!」
オレは、姉貴が飛び掛ってくる様子を想像した。涼しい顔で迫ってくるその姿は、もはやホラー映画の類である。
「さて、お顔を拝むといたしましょうか!」
と、姉貴は仮面を引っ剥がした。
そこに現れた顔・・・・・。
「オーキッド!何でだ!?」(第1章参照)
「ハハン!あんた騙されててのね!!デート詐欺ってやつ?彼はオーキッドじゃあないわ!」
「かれぇ!?」
「もうすぐ中国雑技団が来るって聞いたこと無い?・・・・・そのメンバーの一人、王楼蘭とはこいつのことよ!!」
姉貴が勝ち誇ったかのようにこう叫んだ瞬間、オレの中の純情、信頼感、青春が、音を立てて崩れ去ったのは、言うまでもない。
「嘘だぁ!!」
「レスター君が来たとき、『ゴッドが取り返す』って、言ってたでしょう?この時、ピーンときたの。それで調べていくうちに、犯人が芋づる式でポンポン挙がっていくのは、もう快感に近かったわ!!」
2011-04-05 13:10:00
江戸川 アラン
お姉さま
ある意味最強でこわい・・・・・
ウリィー君のの心が崩壊!?
ドンマイ~~(蹴
2011-04-05 17:04:52
グラタン
訂正:最後の文は「挙がっていく楽しさは、・・・」でした。
>江戸川 アラン
怖い・・・・(まぁカッコいいとも思う)。
まぁ、ウィリー(ウィリアム)君の心の崩壊が、今後とんでもない結果に・・・。
ルーク「まさか・・・・・!」
グラタン「一生独s(((」
ル「人間不信にも程がありますよ・・・。」
グ「これがまた、ストーリーの鍵になるのさ!」
レイトン「ところで、昨日何かいいことあったのかい?」
グ「録画した音楽番組を見て、Help me Help me~♪でした!!」
ル「熱唱してましたもんね・・・。」
グ「お陰で家族全員に変な目で見られたよ・・・。」
2011-04-05 18:51:44
グラタン
更新!
「・・・」
「ところで、オーキッド・キングタワーって名前だったけど、まんま『王楼蘭』よ。」
「オーキッド(蘭)・キング(王)タワー(楼=高い建物)・・・。」
「さて、うちにはギロチンも斧もあることだし・・・。」
「え!やるの!?」
「勿論!!だって・・・・」
2011-04-05 19:00:38
チーズ探偵
ゴッド、捕まっちゃったね~。
お、お姉さま、ギロチンって…(汗)
2011-04-05 19:34:13
グラタン
更新!
「だってこいつ等のせいで、親戚や周囲の人が誤解しているんだから。」
「何を?ってうわあっ!!斧、しまってくれ!」
「分かったわよ。せっかく手入れしたのに・・・・・。じゃあ絞首台持ってくるから。」
「ああ゛ーーーーっ!」
「あ、親戚とか、よく行くお店のご主人が『もしかしたら、家族の誰かがゴッドで、話をすれば、情報を提供してしまう!じゃあ付き合うのやめた』って。」
「勘違いじゃね?」
「『二度とお付き合いいたしません。絶縁します。』って手紙、何十通も来ているのよ。」
「・・・」
「あんたの知らないところで、どんなに我が家がけなされ、軽蔑されたことか・・・。」
「全部・・・・・」
「ゴッドのせいよ。だから許せないの。」
「ところで姉貴、彼らの動機って・・・?」
ざっと説明したあと、姉貴は一言。
「ふざけんじゃないわよ!善人ヅラすんじゃない!!!」
と、腹いせに王さんの腹を蹴った。
ついでに踏み付けた。
2011-04-05 20:26:23
グラタン
>チーズ探偵さん
はい・・・。捕まえさせました(笑)。
なぜゴッドがこのあと活躍できたかは・・・秘密です。
2011-04-05 20:30:49
グラタン
今回以降、姉貴が言うことは、実は私の考えだったりする^^
更新!!
オレは慌てて押さえにかかる。
「おい、何でだよ!ゴッドいい事してるじゃねーか!!ずっと昔の約束を、今果たそうと・・・。」
「それだからメーワクなのよ!!何十年も前の先祖がしたことに文句言われる筋合いは無いっ!!どう責任とって欲しいわけ??修道院を解体したのは私達じゃないのよ?まるで何もしていない私達が悪人みたいじゃない!!ただ曾お爺様が、大好きな曾お婆様のために買っただけなのに!!結局私達だけが振り回されて、苦しめられて・・・。これを許せぇ?ゴッドに同情しろぉ?ハンッ!!・・・・・馬鹿馬鹿しいったらありゃしない!!!修道院のものは、もう正式に私達のものになっているのよ?おかしい??それを堂々と『修道院のものは修道院のもの』だぁ??そういう屁理屈を言うのは、駄々をこねるガキのすること!!!こいつらのせいで、母さん死にかけたのよ?」
「・・・」
「感情的に言っちゃったけど、・・・・つまり、やることなすこと理不尽なのよ。」
2011-04-05 22:10:18
グラタン
分かりますかね?ウィリー君のセリフ、実はあの少年の言葉に似せてあります。
更新!
「・・・姉貴、でもやっぱり彼らはいい奴らだよ。」
「あら!その理由を聞こうじゃないの。」
「だってさ、自分も他人も幸せにしているんだよ。それこそ・・・・『善』だと思う。」
「確かにそうかもしれないけど、・・・私はそうは思わない。」
「え」
「例えば、あんたが麻薬の密売に・・・」
「姉貴、その例えやめようか。危険すぎる。」
「じゃあ、あんたが貧乏な酒屋さんだとしましょう。」
「ふんふん。」(←酒好き・・・姉貴も)
「そこに何人もの人達が来て、お酒を沢山買いたい、と言った。さぁ、どうする?」
「それは、・・・売るに決まってんだろ?」
「もし、その人達がアル中だったら?」
「え・・・・うーん。」
「売れば儲かるし、お客さんも喜ぶのに?」
「でも・・・・・成る程ね。」
「この世界には、完全な善人もいないし完全な悪人もいない。・・ってコラ、逃げんじゃない!」
と姉貴はゴッドを引っぱたく。
「でも、エドガー6世は完全な・・・」
「悪人といいたいのね?残念!彼のお陰で王の力が強化されて、イギリス人特有の宗教を認めたから、今のイギリスがあるようなもんよ!!歴史を騒がせた独裁者だって、混乱した国家を救った人ばかり・・・」
「・・・」
「勿論完全な善事や悪事を働く事は可能よ。ただそういうのは、裁判沙汰にならない、ごく単純な物事ばかりってこと。」
「・・・」
2011-04-06 07:12:17
グラタン
更新!
第12章 過去
「じゃ、警察に連れて行くとするか・・・。」
「・・・」
「ねぇ・・・って、何で逃がすの?」
「もう・・・・・・・・いいんだ。」
なぜこんな事をしたか、今ではもう思い出せない。なぜだろう?
姉貴は怒るかと思ってゆっくり振り返る。
意外にも、姉貴の顔は晴れ晴れとしていた。
「そう、それがあなたの答えなのね?それならいいわ。」
オレは、縄をスルスルと解いていく。今まで何も言わなかったゴッドはハッとしてオレを見た。・・・といっても、オレはそいつの顔を見ようとはしなかった。そして、その顔は、もう二度と見ることは無かった。
「待ちなさい!一言だけ言わせて。」
ゴッドは振り返る。オレはその場に背を向け、頭上を照らす月を眺めた。その日は満月だったと思う。
「うちの愚弟にここまでしてもらえるんだもの・・・、少しはこの世界を変えてみなさい!!・・・・・・その皿は、あなた達のものよ。じゃ、二度と私達の視界に入ってこないでくれるわね?さよーなら!」
ゴッドは立ち上がると森の中に入って、その姿は次第に見えなくなった。
「姉貴?犬は?」
「ま、こうやって・・・・」
と先ほどひったくったゴッドの衣装を見せながら、
「あるわけだし、大丈夫でしょう。そうでなくても、どうにかする人でしょう、神ってものは・・・。」
「じゃ、帰るか。」
「そうね、帰りましょう。」
2011-04-06 08:25:28
グラタン
更新!
「ところで姉貴、どこでそんなに沢山情報を集めたんだよ?まるで映画の中のスパイみてーだな。」
「私一人で調べたんじゃないわ。協力者が一人いるの。」
「誰よ?」
「父さん。」
「ふげぇ?」
「父さん、実はバーケン・ストーンで泥棒やっててね。でも、次第に同業者が増えたもんで・・・。」
「それって治安が・・・?」
「ええ。それで仕事が無くなった。そして初めてロンドンに出てきて最初に入った家が・・・・
この家。
誰もいないと思ったら、母さんがいてね。
・・・・一目惚れよ、文字通りの。
その後二人で相談したの。父さんが私立探偵の振りをして、当時行方不明だった母さんのお兄さん・・・つまり叔父さんの行方を捜す。そうすれば両親も結婚を許してくれるだろうって。父さんに探偵としての素質があるのを、母さんは見抜いていたんでしょうね・・・。万事うまくいったわ。そして、現在に至る。」
「そんなことが・・・・。でも、その後叔父さん、また行方不明になったんだけどな。オレ達が高校入る前に。」
「で、お願いしたの。『セントマーティンス修道院とそれに関係するもの全部調べて。』って。」
「じゃあ遊び人というのは・・・。」
「全部ウソ。ここまで騙される人間、珍しいものねぇ。最後には恋愛ごとで騙されて・・・。」
「うるさい!!恋も知らねー人間が・・・・・・・・・口挟むんじゃねーよ!」
姉貴は羞恥心と怒りから顔を赤らめた。
「したわよ!初恋は・・・・!」
「え!いつ?どこで?誰と?」
姉貴は背を向けて呟いた。
「今は駄目。いつか話すわ。心の整理がつくまで、あと暫く待ってて。」
2011-04-06 14:34:38
グラタン
更新!
第13章 勝利
「警部!!グロスキー警部!!!」
「どうした?いい運動でもしたのか?」
「違います!!これが・・・。」
と巡査が手紙を差し出す。
「ほう!!どれどれ・・・・、おい刑務所に行くから、この仕事全部お前がなんとかしとけ!!」
とグロスキー警部は山のように書類が積み重なった机を指差す。
「ええっ!!無茶ですよ!」
と泣きっ面の巡査を無視して、警部は刑務所に向かった。
ここは刑務所。ロンドン最大級の規模を誇っている。
囚人第5980番である・・・・・・・・
ロイス・スタンレーはグロスキー警部に呼ばれ、取調室に入った。
「お前さんに手紙が来ている。差出人は、
・・・・・ジョアンナ・カーターだそうだ。」
2011-04-06 17:48:58
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