レイトン教授シリーズの攻略
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crow
初めまして、crowです。ルーク少年シリーズ第1弾となる【ルーク少年と失われた心の謎】!
今作はダークファンタジー×ミステリーによる謎解きアドベンチャー!レイトン教授シリーズでお馴染みのルークが主役を演じるぞ!!
幼馴染のケイティたちが登場し、ロンドンで新たな事件に巻き込まれてしまう。ケイティの過去に隠された秘密とはいったい?
2011-01-19 10:33:17
crow
ラビは僕を見て大喜びした。
「お帰り、ルーク!」
「ただいま・・・久しぶりだな、ラビ」
ラビを見て笑った僕は思わず苦笑した。
「おまえ、帰ってたんだな」
「・・・ああ。ロンドンの高校に通うことになってな・・・これからもよろしくな」
そう言うと、ラビは僕を見て驚いていたのだった。
2011-01-19 11:07:20
crow
何で驚くんだ?
「ラビ、何で驚くの?」
「だって、おまえ・・・アメリカに住んでいたよな。それってどういうことだよ?」
あれ?まだ話してないんだっけ・・・
「ああ、実は僕・・・」
ラビにロンドンの高校に通うことになった経緯を話した。
「え・・・アメリカに住んでいたイギリス人の先輩に勧められた?」
「そうなんだよ・・・最初は僕も考えていたけど、やっぱりロンドンで暮らしたほうがいいんじゃないかと思ってさ」
やっぱりロンドンで暮らしたほうがいいんじゃないかと思ってたのは、レイトン先生やケイティ、ラビたちにも会えるから馴染み深い場所が良さそうだった
2011-01-19 11:16:59
crow
でも、ケイティたちはどうしてるんだろうか?
「なるほど、どうりでここに戻って来てたんか。まぁ、俺も何となく分かるような気がするぜ」
ラビは僕を見て笑いながら、肩を叩いた。
「確かにそうだよな」
ここに戻って来れて嬉しい。
「あ、ルーク・・・クロウたちのこと覚えてるか?」
「もちろん、覚えてるよ」
クロウたちのことも忘れるわけがない。それは幼馴染だからだ。
2011-01-19 13:40:24
crow
その時、聞き覚えのある声がした。
「ルークじゃねーか!」
振り返ると・・・見覚えのある少年がいた。
「クロウ!」
懐かしいな・・・クロウと会うのも久しぶりだった。
「ルーク、おまえ・・・背が伸びたな」
笑いながら呟いたクロウは明るく素直に話しかけてくれた。
「まあな・・・僕もそこまで伸びるとは思ってなかった」
クロウに対し、明るく笑顏を見せた。
2011-01-19 13:45:40
crow
その時、クロウは僕を見て思い出したように言った。
「ケイティの家に行くのか?」
「ああ、行こうと思ってたんだ」
そう言うと、2人は怪訝そうに顔を見合わせた。
「どうした?」
僕、何か余計なこと言ったかな?
2011-01-19 13:56:56
バッカス
小説、お上手ですね!
続きが楽しみです!更新頑張って下さい!
2011-01-19 16:10:21
crow
初めまして、crowです。ルークが大好きなので、書きたいと思って決めていました。
これからもよろしくね!
2011-01-19 16:33:56
crow
第1章の続き
そう思った時だった。クロウが僕を見て言った。
「ケイティのこと知らないんだな」
「・・・え?」
確かに知らない・・・何かあったのか?
「どういうことなんだ?」
僕はクロウに対し、優しく話しかけた。
2011-01-19 16:37:44
crow
ラビたちは顔をしかめた。
「どうした?」
僕は思わず首を傾げた。クロウが僕を見て言った。
「話すわけにはいかねぇよな・・・」
「あ?」
何か深い理由がありそうだな・・・
2011-01-20 08:31:39
crow
そう思いながら考え込んだ僕は彼女の身に何かあったのかと心配そうに見つめていた。
「とりあえず、僕んちに来るかい?」
2人を見て話しかけると・・・クロウは何か思い出したらしく、僕たちを見て言った。
「忘れてた!友達と待ち合わせしてたんだ。じゃ、俺は帰るからよ」
「気をつけてな」
ラビは僕と一緒に行くと言って、引っ越しの準備の手伝いに付き合ってくれることになった。
2011-01-21 08:03:06
crow
約30分後、僕たちはやっとの思いで自宅の場所を探し出し、見つけることができた。
「あれ?ここって・・・ケイティんちの隣じゃね?」
ラビは僕を見て呟きながら考え込んだ。確かに・・・ラビの言う通りかもしれない。
「ケイティに会えるとしたら・・・何かあったのかも知りたいし、ここで聞くわけにはいかないよね」
僕の話を聞いたラビはコクッと頷いた。
「そうだな・・・ルーク、ここで1人暮らしするんか?」
僕は首を振ってから溜息をついた。
「弟のラサークと一緒だよ」
「ラサークも!?」
ラビは僕を見て驚きを隠せなかった。
2011-01-21 11:20:41
crow
その時、聞き覚えのある声がした。
「ルーク兄さん」
ラサークが現れた。先に行くと言ってたからな、あいつを放っておくわけにはいかない。
「じゃあ、ラビも荷物の整理するの手伝ってくれ」
「あぁ・・・」
こうして、ルークたちは自宅の中に入り、荷物の整理を始めたのだった。
2011-01-21 11:24:46
crow
第2章 ラビが語る3年前の事件とは?
自宅で荷物の整理を終えた僕らは疲れきっていた。
「終わったな・・・」
そう言うと、ラビたちも思わず苦笑した。
「なぁ、ルーク・・・」
「んー・・・?」
僕はラビを見て答えた。すると、ラビは僕を見て言った。
「アレのこと知らないんだな?」
「アレって?」
僕はラサークと顔を見合わせながらも、思わず首を傾げた。
2011-01-21 11:36:29
crow
ラビは溜息をついた。
「3年前、ルークがアメリカに行ってから半年後のことだった。ケイティの様子がおかしくなったんだ」
ケイティの様子がおかしくなった・・・ということはまさか、何かあったのか?
「どういうことなんだ?」
「俺もクロウも異変に気づいていたんだけど、授業中に抜け出すことが多くなったんさ」
じゅ・・・授業中に抜け出すことが多くなった?
「嘘だろ・・・」
あのケイティがそんなことをするとは思えない。僕はいつも居眠りして起こされることが多かったので、彼女に感謝している。なのに・・・どうして、あんなことをしたんだ?
2011-01-21 11:44:19
crow
【ルーク少年と失われた心の謎】
登場人物
ルーク・トライトン:本編の主人公。幼馴染のケイティやラビたちとは仲が良く、動物と話すことができる能力(ちから)を持つ。レイトン教授の一番弟子である。
ケイティ・キャンベル:ルークの幼馴染であり、ヒロインを演じる。今回は何らかの事情があり、心の傷を癒えないでいることから、心を閉ざしている。空手が得意。
ラビ・アルデナ:ルークの幼馴染であり、親友。いつも眠そうだが、マイペースな?性格であり、ケンカが強い。
クロウ・ライト:ルークの幼馴染であり、親友の1人。心優しいところもあるが、非常に熱い性格。ラビと同じく、ケンカが強い。
2011-01-21 11:56:34
crow
第2章の続き
僕はケイティのことが気掛かりでならなかった。彼女は明るく素直な性格であるがゆえに、思いやりを持った心優しい子だった。幼馴染とはいえども、問い詰めるわけにはいかない。
「学校で会ったら聞いてみるしかないよな」
「そうだな。でも、あいつは幼い頃から孤独を感じてたんだろう。親には殴られていたしな」
親に殴られていた・・・そういえば、中1の時にそんな話を聞いたような気がする。
「でも、あいつは素直だから信じてる。幼馴染だから話を聞いてあげたいというのもある」
そう・・・僕は幼馴染として、話を聞いてあげたいという思いが強かったからだ。アメリカに行く前まではちゃんと話を聞いてあげていたので、本音を言い合える友達がいないのは、本当に辛いのではないか。
周りにラビたちもいるし、僕は大丈夫だと思っていた。
2011-01-21 12:41:42
crow
そう思いながら考え込んでいた時、ラビが話しかけた。
「問題があるのは、それだけじゃない」
「なんだって?」
僕はビックリして驚きを隠せなかった。どういうことだ?
「ケイティは・・・3年前に起きた、あの事件で父親を失ったんだ」
僕は初めて知った。そんなことがあったなんて信じられなかった。
2011-01-21 12:57:38
crow
ケイティが僕に対し、なかなか話せずにいたのが読み取れた。
「ケイティが言えずにいたのは・・・そんなことだったんだな」
そう言って呟きながら考え込んだ僕に対し、ラビたちは頷いていた。
「でも、高校の入学式できっと会えるはずだと思うさ」
ラビが笑いながら呟いた。それに対し、僕たちも素直に頷いたのだった。
2011-01-28 10:58:06
crow
でも、3年前に起きた事件が気になる。
「3年前に起きた、あの事件って?」
「・・・あいつの親父さんは何者かによって殺されたんだ。死ぬ直前に、怪しげな男が親父さんを見張っているような感じだったところを目撃したんだ」
ラビがそいつを見かけたのか。
「ラビはたまたま、そこにいたんだな?」
「あぁ・・・」
ラビは苦笑しながら答えた。
2011-01-28 11:05:23
crow
やはり、未だに謎が解明されていないということか。
「僕が思うに過ぎないんだけど、ケイティの親父さんはいつから狙われていたのかも知りたいんだ」
ラビも同感だった。
「俺も同感さ。そこに関しては、親父さんの知り合いに聞くしかねーか」
彼女の父親に知り合いがいるなら、話を聞きたいくらいだ。
2011-01-28 11:12:36
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