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クラウス ストーリー ~luce&buio~

みなさん、はじめまして!初心者ですが、僕も書きたいと思います。
 
 主人公は勿論クラウスです。オリキャラはでてきません。(←というか思いつかない)
時間旅行の話に、オリジナルのストーリーを混ぜてみました!

では・・・

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  序章 〚悲劇の幕開け〛(13歳)


 ジリリリリン

 いつものように、目覚まし時計の大きな音が高々と鳴り響いた。

 季節は冬。毎年この時季になると、暖かい布団の中に一日中もぐっていたいと
思うようになる。

 ジリリリリン

(ああ、うるさいなあ!誰か止めて!)

 暖かい布団の中で、僕、クラウス・アルバトロは、心の中でそう叫んだ。
少しでもここから動きたくはない。だって寒いんだもん。

 ・・・ふいに音が止まった。
見ると、母さんが目覚まし時計を持って立っている。

「いつまで寝てるの、クラウス!早く起きて支度しないと、学校遅刻しちゃうわよ!」

 母さんの持っている目覚まし時計をちらりと見た。大変だ!もうこんな時間か!
 僕は寒さも忘れて布団をはねのけ、急いでリビングへと向かった。


「ねえ、母さん、明日映画を見につれてってくれるんだよね!?」
玄関で靴を履きながら、僕は母さんに聞いた。

「ええ、そうよ。クラウスがちゃんといい子にしてたらね。」
母さんは、そう言ってほほ笑んだ。

 すると、父さんが来た。今日は仕事が休みなのだ。
「クラウス、もうすぐおまえの誕生日だよな?いい子にしてたら、おまえが前から
 欲しがってた、アレを買ってやるぞ!」

「ホント?父さん!やったあ!!!約束だよ!?」
「ああ、勿論、約束だ。」

 僕は嬉しくて、しばらく玄関で跳びはねていた。

・・・おっと、いけないいけない・・・遅刻しちゃう!
 
 ドアを少し開けて、外を覗いた。・・・やっぱり寒い。つめたい風が吹きぬけている。
 僕は振り返って、もう一度両親に聞いた。

「父さん!母さん!僕、学校でもちゃんといい子にしてるから、約束忘れないでよ!!」

 母さんが笑いながら答えた。
「はいはい、お父さんもお母さんも、約束を忘れたりなんかしないわよ。
 さ、早く行ってらっしゃい!遅刻しちゃうわよ!」

「うん、行ってきます!」

 僕は、寒い外へ元気よくとび出した。


 ・・・これから起こる悲劇のことなんか、
13歳のクラウスには知る由もなかった・・・・・・


________________________________________

序章はまだ続きます!


・・・クラウスが前から欲しがっていた「アレ」は、後ほどおわかりになります。

とりあえずはここまで・・・!

2010-11-11 20:58:07


すかぁれっと

んちゃ~!!
おもしろい内容!!
あの悲劇・・・やっぱりアレか・・ビルめえええ!!!

2010-11-11 21:02:55


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