レイトン教授の攻略情報

翼

＞すかぁれっとさん
このスレにきてくださり、ありがとうございます！更新がんばってみます！


・・・序章の続きです・・・もの凄く長いです・・・↓

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　その日の午後、下校のチャイムがなると、僕は誰よりもはやく教室を出た。
なぜか無性に、はやく両親に会いたくなったのだ。
　
　いつもの通学路を走って通る。通行人が少ないため、この道はいつも静かだ。
　見慣れた風景を横目に、僕は走り続けた。

　でも、家に近づくにつれて、なんだか騒がしくなってくる。

「どうしたんだろう・・・？」
クラウスは眉をよせた。

　その時、前方から一人の男が走ってきた。

「火事だああぁぁ！！！」

　・・・一瞬、自分の耳を疑った。体中に悪寒がはしる。
・・・まさか・・・・・！

　僕は急いで家へ向かった。


　
　家の前には、たくさんの人たちが集まっていて、皆、パニックにおちいっている。
　僕は、何人もの人とぶつかりながら、やっと、自分の家の光景を目にした。


・・・僕の家は、すでに炎につつまれていた。
　
　燃えさかる炎の中から、半壊した僕の家がくっきりと見える。

　窓ガラスは割れ、コンクリートの壁は無残にも粉々に砕け散っていた。

　あまりの光景に、僕はしばらく、その場に呆然と立ち尽くしていた。
でもすぐにハッと我にかえった。
「僕の父さんと母さんは！？」

　僕は、通学カバンを放り投げた。
　父さんと母さんを助けないと！
　
　気がつくと僕は、燃えさかる炎の中に飛び込もうとしていた・・・

　
　・・・その時、誰かに腕をつかまれた。

「君！何をしてるんだ！やめなさい！！」

　シルクハットをかぶった紳士が、僕をとめた。

「はなせ！！」　
　僕は、その手を振り払おうとした。でもだめだった。
紳士はきつく僕の腕をつかんでいる。絶対にはなさないとでもいうように。

「父さんと母さんを助けなくちゃ！！」

　目に涙がこみあげてくる。

「約束したんだっ！！！」

　
　炎は激しさを増すばかりだ。

「だからといって、身を投げ出すのは危険だ！！」

　
　・・・次の瞬間、僕はある物を目にした。

　粉々になったコンクリートにまぎれて、黒こげになった靴が片方落ちていた。
　・・・よく見ると、それは母さんのお気に入りの靴だった・・・・・


「母さん！いやだあああぁぁーーーーー！！！」

　声の限りに叫んだ。
　そしてまた飛び込もうとする僕を、紳士は強く押さえた。

「しっかりしなさい！！」

そう言うと、紳士は僕の頬をたたいた。

　パンッ！

「わからないのか？飛び込んだら君も死んでしまう！」


　涙がいっきにこみあげてきた。

　ずっと我慢していたが、もう限界だ・・・。

「うっ、うわああああぁぁん！！！」


　僕は紳士の胸のなかで、大声で泣き出した・・・・・・


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・・・以上、ここまでが序章です・・・（長っ！！！）

この先、続くかどうか・・・・・

・・・・・長文すみませんでした・・・！

2010-11-12 01:53:26

サキ

やっぱりこのシーンはいつ見ても感動ですよね[d:0211]
読んでてウルッときちゃいました[d:0210][d:0162]
更新頑張ってください[d:0160]
楽しみにしてます(*^▽^*)

2010-11-12 02:16:27

すかぁれっと

サキさんに同感です！！
ウルッどころか号泣ですけどね・・・
うわああぁぁぁぁん！！！
ル「泣かない。うるさいから。そしてうざいから」

う・・うっうっ・・・うおおぉぉぉぉ！！！やっぱビルめ・・・許せん！！

2010-11-12 16:19:11

lemon

うわあああん、クラウス～～～～～～！！！！！！！！
っと、失礼しました。はじめまして、lemonと申します！
最近やっとクラウスの魅力に気づいて(笑)
続きが楽しみです！　更新頑張ってくださいね☆

2010-11-12 20:04:00

town

はじめまして！

このシーン....悲しいですよね....

これからどう続くのか次の更新が楽しみです！←おい！

2010-11-12 20:19:07

のなりい

うわぁぁぁぁぁ～～、クラウス～～～（藪から棒にすみません；）

はじめましてっ！

このシーンは悲しくて悲しくて・・・・・。
いつも辛くなってきます・・・。

続きが楽しみです！
更新、頑張ってください♪

2010-11-13 00:54:43

翼

みなさん、ありがとうございますっ！！！
元気が出ます！


早速更新！！
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　　第1章　〚新しい生活〛（14歳）


　・・・あのおぞましい事件から、一年が過ぎた。
　
　僕は今、おばあちゃんの家で暮らしている。
　おばあちゃんの家は、僕の家から車で15分ほど走ったところにある。
そんなに遠くないから、よく、家族そろっておばあちゃんの家に遊びにいった。
　
　僕は、おばあちゃんの昔話を聞くのが大好きだった。
おばあちゃんは、いつも僕に面白い昔話を聞かせてくれる。
　（たまに、難しい用語のことなんかも教えてくれるけど・・・。）
　その昔話を聞いて、僕が笑わなかったことは一度もなかった。

・・・でも今はちがう。

「それでねえクラウス、オオカミさんは、とうとう桃さんに食べられちゃったのだよ！
　形勢逆転という言葉を知っているかい？形勢逆転というのは・・・」
「・・・へー、面白い話だね・・・。」

　僕は、おばあちゃんの言葉をさえぎった。形勢逆転の意味ぐらい知っている。

　昔の僕だったらありえないことだが、今、僕は全く笑っていない。
　おばあちゃんの昔話も、まともに聞いていなかった。
　父さんと母さんのことをずっと考えていたのだ。

　両親が他界したあと、無邪気な性格だった僕は、しだいに無口になっていった。

　おばあちゃんは、僕を元気づけようとしてくれているようだった。
　使用人のジャックとサマリーも、僕にとても優しくしてくれた。

・・・でも、今は一人にしてほしいんだ・・・

　僕はそのまま何も言わず、小部屋へと向かった。今ではそこが僕の部屋だ。

　部屋のベッドに倒れこむ。
　僕はそこで疲れて眠くなるまでなき続けた。


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・・・ねぼけて変な文をうってしまったかもしれませんが、御了承ください・・・

2010-11-13 02:26:41

のなりい

クラウス～～～～～～・・・・・・・。

これも全てビルのせい・・・・・。
悲しくなってきますね。

2010-11-13 19:35:33

翼

またまた深夜に更新します！
・・・眠い・・・・（←←寝ろ！！）

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　小鳥のさえずりが聞こえる・・・いつの間にか朝がきていた。

　
　一晩中泣いていたから、だいぶスッキリしたような気がする。
　僕はベッドからおりて、リビングへ向かった。

　昨日、話の途中でリビングから出て行ってしまったこと、
早くおばあちゃんに謝らないと。
　・・・それから・・・なるべく両親のことは考えないようにしよう・・・・。
　両親のことを考えるだけで、涙があふれてしまうから・・・・・。

　それになりより・・・・・・・・・・両親と約束したから・・・・・。



（「クラウス、男なら泣きたくても我慢するんだ。
　　泣かないことは強いことだぞ。
　　おまえも将来は、立派な英国紳士になるんだからな。」）

（「そうよ、クラウス。どんなにつらくても泣いちゃダメ！
　　・・・わかった？約束よ？」）



　いつだったか、僕が道で転んで泣いてしまった時に、両親にそう言われた。

　だから、これからはもう泣かないようにするんだ。

　そして、立派な英国紳士になる！

　あの時、僕を止めてくれた紳士のように・・・！


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ちょっ・・・いったんここでとぎります！！

すみません！！！しかも話ごだごだ・・・・・☡☡☡・・・

2010-11-16 01:00:42

翼

3日ぶりの更新！
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　僕の新しい後見人は、リビングのソファーに座っていた。

「おばあちゃん」
僕は呼んでみた。
　
　おばあちゃんは、僕の顔を見るとにっこり笑い、その不自由な足で
僕のほうへゆっくり、近づいてきた。

「おはよう、クラウス」

「おばあちゃん・・・僕・・・」

「いいんだよ。おまえが何を言いたいのかぐらい分かるさ」
おばあちゃんは、おだやかにそう言った。

「さあ、座りなさい。そんなところに立ってないで」

　僕はおばあちゃんに優しく背中を押され、二人でソファーに座った。


「すまなかったねえ、クラウス。おまえの気持ちも考えてやれずに・・・」

　僕は何も言わずに、ただじっと、床を見つめていた。

　おもむろにおばあちゃんはポケットに手を入れ、飴を取り出して僕にさし出した。

「お食べ。好きだったろう？」

　その言葉で僕はやっと、床から目をはなした。

「ありがとう・・・！」

　僕は、飴と、おばあちゃんの優しさを両方同時に受け取った。

　飴を口に入れる。僕の好きなイチゴ味だ。
　
　自然と僕は笑顔になっていた。

　久しぶりの僕の笑顔を見て、おばあちゃんもまた笑顔になった。


　言うまでもなく、今、この瞬間、僕とおばあちゃんの間に、
本当の家族のような絆が芽生えたのだった・・・・・・


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　やっぱり話がめちゃくちゃ・・・！まとまらないっ！

2010-11-19 21:00:03

うさぎ

面白いですー！
続きが気になりました！

私も飴が食べたくなった。←

2010-11-19 23:36:58

翼

ハッ・・・！僕、コメ返ししてなかった・・・！！
すみませんでした！これからはできればコメ返しします！

（うさぎさん）
初めまして！コメ有難うございます！
実は僕も、書き込みしながらそう思いましたヨ。（笑）

2010-11-19 23:59:57

翼

久しぶりの更新です！

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第2章　〚復讐心〛（18歳）


　その日の朝、僕は不思議に思っていた。
　
　いつもなら、僕よりも必ず早く起きていて、「おはよう」と笑顔で
言ってくれるおばあちゃんが、今日はまだリビングに居ない。


・・・何かあったのだろうか・・・？

・・・いや、考えすぎだろうか・・・

　不安で胸をいっぱいにしながら、僕はおばあちゃんの寝室に向かうことにした。


　寝室にはすでにジャックとサマリーが来ていて、二人とも悲しそうに
一点を見つめている。
　サマリーが、押さえきれない涙をこぼして、静かに言った。

「・・・旅立たれたようです」


　僕は二人の間に割って入った。

「何があったんだい！？」
そう聞く暇もなかった。

　僕の目の前に、冷たくなってベッドに横たわっている、おばあちゃんがいた。
　その表情は、微かにほほ笑んでいる。

「そんな・・・・・・嘘だろう・・・！？」
僕は絶句した。


　・・・次の瞬間、僕の心の中の何かが崩れた。

　自分でもよく分からなかった。涙が全く出てこない。
　代わりに憎しみがいやというほど溢れてくる。

　こんな気持ちになったのは、僕が今まで生きてきた18年という
短い人生の中でも初めてだ。


「・・・・・許せない・・・」

　気がつくと、声に出していた。

「・・復讐してやる・・・」

　自分は一体、如何してしまったんだろう？
　自分で自分をコントロールできなくなってしまったみたいだ。

「僕をこんな目にあわせた奴らに・・・」

　僕は拳を強く握り締めた。


　「復讐してやる！！！」


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2010-12-25 16:08:58

翼

訂正（汗）

序章のところ・・・『クラウスは眉をよせた。』ではなく、
『僕は眉をよせた』でした・・・すみません。

2010-12-25 16:13:47

ボルチー二

初めまして！
クラウスの両親がなくなってから今にいたるまでの出来事が気になっていたので、この小説はわたしにとって神です☆
わたしも小説かいてるのでよかったらきてください♪

2010-12-25 19:04:33

翼

ボルチー二さん、初めまして！
このスレに来てくださり有難うございます。
じゃあ、僕もそちらへ行きますね★

2010-12-25 23:31:14

翼

更新です(^-^)v
相変わらず次の章に移るのが早いです・・・


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第4章 復讐すべき相手


「・・・ついに見つけたぞ・・・」

アルバイト先の新聞社で僕は呟いた。
やっと有力な情報を得ることができた。

「よくも・・・よくも僕をこんな目にあわせてくれたな・・・！」

ビル・ホーク首相、アラン・ディミトリー氏。

この2人の名前を知った瞬間、僕の復讐計画は始まった。

コイツらの名前を知るためだけに、僕は毎日つまらないハイスクールに通い、しなくてもいいアルバイトをし続けていたんだ。
その苦労が今やっと報われたような気がした。

新聞社の情報によると、僕のような目にあったのは、僕だけじゃないみたいだ。
過去に僕と同じような目にあった人たちが大勢いるらしい。

奴らは、小さな犠牲を何とも思わないのだろうか？
この人たち(僕と同じような目にあった)も、きっと僕と同じような気持ちでいるんだろう。

許せない・・・。
苦しむ人々の声を背に、自分だけ幸せになろうだなんてことは、この手が絶対許さない。
弱い立場にいる人の気持ちを考えたことがあるか？
奴らに聞いても無駄だろう。いや、聞くだけ無駄だろう。

とにかく、この壮大で恐ろしい計画を練り上げるために、僕はひとまず、ディミトリー氏に会いに行くことにした。


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2011-01-18 00:13:15

ボルチー二

久しぶり！(そうでもないかな？)
ついに、見つけたんだ・・・ビルとディミトリー。
どんな風にディミトリーと会うんだろう。

2011-01-18 17:37:25

翼

久しぶりかもね＾＾

今回(？)は、物語を少し省略してみたんだ＾＾(←おいっ)

どんなふうに会うのか楽しみにしててね＾^
(また省略しちゃうかもしれないけど…)

あと、コメント有り難う！

2011-01-18 23:00:29

index

突然失礼します

indexといいます

すごく物語の続きが気になります

頑張ってください(^^♪
応援してますっ♪

2011-01-21 18:21:08