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レイトン教授と偽りの心

ファブリック

初めまして、ファブリックと申します。
初小説です!
ぐだぐだしながら進みますが、
どうぞよろしくお願いします(__)

2010-09-30 19:08:12


ファブリック

「それで、手紙にはなんて書いてあるんですか?」

ルークは身を乗り出して、教授の差し出した手紙を受け取った。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
親愛なるレイトン先生

はじめまして、私はノヴァ・バスカヴィルと申します。
この度は先生にお願いがあってお手紙差し上げました。
詳しいことは屋敷の方でお話いたします。どうか、私を助けてください。

ノヴァ・バスカヴィル
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「字がかすれていますね。というか、全体的に汚れています」
「ルーク、左から右に字を書くときに利き手が左だとどうなるかな?」
「……ああ、そういうことですか!」
教授のヒントでルークは気付く。左利きが左から右へ文字を横に向かって書くとき、手を浮かせたりしないと汚れがついてしまう。また、インクが擦れて紙も汚れてしまう。

「それに、かなり急いで書いたようだ」
「確かに、走り書きですね」
ノヴァが書いた手紙はところどころ字と字が不思議に交差している。
読めない訳じゃないが、人に送る手紙は綺麗に書くものだとルークは思う。
そうこうしている内に教授は仕度を済ませていた。
「せ、先生! もう行くんですか!?」
「レディを待たせちゃいけないよ。英国紳士としてはね」

もう、先生ってばマイペースだなぁ。
そう思っても声には出さず、ルークも仕度を始めた。

2010-09-30 23:44:01


ファブリック

更新させていただきます。


****
「ところで先生」
仕度を済ませ、教授の車に乗ったときルークはとあることに気がついた。

「ノヴァさんの家はどこにあるのでしょうか」
「ルーク、手紙の裏を見てごらん。なにが書いてあるかな?」
ルークは手紙の裏を見た。
「ええと――」

ナゾ001
手紙の裏には次のような数字と記号が羅列されている。身近なものを使えば解読できるのだが……。


「44*12*75936315*3421
にて待っています。」

2010-10-01 17:53:24


ファブリック

こんばんは。取り敢えずヒントを…

「身近なもの」は今、手に持っているかも知れません。

2010-10-02 01:00:53


ファブリック

またヒントです(意地でもSヒントまで出したい)

「身近なもの」で会話をすることが出来ます。

2010-10-02 09:36:07


ファブリック

3つ目のヒント

「身近なもの」は携帯電話です。

2010-10-02 13:38:16


ファブリック

最後のヒントです(`・ω・´)

・2タッチ方式で入力してみればわかるかも!

2010-10-02 16:27:53


ファブリック

というわけで、答えも兼ねて更新です。
ひ、一人ぼっちで寂しいなんて思ってないんだからね!

ア「クロイ、あれはなんだ?」
ク「さあ…」

フ「この二人というかアンソニーを出したいという願望のためだけとか言えない」
ル「ばっちり聞こえてますよ」


答えは
「ディモルフォセカにて待っています。」です。
羅列された数字と記号「44*12*75936315*3421」は「ディモルフォセカ」を表しています。

まず携帯電話の入力方式を2タッチ方式にします。
2タッチ方式とは「あ」なら「11」、「れ」なら「94」などキーを2つ押すだけで文字を入力できる方式です。(そのまま…)
そして「44、12、15」の隣についている*は「濁音や小文字」になる目印です。
「44*」の場合は「4(た行)の4(個目の文字)+*」なので「で」となります。また、「12*」は「1(あ行)の2(個目の文字)+*」なので「ぃ」になります。「15*」も「12*」と同じです。

それらを全て合わせると
ディモルフォセカになるというわけです。

わかりにくい解説ですいませんでした!
そして多分ルークは携帯電話か代用出来るものを持ってました。

ル(適当だ……)

では、次からまた始まります。

2010-10-02 19:07:17


ファブリック

「ディモルフォセカにて待っています。ですか……ところで、ディモルフォセカってどこにあるんです?」
ナゾを解明して得意げなルークは手紙から目を離して教授に問う。
教授は「ああ」と相槌を打ってから続けた。

「地図を見る限り、ロンドンからかなり離れた場所にあるようだ。到着は今日の夜頃になるかも知れない」
いつの間にか取り出した地図の端の方を指差す。確かに“ディモルフォセカ”と書かれている。

「とにかく行ってみなければなにも分からない。出発するよ、ルーク」
「はい、先せわぁぁぁあ!」
教授の言葉を機に、ロンドンの町並みを赤い車が凄いスピードを出しながら駆け抜けていった。

2010-10-02 22:11:21


ファブリック

更新します。


****
「ここがディモルフォセカか」
「くっ、暗いです。先生!」
教授とルークの乗った車は夜10時頃目的地ディモルフォセカに着いた。
街灯は立っているが、電球の切れてしまったものがいくつかあるようで微かに明るいくらいだった。

ディモルフォセカは四方八方を森に囲まれた場所だった。いかにも夜にはなにかが出そうな雰囲気を醸し出している。


奥のほうに見える立派な屋敷がノヴァの家だった。
途中、何件も家を見かけたが明かりが点いているのは屋敷だけだった。

教授が屋敷の扉をノックする。しかし、反応がなかった。
「いないんでしょうか」
ルークが不安げに聞く。
「いや……鍵がかかっていない。入ってみよう」
教授が少しだけ扉を開くと中から光が漏れてきた。
恐る恐る中に入る。屋敷はしんと静まり返っていた。
「バスカヴィルさん、いませんか!」
「ノヴァさーん!」
教授とルークがそれぞれ叫んだ。
返事はない。
代わりに右の部屋からガシャンという音が聞こえてきた。

2010-10-03 10:04:58


ファブリック

更新です。


バン、とルークが音の聞こえてきた部屋の扉を開けた。
「ルーク、気をつけるんだよ。不審者がいるかもしれない」
「はい……」
二人はゆっくりと部屋に入る。見たところ食堂のようだ。

二、三歩歩いたところで教授は足をとめた。
「――そこに誰かいますか」
テーブルの陰に教授が優しく話しかける。微かなうめき声が聞こえてきた。
「先生、気をつけてください!!」
しかしルークの注意は必要なかった。そこにいたのは新聞記事で見た少女だった。


「声が聞こえてきたので出ようと思ったら目眩がして急に……ごめんなさい」
少女――ノヴァ・バスカヴィルは教授とルークに助けてもらい、落ち着いたところで話し始めた。
「謝ることはないさ」
教授は紳士的に言った。
「ところで、この家には君しかいないのかい?」
「え……はい。研究室や資料室があるくらいですから」

2010-10-05 17:16:30


ファブリック

キャラの紹介です


■ノヴァ・バスカヴィル
失踪したシリル・バスカヴィル氏の一人娘。
碧い瞳と髪の毛が特徴。
幼い頃に母親を亡くし父親と暮らしていたが、現在は広い屋敷で一人ぼっちになってしまった。
レイトン教授に父親を探してほしいと依頼した。

2010-10-08 21:48:10


ファブリック

久々更新です(´ω`)


「バスカヴィルさん、研究室や資料室を見せてもらってもいいかな?」
教授が興味津々といったように聞いた。
「すいません。研究室や資料室には鍵がかかっていて……父にしか開けられないんです」
しかし、惜しくもその提案は叶わなかった。

「……もう遅いですし、お休みになってはどうですか」
ノヴァに言われ、2人は用意されていた部屋に向かった。


「残念でしたね先生」
ルークがふかふかのベッドに寝転がりながら言う。
「そうだね。行方不明のバスカヴィル氏が見つかったらじっくり見せてもらおう」
「……あ、でも先生は考古学専門じゃありませんでしたっけ。やっぱりロボットみたいに近未来のものにも興味があるんですね」
「はは、ルーク。ロマンだよ」

2010-10-17 17:18:14


せいらっぴ

はじめまして~                                      すっごくうまいですね!あんまりコメントできないと思うんですけど、たまに見に来るんでがんばってくださいっ

2010-10-23 23:00:02


ファブリック

せいらっぴ さん

うぉわぁぁ、ありがとうございますぅぅぅぅ!
こんなテンションですみません
励みになります。ほんとにありがとうございます!!

2010-10-26 00:07:02


ファブリック

久々に更新です(´∀`)

****
真夜中、教授は震動と轟音に目を覚ました。それと同時にルークも起き上がる。
「先生……どうかしたんですか?」
「ああ、この音と揺れが気になってね。目が覚めてしまったんだよ」
「なんでしょうかこの音」
ルークが目をこすりながら立ち上がり、窓から外を眺めた。
「外はとくに変わりないです。森があるだけですよ」
「ふむ……」
「明日ノヴァさんに聞いてみましょうか」
「……そうだね」
「それじゃあ先生おやすみなさい」

2010-11-14 10:48:37


ファブリック

****
「あら、おはようございます。ご飯が出来たので呼びにきました」
身支度をして部屋から出ると、そこには丁度ノヴァがいた。
「おはようございますノヴァさん!」
「おはよう」
元気よく挨拶をするルークと対照的に、教授は考え事をしているのか軽く挨拶をするだけだった。
「……なにかあったんですか?」
不思議に思ったノヴァがルークに聞く。
「考え事みたいです」
「そうですか」
「……ああ、すまないね。朝食にしよう」
「あ、はい。こちらです」

テーブルにはパンや様々な果物が置かれていた。
「これは屋敷のものかい?」
椅子に座りながら教授が言った。
「いえ……今日は市場に行ったので、そこで買ってきたものです」
「市場? 昨日来たときには市場なんてありませんでしたよ。あるのは明かりのついてない――」
家だけです。と続けようとしたルークの言葉を遮って教授が話し始めた。
「バスカヴィルさん。この場所には何か秘密があるのでは?」
“秘密”。その言葉にノヴァは少し驚いたような顔をしながら頷いた。
「……ディモルフォセカは可動式の街なんです」
「可動式?」
ルークがパンをほお張りながら首をかしげる。
「はい。この屋敷を囲んでいる街全体が360度回転するんです。ただ今回はタイミングが悪くて深夜に……それに2人が見たのはフェイクの家だと思います」
「――じゃああの音は街が回転してる音で、震動は街が動いていたからだったんですね。一つナゾが解けましたね先生」
「そうだね。それじゃあ後で街に行ってみよう。ところでバスカヴィルさん」
「あ、私のことはノヴァでいいです」
「分かったよ。ノヴァ、フェイクとはどういう意味だい?」
「父の研究している内容を狙って強盗団がきたことがあるんです。そのとき街の人たちにも被害があったので作られたんです。この街には誰も住んでいないって思わせるために」

2010-11-14 11:35:30


ファブリック

まさに 久しぶり の更新です
覚えてる人とかいるんだろうか…
自分自身話とかあんまり覚えてないけど(おい
とりあえず更新するぞー!
※少し書き方変わりました

___

「へぇ……凄いなぁ……」

ルークは、そんなSFチックな街の光景を想像してみる。

「あれはなんでしょう、先生!」
「凄いです、先生!」

とにかくはしゃぐ自分ばかり浮かんだ。

ダメだ。僕だって英国紳士なんだから、もっと紳士らしく振舞わないと!  街に行っても迷惑かけないように、はしゃがないぞ!

そうは思っても、次々に浮かんでくる街の光景のせいで、ルークのそんな思いはどんどん薄れていくのだった。

「ルーク……ルーク?」
「あっ、はい!」
「これから街に出てみようと思うんだが、大丈夫かい?」

教授の呼びかけにやっと気づいたルーク。
知らないうちに、教授とノヴァの会話も食事も終わっていた。
教授の提案をルークが断る理由なんてない。むしろ大歓迎だ。

「大丈夫です!  さあ、行きましょう!」

待ってましたと言わんばかりに立ち上がる。その拍子に、片付けるのを忘れていたのか、テーブルの端に置いてあったフォークが落ちた。
「あっ!」と思いつつも、ルークの気持ちは既に街に向かっていた。

2012-08-04 12:09:36


ファブリック

またまたお久しぶりに更新です!

――――――――――
「うわぁ……」

ルークは街へ繋がる扉から一歩出ると、思わず溜め息をついた。

そこには、昨日の静かな街並みとは比べ物にならないほどに活気づいた本物のディモルフォセカがあった。

「これは凄い……本当に街が回転したのか……」

教授がルークに続くように感嘆の言葉を発する。
そんな二人を見て、ノヴァが可笑しそうに微笑む。

「そういえば父自身が、傑作だって言ってました。街のみんなと造り上げた傑作だって」
「傑作どころか、最高傑作ですよノヴァさん! こんなに凄いものを人間が造れるなんて!」
「ふふ、ありがとうございます」
「先生! 早く街を見て回りましょう!!」

あんなにはしゃがないと決めたルークだったが、街に行く前から既にはしゃぎまくりなのだった。

2012-10-19 22:26:16


KOKUA

初めまして!
私も小説 書いているんですけど、
私より上手ですね。(^^;;
完敗です・・・。汗

更新 楽しみにしています!(^∇^)

2013-01-06 09:32:26


ファブリック

「先生、見てください! あ、ほらあっちも!」
「はは。ルーク、そんなにはしゃいだら体力がもたないよ」
街を歩きながら、ルークは物珍しいものやおかしなものを見つけるたびにあちらこちらを指差し、教授は視線を忙しく動かす。ロンドンの街並みとは違う、ディモルフォセカの全てがルークの心を弾ませた。
街の人々は、ノヴァを見ると、すぐに「ノヴァちゃん、おはよう」と声をかけ、ノヴァもそれに応じる。その光景はきっと、バスカヴィル氏が失踪する前からこの街に溢れていたのだろう。
「そうそう、ロンドンといえば、人がいっぱいいるらしいねぇ。そんな大きなところで店を開いたら、うちも儲かるんだけど…」
ノヴァが二人を巻き込んで花屋の店主と世間話に勤しんでいる時、教授は視界の隅に怪しげな二人組の男性が映ったのを見逃さなかった。泥棒にしては目立ちすぎるその二人組は、大きな黄色のバッグを大事そうに抱えて、街の裏側へと走り去ったのだった。

****
はは…久しぶりに来てみたら2年以上前に更新したっきりだった…自分の意志がどれだけ弱いのかがよく分かりますね。あと、黒歴史とまではいかないけれどちょいちょい自分のテンションが恥ずかしい。若かったんだなあ(遠い目)

2年も前とはいえ、KOKUAさんコメントありがとうございます。ここに書くのもなんですが、小説読ませていただきました。完敗なのは続けようという意志がなかった自分の方です。

物凄く久しぶりに来たのに、この小説を始めた頃に書きたいと思ったことをぼんやりとでも覚えているのが不思議だー。未だに覚えているってことはやっぱりまだ書きたいのかもな。だからって続けられるかといわれればそれはまた別ですが。これ以上は自分語りになりそうなので、今回はここまでで。もしも復活した時はまた宜しくお願いします。

2015-01-04 02:00:30


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