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レイトン教授と密室事件

のーた

皆様こんにちは、のーたです☆

ついに4作目です。
一作目「レイトン教授と江戸の姫君」、二作目「ドン・ポールと貴婦人」、三作目の「レイトン教授と~夢~」も良かったら見てください☆

今まで自分の小説にアロマを登場させた事なかったなあと思ったので、今回はレイトンとアロマに事件を解決していただこうかと思います。
よって、今まで登場していた「ルーク」は今回お休みです。

タイトル・・・いきなりネタばれですみません(汗)それ以外に思いつかなくて・・・。
相変わらずミステリーです。

コメント大歓迎です☆
それでは、素人ですがよろしくお願い致します☆

2010-09-27 16:41:10


town

5匹?

ミツバチならまだしも多すぎだよね?


アロマの悪寒には何かがある?!←

2010-10-07 18:28:02


茜星

悪寒…
うーん…スズメバチをおびき寄せる何かが会ったりするのかな…??

2010-10-08 06:21:00


すかぁれっと

アレルギーね・・・、-ギルレア・・・、アルレーギ・・・、ルアレギー・・・、
ルーク「なにやってるんですか」

いや、こうやったら何か見えてくるかと。
ルーク「結果は?」

効果なし、時間の無駄でした


悪寒か・・・、かおん・・・、んかお・・・
ルーク「もういい」

2010-10-08 14:18:00


のーた

>ライラック
風邪には・・・そうだなあ、やっぱり生姜かな☆←おい笑
いや、それは読めないだろう、ルーク(笑)
アナフィラキシーショックだけど、蜂の種類によって反応があったりなかったりするから、ライラの「スズメバチアレルギー」っていうのはあながち間違って無いよ☆
更新をお楽しみに☆

>town
そうだね・・・スズメバチが部屋の中に5匹ていうのは多いよね・・・汗
town・・・相変わらず鋭い勘だなあ(笑)
townへのお返事の時、うっかり自分がヒントを出してしまいそうで毎回冷や冷やするよ(笑)
ル「読者の楽しみを奪ったら駄目ですよ?」
の「分かってるって!気をつけますよ!」

>茜星
悪寒・・・風邪でも引いちゃったのかなあ・・・アロマ。
スズメバチをおびき寄せる何か・・・あるかも・・・しれないね。
更新をお楽しみに☆

>すかぁれっと
吹いちゃったじゃないか(笑)
いやあ・・・生憎言葉の入れ替えでは解明できないなあ・・・これは(笑)
ルークの冷めたツッコミに笑ったよ・・・
更新をお楽しみに☆

2010-10-11 00:11:35


のーた

やはり、レイトン口調のは書きやすいです♪
「4」のアロマ口調ではかなり苦労したので・・・尚更そう思いますね(笑)
さて、では更新します。





5.~客室にて~ <レイトン目線>




クララ「こちらです」

クララさんに案内され、私達は客室へと入る。
英国調に統一された家具はどれも美しく、鑑識達が調べる前もおそらくこの状態だったのだろうと思った。
ふかふかのソファに腰かけ、私は訊ねる。

レ「・・・さて。クララさんは、どうしてこれが事故ではなく事件だと思ったんですか?」

クララさんはこぶしをぎゅっと握ると、私の目を見る。

クララ「説明すると長くなりますが・・・。まず、私の夫であるジャンは’重度の蜂アレルギー’なんです」

レ「重度の蜂アレルギー、ですか」

私は早速、懐から出した紙にメモを取る。

クララ「ええ。そうだ、これを見てください」

そう言うと、クララさんは立ち上がり、壁際にあるテーブルの引き出しから書類をとってきた。
書類は、近くの大病院による診断報告書だ。
そこに、ジャン氏の名前と診断結果が書かれてある。

クララ「これをご覧になればお分かりになると思いますが、ジャンは’ハチ毒’の中の、スズメバチに対して重度のアナフィラキシーショック・・・つまり、アレルギー反応を起こすんです。
症状で言うと、嘔吐、全身にじんましん、呼吸困難や意識障害が表れます」

蜂毒による症状は人によってさまざまであり、軽度だと、ただの「はれ」や「かゆみ」で済む。
ジャン氏は重度なため、深刻な症状が出るのだろう。

クララ「ジャンは今から約10年前・・・15歳の時に、山へキャンプへ行っている時にスズメバチの大群に襲われたそうで・・・何か所も刺されたそうです。
その時も重症で、周囲の方々の迅速な行動によってジャンは一命を取りとめました。
ですが・・・その時の恐怖が忘れられないそうで・・・、以来、ジャンは蜂に対しての予防や対策をとても念入りにしているんです。
衣服や行動するときの場所確認は勿論、家の中も蜂対策は万全でした。
仕事上、この地域に住まなくてはならなかったので、唯一周りに森や田畑がないここへ家を建てました。
ここの地域は’庭を必ず設ける事’が済むための条件でしたが、花は植えて無いから問題なかろうと・・・」

・・・成程、大体話は読めてきた。

レ「蜂に対して万全の対策を行っていた・・・なのに、ジャン氏の部屋にスズメバチが5匹も入り、最終的にその蜂によってジャン氏は亡くなっている。
それで、あなたはこれは事件だと思ったのですね」

クララ「ええ、その通りです。さらに・・・あ、ジャンを最初に発見したのは私なんですが、これから言う事は隣の家に住んでいる友人のエイミーにも確認しておいた方がいいと思います」

そこでクララさんは一つ咳払いして、言いなおす。

クララ「・・・さらに、私は事件当時おかしな点を発見したんです。
事件当時、私は隣の・・・エイミーの家でお茶会をしていました。
お茶会が終わって、自分の家に帰り、家の鍵を開けて中に入りました。
家に入るとすぐにあるのがジャンの部屋なんですが、窓等が全て閉め切られた部屋の中で、ジャンが倒れていたんです。
しかも、部屋の真ん中で倒れていました。
天井近くをスズメバチが5匹ほど飛んでいて、羽音がとても怖くて・・・」

思い出したのか、クララさんの肩が小さく震えていた。

クララ「・・・・・とにかく、全体的に違和感がありました。・・・理由はお分かりですよね?」

私の代わりに、アロマが答える。

ア「確かに、おかしいですね。スズメバチが5匹も部屋の中に入ったというのに、窓も開けず、ドアの鍵もかけたままで・・・これじゃあ、自分で自分を追い込んでいるみたい・・・。
重度の蜂アレルギーの方がそんな事をするなんて・・・妙です」

アロマの言葉に、クララさんは大きく頷く。

レ「ちなみに、事件当時・・・ジャン氏の叫び声などは聞こえましたか?」

クララさんは首を横に振りながら

クララ「いいえ、何も聞いていません。エイミーの家では窓を開けていたから、叫び声があれば絶対に聞こえます。何せ、お隣ですからね」

レ「ふむ・・・」

クララ「だから、私はこれは事件だと思ったのです。レイトンさんに手紙で依頼したのも、あなたならこの謎を解明してくださると思ったからで・・・」

成程・・・確かに、クララさんの話を聞くとこれは事件だと思えてくる。
・・・事件当時の部屋の状況が知りたいな・・・

レ「分かりました、私達がこの謎を解明しましょう」

クララ「ありがとうございます!」

クララさんは両手で私の片手を握ると、嬉しそうに頭を下げた。

・・・チェルミー警部は、まだ警察署だろうか。
とにかく、まずは情報を集めないといけないな。

私が立ち上がると、アロマも慌てて立ち上がる。

レ「では、私達はこれから警察署へ伺ってきますので・・・」

クララ「分かりました。また何かありましたら、いつでも伺いますので」

レ「ありがとうございます」

私達は礼をすると、部屋を出る。
後ろからついてくるアロマの足音が、心なしか遅い。
後ろを振り返ってみると、アロマは考え込んでいた。

アロマはアロマで、何か思う所があったのだろう。

今回は彼女の力を借りることになるかもしれないな___そんな事を考えながら、私は家の外へ出た。

2010-10-11 01:22:01


茜星

そんな重度のアレルギーだったんだね…

確かに妙な点がたくさんだね…
うーん……難しいなあ。

2010-10-11 07:06:43


ゆうん

久しぶり★
もっさり読んできたよー(は?

これじゃあ誰かが狙って蜂を誘導したとしか思えないね…。
でも鍵かかってたんだよね?
うぬぅ…。

みずいろの髪っていいよね爽やかで!
ゆうんもみずいろに染めようかなー^p^

2010-10-11 12:13:43


のーた

>茜星
うん・・・大変だよね、重度のアレルギーだと・・・汗
妙な点、これからも増えます・・・(笑)
難しいよね・・・後半には謎が粗方解決してるといいなあ・・・←願望(笑)

>ゆうん
もっさりて(笑)
うん・・・誰かの(いや、犯人の笑)仕業・・・っていう可能性はあるけど、密室だからねえ・・・汗
水色、爽やかだから私も好きだなあ・・・☆って、染めるの!?(笑)

2010-10-13 17:41:23


すかぁれっと

あー、怖いねえ・・声が聞こえなかったのか・・もしや、クララさんとエイミーさんはおしゃべりに夢中で気がつかなかったとか?

エイミー「奥さん、ロンドンデパートでいま紅茶パックが安いんですのよ!」

クララ「まあ、本当に?あ、そういえば、スーパーのーたでも、豚肉と牛肉が半額でしたわ」

エイミー「あら、そうなの?よかったわ~、ちょうどお肉が切れたのよ」

おほほほほほ・・・・


ルーク(この人はなにを・・)

クラウス(アホの塊ですね)

アロマ(なんだか少し可哀そうだわ)

レミ(クララさんとエイミーさんはそんなキャラじゃないのに)

レイトン「疲れているんだよ。休ませてあげよう」



な、なんか皆からさげすみの目で見られているような気がするのは気のせい??

2010-10-13 17:56:11


lemon

久しぶり♪
うう……蜂は嫌だよお。推理したくないよぉ…………(泣)←
lemon意味不明コメントでした(短い)♪

2010-10-13 22:25:36


のーた

>すかぁれっと
一瞬、自分の小説が勝手に更新されてる!!と思って焦っちゃったじゃないか(笑)
できれば、一行空欄を作らないでおくれよ・・・分かりにくい(汗)
スーパーのーたに吹いた(笑)彼女達のキャラが変わってる・・・(汗)
おしゃべりが夢中で気がつかなかった・・・という訳ではないよ。

>lemon
こちらでは久しぶり~☆
ご、ごめんよ・・・泣かないで~lemon・・・!ほら、このハンカチで涙をふいt←
大丈夫、ちゃんと伝わったさ☆

2010-10-14 07:46:33


town

アロマの力が必要?

どういうことかな~?

2010-10-14 18:51:30


のーた

>town
ふふふ(←おい)・・・どういう事だろうね?(笑)
今回アロマ目線があるのが、大きく関係しているよ☆

2010-10-15 07:48:55


のーた

今回、更新が物凄く遅くて申し訳ないです(汗)
スコットランドヤードですが、警察署と略させていただきます。「6」、長いですが非常に重要ですよ(笑)
さて、更新☆





6.~警察署~ <レイトン目線>




歩いて数十分、チェルミー警部がいる警察署に着いた。
受付でチェルミー警部を呼んでもらう。
しばらくして、チェルミー警部が現れた。

チェルミー「どうした、もうクララさんから話は聞いたのか?」

レ「ええ、聞きました。今回の件に関するデータを知りたいんです、教えていただけませんか?」

チェルミー「そう言うだろうと思っていたよ」

チェルミー警部は懐から紙を取り出すと、私に手渡した。

チェルミー「事件の状況、時間、手がかりとなりそうな証拠品等の報告書だ」

_________________________
<報告書>

・被害者:ジャン

・発生時刻:午後3時

・場所:ジャン氏の部屋

・死因:蜂毒のアレルギー反応、呼吸困難と蜂によるショック死が原因であると判明した。

・部屋の窓は全て鍵がかけられており、ドアにも鍵がかけられていた。

・外部から不審な侵入した形跡は無い。

・ジャン氏は部屋の中央で倒れていた。

・天井付近にはスズメバチが5匹飛んでいた。

・どこから蜂が侵入したのかは、現在調査中。

・発見者はジャン氏の妻であるクララ夫人と、隣の家に住んでいるエイミー氏。

・ジャン氏が重度の蜂アレルギーというのは、診断報告書と病院のカルテで確認が取れた。

・ジャン氏の右手に、倒れる前まではめていたと思われる指輪が握られていた。

・蜂が威嚇しないように隠したのではないかと考えられている。

・ジャン氏は会社帰りだったのか、ヘアスプレーを使用しており、それが蜂を興奮させる元になったと考えられている。

_______________________

レ「成程・・・」

ア「あの、因みに・・・クララさんとジャンさんは仲が良かったんでしょうか?」

チェルミー「ああ、ワシも気になったからな・・・聞き込みをして調べたよ。クララさんとジャン氏は、それはそれは仲が良かったそうだ。いつも一緒で、笑顔の絶えない幸せな夫婦だったらしい。エイミーさんもそう言っていたよ。聞き込みをした人全員が言っていたんだが、ジャン氏は殺されるような人では無いし、クララさんが殺したというのもありえない、だから今回のは事故に決まっているだろうと言っていたよ」

ア「そんなに・・・皆に認められる程仲が良かったのなら、確かに事故だと思いますよね・・・」

チェルミー「ああ、だからワシも今どちらの可能性も踏まえて調査中だ。・・・ついでに言う。ジャン氏が働いていた会社にジャン氏の性格を聞いていたんだが・・・こちらも評判が良かった。誠実で、妻想いのよき夫で・・・仕事は完璧で、人に気遣う思いやりのある人だと言っていた」

レ「ふむ・・・つまり、性格による動機の可能性は低いという訳ですか」

チェルミー「その通りだ」

私はもう一度報告書に目をやる。

レ「・・・この指輪ですが、クララさんもお揃いの物をはめているんですか?」

チェルミー「ああ、そうだ。結婚指輪だからな、同じ揃いの物をはめているよ」

レ「そうですか・・・」

私が腕を組み考えていると、アロマがチェルミー警部に訊いた。

ア「あの、ジャンさんの家はいつ頃から住み始めたんでしょうか?それから、クララさんとエイミーさんは友人だと聞きましたが・・・昔からでしょうか?」

チェルミー「・・・住み始めたのは今から一年前だそうだ。その一年前に、クララさんは隣の家のエイミーさんと出会い、友達になったらしい。昔からでは無いよ」

ア「そうでしたか・・・ありがとうございます」

アロマが中々鋭い質問をする。
彼女は彼女なりに、一生懸命なのだな・・・。

しかし、この報告書・・・先程クララさんから聞いた情報と照らし合わせると、何やら不可解な謎が生まれる・・・。

どういう事なのだろう。

そう考えている内に、チェルミー警部が誰かに呼ばれた。
少し話して、その人と別れる。

チェルミー「すまないが、上に報告しなければならなくなったんで、ワシはこれで失礼するよ。また何か分かったら、連絡する」

レ「分かりました。わざわざありがとうございます」

私達が礼をすると、チェルミー警部は足早に去って行った。

レ「さて・・・エイミーさんに話を聞こうか。家が隣だと聞いたし・・・

ア「そうですね」

私達は再び歩き出す。
今回の件・・・さて、事故か事件か___

2010-10-16 23:56:19


茜星

事故かな…事件かな…
ジャンさんは狙っていなかったという可能性もあるしな…

うーん…

2010-10-17 10:38:09


サンホラ(元コプチェフ)

犯行の方法がわかっちゃったかも!
犯行方法
何者かが新聞を入れるところから蜂を入れるそしたら中に入らなくても犯行が出来る!
ミ「犯人は?」
サ「わからん!!」

頑張ってください

2010-10-17 12:19:18


のーた

>茜星
今回はちょっと曖昧にしてるからねえ・・その辺・・・。
叫んで言いたいところだけど、ぐっとこらえておくよ(笑)
本当の狙いはジャンさんじゃなかった・・・成程、その可能性も現時点ではあるかもしれないね☆

>サンホラさん
初めまして☆来てくださってありがとうございます☆
お!分かったんですか!!
サンホラさんはこの件を事件と捉えての推理ですね☆
ふむふむ・・・成程、その可能性もあるかもしれないですね。
ただ、現時点では情報が少ないので、’可能性がある’というのが非常に多いです(笑)なので、まだまだ油断はできませんよ?(ニヤリ)
ありがとうございます!頑張りますね☆

2010-10-17 23:52:42


すかぁれっと

あ~、いもけんぴ うめえ。
ん~、事故なのかなぁ・・?でも、そしたらどうやってハチは入ったんだろ・・?全部鍵がかかっていたんだし・・・

じゃあ事件・・?でも、やっぱり鍵がかかっていたし・・・????

きになるね~

ああ、それにしてもいもけんぴうまい

2010-10-18 16:11:25


town

窓....ジャンさんの家は確か窓も閉まっていたんだよね?
それならクララさんの発言....気になる....(のか?)

2010-10-19 18:28:37


town

窓....ジャンさんの家は確か窓も閉まっていたんだよね?
それならクララさんの発言....気になる....(のか?)

2010-10-19 18:28:37


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