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レイトン教授と呪縛の魔国(幻の王国3)

olive

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のつづきです。

約100年ほどむかし、最大の繁栄をみせた二つの王国が、理由も不明のまま破滅した。

それを知るは、その国の民の僅かな末裔のみだった。

王国の破滅はいかにおきたか、それを探るべく、レイトン達はタイムマシンにのって過去へと調査にむかう。


ネグリシャムラの呪縛はいかなるものか


どこかでひっそりとうごめく闇


砕け散る運命のハグルマに


レイトン達は真実を見るか



そして
誘惑の先の目的とは…?



お楽しみに………

2010-08-17 23:50:33


olive

そう、まさかのマルコが可愛い系の部類にはいりますwwww
さて、黒い兄弟とは??
これからなかなかこれなくなるんですが、ちょっと推理してまっててくださいww

2010-09-02 20:42:47


olive

「王子い~~」
隊長さんはぼくらを連れて、ザルシュのもとへ寄った。
「……なんだ、マークだったか…。
それで、どうしたんだ」
「王子、あの旅のお方らを案内したいんですがあ。
あの人達、外に出していいですかあ~??」
ザルシュはため息をつきながら、悪趣味な仮面を取り外した。
「いいが。
ただし、最近は卍の動きも激しくなってきているから、余り外で歩くのは気が引ける」
「大丈夫。俺が何とかしますし、あそこには王子を負かしたひ孫もいまさァ」
「いつ聴いたんだ、あいつが私のひ孫だと」
「さっきばらしてくれましたよォ」
「……」
ザルシュは口を噤んでいたが、やがて「まかせた」と声を漏らして仮面をつけた。
側におかれたワイングラスには、その闇が映っているようだった。(サンステリでは飲酒15~おk)
「王子も気を付けてくださいよォ。最近はやり方が荒くなってきやがった」
「…………」
「悪くなければ」
「さあ」

二人は、聞き覚えのある怪しげな会話をしていた。
「ザルシュ君も、小汚い隊長さんをやとったものだねえ」
マルコさんは呟きながら、ニタリと口角を上げた。




最後の王子と隊長の会話は、幻の王国1のレイトンとダーキーなブレッドとの会話まんまです。

2010-09-04 19:57:15


olive

まさか、僕らがおとなしく町を回るはずがない。
卍とやらの正体をつかみにいったんだ。
それ以外に、何を連想したのかい??

闇はたいてい、夜に現れるものだろう??


月が美しいね。
そんな言葉を口実に、ザルシュエル王子は外に出る。
仮面の中の瞳は潤いを失くしたように、光も差し込まない。赤い髪だって、偽りの月の前で美しく輝くはずがない。
病みこんだ偽りの月は、そんな野蛮王子を怪しくひからせる。
短剣をかたく握りしめ、テラスに出た王子の瞳にかつての輝きはない。
「おやおや、そんな洒落た仮面なんかつけて、月でもみているってんですかい」
「……」
「いけないですねえ。
その月は、かつて本物をみたやつらの幻想とやらですぜ。…っはは、俺たちゃそんな洒落たものみたことがない」
「…いつかみてみたいものだ」
「ムリな話よ。こんなことしている俺たちゃ」
「……つまり、なにがいいたい」
「攻略婚約とはうまくいきましたなあ、王子。これで道もひらけたぜえ。っひひ」
「……」
「さすが俺の


兄ですなあ。


こんな簡単に話を済ませるとは。
まずは南から攻めますかい?
…あんなにでかい領土をもってて、まったく邪魔だとおもっていた。俺達がウィダードを攻め落とすのはちかかろうよォ。
なあ、兄上」
「明るい月だよ。
こんな技術をもつウィダードを手に治めること程、すごいことはないだろうが」
「同意っ」
「さて、いまは上客がいるものだから」
「風俗街を嗅ぎまわっていたが」
「やはりか」
「苦い顔ですなあ。そんなに強いんですかい?俺は倒す自信がある。俺がとった首の数といったらそりゃあもう…」
「そういう強さじゃねえ」
「お、やっと王子モードから戻った」
「存在から潰すような強さだ」
「……っ……」
「怖気づいたか」
「いや。おれは潰す!!俺達の攻めに邪魔はさせないぜ…。俺達はなんたって


卍のリーダーだ!」
偽りの月は二人を怪しくてらし、三つ目の影を落とした。


「ふーん、成る程ねえ。あんたがガルシュか」
その声は、周りにすっとするような香りをただよわせた。
「……きた……」
「これは…この情報は、兄さんとレイトン教授へのお~~~いしいお土産じゃないかあ。たっぷりもらってやるぜ…」


「マルコか!?」

2010-09-04 21:52:23


lemon

画像がかっこいい!
ん……ザルシュの弟!? あれ、ミダル君じゃなかったっけ(多分ちがう)?
ザルシュ、王子モードじゃないほうがいいです[s:0062]

2010-09-04 22:34:09


olive

「やっかいなのの一人か!!
俺が落としてやる!!」
「いや、あんたの相手は僕だ」
「!?カルロ!!」

「よそ見してたらにげちゃうぜ?ははは」
「!!!」
月はそんな4人を、哀れな瞳でみていた。
ザルシュはマルコを撃ち落とさんと、弓矢を
ひたすら打つ。
しかしそれをマルコがよけないはずもなく、さらに鉛弾をぶち込むのがかれである。

闇に、カルロの咥えている煙草の煙がゆらめく。
「よくここまできやがったな、鼠共」
「曾祖父に隠し子の兄弟がいるとは知っていたが、にているもんだね」

2010-09-04 22:48:59


olive

lemon
ごめん!!しらずについ……
確かに弟にミダルはいるよ。
でも、第3章の題名、これがキーなんだよ~

2010-09-04 22:52:12


olive

ガルシュエル(galshel)
色っぽすぎます。
描いたのは私ですが、原案はおなじみのあの友人です。
前述のとおり、なんか絶叫ものでしょう?

2010-09-04 23:11:31


olive

そろそろ、イラスト(特にガルザル兄弟)を、レイトン路線にしたいです…

次回予告

「闇は光をもとめるものさ」
「ザルシュ、久しぶりに話がしたい」
「守りたいから、光を」
「卍にさからおうというのか?」

「竪琴の音色は美しい
吐息混じりのたて笛は汚い」


第4章

光の竪琴
闇の縦笛

2010-09-04 23:26:24


のなりい

なななななななんか、美形揃い!!
でも、煙草をくゆらせるカルロさんが一番好きだなぁ。

ガルシュエルさんもイケメンなり。
彼も強いんだね。

弓対銃かぁ・・・。
この勝負、どうなる?!

2010-09-05 01:08:15


olive

イケメン揃いの第3章もおしまい!!
・・・・・てことは…
そろそろこのお話も終盤です!

終盤・呪縛の魔国と本物の光

2010-09-05 20:30:29


olive

「鼠じゃねえ!!ガルシュ、引け~~!!」
弓矢をうちながら、王子は大声でさけぶ。
「こいつが上客か。
おい、そこのてめえ」
「なんだい」
「あんたの目的は、本当に調査だけなのか」
「そうだと思ったかい?素直な侵略者だぜ」
「そうかい。それは俺らに影響はあるか」
「ないさ。間違っちゃ、僕の命ごと消滅するからね」
「……ははは。そりゃ命がけなこった」
「ただし」
カルロの燻らす煙は、偽りの月をわずかに曇らせる。
「その時は、時がとまるぜ」
硬直したガルシュに、冷たくくすんだ高笑いが木霊す。
「……っはははは…。
……やっぱり、チャンスがあれば首でもはねてやる勢いだったね?なんとなく分かっちゃいたが、これは扱いに苦しむね」
細めたカルロの瞳は、いままでなかったようなぎらつきが見え隠れしていた。
「じゃ、かえろっか、兄さん」
マルコはかすかにはにかむと、カルロに声をかけた。
「勉強不足な大バカ者共、それじゃあサヨウナラ~~」
テラスから飛び降り、二人は闇の中に消えた。
「……」
「兄上」
「?」
「言っている意味がわかった気がするぜ」
「いや」

王子は小さくため息を吐くと、わずかににたついた。
「まだ」
「?」
「……わかっちゃいない」
「兄上、なぜそんなに奴らを警戒してるんですかい」
「真実をすべてしっているからさ」
どこかその口元は、かすかに震えていた。
「何も知らないのはあんたらだ、アイズィーの風にかかっている」






四本の縦笛のなかで、ひと際吐息混じりの汚い音が2つ。
それははるかにくすんで黒い。
のこりの二つはうっすら黒い。

「マルミゲラの隠し事は闇」
「マルミゲラの隠し子とは闇」
兄ってこわいねえ~。

偽りの月は、その輝きを太陽にかえた。

2010-09-05 21:07:04


olive

私は支離滅裂な作文を得意とするので、くるってるわけじゃないです。
よみかえして、あ、これはマズイとおもって。

2010-09-05 21:10:18


lemon

隠し事と隠し子……olive、上手い!
ん? なんか怪しい人がいるねえ……ちょっと、名前言いなさいな、笛吹さん←
更新楽しみにしてるね[s:0033]

2010-09-05 22:47:22


olive

「ねえねえ、ルーク。私んはどれが似合うかしら」
アイズィーは紅のドレスと灰色のワンピースを引っ張り出してきた。「大人っぽくするか、可愛らしさの強調か…」僕に選べというのである。
「僕としては、そのドレスが似合うと思う」
「ほんとか!?
よかった。今日は久しぶりにザルシュと会話ができる。奴の冷え切った心を取り戻そうぞ」
小物をあしらい、髪を束ねる。ドレスはリボンで結ぶ。綺麗な幼さを作り出すためらしい。 
彼女なりのお洒落。

2010-09-05 23:04:53


olive

lemon、またごめん…
笛吹きさんはあくまで描写だよ;

カクシゴトで掛けるの、案外簡単に出たんだよ…☆

2010-09-05 23:06:59


のなりい

隠し事と隠し子か・・・。
私には思いつけない文章だな。
それにしても、マルコさんとカルロさん、凄いな。かっこいい!!

アイズィーさん、オシャレだね。
こんな女性に憧れるな~。

2010-09-06 00:40:52


olive

のなりい
「カクシゴト」の引っかけの件、ありがとう!
マルコは基本キレやすいので、カルロに制されてます。だから、すぐに拳銃でうちかえしちゃうんだよね[s:0319][s:0319]

アイズィーはお洒落さんのつもり…[s:0074]

2010-09-10 09:46:17


olive

偽りの太陽に照らされて、燻らせる煙は灰色に染まる。月明かりの時の、そいつの青白さは、やがてうすれゆくものであった。

ザルシュの臙脂色(えんじいろ※赤黒い色のこと。)の髪は、そんな煙を煙たがるように風に揺られ、キセルを邪魔するように取り囲んだ。
かきあげた髪もすぐにはらりと落ちてしまう。
ガルシュは自慢の剣を研ぎながら、僅かに微笑んだ。
「兄上、マジなんですなあ」
先程の瞳とは違い、糸目で温厚。周りに甘い香りを漂わせるよう。
そんなガルシュとザルシュの目線は、一点にさだまっていた。
カーキ色のドレス。
「俺ア、二人の恋、応援しますぜえ。
なんだかんだいってるがぁ兄上、人生一度きりだからよ。
元はウィダード王国ごと乗っ取ろうかと思ったが、しかたないや。
きっとアイズィー嬢にも似合うことだろう……」
寂しげに瞳を潤ませながら、ガルシュは腰に剣をさした。
「あまり話し込んでちゃばれちゃいますな。では兄上、この辺で」
「ああ」

ザルシュは仮面を顔に嵌めると、テラスからロープを使って降りるガルシュをみた。
「…蜘蛛みたいなさりかただな」
「なんですか、その例えっ…」
ぶつくさ文句をたれながら闇にきえたガルシュをみながら、褐色の瞳はなにかを写す。

ザルシュはキセルを口に近付けかけて、ふっと馬車を見かけた。
「…いつもより早いな…」
ぽつんとつぶやきながら、彼の顔は穏やかさを増していた。




サンステリでは、15から基本飲酒、喫煙は〇です。

2010-09-10 22:11:19


Ewota(元olive)

ザルシュは何故かパイプではなくキセルでタバコを吸ってます。
なんかハイカラにしたかっただけです←
すいません。


僕らはフォード家の馬車に揺られながら、サンステリをめざしていた。
じつはこれには、色々訳があって…ね。
え、聞きたいって?
……しかたないや。
誰にもいうなよ。
じつは、それは…


「ルーク!赤のドレスをきてみたぞ。なんとなく大人っぽいか?」
「なんとなく?それどころじゃない。素敵だよ、アイズィー!」
僕はそうアイズィーを褒めながら、さりげなく時計をみた。
先生達は僕らをウィダードに帰して、勝手に調査にいってしまった。それっきり、なかなか帰ってこないんだ。
「ただいま」
懐かしいテノールの声に僕は声をあげ、先生に抱き着いた。
「心配しましたよ!大丈夫なんですか!?」
「ああ。カルロやマルコもいたしね」
「何してたんですか」
「ひ・み・つ」
答えたのはカルロさんだった。
唇に指を当てながら、カルロさんは優しげにウインクした。茶目っ気たっぷりに。
「色々あってね」
先生はカップを引き寄せながら、
「調べたくなったんだ」
「……はあ…」
それをもって、紅茶を一口のんだ。

「…アイズィーはザルシュと結婚について相談にいくんだろ」
カルロさんはアンネさんの前でもお構い無しに、すーっと紙巻き煙草をふかした。
「よく知ってるな」
「おかしいなあ。それを口実にいちゃつきにいくんだろ〜♪」
マルコさんはアイズィーをおちょくる。
「なんてことを!ひどいぞお前!」
顔を真っ赤にしてキャーキャー騒ぐアイズィーをみて、ナターシャさんとアンネさんがくすりと笑った。




そんなわけである。
その後なんて、話したくも失くなったよ。
いたちごっこという訳だからね。
アイズィーがうきうきしてるのは、僕にも目にみえているんだよね。

2010-09-10 22:42:18


Ewota

「アイズィー、嬉しそうだね」
「…ザルシュとは、なかなか会えないからな。久しぶりなんだよ。
…会えたとしても、常に仮面をつけてて、素顔なんて、もう何年も……」

「……」
「変な話だろう?顔もみえない相手と結婚なんてなあ。普通の話ではなかろうよ」
「ザルシュも、なにかと大変なんだよ」
「わかってる」
短く返事された。僕は心配になって顔を覗くと、灰色の瞳は僅かに潤み、そしてふっきれたように微笑んだ。
「今日は、顔をみせてくれるらしいんだよ」
「へえ」
言われるがまま馬車から降り、広大すぎる敷地を歩く。百花繚乱とはこれをいうかという如く、咲き乱れる庭を抜ける気持ちはうきぎみ。

先生はしきりに写真に収め、目を細めた。
「…今日は、国王もミダル王子もいません。いるのはザルシュエル様だけでさァ」
「そうなのか?マーク」
「まあ、…いちゃつくのには絶好ですよお〜〜〜?
ククククッ」

2010-09-10 22:53:45


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