レイトン教授シリーズの攻略
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olive
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のつづきです。
約100年ほどむかし、最大の繁栄をみせた二つの王国が、理由も不明のまま破滅した。
それを知るは、その国の民の僅かな末裔のみだった。
王国の破滅はいかにおきたか、それを探るべく、レイトン達はタイムマシンにのって過去へと調査にむかう。
ネグリシャムラの呪縛はいかなるものか
どこかでひっそりとうごめく闇
砕け散る運命のハグルマに
レイトン達は真実を見るか
そして
誘惑の先の目的とは…?
お楽しみに………
2010-08-17 23:50:33
lemon
教授のサインもいいけど、やっぱりルークのサインが欲しい←
アンネさん特製グラタンがミラクルな色にぃ!? 何をどうやったらそうなるんですか!? ましてや料理上手な方が!!
2010-08-19 19:21:14
得体の知れないグラタンを執筆した人物
のなりい
確かに、現実でなくて本当によかったような内容だよ;
一度、アンネに「この腐れ外道」っていわせたかったんだよね〜。
lemon
大丈夫、本当のアンネさんは料理上手で大学では通ってたんだよ;後に出すとか出さないとか。
ルークもいいやんな〜……サイン、二つください←
ちなみに。
友人達の中には、カルロはダーキーなイケメン、アンネは悲運の美女として捉えられてましたが…いや、確かに容姿は抜群だけどね?
私の中では、ナルシストな所をかいまみせる悲観観青年と、妄想癖の激しいセレブリティーなお嬢様のつもりです←
作者と読者でこんなに変わるのね;
2010-08-20 07:26:47
olive
「…本当にカルロさんですか」
僕は飛ぶように階段を下り、病院の庭にでた。
そして、青年の顔をまじまじとみた。雰囲気までガラリ、全くもって別人のようだった。
「数ヶ月ぶりなのに、初めての言葉が『本当にカルロさんですか』はないだろ〜。なんかもうちょっとなかったの?」
声を聞いて、ああ、カルロさんだと確信する。
「だって、全く面影ないんですよ!
…髪に至ってはイメチェンですか!?金髪にテンパってのが、想像つかなくて…」
「あはははは。そりゃないぜ。正しくは元に戻したってのが現実なのさ」
「……ウ〜ン……」
やっぱり考えこんでしまう。
「整形した顔を戻したとは聞いていたが、ここまでとは……。
カルロ、また随分と大胆なイメチェンだな」
「……先生。
こんなとこまでご足労お疲れ様です。
それにしても、二人そろってどうかされたんですか?
……それとも?」
カルロさんの切り出しの重さもあって、一気に場は重くなる。
なにげなく歩み寄ってきたジョルジョ君をみて、流れた月日を実感しながら。
「急にきまった。
出発は明後日。時間は、アイズ……ザルシュ12歳から7年後」
「5年後じゃあないんですか!?」
「……急なんだよ。月日をつたえてしまったザルシュ達には申し訳ないがね」
先生は、アイズィーの名前を出しかけてもどした。何かあるのかな。
「…王国全滅の月日の仮説がかわったからなんだ。あの日から7年後とわかったんだよ。
すまない」
「わかりました。
ただ、すこし面倒な話になりますが、まだ少しの間、車椅子をわずかに補助として使いたいんですが」
「いいよ」
「……よかった。ありがとうございます」
2010-08-20 15:55:55
olive
第一章
再開と壁
2010-08-20 15:57:05
のなりい
アイズィーちゃんが仮説と関係があるのかな?
ザルシュ君、怒りそうだね。こなかったから、5年後に。
ついに、色々な秘密が明らかに?
2010-08-20 16:09:25
town
おしさ~!
3part目おめでとう!←勝手に名付けているし...
アイズィーさん....何かある!!
2010-08-21 00:19:15
olive
お返事できない私にお許しを。
更新で償わせていただきます。
それにしても、town、久しぶり〜…!
旅立ちの前日。
大慌てで準備にさしかかる先生たちを尻目に、僕はのんびりと荷物をバックに詰め込む。
向こうでは、アンネさんがジョルジョ君に温かい食事、しかも離乳食をあげている。
度々舌ったらずな声でイタリア語が聞こえるのは、父親の影響なんだろうな。
その父親といえば、懐かしく白衣を身に纏い、タイムマシンの整備中。
相変わらずツンとした雰囲気を撒いている気がする。
こうしてどうでもいいことを考えているのが、幸せなんだとおもう。
辺りに漂う、柔らかくて香ばしい香り。
アンネさんの料理の腕を考えてほくそ笑みながら、荷物をパタンパタンと片付ける。
まるで感想みたいだ。
なにげなくベランダにでると、壁にもたれながら煙草を吹かすカルロさんにあう。
「……あ。
…アンネには秘密だよ?」
「知りませんよ、僕は」
「……ははは」
無言のまま吐き出される煙を目で追いながら、なんとなく浮かんだ、ザルシュ君の顔。
さりげなく目をとじてはみるが、感じるのは煙草の煙の煙たさと、アンネさんがジョルジョ君にあげていた食事の匂いだけ。
満天の星空のなかの、だれがザルシュ君かな。なんでアイズィーは生きてて、ザルシュはしんだのかな。
「…きゃあ!なにやってるの!」
「あ〜あ。見つかった。ルーク君は誘い虫かよ〜」
「…車椅子の分際がそんなのしてたら治るものも治らないじゃないの!」
「…分際はないよ〜分際は〜」
涙目でウインクをするカルロさんに、あっかんべーをしながら部屋に入る。
そして、荷物に手をおいた。
「明日がまちどおしいや」
「tomorrow?」
ジョルジョ君が聞く。
「うん。tomorrow」
「domani?」
「は?」
「tomorrow、domani?」
「………なに、なに?」
「domani〜?」
カルロさんにわらわれたけど、どっちも「明日」をあらわすらしい。
そんなことを延々とつづけながら、
明日を考えた。
明日、ザルシュ君やアイズィーに会えるのかな。
…本当に。
2010-08-21 22:42:55
のなりい
煙草かぁ・・・。
子供には害だよ?ふふ・・・。
明日ってイタリア語で「dimani」っていうんだねぇ~。一つ勉強した(笑)
ルークの「・・・本当に」が気になるなぁ。
何かアクシデントでも起きる?
2010-08-22 01:07:56
olive
のなりい
あの顔して煙草すうんだよね、カルロ。
ジョルジョにもアンネにも「自分にも」害なのに。
そう、イタリア語でdomaniって、明日っていうらしいよ。教えてもらったから使いたかったんだ。
さて、「本当に」にひそむ秘密とは?
更新!
「相変わらずこの町は変わってないな。
いや、あの時よりも発展しているのではないかな」
「…もうあれから7年たったんですね。
雰囲気はかわらずのままでよかった」
「そうだね。
それよりもみんな、今から糸を探りにいこうか」
「…それって」
「私達を覚えている人々を探して、なんとか情報を得よう。うまくいけば、アイズィーにも会えるかもしれない」
ここは、過去。過去のウィダード王国。
僕らはここで、また調査を始めることとなった。
あの時から7年たったわけだけど、あれから時代はどうかわったのだろう。
路地裏にかかれた、
「wild man zalshel」
の字にわずかに目をむけながら。
「野蛮人 ザルシュエル」
どうやらなんだかんだ、7年の年月は長いらしい。
アイズィーは17歳、ザルシュは19歳か。
ならばわかるかもしれないが。
2010-08-22 14:18:36
のなりい
ザルシュエル?
ザルシュ君のことかな?
七年か・・・。
あっという間に、変わっていくものだよね。皆。
あと七年後なんて、二十歳を超えているなぁ、私。
ザルシュ君に無事、会えるかな?
2010-08-22 22:41:27
town
7年後かぁ....
自分は社会人の仲間入りになっている!←
! そしたらクラウスと同い年!(.....。)
2010-08-22 23:38:08
olive
のなりい
たしかに、ザルシュエルはザルシュのこと。「野蛮人ザルシュ」の落書きにただならぬものを感じ、ルークは「なんだかんだ7年は長い」と思った訳だ。
私も7年後は20歳とっくに越えてるなあ……
town
私なら、成年一周年だよ。
それだけ経つってことは7年は長いね。
2010-08-23 08:15:25
olive
しかし、糸というのは連鎖のうちに出来上がるものである。
「…おいてめーら。
そんなコスプレをして、一体何のコンプレックスをいだいてやがんだよ!」
こうして、餓鬼(ガキ)に出会うものである。
そう、僕らは伝説なのである。
「……は?」
「きみ、それはどういう意味だい?これは私達の私服なんだが」
「…教科書と照らしてやるぜ。
ほら、帽子、ネクタイ、車椅子はほっとけ………ほら〜!似てるじゃあねえかあ!」
少年は教科書をひらひらさせた。
ぱしっ
「…ちょっとみして」
「やだよ、車椅子」
「…あはは、扇いどいてそれはないぜ〜」
「ああ!やめてくれえよぉ!」
カルロさんは意地悪な顔をしながら、教科書をみた。
カルロさんが驚きで目を見開いたのをみたのは初めてだ。
2010-08-23 08:25:22
olive
「…先生。
僕らは伝説になったみたいです。
ほらよ、返すよ」
カルロさんの言葉で、なにもかもを察した。
「デルモナ学長になんて言えばいいのだろう……」
教科書に、僕らは載っていた。
2010-08-23 12:28:46
olive
先生の顔をみた少年は不思議がっていたが、それ以外はとくになかったのか、話を始めた。
「…まあ、未来からの使節団コンプレックスな奴らには、ナターシャおばさんの語りが似合いって訳よ。
よし、俺がナターシャおばさんの家までつれてってやらあ。
きなよ」
「…少年のおかげで、うまくいきそうだ」
先生は溜息をつきながら、呟くように言ってみせた。僕は頷(うなず)きはしなかった。
ナターシャさんの家に向かう途中、少年はぺらぺらと話を聞かせてくれた。
彼の名前はショー。
11歳の少年で、父親がウィダード人、母親がサンステリ人である。
つまり、ウィダード王国の言語の英語、サンステリのイタリア語、両方はなせるバイリンガルである。
普段は師匠という人物から剣術を学んでいるらしい。
「俺はここでこうしてる訳なんだけど、オッサン達は何してるの?」
「…先生はオッサンじゃないよ、ショー」
クラウスさんは眉間にシワをよせておどけて答えた。
「…まあ、ナターシャさんに会えばわかるだろう」
「知り合いなのか?」
「古き、ね」
「…ふうん」
ショーはなにげなく瓦版をとり、よみいった。
「そういえばさ、ついこの前にウィダード国王がしんで、姫君のシラーマが女王になったんだぜ」
「…えっ!」
アンネさんが声をあげた。
「それから、シラーマとロチェスが電撃結婚。仲の悪かった両国も、ついに仲直りに同盟までむすんでる。最初は俺、策略結婚とおもってたんだぜ〜」
「………」
「それから、我が国三大美女、アイズィー嬢がついに野蛮王子と成人後の結婚を約束する婚約ときた!」
「野蛮王子?」
「あ〜やっぱね。
あんま見ない顔立ちばっかだから。地上からきたんでしょ。
サンステリの王子、ザルシュエルのことだ」
「…野蛮…」
「そうそう。あんな顔しておいてさあ、性格は鞘を知らない剣のごとく。
知らないやつはいない、最強最悪の王子ったあ、ザルシュエルだぜ」
「…どこでも批判はつきものだね、ルーク」
「…はい」
「…あ、ナターシャおばさんの小屋についたぜ」
2010-08-23 15:52:23
olive
ショー
本名ショウル・デイビス。
11歳の少年。
父親、ウィダード人。母親、サンステリ人。英語とイタリア語を話せるバイリンガル。
師匠から剣術をまなんでいるらしい。
基本最初の方しか絡みはないので、そんなに覚える必要はないですよ。
2010-08-23 16:04:53
olive
いやに走る緊張とともに、ショーの足音がコツコツと鳴り響く。
「ナターシャおばさん!!俺だ、ショーだよ。ここにおばさんの話を聞きたいとほざくへんなおっさん達がいるんだ。
ちょっくら話、聞かせてやってくれ。
見てみろよお~、服まで一緒にしてさあ、気合十分みたいだから」
「んん?私は余りあの時の事を話したくはなくてねえ」
「……だってさ」
意地悪げな顔のまま、ショーは先生に言って見せた。先生も参ってしまったのか、考え込んだままである。
「どうするんだ、おっさん」
そこを通り過ぎていく人々など、僕らのことなんて何とも思ってないはずだ。
でも、そんな人々の視線まで気にしてしまうのは、勝手に自分を暗示に掛けていることだと信じたい。
「ナターシャさん」
先生はついに声を出した。
「ナターシャさん。私達の声、姿、覚えているでしょうか……?
あの時、そう7年も前になるでしょうね。
私共がこの国に訪れた、たった5日間のことを。勝手に入り込んで、知らぬ内に勝手に消えてしまった、あの未来からの調査団のことを…。
覚えてますか、私達……」
「覚えてますよ。
またきてくれたのね!!ようこそ我が家へ!」
ドアが開き、見覚えのある顔がそこから見えた。
糸っていうのは、案外紡ぎやすいものである。
2010-08-23 21:54:41
のなりい
シラーマさんって、アンネさんから服装について指導を受けた人だよね?
美しくなるためにって。
で、ロチェスさんは、殴られた人?
電撃結婚かぁ・・・。良かった、よかった。
アイズィーちゃんと、ザルシュ君の婚約!?
野蛮王子だなんて・・・。ちょっと凄いね。
教授たちは、伝説となってしまったかぁ・・・。
私にも、その教科書をみせr(殴
2010-08-24 01:12:13
olive
返信
すっげー。
よく覚えてるなあ!半年前のレスを←
たしかに、シラーマはアンネに容姿を指摘された姫のことだし、ロチェスはカルロにフルボッコにされていた王様。
何だかんだで二人とも仲はいいからね。
結婚させちゃいました〜[s:0316]
ザルシュが野蛮王子ザルシュエルと呼ばれているのには、深い訳があるんだよね。
ザルシュと調査隊が別れた時にもみえたけど。
私もその教科書みたかった←
更新じゃァァァァァァ!!
「懐かしい顔!もう7年も経ってしまって……あれ、5年後って言ってなかったっけ」
「事情があり、実に2年も擦れてしまった。しかし、結果としてここに戻って来たことは約束を守ったことになりませんか?」
「なるさ、なるさ。それよりも今からお茶をださないとね。さあ、そこへ御座り」
ナターシャさんは台所へ消えた。
あっけにとられたショーは、僕らをぼんやりと見ていた。しかし、状況が読めたのか目を見開いた。
「本物ってことかあ!?」
紅茶の香りは、そんなぼんやりしたショーをも慰めた。
「…つまり、糸を探りにきたわけだね」
ナターシャさんはカップを持ちながら静かに答えた。
「今ならいるだろうよ」
「…え?」
「…一番探りやすい環境にするには、アイズィー嬢を通して来たことを知らせること。いまなら、向こうの広場でのんびりしているだろうよ」
ショーはにんまりと口角をあげた。
「俺がつれてってやらあ。広場に」
「…ありがとう」
「…ただし」
ナターシャさんは声を低く小さくして、静かに続けた。
「…マルミゲラ三兄弟のことについてだが。
あまり焦らないほうがいいよ。
特に、髪の毛がパッツンの奴に関してはね……」
ザルシュ君だ。
「ザルシュと、ザルシュエルは違う」
そうか。
サンステリの王子ザルシュエルと、ウィダードの運び屋ザルシュは違うんだ。
ウィダードの風にあたったザルシュとは。
サンステリの光に照らされたザルシュエルは。
2010-08-24 08:26:20
olive
ショーに連れられてやってきた広場。
その中で、僕の好みぴったしな女性が本を読んでいた。
可愛いなあ……。そう見とれていると、先生達がアイズィーを探し出した。
これが、僕と先生の違いなんだろうな。
「多分この辺りに………
あ!いたいた!アイズィー嬢!アイズィー嬢!
未来の使節団がお見えになったぞ〜!」
ショーのその声で、僕の好みどんぴしゃの女性が立ち上がった。
それこそアイズィーだったんだ。
2010-08-24 08:43:21
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