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レイトン教授と呪縛の魔国(幻の王国3)

olive

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のつづきです。

約100年ほどむかし、最大の繁栄をみせた二つの王国が、理由も不明のまま破滅した。

それを知るは、その国の民の僅かな末裔のみだった。

王国の破滅はいかにおきたか、それを探るべく、レイトン達はタイムマシンにのって過去へと調査にむかう。


ネグリシャムラの呪縛はいかなるものか


どこかでひっそりとうごめく闇


砕け散る運命のハグルマに


レイトン達は真実を見るか



そして
誘惑の先の目的とは…?



お楽しみに………

2010-08-17 23:50:33


olive

lemon
身近すぎる故、アイズィーに至っては石ころみたいな扱いをしている描写もするつもり。ダイヤモンドはここではただの石ころなんだ。
大人ザルシュ、もうそろそろ!


更新。


吊橋を渡ると、すぐに訓練所だった。
「まずい。まさかすぐに訓練所とは」
先生が慌てたのもつかの間、僕らは見張りに見つかってしまった。

やばいぞ、これ。

「てめーら、ここに来てなにをするつもりなんだ。ああ?」
「あ、あの…いや、まあ、ちょっと」
「怪しいじゃあないか。おい下っ端、こいつらを縛って牢獄にぶち込んでやらア」
「はっ!大人しくするんだな!」
しらぬ間に縄をもった兵士が僕らに近寄って来る。その騒動につられてか、訓練所で訓練をしている兵士もわらわらと集まって来た。

「まってください。私達はここにいるというザルシュエル王子に会いたいだけなのです」
先生が一兵士に向かって助けを求めた。
「そういって訓練所にもぐりこむスパイは多くてねえ。しかもおまえら、見たことない面だしよお」
「地上から来たからですよ。あんたら兵士なら、地下は唯一、イタリアとだけは貿易してるって機密ぐらい知ってらあに」
「…だが」
「挨拶にきてなにが悪い?僕達がなにか危害でもくわえましたか〜?」
カルロさんは相変わらず嫌みっぽい。
なんとなく聞いたことのない内容もまざってたけど、それも嫌みっぽい。
しかし、その時
「そうですよ。おいてめえら、この人達に危害くわえるってのはいただけないぜ。
縄で縛る必要もなしということよ」
カルロさんの調子にあわせて、聞いたことのない声が響く。

「すいますぇ〜ん、旅のお方。俺ァあんたたちをつけてた物ですわ」
若い青年が、頭を掻きながらそう言った。
「隊長!」
兵士の声に、カルロさんが微かにだけど、にたついた。
「命拾いしたよ」
先生は礼をいう。
「どうやら、彼らは王子に会いたいらしい。お〜い、王子〜。きてくださいよぉ。
なんか会いたいらしいですよ〜」


青年……隊長……はそう向こう側にさけんだ。兵士の集まりが僅かに崩れはじめ、どよめきがおこる。
「…野蛮王子のおでまし、か」
先生の言葉をきいた僕は、唾をのみこんだ。

カチャ

その時、なんかいやな音がカルロさんの腰からなった。

2010-08-26 23:44:55


olive

のなりい、すれちがいスマン…;
さて、このスレでザルシュのおでましでい!
更新じゃあああああああ!


いや、いやな音どころじゃない。
拳銃じゃないかああ!
「カルロさ〜ん?それ、なんですかあ…ね…?」「拳銃」
「いやいやいやそういうのなしで。
なんでそんなの」
「さあね」

ざわめく集まりの中から、他の兵士とは全く違う、きらびやかな装飾を施した鎧をきた人物がでてきた。

肌は黄みていて、ブラウンの瞳。赤みのある褐色の髪を腰まで伸ばしてゆってあり、耳飾りをしている。
鼻筋は通っており、なんとなく色っぽい口元をしている。20〜25辺りだろうか。
しかし殆ど顔は仮面に隠れていた。多分男性だろうが、女性といわれてもいいくらい綺麗タイプの顔をしていた。

いや、そうじゃあない。
これまでの言動から察するに、彼は…
「やっと会えたね」
先生の呼びかけに対して、彼は口角だけをあげた。
もしかして、彼は僕らに気付いて……
「忘れてるな。怪しまれてる」
先生がぽつりとつぶやいた。
「…ええっ!?」

「…王子〜、彼らとは知り合いですかい?」
隊長さんの呼びかけに、彼はそちらを向いた。やっぱり、彼がザルシュなんだ。
「……」
なにも語らない彼をみた下っ端兵士は、
「やっぱりこいつら、スパイだ!王子の知り合いを装ってるんだ!」と騒ぎ立てる。

「騒ぐな」
最初に聞いた言葉がこれだった。
僕は、「お久しぶりです」といってほしかった…。
その声は凍りつくような冷えた声で、7年前とは正反対だった。

と、その時。

「確信したぜザルシュ!動いたら死ぬぜっっっ!」
カルロさんが拳銃をむけて、ザルシュめがけて打った!

2010-08-27 00:07:23


olive

ぴしっ

なにかが割れる音がし、ザルシュの仮面に皹が入った。
そしてそれは粉々になって散った。
「…うあっ」
「おおお王子いいい!」
ザルシュはよろめき、下っ端兵士達は座り込んだ我が王子に歩み寄った。
「こいつらやっぱりスパイか!卍のスパイだ!」
一人の兵士がごちゃごちゃさわぐ。
「…すっげえや」
隊長さんは目を見開いて、へらへらと笑っていた。
「カルロさん!」
「…よくやったね、カルロ」
「…朝飯前です。
ところで、これでザルシュは気付くでしょうか」
「一筋縄ではいかないだろうよ」
そうだ。一筋縄ではいかないだろう。

仮面が割れたザルシュが目を開いた時、先生はぽつりとまたつぶやいた。
「ザルシュの目付きが7年前と変わった気がする。まずいぞ、これは」

冷えたような目付きをしていて、どこか刺のある感じのする瞳。僕も感じ取っていた。
なんか怖い。獣みたいだ。
「…そんな武器、見たことがないね。
仮面を打ち砕くなんて、どんなやつなんだい」
「いやあザルシュ、お前も見たことはあらァ。僕は常に腰にかけてたけどねえ〜」
「………ザルシュ?」
「そうさ。
僕らを忘れたのか?」
「…ウィダードの風にかかっていた頃の君と、私達は巡り会ったはずだ。
たった5日だけだったがね」
「たった5日で持ち物まで鮮明に覚えてるほど」
ザルシュは腰の右にかかっている短剣を左でぬいた。
「利口じゃないのだ、私は」
「ふうん」
カルロさんは側にあった剣を拾い、車椅子から立ち上がった。
「無理するんじゃない!」
先生の台詞に、カルロさんは返事しなかった。

「もう一度負かしてやる」
「……?」
カルロさんの台詞に、ザルシュは僅かに眉間にしわをよせる。
「…王子は強いんだ。だれにもまけたことはないんだぜ〜!」
「そうだそうだ」
下っ端の声に、カルロさんはクックッと笑った。
「まあ、純血のネグリシャムラに勝てる奴はそうそういない」
だが。カルロさんはつづけた。
「ネグリシャムラに勝てるやつはネグリシャムラしかいないだろう」

「…なに…?」
「…ほら、いまよそ見した」

気づけば、カルロさんはザルシュの首に剣を突き付けていた。しかも、ザルシュは仰向けに倒れている。
「…負け、お前の」
「………?!」

2010-08-27 00:33:45


のなりい

いやいや、気にしないで~。

ザルシュエル王子として、なんか変わっちゃったね~、ザルシュ君。
しかも、教授達のことを忘れちゃってるし。
・・・ってか、カルロさん、動いて大丈夫なの?
でも、どっちもかっこいいなぁ・・・。

2010-08-27 00:58:46


olive

のなりい
ザルシュがなぜザルシュエルとして変貌したのかは、もうすぐ出てくるよ。
何故レイトン達を忘れていたか、もね。

カルロは最強だから車椅子からたてたんだよ、きっとね!←←


更新。
「…王子が、負けた………」
下っ端、そして隊長さんが戦(おのの)いた。圧倒的に差があったのは、僕もレイトン先生もマルコさんも分かった。
「…化け物にかつのは化け物だ。
なんせ、君という化け物の血を継いでいるからね」
カルロさんはザルシュに向かって放った。
「…どういう意味だ…?」

先生はカルロさんの意図を察し、話を始めた。
「どこの出身とか目的以前に、私達は君達とは時間軸が違うんだ。
君の死んだ遥か未来に、私達は住んでいるんだよ。要するに、私達は未来から来たんだ。
解るかい」
「…そんなことが」
「…7年前、確かにそんな事はなかったかい。君の記憶の中に」
「………」
ザルシュは唇をかんだ。混乱しているのか、目が泳いでいた。
「……解らないかい」
「いや」
ザルシュはまた口角を僅かにあげた。
「そんなことはない。ただ」
冷え切った瞳の奥で、何が見えているのだろう。カルロさんは剣を話すと、僕らのもとへ歩み寄ってきた。

「……夢心地だ、教授さん」

「…いやったあああ!」
僕とマルコさんはハイタッチをしながら喜んだ。ザルシュが僕らを思い出してくれた!

「…一先ずこれでよしとしますか、先生」
「…ああ。
それにしてもカルロ、ザルシュは本当に忘れていたのかな…?」
「…いや」
「…え、てことは、ザルシュは最初から僕らを覚えてたんですか?」
「それはないよ。ただ」
先生は、下っ端に指令をだすザルシュをみながら呟いた。

「忘れてしまったんじゃない。
忘れたくて忘れたんだ」
先生はしずんだ顔で、またザルシュをみた。

2010-08-27 15:43:13


lemon

ザルシュ~!! お帰り~っ、待ってたよ~!!!←
教授さんっていう呼び方は私のにも出てくるし、親近感が湧きます♪
もう教授さん達を忘れるなよ~、ザルシュ~っ!!←←

2010-08-27 23:11:37


のなりい

忘れたくて忘れた・・・か。
何があったんだろう?

とりあえず、ザルシュ君おかえり!!(おかえり?)
思い出してくれて良かった~。
次、忘れたら、アロマの料理を食べてもr(殴

2010-08-28 01:38:10


olive

コメントできない私をお許しください…。

更新だああああ!!!!!

結局、僕らはザルシュの好意でお城に入ることができた。
そこで勿論、外で聞き込みをしていたクラウスさん達と合流した。
「今は外出していて兄も弟もいない」
らしいので、客間に通された所である。
「いやいやいや、まさか教科書に載ってるような人に会えるってのは、やっぱここすげえところなんだろうなあ。
改めて兵士であることに誇りをもった」
隊長さんは僕らを案内する途中、そう呟いた。
「俺はこうみえてまだ20なんですけどね、ま、お家柄といいますか、なんだかんだで歴代の王族の護衛をしてまさァ」
「ほほう」
「それにしても、あの王子にこんな友人がいたなんてね…
俺がいうのもなんですが、あの王子こええでしょう?マジで」
「雰囲気から醸し出していた威圧感はタダものではなかったですね」
「あんたたちは、王子ったってあれでしょう??運び屋ザルシュをしる世代でしょ??
とくにそう思っただろうよ」
確かにそうだった。何か違和感があった。

「俺もあの王子に四六時中付き合ってますが、まだいまいちなんですよお。
近寄り難いのです」

2010-08-28 22:59:54


のなりい

こ、これがザルシュくん?
・・・友達の好みだ(笑)
確かに、ちょっと怖いかも。
逆にザルシュ君が大変そうだね。そんなピリピリ(?)して。

2010-08-29 01:28:12


lemon

大人なザルシュもかっこEぞ!!
けど私は昔の子供なザルシュのがいいな←
次また記憶喪失したらどうしてあげようかな?←←

2010-08-29 10:42:33


olive

のなりい
私の友人もこんな顔がすきだ←
ザルシュがこんな顔をしているのは訳があるんだよ…
lemon
lemonは12ザルシュがすきなんだねえ…
次記憶喪失になったら、
「あなたの婚約者はlemお(ry」

更新!!
「あんな王子になってしまったのは、きっと俺達国民のせいだとおもうんです」
隊長さんの口調が変わる。
「この国はたいてい長男が王ならば二男が政権をもつしきたりがあるんです。
つまり王子は、12の頃から政治をやって来たと言う訳です」
「12から!?」
先生が驚いた。
「そう、12から。
最初のうちはあの腕白で元気な性格でしたが、重荷が重なっただけでない。
12という年齢にも関わらず、社会の裏を知ってしまったんです。
確かに12の頃から風俗街では下っ端を支配していたようですが、それとは比べ物に成らない…。
あの王子は19だというのに、裏と国を完全に支配するようになった。
殆ど城に篭り、闇に命をとられるかというぎりぎりの生活。
顔が闇に知られぬようにと仮面をつけ、護衛のために鎧をかぶる。
いつしかそれは、身なりだけでなく心にまでかぶってしまったんです」
僕とそう年齢は変わらないはずなのに…
「だから、ウィダードの12のザルシュをしるものは”野蛮王子”と呼ぶようになった」


「へたしたら命もとられてしまう。
そんな迷信は、どんどんウィダードで横行するばかり。あんた達もかかってらあに、ウィダードの風」

「かかるどころか、僕らはフォードの血筋だ」
カルロさんとマルコさんは、声をそろえた。
なにかいいたげだった。

2010-08-29 21:15:09


olive

「あんた達がフォードの?」
「僕らの曾祖母にアイズィーという人物がいてね。ちなみに曾祖父はザルシュエルという」
「あんたら…………」
「卍っていうんでしょう、裏の名前」
「…」
「僕らの祖先は何かしらの用があってか、地上にでて地主とは無縁の生活をしているんだ」
「それできいたんだ」

2010-08-29 21:30:41


lemon

……すみません。このお寺の地図記号みたいなの、なんて読むのですか?←←
ん? なんかoliveからすんごい台詞が出なかったかい?
てか12で政治を!? かっけー……

2010-08-29 22:17:35


のなりい

私はカルロさんのほうが好みなんだよねー(笑)

12歳で政治?
凄っ!!・・・焼き鳥?(笑)
いつ暗殺されるかわからないんだねー。
大変だ・・・。

2010-08-30 00:52:42


olive

lemon
卍のこと?マンジってよむんだよ〜
私は何もいってませんよ、lemonが婚約S(ry

のなりい
12で政治をしているせいで、ろくじゃないってわけだ。暗殺されそうなんだよ〜;


この小説の三代美人をかきます。

マルコ…可愛い系
カルロ…キレイ系
ザルシュ…セクシー系


アンネ…キレイ系
アイズィー…アジアンビューティー
マリン…セクシー系

2010-08-30 08:46:51


olive

友人にいわれたんです。
「…あんたこの小説、美人おおくね」
じつはこの6人(登場頻度によりただしくは4人)以外はみんなレイトンみたいなイラストなんですよ。目立たないだけて。

2010-08-30 19:13:13


olive

「この時代の闇の名前。
卍型。
やつらはウィダード王国の征服を企む怪しいやつらで、何故か王族は手出しが出来ない状況にある」
「あんたら、よく知ってるな。それにしても車椅子のあんた」
「僕かい」
「口調が変わってないかい」
「これが平常時。僕は逆手にとる作戦が得意なものでね」
「…ふうん。王子を自分に向けるための、怪しい芝居ときたか」
隊長さんは溜息をひとつつくと、寂しげな笑みを浮かべながら呟いた。
「ウィダードからサンステリはいきやすいが、サンステリからウィダードは難しい。
サンステリの奴らは訳あってウィダードのやつらを忌み嫌っててね。
今日は王様もミダル王子もいない。泊まっていきなよ、この城に」
「…いやったあ!」
「ただし」
隊長さんは咳ばらいをした。
「条件つきだ」

2010-08-31 17:14:41


olive

第三章

お兄ちゃんが真っ黒だと弟くんもうっすら黒いものである

マルミゲラの隠しゴトは闇

2010-08-31 17:18:29


lemon

なにっ、教授さん達は城に泊まるだと!?
う、羨ましい……←
なるほど、マンジか。ありがとうございます[s:0308]
や、やっぱoliveが凄い事を言って……?
それよりも、マルコさんが可愛い系だとは。
レイトンシリーズの可愛いキャラ一位はルークなんだ!!←←
しかもしかも、なんか黒い兄弟が……期待が高まる♪

2010-08-31 22:20:29


のなりい

マルコさんって可愛い系だったんだね~。

教授達はお泊りか・・・。
いいなぁ~。私も泊まりたい(殴
ただ、条件とは一体!?

うっすら黒い・・・。
気になるな~。

2010-09-01 01:18:51


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