レイトン教授シリーズの攻略
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NAZOボーダー
ども、NAZOボーダーでございます。
今回勝手ながら小説を書かせていただきます。
この物語に出てくるオリジナルキャラクターを紹介・・・・。
①クリス・ソルニエ(女)25才
性格:男らしいが静かな優しさを見せるアネ ゴハダ。拳銃の名手で元はスコットラ ンドヤード所属の捜査官だった。
②ジャック・モラーヌ(男)20才
性格:正義感が強く若くしてスコットランド ヤードの刑事になったのだが女性の様 な容姿で華奢なためなかなか活躍がで きないのが悩み。
では、「レイトン教授と漆黒のピストル」
お楽しみください。
(なるべく毎日更新させていただきますが諸事情によりそれができない日がございます。なにとぞご容赦ください。)
2010-07-21 15:29:39
NAZOボーダー
紹介てか内容てか読みづらくてごめんなさい・・・。
~第一章~ルーク・トライトン
「・・・・先生、先生・・・先生!先生ったら!」
「・・・・んん?・・・・ルーク?」
「しっかりしてください、先生。」
「ああ、すまないルーク。・・・またソファで寝てしまったな・・・。で、どうしたんだい?ルーク」
「お客さんです、先生。お名前は・・・。お名前は・・・。えっとぉ・・・。」
ああ、名前を訊いてなかった。憧れのレイトン先生の弟子になれて2年、うっかりミスを何回してるだろう?
「忘れてしまったのかい?大丈夫だよルーク。間違いは誰にでもあるものだ。」
・・・間違いは誰にでもあるものだ。先生はそう言っていつも僕を励ましてくれるけど、いつまでたってもこのクセは直らない。
「あなたがお客様ですね。よろしいですか?お名前を・・・」
レイトン先生の今回のお客様は、流れる黒髪に闇より黒い瞳。とても綺麗で・・・吸い込まれそうだ。名前は・・・
「クリス・ソルニエ。よろしくお願いします。レイトン教授。そっちは?」
ソルニエさんは僕のほうを指した。
「僕はルーク・トライトンです。先生の助手、兼、一番弟子です!ソルニエさん、よろしくお願いします。」
「ルーク・トライトン。いい名前だね。俺はクリスでいい。よろしく。」
クリスさんが笑った・・・。僕のほうを見つめて。いきなり緊張してしまって・・・僕は口をパクパクさせるだけで、言葉は出なかった。
「ミス・ソルニエ、ご用件は何ですか?」
「クリスでいいですよ?教授。」
「ではクリス、君はどうしてここへ来たんだい?」
「殺人事件、です。とても不思議な。・・・殺されたのは俺の親友、ジャン・M・ロビンズ、25才です。犯人は分かりません。」
「何が・・・不思議なんですか、クリスさん?」
先生は黙ってクリスさんを見つめている。
「次の日に会ったんですよ。ジャンに・・・。何もなかったように。確かに心臓が止まっているのをこの右手で感じたのに・・・。撃たれたのもこの目で確かに見て・・・。」
クリスさんも僕も・・・すっかり混乱して・・・何が何だか。
先生は落ち着き払ってこう言った。
「その事件はどこで?誰に撃たれたのかわかるかい?」
「グレッセンヘラーカレッジ・・・。三日前だ・・・。ジャンは・・・ジャンは・・・俺に撃たれていた・・・。それを俺はドアの向こうから見ていたんだ・・・。俺は・・・俺が怖い。ジャンが怖い。どうなってるんだよ・・・。」
「クリスさん、落ち着いてください!落ち着いて・・・一つずつ、ゆっくり話してください、ね?」
「・・・・・・ルーク。ありがとう。」
先生がかすかにほほ笑んだ。
2010-07-21 16:23:18
NAZOボーダー
「うぅん。なるほど・・・確かに不思議ですね・・・。クリスさんは自分を自分で目撃した、ということでしょうか?」
「自分でも信じられなかったよ。誰かに手紙で呼び出されて、行ってみれば自分自身が親友を撃ってるんだ。」
先生は真剣な顔をして一点に集中している。
「教授?」
「今は話しかけちゃダメです、クリスさん」
先生がこんな顔をしてる時は難しい謎を解いている時なんだ、変なことを言って混乱させたくないからね。
先生が呟く。
「グレッセンヘラーカレッジ・・・」
長い沈黙の後、口を開くのはやっぱり先生だ。
「クリス・・・。君はカレッジの生徒ではない・・・。その被害者、ロビンズ氏も。」
「あぁ。」
「では、なぜカレッジにいて、そこで彼は殺された?・・・それが今回の最初のナゾだ、と私は思っている。」
「そうですね・・・。先生、明日カレッジに出勤する時にクリスさんと行ったらいかがですか?」
「ルーク、それは良いアイディアだ。クリス、いいかな?」
「もちろん!何時からにします?」
クリスさんは先生と親しげに話している。何だろ。モヤモヤする。先生を見ても。クリスさんを見ても。
何だろう?
「あのッ!僕も行きたいです!」
気づいたら言葉にしていた、小さな嫉妬。
先生に対してか、クリスさんに対してか。
「ではルーク、明日の朝この部屋に7時集合だ。」
やった!早速、先生からもらった手帳に『12/23 先生の研究室 朝7時』と記した。
2010-07-21 22:36:17
lemon
はじめまして、lemonです♪
丁度私の小説でピストルがでてきたので、来ちゃいました[s:0062]
自分で自分を目撃……ドッペルゲンガー? 自分のドッペルゲンガーを見たら一年以内に死ぬという噂を聞いた事が……ん、気にしないでください。
12月23日……クリスマスの日に何かが起きる?
更新が楽しみです[s:0357]
2010-07-21 22:51:55
NAZOボーダー
lemonさん
ありがとうございます、コメント一発目!
思いつき小説なので辻褄・・・合わないかも?です。がんばって続かせますww
皆様のコメントで物語が変わるかも!?
2010-07-22 20:35:07
NAZOボーダー
~第二章~クリス・ソルニエ
ピピピピー・・・ピピピピー・・・
「ん~?うるさいなぁ・・・」
眠い・・・。黙ってくんないかなぁ、この目覚まし時計めぇ・・・。
「止めてやるぅ~~・・・。」
手を伸ばした先には・・・。
「ろくじ・・・ごじゅっぷん?!」
ヤバ・・・。
ガバっと飛び起きて、急いで用意して家を出た。
走ってカレッジに向かう途中、スコットランドヤードの前。見覚えのある背中・・・。
「ん?・・・おぉ、クリス?!」
「お久しぶりです、チェルミー警部」
ゲ・・・チェルミー警部・・・。
「何だ、嫌々だな。」
「いえ、そんなことないッス。断じて。」
一応先輩、だからなぁ・・・。
「君も・・・あんな事件さえなければな・・・。」
!「はは・・・。そッスね・・・。」
「そういえば君、急いでいたようだが?」
「あ?!やっべぇ!!警部が話しかけるから・・・!」
「なんだとぉ?!」チェルミー警部のどなり声を背に、また走り出した。
「警部!6時半から会議ですから、そろそろ行かれたほうがよろしいかと!」
急げ・・・!ルーク、レイトン教授!
・・・待っててくれぇ・・・!
はぁ・・・はぁ・・・。
「クリスさん!早いですねぇ?」
ルークが研究室に来て開口一番に言う。
「え?遅れた、と思って・・・。」
「?今、6時半ですよ?時計、壊れてるんじゃないですか?」
「えぇぇぇ?走って損した。もう早起きはしねぇ・・・。」あぁ・・・最悪だぁ。
俺が沈んでいると、教授がドアから顔を出した。
「そろっているな?出発しよう。」
「当然です!行きましょう、クリスさん!」
そう言ってルークは俺の手をつかんで引っ張って行った。
教授がまだコドモだった時もこんなんだったのかなぁ・・・。
ぐぅぅぅ~~~
「「あっ!」」
ルークと俺の腹の虫が鳴った・・・。あぁ・・・今日はついてない。
教授は笑いながら、
「どこか寄って行こうか。」
噂に聞いた通り、紳士的な教授。
俺はそんな教授が羨ましい。優しくて、社交的で、規律があって、悪いことは悪いとはっきり言えるんだ、うらやましい。
「クリス、ルーク、この店はとてもいい料理を出すんだよ。ここでいいかい?」
先生が指差したのは、朝食には少し豪華な中華料理店。中華か・・・。俺、苦手なんだよなぁ・・・。
「はい!早く食べましょうクリスさん!」
手を引っ張られて、半ば無理やり連れ込まれた。ルークは食いしん坊なんだな・・・。
「僕は飲茶で。」
「私もそれでお願いします。」
「俺もそれで。」
いいや。ちょっと食ったら残してやる・・・。
「ふいふふぁん、ふぉおたぶぇらいんれふか?(クリスさん、もう食べないんですか?)」
「ん?あぁ、ちょっとな・・・。」
うぇ・・・。マズ・・・。ルーク・・・よくそんなに食えるな。
「もういっぱいなんですかぁ?じゃ、僕が食べますね♪」
「ルーク、食べすぎには気をつけて・・・。」
「もぐもぐ・・・。ふぁい、わかりまひた。」
でも・・・。茶はうまかったな。カフェにきた気分だ。また今度アイツと来ようかな。
「では、カレッジに行こうか。」
「はい先生、お腹いっぱいです!」
いよいよか・・・。
2010-07-23 14:25:36
lemon
うーん、朝から中華は私も無理かもしれない……
ルークはやっぱり食いしん坊ですよね~、それがいいのですが[s:0062]
2010-07-23 22:35:42
琴音
はじめまして!パソコン禁止中なのに隠れてきた琴音てす!
同じく私は漆黒関係の題名小説やってるので来ました!
タメ&呼び捨ては全然OKです!ていうか絶対私年下。
2010-07-24 09:53:04
NAZOボーダー
→琴音さん
コメありがとうございます!
漆黒って言葉、ミステリアスでとても好き&ピストルは拳銃にしたかったのですが、語呂悪いかなぁ。
みたいなね。理由でこうなりました。
ちなみにクリスはワタクシの性格を鏡にうつしたような感じです。(笑)
何かタメじゃなくなったんで次回から…。
→lemonさん
食いしん坊はルークの魅力の一つですよね♪
でも朝で中華を「おいしいから」って理由で勧める先生もまあまあ・・・。
二人ともかわいいです(笑)
2010-07-24 12:20:28
杏♪
はじめまして、杏♪です!
わたしは、二人とは違って、小説を書いているわけではないんですけど、
面白そうなので、コメントさせてもらいました☆
タメ&呼び捨てokですか?
わたし、琴音さんよりも、絶対年下ですよ~。
わたしは、okなので♪
2010-07-24 16:44:06
NAZOボーダー
→杏♪さん
コメありがとうございます。。。
タメとかオッケーですよ~
次回からタメさせていたらきます~^^
2010-07-24 20:14:12
NAZOボーダー
ではでは・・・更新です。。
失礼して(笑)
~第三章~ジャック・モラーヌ
「・・・についてどう思う?」
「・・・・」「ジャック君?」
「・・・・」「おい、会議中だぞ!!」
「あ・・・はい。すいません。チェルミー警部・・・。」
「俺はグロスキーだ!!!」
「はぁ・・・。すいません。」あぁ・・・。何もする気しないよ。
試験や現場を経て、やっと刑事にまで昇りつめたけど・・・。
上は小さな仕事ばかり押し付けるし・・・
憧れのソルニエ様には会えないし・・・
もうスコットランドヤードを出たい気分だ。
「・・・。確かに憧れの存在がココから追放されて戻れないのはショックだ。だが、私用を職場に持ち込むな。俺たちだってショックはショックだ。」
警部たちに僕の落胆が分かるわけないよ。
なんてったってあのグロスキー警部の厚い胸板も立派な髪形も目に入らなかったのに。
「そんな顔しているとまた犯人にナメられるぞ?」
ムッ・・・。「好きにこの顔で生まれた訳じゃありませんよ・・・。」
「それにしても、追放って!あのクリス・ソルニエ様が何をしたっていうんですか!?」
会議室の空気が凍りついた。
巡査も、刑事も、警部も、警視も、さらに総監までも。
皆がうつむいていた。
僕は、初めて、悪い空気ってのを知った。
「会議は終わりだ!お前たち、昨日配った指令書を見て行動、チェルミー警部とグロスキー警部は署に待機!モラーヌ刑事は特別に後で指令を出す!わかったな!?」
総監の怒鳴り声が会議室に響く。
会議室を出、チェルミー警部が口を開いた。今度はちゃんとチェルミー警部だ。
「あいつは・・・人を一人殺した。銃の暴発だったが・・・。」
「!? どうして?どうして銃は暴発したんですか!?どうして銃の暴発だけで追放なんか・・・!」
どうして・・・!
今度はグロスキー警部が、
「5年前、クリスは若くしてスコットランドヤード特別捜査官になった。その拳銃の腕からスカウトされて試験に一発で合格。そして・・・」
ソルニエ様について話してくれた。
「そうだったんですか・・・。」
そうか。ソルニエ様には・・・。
そんな過去が。スコットランドヤード追放。
僕はそんな人を・・・。
総監がやってきて、僕は指令を受けた。
「・・・なぁモラーヌ刑事。そんなにクリスのことが気になるか。」
「・・・。はい。」「捜査したいか。」
「え?」「捜査したいか?」
「捜査・・・。はい。」
「そうか・・・。はぁ・・・。グレッセンヘラーカレッジはわかるな?そこに行け。そこの考古学教授のエルシャール・レイトン。随分世話になっているキレ者だ。そいつを捜すんだ。協力を乞え。」
「カレッジ?ソルニエ様はそこにいるんですか?」
「おそらくな。カレッジ周辺での報告が多いんだ。」
「いいんですか・・・僕なんかが。警部たちだって捜査したいんじゃないですか?」
「時間があるのも君。知識があるのも君。連れ歩く部下がないのも君。技術があるのも君だ。よって?捜査するのも君だ。さっさと行け。」
やっと良い仕事が来たか。今日だけは総監に感謝だな。ソルニエ様・・・♪
「はい!!」
敬礼ッ。
イザ、カレッジへ!
2010-07-26 15:42:37
NAZOボーダー
何かジャックが・・・。
最初のオリキャラ紹介とキャラ違う。。
正義感が・・・正義感がぁ~・・・(泣)
あんな煩悩キャラじゃなかったのにぃ・・・。
ま、やりたいことやる性格ってのも好きだしいいか!
2010-07-27 17:02:25
lemom
ソルニエ様……凄い尊敬されてますね……
あ、私のこと、タメで呼び捨てでいいですよ♪できたら、次から宜しくお願いします[s:0316]
私は漆黒の拳銃でもいいと思う一人です。ちなみに私の小説に出た拳銃は、ルークの額に♪
更新楽しみに待ってます[s:0357]
2010-07-27 22:32:27
NAZOボーダー
はッ!!ヤバい!ロビンズさん!
デスコールと「ジャン」カブったぁ!!
やってしまいました。この大馬鹿者。
どうかお許しを・・・皆様。
ジャン・デスコール様はこの先出てくるとしても「デスコール」で出るんで。
ロビンズは「ジャン」か「ロビンズ」で出るんで。
ほんっと申し訳ない!!
→lemonでいいよね?mになってる・・・
タメ口になったよ~(何の報告かッ)
更新だよ~やっとロビンズ登場。
お楽しみに~(笑)
では更新だよ~↓
~第三章・過去~クリス・ソルニエ
あぁ~困るなぁ。
俺、ゲーセンに来てただけなのにさ~。
せっかく大好きなシューティングで最高得点出して~・・・
「君!名前は!どこに住んでるの!」
なんなんだよぉ・・・。新手のナンパか?
「やめろって!クリスをどこに連れてく!?」
「警察だ!頼むから来てくれッ!」
コイツはぁ~・・・。めっちゃイライラする!キレる!
「は~な~せぇ~ッ!アンタ何者だよ!?」
「クランプ・グロスキー!スコットランドヤードの・・・」
「グロスキー!?警察が何の用だぁ!」
「クリス・・・。落ち着け。グロスキーさんも落ち着いてくれ。」
「邪魔すんなよジャン!コイツを一発殴るんだぁ~!」
「うるさい!公務執行妨害で逮捕するぞ!?アンタ!この娘止めろ!」
「逮捕が怖くてケンカできるかぁ~~!!」
「落ち着けって・・・。何回言ったら分かんだよ・・・。で?そのケイサツさんは何しに来たの?」
「スカウトに来たのさ!」
「スカウトだぁ?どーせ補導とかしに来たんだろ?」
「何言ってんだ、今は昼の12時だぞ?」
「クリスは・・・。お前一応女の子なんだから危ない事すんなって。」
「女の子・・・?またそういうこと言って!俺を黙らせるために・・・そういうことをお前は・・・。」
うぅ・・・照れる。でもジャンの事は好きでも嫌いでもないから!誤解されちゃ困るからな。一応。ツンデレとか言うなよ!
「やっと落ち着いたな。」
「ふぃ~・・・。だが、良い運動になったぜ!では、ちょっと質問いいかい?」
「何だよ。」
「じゃ、俺帰るんで。」
「待て!ジャンは居てくれ!じゃないと俺、死ぬからな!?お前が行ったら・・・」
「わかったわかった。」
「名前は?」
「クリス・ソルニエ。」
「歳は?」
「18。・・・レディーに歳訊くなんて男としてどうだよッ。なぁジャン?」
「お前そういうことだけは女って・・・。変わらねぇな。」
「知らん。」
プイッとそっぽを向いた。
「・・・。職業は?」
「・・・遊び。」
「高校はどこ行ってた?」
「しつこいぞ!そんなんどこでもいい!ん~・・・。まぁ・・・グレッセンヘラーカレッジに入試主席だったから入学しようと思ったけど・・・」
「けど?」
「学費とか研究費とか見てみたら払えなくてサ。辞退した。その時はギリだったからな。」
「今入試受ければいいじゃないか?大学だし入れるぞ?主席ってすごく頭良いじゃないか。」
「もういいんだ。学歴もカレッジライフもいらない。」
「俺に・・・。このグロスキーに賭けてみないか?」
ジャン・・・
自分のことみたいに・・・さすがジャンだな。
「クリス・・・。どうするんだ・・・?」
「案ずるなッ!ギャンブルは好きだ!受けてやるよ!その勝負!」
「なんだ、そのノリ。だが分かった!じゃぁついて来い。試験の手続きを済ませてやる!優先的にしてやるからなぁ!はっはっは!」
グロスキーさんは豪快に笑った。
ん?試験?ま、いいか。どうせこの明晰な頭脳で合格だぜ!
「おっつかれジャン!もう帰っていいぞぉ!」
「本当調子いい・・・。じゃあな!良い知らせを待ってる!」
「うん!じゃぁな~!」
「行くぞ!いやぁ、いい撃ち手が見つかって良かった!」
「アンタまさか!そのためにこのシューティングゲームの前に・・・」
「はっはっは!当たり前だろう?」
コイツにゃかなわねぇ・・・。そう思った。
ん~と?これは・・・。いったい・・・。
「クリス、ギリギリだが合格だ!危なかったなぁ。」
ギリギリ?この俺が・・・。ギリギリぃ~?
「で?この実技試験ってのは?」
「ん~っとな。これは自分の得意分野で、それでいて捜査などに役立つことを実演する・・・。お前のピストルみたいなもんだな。」
「シューティングすればいいのか?なら簡単だぜ!」
「お前はまず、言葉づかいを直せ。実技は面接も含まれるからな。上司に敬語やなんかを使えない奴は長続きどころか・・・」
「はいはい分かりました。言葉づかいくらい容易いっての。」
「じゃぁ今から俺にちゃんとした敬語で話せよ!分かったな!」
「・・・。ハイ。グロスキーさん。」
「試験は十日後だからな。しっかり腕と口磨いてこいよ~。」
口磨くってなんだよ・・・。言うなら歯だろ!?
「ハイ、了解です。グロスキーさん。」
はぁ・・・。キツイ。ジャンに愚痴言ってやる~。
運命の銃殺事件まで、あと3年・・・
と、ここまで~!
2010-07-28 23:10:57
NAZOボーダー
更新だす~♪
それから3年後・・・
「グロスキーさん、なんかありがとうございます。」
「なんだ改まって?」
スコットランドヤード所属の特別捜査官になって一か月、これが普通の日常になってきた。
「俺は・・・ずっとジャンと二人で生きてきた。コドモのころ母さんと父さんが事故で死んでからずっと。」
ヤベ・・・泣けてきた。
「・・・。」
「だから、俺はたぶん。人間不信ってやつだったと思う。そんな俺を拾ってくれて・・・マジで感謝してる。」
「・・・敬語はどうした?」
「あ・・・。」
「早く泣きやめ。仕事だ。今回は・・・。」
「うぅ・・・グロスキー・・・さんッ・・・。うわぁぁぁああん!」
あぁ・・・フッきれた。
「お、ぉい?クリス?泣きやめって?もう・・・。」
へへ・・・グロスキーさんを困らせてやった♪
「フフ・・・仕事だぞ・・・。」
2010-07-29 11:08:52
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