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ルークと二人の少女の記憶

茜星

こんにちは☆茜星です。
ついに「ワンルーム・アドベンチャー」、「復活の湖」ときて3作目になりました。

今回の作品は、四部作の二部作目になりますが、前作を読まなくても大丈夫です☆
(一応つながっている所もあります。)

更新は前より遅めになると思います。

よろしくお願いします!

2010-05-24 06:38:42


茜星

では早速!
いきなりオリキャラ登場ですが、後からちゃんとまとめますね☆
____________________

プロローグ

カリナと私はいつも仲良し。
ずうっと、仲良し。

なのに……。

「なんでなの…?カリナっ…。」

「これまで…カリナと仲良くしてくれてて、ありがとう…カリナも喜んでいるはずだよ…。」

私のせいだ……………。
私のせいで、カリナが…っ。

「私の、せいだ…あんなことしなければ…。」

カリナ……。

2010-05-24 06:45:36


茜星

第一章 はじまり

「着いたぞ。ここで、これからやっていくんだ。」

父さんが僕に向けて言う。
たくさんの荷物を持って、僕はこの土地にやってきた。

「ここが…僕の家?」
「そうだよルーク、いい家だろう?周りにルークぐらいの子も住んでいるらしいから、仲良くするんだぞ。片付けはやっておくから、周りに挨拶しておいで。」

僕はのんびりと歩き出す。



先生達はどうしてるんだろう…?
長い船旅で、そう思わなかったときはなかった。
僕は僕で、がんばろう。
落ち着いたら、また会いに行こう、と心に決めている。



その時、視線を感じた。

「ん…?」

女の子だった。
この辺に住んでいる子かな…?

「僕はルークって言うんだ。今日、ここに引っ越してきたんだよ。よろしくね。君の名前は?」

その子は僕を見つめると言った。
「私は……。…あなたはこの家に住んでいる人?」

まだ住んではいないということをこの子に説明するのは難しいだろうな…。
まあ、住むんだし…同じことだろう。

「うん。そうだよ。」




そのとたん、女の子の顔が変わった。
「………ひどい。私たちの場所だったのに………。」

そして、その子は走り去っていった。

え、え?どういうことなんだ…?
意味がわからないうちに、誰もいなくなっていた。

「私たちの場所…?」


「ん?ルーク、挨拶は終わったのかい?」
「父さん…さっき…。」
…いや、いいか。

たいしたことじゃないかもしれないし…?

「いや、何でもないよ。今から挨拶してくるね。」
「ルーク、頼んだぞ。」

たいしたことじゃない…わけがない。
自分でわかっていたはずなのに…。

事件は、ここからはじまっていた。
____________________

2010-05-24 15:53:48


茜星

始めに書いてありますがわかりにくいのでもう一回書いておきます。

この「ルークと二人の少女の記憶」は、「レイトン教授と復活の湖」に続く四部作の二部作目となります。

前作といちおうつながっている所はありますが読まなくても大丈夫です☆
教授達は出てこないので・・・

わかりにくくてすいませんでした。

2010-05-24 15:59:00


まかろん

茜星~!来たよ!三作目おめでとう☆
女の子は・・・カリナちゃんのお友達だったり?気になる~!更新頑張って!応援してます!

2010-05-24 16:08:46


ドロップ

茜星☆3作目突入おめでとう!
事件?どんな事件なのかな?
これからもがんばって(^_^)v

2010-05-24 19:27:47


Louis

やほっ☆
3作目おめでと→♪
4部作の2作目ね^^頑張って!!うちも頑張る!!

″私達の場所″って…?どう言う事だろぉ??
更新楽しみに待ってるねぇー

2010-05-24 20:52:05


茜星

まかろん、ドロップ、Louis、コメントありがとう(*^_^*)

まかろんへ☆
3作目です☆ありがとう♪女の子は・・・誰でしょう?
更新がんばるね☆

ドロップへ★
ついに3作目!ありがとう☆
どんな事件なのかはお楽しみに♪
更新がんばります!

Louisへ☆
3作目です☆ありがとう!
四部作なのですがちゃんと完結できるかどうか心配ですが、がんばります!
『私たちの場所』っていうのは・・・続きをお楽しみに♪
更新がんばります!

言い忘れましたが、ルーク目線でいくつもりです。全編。
では更新します☆
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第二章 あの子は誰?

僕はさっきのことは気にしないようにして、家を回った。

次はここだ。
『ハニリー』という表札が立っている。

「すいません。今日ここに引っ越してきたルーク・トライトンと言いますが。」

家から出てきたのは女の人だった。

「あら。すぐそこの元空き地に家を建てた方?立派ね。私の娘はどこへ行ったんだか。」

娘……!
もしかして、さっきの子じゃ…。

「その子って、名前は?」

「ナリカ。ナリカ・ハニリーっていうの。この辺で女の子を見つけたらたぶんナリカよ。会ったら仲良くしてあげてね。」

ナリカ…ちゃん、か。

「はい。ありがとうございます。これからよろしくお願いします。」

何であの子はあんなことを言ったのか…わからない。
なぜだろう。

『私たちの場所』と言ったんだから、もう一人以上いるはずなんだけど…。
この辺で女の子にあったら、たぶんその子ってことは…一人しかいないってことなのかな…。



「まだデータ不足かな。」



その時また、視線を感じた。

やっぱり、あの子だった。

「ナリカちゃん…だよね。」

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2010-05-25 06:41:17


ドロップ

ナリカちゃんか・・・。ルークと仲良くできるのかな?

2010-05-25 18:09:40


茜星

ドロップ、コメントありがとう(*^_^*)
ルークと仲良く・・・というか、まだナリカちゃんは何か根に持っているようです・・・。

2010-05-25 20:19:04


town

来たぜ!(誰が?)
...とりあえず...おめでとう!

子供達が関係しているのかな?

2010-05-25 20:19:53


茜星

town、コメントありがとう(*^_^*)
3作目です!ありがとう☆
子供達が関係・・・しています。おもいっきり。

2010-05-25 20:23:03


茜星

さあ、どんどん更新☆
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「そうでしょ?ナリカ・ハニリーは君のことだよね?」

あの子は僕のことを見つめて言った。



「……違う。私はナリカじゃないっ。」

人違い?と僕は純粋にそう思った。
悪かったかな。もしかして違う人だったのかもしれないし。

「あ、人違いだったかな。ごめんね。じゃあ君の名前を教えて。」

あの子はためらう様子もなく、一気に言った。

「私はカリナ…カリナ・ウィリン。」

カリナちゃん、か。
この辺で女の子を見かけたらあのお母さんの娘のナリカちゃんって聞いていたんだけどなあ…。

その時、後ろから声がした。



挨拶したときに会った…ウィリンさんだった。

「何言ってるの。私の娘カリナはもう死んだの……。どこにもいないのよ!」




ど、どういうことなんだ?

ウィリンさんの話を信じるとすると…カリナちゃんはすでに死んでいる。でも僕の目の前にいるこの子は、自分のことをカリナちゃんだと言っている。

つまり、この子は……?


「そう。私はもう死んでいるの…。」

カリナちゃんはほほえむ。



その笑みは…少し怖かった。

______________________________________

2010-05-26 06:53:18


ルル

こんにちは!茜星さんキタよ!ルークと会ったあの女の子はナリカ©なのかカリナ©なのか!?先がワクワクします!

2010-05-26 15:55:39


チーズ探偵

茜星、来たよぉぉぉぉぉ!!(黙れ)


死んでいるの…ってえぇぇぇっ!?
どういうこと!?

2010-05-26 18:53:15


茜星

ルルさん、チーズ探偵、コメントありがとう(*^_^*)

☆ルルさん
こんにちは!この小説にきてくれてありがとうございます☆今度ルルさんの小説にも行きますね♪
ルークと会ったあの少女は何者なのかってところが話の本題かな・・・

☆チーズ探偵
ウエルカムっっっ!(なぜか叫んでみた)
どういうことかどうかは・・・続きをお楽しみに♪(答えになっていない)

では更新☆
____________________________________

「ど…どういうことなんだ!死んでいる人が…ここにいるわけがない。」

僕は言った。

「…そう、かしらね。…とにかく私は、カリナ・ウィリン。」



そう、言って。


走り去っていった。

「ルーク君、だったかしら。カリナのこと、聞いてくれる?」

ウィリンさん…。



「もちろんです!ナゾを解決するのが、英国紳士のつとめですからね!」

英国紳士。レイトン先生は…こんな時どうしただろう…?

「じゃあ話すわね。カリナは…すごく病弱な子だった。でも毎日楽しく過ごしていたみたいね。友達のナリカちゃんのおかげで。ふたりは本当に姉妹みたいにとっても仲が良くて…。」

そういえば…さっきの子がカリナちゃんだとすると…ナリカちゃんはどこに…?

「でも、ある日…体調が悪くて入院していたカリナが快調に向かっていた。私は安心して家に戻ったわ。そうしたら……。」




ーー何となく、聞きたくない。
その続きが何となくわかったような気がしたから…。

「いきなり容態が悪化した、すぐに病院に来てください、って。そしてそのまま……。」

ウィリンさんは今にも泣き出すような顔をしている。

「ありがとうございました。ちなみに、その病院とはどこですか?」

「ルーク君の家のとなりになかったかしら?ここで唯一の病院なの。行ってみたら?」


ウィリンさんは、カリナちゃんが現れて、どういう風に思ったんだろう。


ーーまあ、それは僕にはわからないだろう。


「はい。」

____________________________________

少し登場人物紹介☆

☆ルーク・トライトン
☆クラーク・トライトン
☆ブレンダ・トライトン

★ナリカ・ハニリー
カリナととても仲が良かった少女。姿を見かけないが、どこへ行ったのだろうか。

★カリナ・ウィリン
ナリカととても仲が良かった少女。病弱で、すでに病気により死んでいる。
しかし、ルークの目の前に現れた少女はカリナを名乗っている。

題名の「二人の少女」っていうのはナリカとカリナのことです♪

2010-05-27 05:54:16


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