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レイトン教授と幻の王国†2†

olive(YK)

私の小説、ついに5作品目です。
今まで読んで頂き、有難うございます。





約100年も昔の事でした……

この世界の何処かに、とても栄えた王国がありました……

その名前は、ウィダード王国といいます…

しかしこの王国は、約100年を境に、この世からぱたりと姿を消しました…

今は何処にあったのか、何故消えたのか……

何も分からなくなったのです………







そう……たった一人の生き残りと、その一族のみは…………







時はロンドン事件から5年後…
そんな王国の場所を探しもとめ、王国消滅の理由を探るべく、レイトン教授達は立ち上がったのです!

完成したタイムマシンに乗って…





「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…

「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。

「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…


幻の王国の真実とは……!?

お楽しみに………



前作「幻の王国1」
http://layton.g-takumi.com/novel_detail.php?bbs_id=23813

2010-04-20 23:48:46


olive

1。

2010-04-25 20:53:57


olive

2。

2010-04-25 20:55:09


olive

3。

2010-04-25 20:59:46


olive

4。

2010-04-25 21:02:28


olive

「はじめまして、私はエルシャール・レイトン、横からルーク・トライトン、アラン・ディミトリー、カルロ・フォード。
挨拶に参りました」
「光栄だよレイトン君。是非、こんどお茶でもしよう」
……………………こんど?
「挨拶は済んだろう、早く帰れ!」
一兵士が叫んだ。
「…えっ?」
レイトン先生も動揺は隠しきれない。
「すこし待ってください、まだお話の一つも………」
「ええい、だまれだまれえい!!早く帰らんと、首をはねるぞ!」
「…しかし…」
「われわれも暇ではないのだ!首を切られたいか!」
「いえ、しかし……」
揉みくちゃになっている時だった。
「……静かにしろ。彼らをまず解き放て」
若い女性の声がした。
彼女は顔を覆っていた布(?)をはがした。
鮮やかな金髪。緑の目。(この国では、醜い髪と瞳ということになる)がりがりの顔。くまのこい、目のした。
年齢にそぐわない、ピンクのリボンをまとった………
それは、時間軸の揉みくちゃになったような、不思議な女性。
シラーマ姫だった。

2010-04-25 21:19:14


lemon

目の色制度……なんか凄い。
私の周りには、圧倒的に茶色が多いですね……
しかし、首を切る……ちょっ、先生達逃げて下さい!

2010-04-25 21:39:35


みかん

こんばんはー♪
どうして身分が低い筈の緑の目なのに、姫の座に降臨しているんでしょう……?
「時のとまった」というのも気になります!

ではでは。またお邪魔しても宜しいでしょうか?

2010-04-25 21:40:01


olive

lemon

たしかに、目の色制度はめちゃくちゃかもね[s:0319]ある意味。
小説に来てくれて有難う!

みかんさん

なるほど!そうきましたか……。
シラーマはウィダード王国の血筋なので、成り行きで姫になってるんですが…
詳しくは後ほどです!

2010-04-26 20:45:07


olive

「私はシラーマというが、すまない。兵士がそなた達に酷い事を」
「いえ、姫さま」
「そういえば、そなた達のなかに」
シラーマ姫は少し穏やかな顔つきになった。
「フォード家の子孫がいるそうな。アイズィーから聞いたのだが」
カルロさんが、驚いて顔を上げてしまう。
「そこ!姫に顔を上げるなんぞ、首切り処刑だぞ!」
兵士を姫が制した。
「そなたか。たしか……」
「カルロ・ヘル・シグラ・フォードです」

え、カルロさんって、そんなに名前長かったかなあ??

「もうふたりか三人かもいるんだろう。そなたの父上と、弟と…………息子。名前はなんだ」


「父はエルドマク・ヘル・ザクファ・フォード、弟はマルコ・ヘル・シグナ・フォード、息子はジョルジョ・ヘル・エクス・フォードです」
ジョルジョのエクスって、アンネさんの姓のエクスレラの略かな?
そうか、ヘル、というフォード家の血筋証明の名前の後、母方の姓の略形なんだ。でも、マルコさんとカルロさんが、略形がちがうし………あれれ?わかんないよ。

「フォード家は相変わらず名前がながいな」
シラーマ姫が頭をポリポリかきながら、呟いた。

2010-04-26 23:44:45


olive

「しかし、なぜ跡継ぎが調査なんて」
シラーマ姫の質問に、
「それは」
とまでしか答えられず、閉口する。
そうだよ。
ふつう何も事情をしらないと、子孫がいるんだから、頼めば100年前の事がかかれた資料の一つなんて、でてくるはずだと、そうおもう。
そもそも、ウィダード王国にすんでいる子孫が、ウィダード王国の景色に一々感嘆の声を漏らすなんてこと、ないはずなのに。



でも、過去人(かこびと)に事情をはなす事は、約束で禁じられている。
旅立つまえに、いわれたんだから。



ああ、実にやばい!!

2010-04-27 16:18:34


olive

と、その時だった。
「あ、あの!貴方が、し、シラーマ姫さまですね!」
客間に居たはずのアンネさんが、兵士をかきわけ、ツカツカと進み出た。
「アンネ!しかも…ジョルジョは?」
カルロさんが、アンネさんに質問した。ジョルジョが腕のなかに無いことも、不思議だった。
「……ふむ」
シラーマ姫はなにか考え込むような顔をし、いきなりニッコリ(ニヤリにたいに)笑った。
「フィアンセか。急いだ息子はどうした」

2010-04-27 17:29:42


town

そうだよね~! 過去が変われば未来も変わるもんな~!

ルーク 「行動範囲がどうしても狭まっちゃいますもんね!」
クラウス「未来のロンドン事件のときに君に
『この事件の結末をルークさんは知っているんですよね! どうなるのか教えてください!』と言われたときは焦ったよ。」
 アム 「時間旅行なんて! はぁ~。うらやましいな~!」
 イム 「そうかな? 未来の自分を見ても脱力するだけだし、過去なんて振り返ってもロクなことがないだろうし....」

2010-04-28 18:34:33


olive

town
そうなんです[s:0319]過去を狂わせると、未来もかわる。カルロがアイズィーと親しくしている事自体、カルロがこの世から消える可能性が増える原因なんだよな…[s:0348]

ザルシュ「なるへそねえ。確かに、過去と未来は繋がってるし…でも気になるしなあ…。
カルロ!未来の俺はどうなってるんだ!?」
カルロ「それを僕らは調べに来てんだよ。
それにしてもイムさん、貴方目茶苦茶ネガティブですねえ。
でも、わかるかもなあ。僕の過去なんて、ろくでもなかったしな…」
ザルシュ「お前失礼な上に、謎を増やすな。お前の過去を見たくなるぜ〜っ!!」

2010-04-29 11:03:51


olive

シラーマ姫が笑ったと同時に、
「フィアンセか。急いだ息子はどうした」
と、さっき、首切り処刑だぞって脅してきた兵士がそう言葉をもらす。裏声で、何故か鼻息荒く。
シラーマ姫の顔が歪んだ。
「言葉を慎め。失礼だ」
とつづける。
カルロさんは、その兵士を見ていた。
その目は、なんだか睨んでいるものとは違う、怪しい目だった。
「失礼しましたあ、姫さま」
目は完全に笑っていた。
シラーマ姫はその兵士から目を背け、アンネさんにむけた。
「どうした」


アンネさんは察しが悪い。
「…なにがです」

シラーマ姫は察しがいい。
「………用件さ」

アンネさんはようやく理解し、笑顔で続けた。
「貴方に会いたい方が3人」

2010-04-29 17:51:37


olive

カルロさんは、察しがいい。
よくないと、生きてこれなかったから。
「…今かい」
と、一言もらす。
「うん」
「そっか」
カルロさんは深呼吸を何度かした。
………前述のとおり、アンネさんは察しが悪い。
「…気分が悪いの?」
「君は果てしなくセレブだよ」

「?」
何故そう返されたかも、わからないようだった。
カルロさんはシラーマ姫の前に進み出る。
「貴方に会わせたい方というのは、サンステリ王国の人物です。
僕達が調査をするうちに巡り会った、三兄弟です」
「名は」
「セシル、ザルシュ、ミダルです」
「セシルって、闇の殺人鬼の?」
「噂です」
「ザルシュって、あの博識の運び屋の少年?」
「はい」
「ミダルは…あの有名な配達人」
「はい」
「三兄弟とは、どういう意味だ。彼等に接点は…」
「あります」
「………」
カルロさんは最高にきつい。
「彼等は、マルミゲラ家の生き残りです」
淡々と、続けた。
シラーマ姫はじめ、屋敷が一気にざわめく。カルロさんは一切を話すと、アンネさんに合図した。

2010-04-29 18:05:02


town

察しがいいって大切だね!

ルーク 「イムさん。ネガティブって言われていますよ!」
 イム 「う~ん....そうでもないけどなぁ.....というよりネガティブって何?」
ルーク (そこから?!)

2010-04-29 23:58:11


olive

town
案外、大切なんだよね。察することと、悟ること。

カルロ「言い方きつかったかなあ。でも、ネガティブをしらんとは…最強だ」
アンネ「………[s:0319](さすがに察した)」


ではでは。


第二章

世界一デリカシーのない王子

シラーマの決意

(イラストのカルロ、流石にビビってます[s:0319][s:0319])

2010-04-30 00:05:11


olive

ジョルジョのイラスト。

2010-05-01 20:43:02


olive

赤ちゃんみたことあるかたが首をかしげてますねえ。
なぜジョルジョの首と腰がすわってるかというと、物語の中で1歳になるからです。

2010-05-01 20:45:13


olive

マルミゲラ三兄弟が広間に姿を現すと、ざわめきも大きくなる。
ロチェスさんが姿を現すと、シラーマ姫がたちあがった。
「…ロ、ロチェス様…!
嗚呼(ああ)、もう会えないと思っていた。
貴方様が眠るといわれていた石に毎日手を合わせ、召され、貴方様に会うことを待ち続けた日々…
私は貴方様の御望み通り、美しくなられたかしら!?」
アンネさんが、ぴくりと動いた。
そして、意地悪げな笑みをうかべた。
あ、僕も気付いちゃった。
可愛いなあ、シラーマさん。ロチェスさんが好きなんだ…。

しかし、ミダル君とザルシュ君が広間に入り終わらないうちに、ロチェスさんはいきなり笑い出した。

そのフニャフニャの顔のまま、口を開いた。
「…美しい?…はっ、何処が。
そんながりがりの痩せっぽちで、センスのかけらもない服をきて、美しいだと!
あはははは、それ、物凄い面白い冗談だよ、シラーマちゃん。
ただでさえ、素材が美しくないのに、よく金髪の緑目で美しいなんて………うん、色気もない。そうさ、シラーマちゃん」

唖然。
唖然。
そう、唖然が妥当だ。
レイトン調査隊はあんぐりと口をあけ、国王と妃はショックで気絶。
兵士は、ロチェスさんの悪口をとめたくても(できれば、叫んででも止めたいくらいに)、王子の身分を叱咤できない。

アイズィーが
「…ひどい」
ともらした。
アンネさんは、怒りで震えていた。

行動を最初におこしたのは、すぐうしろにいたカルロさんだった。

2010-05-01 21:58:04


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