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レイトン教授と幻の王国†2†

olive(YK)

私の小説、ついに5作品目です。
今まで読んで頂き、有難うございます。





約100年も昔の事でした……

この世界の何処かに、とても栄えた王国がありました……

その名前は、ウィダード王国といいます…

しかしこの王国は、約100年を境に、この世からぱたりと姿を消しました…

今は何処にあったのか、何故消えたのか……

何も分からなくなったのです………







そう……たった一人の生き残りと、その一族のみは…………







時はロンドン事件から5年後…
そんな王国の場所を探しもとめ、王国消滅の理由を探るべく、レイトン教授達は立ち上がったのです!

完成したタイムマシンに乗って…





「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…

「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。

「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…


幻の王国の真実とは……!?

お楽しみに………



前作「幻の王国1」
http://layton.g-takumi.com/novel_detail.php?bbs_id=23813

2010-04-20 23:48:46


olive

シフォンさん
そうなんです。そろそろ、カルロが化けの皮を……ニヤリ

ハグルマの歌 きいてくださったんですね!
実は私、
楽譜よめない&かけない&楽器できない
なんですね…
なので、なんとか[s:0319]キーボードを引っ張り出して弾いてみました。
え?ベースがへんだって?だろうなあ、勘でのせたからさwww←馬鹿

2010-06-09 23:04:58


olive

「おもえば、それから何年後かにハグルマがくるったんですよね……」
カルロさんはボソッと囁いた。

「私は、そこまで詳しくはしらないよ」

「先生がですか?……意外ですねえ。そういうのもチェック済みかとおもってましたよ」
「少し路線をずらしてチェック済みさ」
「なるほど。そういうわけデスカ」
カルロさんは語尾をふざけてかたことにしゃべった。
「……君の英語、イギリスらしくなってきたね、カルロ」
「…お、イタリア訛り、とれました?」

「………」

2010-06-10 19:31:53


olive

「先生、カルロさんは元からイタリア訛りなんて…ふぐ」
「ルーク、それはいってはならないよ。黙ったままで頼むよ」
先生には、カルロさんの英語に訛りがあることはわかるのか?
僕はなんともない、綺麗なイギリス英語だとおもった(たまにアメリカ英語になるのはなんだかいい気がしないけど)。

先生はやっぱりすごい。

「僕は、イタリア訛りとれましたか?」
「ああ、概ね」
「ははは、アリガトゴザマス…………あれれ?」
「……」
カルロさんの訛りはなにか面白かった。でも、お世辞でいった。
「大体、とれてますね」

カルロさんには珍しく、「うれしい!」といって飛び上がった。
そして着地後、
「こんな僕につきあってくれるなんて」
とつぶやいた。
カルロさんにしては今日は珍しく、会話に脈絡がなくてブレッドさん(カルロの偽名でカルロのもうひとつの人格。ただし、カルロは二重人格ではない。切り替えがうまいだけなのだ。)みたい。

「いえ、カルロさんの人生の為ですから」
カルロさんは目をぱちくりさせた。
そして、穏やかな声で呟いた。

「………Grazie.」

「…えっ?」

そばにきたレイトン先生がささやいた。
「イタリア語で、有り難う、さ」

2010-06-10 20:49:51


olive

第五章

クルッタハグルマ


ダマシアイ……

2010-06-12 08:47:21


olive

僕は気付いた。
こいつはさっきから変だ。
やけにブレッド色がつよい。

それに、カルロさんは確かにイタリア人だけど、イタリアよりイギリスの方が長くいたって、いつか言ってた。

―――――――――――――――――――
「僕は戸籍や血筋はイタリアだけど、どちらかというとイギリスなんだ」
「えっ?」
「イギリスにいた時間のほうがながいのさっ。僕はね」
―――――――――――――――――――
イタリア語はカルロさんの中では薄れているんだ。
一時期、使っていただけで。

だから

Grazie.

なんていわないはず。
ついでにカルロさんは、ブレッドさんのことは芝居といっている!素じゃない。
こいつは偽物だ。
よし、罠をしかけよう。
「カルロさん、事の重大性がわかってるんですか!?今回は、カルロさんの人生がかかっていますよ」
「…ん?ああ、そうだね。どうしていきなり?」
「…いつもはもうすこし、

明るくって、移動は常にスキップであるカルロさんが!

おかしいとおもって」
「…!?」
「瞳はいつもキラキラしているのになあ。まるで御人形さんみたいに可愛いのになあ…」
それをきくがはやいか、カルロさんの偽物は目をキラキラさせ、口は甘ったれた口元になる。
しかも、やけにしなをつくってスキップで僕に歩み寄る。

あっ。

背丈が違う。

僕より背丈がたかいはずのカルロさんは、僕と並んでいた。

僕は一通り仮説を裏付けて、偽物カルロに言い放った。

「偽物め。おまえはだれだ!」

2010-06-13 13:09:58


olive

「なに!?」
カルロはビビる。先生は笑う。
「カルロさんは目はキラキラしていない。むしろ影がかかっているよ。しかもしなをつくらないし、スキップはしない。口元は殆ど上がらなくて、まれに片方だけあがる。可愛いというより、色っぽいがさきさ。

どうだい、偽物カルロ」

「おのれ………」

しゃがれた声が部屋に響く。
「わしの変装も、衰えをかんじたのか?」
「違うよ、ポール。君の変装はなかなかだ。しかし、君が変装するうえでの資料があまりに乏しかったんだ。
私達はまいにちいたから何となく素性はわかる。しかし、私達でさえも、はっきりとは掴めていないんだ。謎めいてるんだよ」
「しかもですね、あなたは資料として、記者会見のカルロさんを観察しましたね。
あれはブレッドというまた別の人格なんです。」
「あれはカルロの幼い頃の人格だ。か弱く、ひょろっとしていて軟弱。大人はもっと残忍だよ」
「……」
カルロの変装のしたから、ポールさんがでてきた。
「完敗だ」

2010-06-13 13:21:28


olive

「カルロはどこかな?」
「はっ、知らないな。
わしゃ変装セットをわたして、わしがやつになっただけじゃ」
「いついれかわったんだ?」
「でかける前の、身支度だよ。本をよみおわったあと、やつはトイレにむかったじゃろ?」
「あの時……」
「ああ。そのあとはしらん」

2010-06-13 13:26:58


シフォン

ドン・ポールでしたか。何時でも変装セット持っているんですね~何か凄いですよ・・。

2010-06-13 15:16:34


olive

シフォンさん
ドンちゃんでしたwww
やつはカルロの変装グッズまでもっていました。ぬかりないなあ。ほんとに。

2010-06-13 17:07:21


olive

「無理矢理マフィアに連れていかれて、強引に契約させられたんじゃよ。
わしはかわりに、奴に変装グッズを渡している」
「その変装とは?」
「いったら、わしの、カルロのサプライズが台なしじゃろうて。
レイトン、空気を読め!」
「…じゃあ、教えてくれない」
「教えてやらない」
「………」
先生は考えこんでいたが、ふと特等席をみた。ガードンと銀髪の女性が、仕切りに耳打ちしていた。

「…カルロの動きは、すでにガードン側にばれているのかな?」
「えっ!」

「………くっくっくっ…」
ポールが笑う。
「ポール、なにが可笑しいんだ!」
僕が睨みつけると、レイトン先生はその場を斬るように呟いた。
「もうでたほうがよいようだ」

2010-06-15 22:12:55


lemon

ガードンさんと、銀髪美女……?(美女と決まった訳じゃない)
ポール君が若干可愛いように見えるのは私だけでしょうか[s:0032]
更新が楽しみです[s:0074]

2010-06-15 22:25:19


olive

lemon
先生「確かに、今回のポールはおもしろいね。なんというか……あらゆる面で」
カルロ「背丈とか」
先生「ちゃっかりカルロに操られてる所とか」
ポール「う、うるさい!」
(カルロのイラスト、訳ありで少女漫画のイケメン風でした。今回はちょっと一息いれて、レイトンキャラクターみたいにかきました。)


銀髪女性、たしかに美女です!さすがlemon。

2010-06-16 21:41:58


olive

僕はほほえましくおもいながら、瞳を徐に閉じる。

―――ん?


暗闇のなかに、金髪のくせ毛の子供がみえた。

―――ああ、また透視能力だ。

可愛らしい。瞳は大きくて灰色。睫毛は羨ましいほど長くて、鼻はすっとしている。
しかも金髪くせ毛がさらに可愛らしい。
手足はヒョロッとしていて一見女の子のようだが、どうやら男の子みたいだ。


手招きしてきた。

可愛いらしさに、僕はなにも考えずなちかよった。

2010-06-17 01:14:18


olive

「おいでよ」
僕は近寄る。足音がコツコツと響きわたる。

「おいでよ」
「きたよ」
「……きたね」
「うん」

なんともいえない会話。
少年はずっと小さかった。8歳くらいかな。
僕の腰に、くりくりの髪が触れた。

キラキラした金髪は、僕をうっとりさせた。
「名前は?」
質問してみる。
けど、少年はそれに答えなかった。ヒョロッとした手が、僕を闇に引っ張った。
「おいでよ」
少年はこの幻の世界の――闇――に僕を引きずりこもうとする。
奥には、無数の骨が散らばっていた。

「僕は何歳?」
ちいさく聞くと、少し間があいて、少年は唸った。
「……12」
ありえない。こんな背丈の小さいのが12歳なんて。

2010-06-17 16:27:29


olive

レイトン新作、3DS…
機種変死ぬわ〜[s:0364][s:0319][s:0319]

もうむりや〜……

2010-06-17 16:43:10


シフォン

えー骨ー!?ルーク一体どーなるんでしょう??
そうですよね~無理ですよね~ どうやってDSを3DS?機能ににするんでしょうか?・・・やっぱり機能を変えるのに沢山のお金が必要なんでしょうか?

2010-06-17 17:03:33


シフォン

あぁすみません・・・上のコメント気にしないでください!(汗)
新しくそのDSを買わないと駄目なんですね!
余計なコメントをを書いてすみませんでした(泣)

2010-06-17 17:19:03


olive

シフォンさん

間違いはだれでもありますよ!
でも、かいなおしはしたくないなあ。そこんとこ上手くカバー願います、レベルファイブさん[s:0319]

2010-06-17 20:09:38


lemon

12歳で背が低め……
大丈夫、金髪少年! 男の子はこれからもっと伸びるはずさ!
金髪少年(〈美〉は付くのだろうか)、もしかしたらアンネさんの子供……だったりして。

2010-06-17 22:21:06


olive

lemon
さすがlemon!大人になった少年は背丈がたかいのですwwwしかもジョルジオをおぼえていたなんて…感激だよ…

さて、金髪「美」少年の正体やいかに!?


更新!


その少年はくりくりの髪を撫で付けながら囁いた。
「おいでよ」
「そんなこといわれたってさ、僕も色々あるの」
「どうせろくなもんじゃないでしょ。なんかね、僕の勘がそう言ってるんだよねえ」
「……ろくなもんじゃない?僕はある人の人生のハグルマを探しにきたんです!口出ししないでよね!」
「……ふうん。さすが偽善者は口が達者なことで」
なんなんだこいつ。可愛い顔して、ものすごい言葉を連ねやがる。
「この世は金なんだよ金!
…金さえあればなんとでもなるの。ね?犯罪も闇に消え去る」
少年は闇を指差す。
骨が散らばっていた。
…酷い。こいつ。
「ああやって、ろくな死に方さえできない。金がないと。
僕はあってよかったかもね。
でも、絞り出されて………あいつらと一緒かな?」
ふふふ。やつは笑う。

金髪に灰色の瞳、要するに白人の理想像。でも、こいつは理想像のかけらもない。

やつは左腕をまくった、その時。

その左手首のタトゥーに背筋が凍る。

「……ねえ君」
「…ん?」
「名前、カルロっていうでしょ」







カルロさんだ、この少年。

2010-06-18 00:02:55


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