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レイトン教授と第一種永久機関

王梨

ついに二作目の作品です[a:0446](一作目はレイトン教授と21のタロットというものです)

これはタロット事件から数ヶ月後の話。


きっかけは、彼女が先生にあの質問をしたから…?

永久機関を巡る事件、今此れにて始まる─

2010-04-06 06:35:56


茜星

そういう事件なんだ…。

2010-04-08 07:56:35


王梨◆

「…一つ質問なんですけど」
「ん?」
「僕らは何処に向かってるんですか?」
「だぁーかーらー、私の家だよ!」
僕が独り言の様な言い方で質問すると、ドロシーは言葉の頭を伸ばして言った。

今、僕と先生とドロシーさんは先生の車に乗っている。

「ドロシーさんの家?」
「うん。まず、永久機関の事とー…事件の事を話さないとね。家なら資料とか幾つかあるし。」
彼女の言葉に感心したような、興味がない様なのか分からない風に相づちをしていると、ふと思った。

「そもそも、永久機関ってなんですか?」
僕がまた質問するとドロシーは困った顔をしてう~んとかえっと~…とか言いながら首をひねっていると、今度は手のひらに拳をポンとおく仕草をした。

「説明するの難しいけど…例えば人は食べ物を食べてエネルギーを作るでしょう?」
僕は頷いた。

「だけど永久機関を人に置き換えると食事をせず、仕事をしてなおかつ、エネルギーを同時に作り、仕事は止まる事なく続ける。それが永久機関。…解った?」ドロシーがまたさっきの様に困った顔をして僕を見てきた。その顔を見て僕はまた頷いた。
永久機関の説明って本当、大変なんだな…

これでは研究するのももっと大変なのではないかと思った時、車の動きが止まったのを体の揺れで解った。
「着いたよ、二人とも」

2010-04-10 07:18:44


town

....ナゾーバの家みたいなのかな?

2010-04-10 09:11:22


茜星

永久機関…何か、すごい。

2010-04-10 10:08:02


王梨

最近あんまり更新できなくてごめんなさい;

まず、コメント返しからっ
>>townさん
雰囲気は似てる…かな…?

>>茜星
そのすごいのが、造る事は不可能って殆んど証明されちゃったんですよね…今でも研究している方は居るみたいですが;

2010-04-18 23:54:03


王梨◆

ドロシーの家に着き、レイトンカーから降りる。

そこで僕らが見たものは─
「ようこそ。私の城(いえ)へ」
そこに建っているものは、屋敷ではあるが、お城に似た外観をしている。

「…相変わらず、君の屋敷は大きいね。」
屋敷を見て、先生が言った。

「おじいさまから貰った物なんです。」
ドロシーはそう言いながら門の横についている機械にカードをかざしていた。

カードか…

数ヶ月前のタロット事件を思い出した。


ギィ…と何かが軋む大きな音が聞こえた。

目の前にある黒い鉄格子の門は開ききると、僕と先生はドロシーに導かれるまま、屋敷へ続く道を歩む。


道の横には、バラが咲いた花壇がいくつもあって、どれも綺麗だ。

「ドロシーさんて、お嬢様だったんですか?」

「いや、分家よ。だから使用人も雇ってないし。」

「え、じゃぁこの花は…」
「うふふっ」

◆ナゾ001 10ピカラット
私はある時間になると、屋敷の二階に行く。するとしばらく降りてこない。
一階にいた人によると、「私(ドロシー)が二階に居る間雨が降っていた」ですって。
どうやって私は花の世話をしていると思う?

2010-04-19 00:15:52


茜星

わかったかも!ナゾ!

2階から花にじょうろか何かで水を落としてたんだよね?
だから「雨が降っていた」。

2010-04-19 07:50:18


town

2階から目薬(?)...みたい!

2010-04-19 18:29:09


王梨◆

「解った!二階からホースを使って水をあげていたんですね。その方が一人でもこの広い庭の花に出来ますし」

「正解。流石、教授の一番弟子 ルーク・トライトン。」
ドロシーのその言葉を聞いて、口元が緩んだのが解った。自分でも言っていた事だけど他の人に言われるのはなんだか──

「…ルーク、どうしたんだい?」
「えっ」
不意に、先生に言われた。
「ほら、入って」
ドロシーが白い大扉を支えて手招きして言った。
ドロシーの屋敷に入る時、扉を見るとトランプのクローバーのマークのレリーフが彫られていて、まるで童話にでも出てくる屋敷だなと思った。

「じゃあ、リビングで待ってて下さいね。左のスペードの扉です。」
ドロシーは左側にある五つの扉を指さして、そのまま何処かへ行ってしまった。

「スペードの扉…?」
「これだよルーク」

◆ナゾ002 15ピカラット

【スペードの扉】

目の前には五つの扉。
どれもスペード、ハート、クローバー、ダイヤが彫られたレリーフがあり、全て同じ形、同じレリーフだ。
ただ、下の暗号を解けばどの扉か解るよ。

ごますほみ
またたなあらぺんぎ
かやまーとが
りどはわ

2010-04-20 21:13:01


王梨

>>茜星
正解!ナゾ解明!(台詞取るな自分←

>>townさん
二階から目薬…シャレではないですよ(ナゾが/笑

2010-04-20 21:21:44


茜星

ありがとう!

でも今回のナゾは…うーん…難しい。

2010-04-20 21:26:25


王梨

ヒント出しますね!

ヒントは
【スペード】

この意味が解ればリビングへ行けますよっ

2010-04-20 21:55:01


王梨◆

「解りました、先生!」

【答え】

文章には【すぺーど】の四文字が隠れている。そして、縦に読めるように文章をずらすと

~すほみ
~ぺんぎ
~ーとが
~どはわ

となる。そして右にある文字を縦に読むと「ほんとはみぎがわ」

つまり、
【本当は右側】となる。

左側だなんて言って、あの魔女さんは意地悪だね。

2010-04-21 19:17:08


王梨◆

ナゾを解き、ドロシーが言っていた反対側─つまり右側にあるスペードの扉へ入るとそこはまるで別世界の様だった。


黒づくめの次には
赤づくめ。

ソファーも机も壁も床も全て、赤づくめなのだ。

いや、赤づくめと言うより、紅づくめと言った方が合うかも知れない。

ただ、異様な程゛紅い゛のに対して何故か違和感は感じられなかった。

「…とりあえず、座ろうか。」
先生に促されソファーに座る。紅づくめだし、やけに座り心地が良くて落ち着かない。

そわそわとドロシーさんは未だ来ないのだろうかと思っていると、扉の向こうから響く足音。

扉の方を向くと、何冊もの本を抱えた魔女の格好をした女性が扉を蹴飛ばして入って来た─この時、扉に描かれているスペードのKが困った様な顔をしている様に見えた─。

「ふぅ…あ、これが事件の資料を纏めたものです。この中に手がかりはいくつかあるかと。」
「…これ、全部一人で調べたんですか…?」
「いや、ちゃぁんと手伝ってくれる人もいるよ」
その言葉を聞いて僕はそうですか。と言ってドロシーが持ってきた資料を一冊手に取る。

「そうそう、協力してくれる方ももうすぐ来ますよ」
「そうか、それは助かるよ。」



あの人との再開はもうすぐそこ。

2010-04-21 20:19:02


茜星

ナゾはそういう風に解くんだ!
すごいね。

2010-04-22 07:49:46


王梨

>>茜星
ありがとう!
ナゾ考えるのちょっと苦手でそう言ってくれると嬉しい[a:0446]

2010-04-22 18:38:34


王梨

◆章について。
これで、序章と第一章が終わりです。次からは第二章です!

2010-04-22 18:40:16


王梨◆2(数字は何章目かの意味です)

【第二章◆魔法使いさんと~Researcher and photographer◆】


「…でも、ドロシーさんてば、意地悪ですね。初めから右側だって言ってくれれば良いのに。」
資料を区切りの良いところまで読むと、黒づくめに文句を言った。

「そう言うものではないよ、ルーク。彼女は私達を試したんだ。」

「え?どう言う事ですか?先生」
予想した人とは違い、先生から返事が返ってきた。ちょっと驚いたけれど、それを隠す様に先生に問いかけた。

「いくら私の様な者でも、本当に頼れるかどうか。それを試したんだよ。君は私達が違う部屋に入ったり、ずっと悩んでいたらこの話をうやむやにするつもりだったんだろう?」
先生が視線を変えるとその先には申し訳なさそうに笑うドロシー。

「─先ほどのご無礼、失礼しました。」
スカートを両手でつまみ広げ頭を下げる。
その動作にお嬢様ではないと言っていたわりには、流石分家ではあるんだな、なんて思った。


「つかぬことを言いますが、今回の事件引き受けてくれませんか?」

その言葉に先生は表情を笑みに変えて
「─…大事な教え子の頼みだ。断る訳にはいかないよ。英国紳士としてもね。」そう答えた。



「──ありがとうございます」
ドロシーは帽子を取って会釈する。

彼女が顔を上げて少し間をおいて鐘の音の様な音が屋敷中に響いた。

「あ!もう来たんだ!」
ドロシーは帽子を被りなおしてエントランスに向かう。


そこには、懐かしいあの人がいる。

2010-04-22 19:06:49


town

あの人?!
誰だろう?!

2010-04-23 17:26:27


王梨

》townさん
あの人とは…あの人です←

2010-04-24 02:44:17


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