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ドン・ポールと貴婦人

のーた

二作目です☆

一作目の「レイトン教授と江戸の姫君」も、よかったら見てください☆

本当は二作目は書かないつもりだったのですが、「短編小説だったら(時間の都合的にも)いいかな~」と思い、結局書くことにしました(自分勝手ですみません)

主人公は、ドン・ポールです。
最初はコメディにしようかと思ったんですけど、ボツにしました(汗)
結構真面目(?)な話になると思います。

更新が遅くなるかもしれません。
予め、ご了承ください☆

2010-03-31 07:53:26


茜星

エリーナさん…真相は…どうなんだろう…?

2010-04-08 13:28:24


フレア

のーたさん今日はすみませんでした。ごめんなさい。小説、読みました。面白いです。更新頑張って下さい。応援しています。
今日は本当にすみませんでした。

2010-04-08 17:01:51


メガネ

しばらくこれなくてごめん。でも続きが楽しみ!
のーたファイト!

2010-04-08 18:13:16


のーた

>Louis
そうだね・・・話せて楽しかったです☆
更新、頑張るね☆

>ルークの妹弟子さん
初めまして☆
チャットの方で、名前をお見かけした事があったので、知っていますよ。
来てくれてありがとうございます☆
師匠様・・・意地悪な事をおっしゃって・・・(笑)
ポ「解ける謎の一つくらい、あるわ!!」
と、言っていました(笑)

>茜星
真相は・・・果たして!!!?
・・・待たせてごめんね。
今日中に完結させます☆

>フレア
ええと・・・チャットのルーム2に、ちょっと書き込んだから、それを見てくれると嬉しいな(もし消されていたらごめん)
来てくれてありがとう☆
全然怒ってないから、もう気にしないでね☆
頑張ります☆

>メガネ
いいよ~来てくれただけで嬉しい☆
頑張って書くねー!!

2010-04-09 08:16:34


のーた

さあて・・・もう今日しか時間が無いので、焦りながら書きます(笑)





リビングへ連れられて、私達は向き合うようにソファに座った。
エ「それで・・・話とはなんでしょう」
ポ「・・・先程までワシは、エリーナさん、ブラウンさん、ジミーさんについて調べていました」
エ「な、なぜでしょうか・・・話がよくわからないのですが・・・」
エリーナさんは、訳が分からないというような顔をしていた。
エ「主人は・・・病気で亡くなりました。それなのになぜ、私達を調べるのですか?」
まあ・・・突然ワシが変な事を言ったのだから、驚くのも無理は無いな。
・・・いきなり、言おうか・・・。
ポ「ワシは、あれを殺人事件だと捉えたからです」
エ「えっ?」
エリーナさんは、困ったような、不安げな顔をした。
エ「な・・・なぜ・・・でしょうか。何か、おかしな点でもあったのですか?」
ポ「・・・あなたが、あのとき笑ったからです」
エ「え・・・・?」
ポ「ブラウンさんが亡くなったと聞いた時、あなたは手術室へ行った。
彼がベッドで静かに横たわっているのを見て、あなたはベッドにすがりつくようにして泣きました。
その時、一瞬だけでしたが私は見たのです。
あなたが、まるで作戦が成功したというような顔で笑うのを___」
エ「ちょっと待ってください!!」
エリーナさんは、怒った顔で言った。
エ「わ、私が笑う?そんな訳ないじゃないですか!!夫を亡くして、今とても悲しいんです。
失礼な事言わないでください!」
私はソファに座ったまま、冷静に言った。
ポ「突然こんな事を訊くのも何ですが、ブラウンさんは、いつもどのような食事をとっているのですか?」
エ「・・・・・」
エリーナさんは一旦深呼吸をしてから、言う。
エ「もう調べたから知っているのでしょうが、私は栄養士です。
主人の食事は、全て私が作った物を食べさせています」
ポ「それじゃあ、お昼などはあなたが作ったお弁当を?」
エ「そうです。それが、どうかしましたか?」
ポ「じゃあ、もう一つ訊きます。・・・主人の味覚が、おかしくなっていたのをご存じですか?」
私の言葉に、エリーナさんの顔が一瞬青ざめた。
エ「・・・主人の味覚が?・・・・・いえ、全く知りませんでした」
ポ「本当にそうですか?」
エ「なぜ、そんなことを言うのですか!」
ポ「医師が、言っていました。ブラウンさんは、仕事での強いストレスで味覚がおかしくなったと。
料理の味を、薄く感じるそうです。
だから味を濃くする為に、塩と砂糖を同じ割合で足していく。
そして、塩と砂糖の量は、日々増えていく・・・
最終的には、一般の人が食べられない程、味が濃くなっている・・・
ブラウンさんの体中の塩分量は、その料理の味付けのせいで基準値の三倍を上回っていました。
ブラウンさんは、このせいで高血圧となり、最後には脳卒中で亡くなったのです」
エ「・・・そうだったのですか。それじゃあ、私が見ていない内に、彼が味を足していったのでしょうね。
私を悲しませないために、こっそりと・・・」
ポ「あなたが知らないというのは、残念ながらありえません」
エ「・・・あなたは、どうして私を殺人犯のように扱うのですか!?
先程から、失礼じゃないですか!」
エリーナさんは、自分でも気がつかない程に動揺している。
ポ「調味料は、キッチンの上にたくさん並んでいました。そこに、砂糖も塩もあった。
リビングとキッチンはつながっています。
死角なんて、殆どと言っていいほどありません。
主人があなたにばれないように調味料を足すのは、絶対と言っていい程できません」
エ「・・・・・・・」
ポ「栄養士のあなたは、先程、彼の味覚がおかしくなったのを知らなかったと言いました。
それは、あなたにとって致命的なミスでしたね。
「気がつかなかった」という話じゃ済まないんですよ。
栄養士は、調味料の量を計りながら料理を作っています。
ビンに入っている調味料が、極端に減っていけば・・・気がつきますよね、普通。
でも、あなたは知らないと言った。
はっきり言いましょう。
あなたが、調味料を足したのです」
エ「・・・・・・・・・・」
エリーナさんは黙っている。
そして、開き直ったように言った。
エ「あら・・・じゃあ、私の味覚もおかしかったんじゃないかしら。
二人とも味覚がおかしくなっていれば、気がつかないのも無理はないし、知らないのも当然なんじゃない?」
ポ「それは・・・違いますね。あなたの味覚は、正確です。
あなたは、故意に調味料を足したんです」
エ「なぜ・・・そんなことが言いきれるのよ!!」
エリーナさんの口調が、荒っぽくなってきた。
ポ「レモンパイです」
エ「え・・・・?・・・・・あ!!!」
エリーナさんも、どうやら気がついたようだ。
ポ「今日、ワシはあなたにレモンパイを御馳走になりました。
あれは、本当に美味しかった。
ワシが美味しかったという事は、エリーナさんの味覚はおかしくない・・・ということにもなるんですよ」
エ「あ・・・・ああああ・・・・・・」
ポ「あなたが、ブラウンさんを殺害したのです。違いますか?」
エ「あああああああああああああ・・・」
エリーナさんは、うずくまった。

暫く沈黙が続いた。

やがて、エリーナさんは口を開く。
エ「分かるわけないと思っていたのに・・・・・
そうよ。私があの人を殺したの。
だって、私を愛してくれなかったんだもの。
結婚したばかりの頃は、一緒にどこかへ出かけたり、料理を作るたびに「美味しい」と言ってくれた。
いつも、幸せだった。
だけど、だんだんそういう事が無くなった。
いつも彼は「仕事だから」と言っていた。
それから、毎日毎日仕事仕事・・・
ここ半年は、ろくに口もきいてもらえなかった。
家に帰る時間も、だんだん遅くなっていった。
きっと、会社の中に浮気相手でもいるんだろうと思った。
一度、会社へ行った事があった。
でも、「社長は今会議中なので」といわれて、門前払いされた。
きっと私が入ると浮気がばれるから、彼は適当にそんな事を言ったんだわ。
そう思った日から、私はほんの少しずつ、彼の分の料理に塩と砂糖を足した。
でも、彼は気がつかなかった。
だから毎日、どんどん量を増やしていった。
でも、気がつかなかった。
その時、彼の味覚はおかしいんだなと思った。
でも、私は止めなかった。
これは天罰なのよ。
私は悪くない。
そして今日、彼は亡くなった。
いい気味だと思っているわ。
後悔とか、反省とか無いもの。
ふふ・・・ふふふ・・」
エリーナさんの性格は、変わっていた。
ポ「・・・ブラウンさんは、浮気なんてしていませんでしたよ」
エ「あなたに何が分かるのよ!!嘘言わないで!!」
ポ「ブラウンさんの会社の従業員に、情報屋みたいな人がいました。
その人は、ブラウンさんに浮気相手がいるだなんて、言いませんでしたよ。
はじめから、浮気相手だなんていません」
エ「でも・・・私を愛してくれなかった!!それは、本当じゃない!!」
ポ「ブラウンさんは、あなたを愛していましたよ。彼は、いつもあなたの事を自慢していたようですよ。
奥さん思いの、いい人だとききました」
エ「じゃあ、証拠を見せてみなさいよ!!そこまで言うのなら、何かあるんでしょう!?」
ポ「・・・・・」
弱った・・・証拠は、無い。
だが・・・一か八かだが、これを渡してみるか。
ポ「これを・・・見てください」
ワシは、医師から預かったあるものをエリーナさんに手渡した。
ポ「これが、証拠です」

2010-04-09 10:03:24


のーた

ワシが手渡したあるもの・・・それは、
手紙だった。
エ「なによ・・・何が書いてあるのよ・・・」
エリーナさんは、封筒を開けて手紙を読んだ。
しばらくして、エリーナさんの手から手紙が落ちる。
エ「あ・・・・ああ・・・・あなた・・・」
ワシのよみは・・・当たったのだろうか・・・
床に落ちた手紙を拾って、中身を読んでみた。
____________________

愛しい妻、エリーナへ。

最近、いつも仕事に追われていて、君との期間を過ごせなくなっていた。
会話する暇さえ無くて・・・本当にすまなかった。
忙しかった日々も、あと少しで終わる。
今度休みをとったから、一緒に旅行へ行こう。
いつも色々とありがとう。
本当に、君には感謝している。
愛している、エリーナ。

               ブラウン
____________________

手紙が入っている封筒には、旅行先のチケットが二枚入っていた。
エ「わ・・・私・・・なんて事を・・・」
ポ「エリーナさん・・・」
エリーナさんは、泣いていた。
エ「知らなかった・・・あんな事、しなければ良かった・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
ポ「エリーナさん・・・」

その後私は警察をよんで、今回の事件は終わった。
エリーナさんは、反省して、罪を償うという。

外を歩きながら、ワシは考えていた。
初めてだったな・・・ワシが事件を解決するなんて・・・・・
これを機に、今度アヤツに協力してみようか・・・・

ポ「へっくしゅん!!」

・・・とりあえず、今は宿探しだ。
今度は宿賃を滞納しても怒らないような、いい人がいればいいんだが・・・・・・




この二年後、彼は「最後の時間旅行」事件で、レイトン達に協力する。

だけどそれは、今の彼にとってはまだまだ先のお話___


<終わり>

2010-04-09 10:20:35


のーた

ようやく、話が完結しました。
感想等のコメントですが、明日からここには来られないので、お返事が書けないかもしれません。
予め、御了承ください。

それでは皆様、ここまで読んでくださって、ありがとうございました☆

のーた☆

2010-04-09 10:22:40


ボリス

のーた、完結おめでとう(^-^)
ポールにとっては複雑だよね……(;_;)

すれ違いが起こした悲劇………考えさせられますね。(._.)

2010-04-09 10:35:34


のーた

>ボリス
ありがとうございます☆
ポール・・・確かに複雑だったね・・・
私の話・・・似たような展開ばっかりだ(笑)
ボリスも頑張ってください☆

2010-04-09 10:45:15


ボリス

ありがとう、頑張るよ~(^.^)何とか完結させなくては……(汗)

2010-04-09 10:55:48


Louis

完結おめでとう☆
すっごい楽しかったです(*^_^*)

2010-04-09 11:54:48


のーた

>Louis
ありがとうございます☆
そう言ってもらえると凄く嬉しいです☆

2010-04-09 12:11:49


茜星

完結おめでとう!!
ホントおもしろかったです。

のーたの小説を読めて、楽しかったです♪

これからは、ここにこれないかもしれないけど、がんばって!応援してます!

2010-04-09 13:30:48


のーた

>茜星
ありがとうございます☆
面白かった?嬉しいなあ~☆
これからも、頑張るね☆
応援ありがとうー!!

2010-04-09 14:00:22


town

完結おめでとう!
悲しい話だったけれど、楽しかったよ!

2010-04-09 18:14:37


チーズ探偵

完結おめでとう!!!!!

最後のところでポールが探偵みたいになってた~~~~!!

2010-04-09 19:14:45


ゆうん

完結おめでとう*・・・実はと言うと,今日までのーたが二作目に取り掛かっていること,知らなかったの。ごめんなさい。だからコメントできなかったの!本当にごめんなさい。。。

それから,二作目ももちろん面白かったよ!!レモンパイを想像してポテチたべてr(そこかよ

それでは,またあえる日を願いつつ。。。
((長文ゴメンね))

2010-04-09 21:52:48


のーた

>town
ありがとうございます☆
悲しい結末だったね・・・
楽しんでもらえて良かったです☆

>チーズ探偵
ありがとうございます☆
最後の所・・・どうにかしようと思ったら、いつの間にか探偵みたいになりました(笑)
でもまあ・・・無事に完結できて良かった~☆

>ゆうん
ありがとうございます☆
あなたなら、いつか来てくれると思っていましたよ☆
見てくれてありがとうね☆
レモンパイ・・・美味しそうだった?(笑)
もう忙しくなったから中々会えないけど・・・またいつかチャットでお相手してくださいな☆

2010-04-11 00:00:38


ルークの妹弟子

あの、、、、、、私の知らぬ間にのーたさんのこの小説が終わっていたのを知らず、すみませんでした!
とても、悲しかったけど面白かったです。(その前に解決できなかったのかな。。。)
まぁ奥さんは奥さんで色々悩みがあったんでしょうねー。
私「どうですか?ポールさん解決しましたが?」
師匠「・・・ごめん、聞いてなかったよ。(だからあんなに妙に優しかったのか…。)」
私「・・・・・・。(ライバルについては興味をひかないようだ。)」

また、チャットでお話したいです。完結おめでとうございました★

2010-04-23 23:09:17


のーた

>ルークの妹弟子さん
お返事が遅れて、申し訳ございませんでした!
コメントありがとうございます☆
あなたのお師匠様・・・個人的に凄く気になります(笑)
面白かったと言ってもらえて、凄く嬉しいです☆
またいつか、チャットで話しましょうね☆

2010-04-29 09:04:43


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