レイトン教授の攻略情報

にし

更新しますよ！



【第Ⅰ章】蘇った女性


呪いの楽器事件が終わって約一ヶ月が経ちました。
この一ヶ月の間、僕は毎日のようにグレッセンヘラーカレッジのこの研究室に、学校が終わった後には欠かさず来ています。

僕の名前はルーク。先生の一番弟子で、立派な英国紳士になるための修業中なんです。
14歳になって、僕は親の元を離れて今はロンドンで一人暮らししています。……父さんがかなり心配しているようです。

「ルーク君！ さっきから手が動いてないけど、そっちの掃除は終わったの？」

「あっ、すみません。まだです」
さっき僕に話し掛けてきてくれたのはミミさんという女性で、レミ・アルタワさんの妹です。彼女はレミさんにとても似ているけど、声だけは全然違ってて、彼女はこのグレッセンヘラーカレッジの生徒でもあります。

今、僕とミミさんは先生がいないうちにこの研究室の大掃除をしている所なんです。だけど片付けても片付けても、なかなか終わらない。
これを言うと失礼だけど、先生はどれだけ散らかせば気が済むのだろう。

……先生というのは、かの有名なエルシャール・レイトン教授。
僕の憧れの人で、優秀な考古学者でありながら、ナゾトキと紅茶をこよなく愛する英国紳士です。
フェイシングやピアノなんてお手のもので、苦手なものはないのかと思われがちですが……このように、レイトン先生は掃除が苦手なんです。

2010-03-21 23:52:05

茜星

私の小説を読んでくださってるのですか…？
にしさん、ありがとうございます！

レミの妹ですか…やっぱ強いのかな…？

あと、タメ＆呼び捨てokですよ☆

2010-03-22 07:45:19

riddle

来るのが遅くなりました[d:0163]いよいよスタートだね☆
私も先生と同じく片付けや掃除は苦手です[d:0199]ルーク、私の部屋の掃除もついでに…←

それにしても章タイトルの「蘇った女性」って一体…?冒頭の人かな!?
うーん、気になる[d:0207]

2010-03-22 08:32:14

Louis

レミの妹…。強いのか、もしかすると弱いのか…。どっちだろう？？(＠_＠;)

絵のうまさはさすがだね！惚れぼれしちゃうよ　惚♡）
レイトンは掃除も苦手…。
　
ル　「先生！英国紳士なら、部屋は綺麗にしてください！！」
ルークからの厳しい一言。
レ　「ガァーーーーーーーーーーン…。」
弟子からのきつい一言にショックになってしまったレイトン。

「……英国紳士失格…。」

更新待ってるよvv

2010-03-22 20:38:54

lemon

分かります、片付けても綺麗にならない部屋……まさしく私の部屋です[s:0033]
もうすぐ部屋が変わるので、いい加減掃除しないと[s:0319]
更新待ってます[s:0033]

2010-03-22 20:44:10

にし

＞茜星
私のことも呼び捨て＆タメ口しちゃってね！
ミミさんはね……強いよ；
『呪いの楽器』で3人の男と戦っていたけど、一瞬でミミさんが勝利したから（苦笑）

＞riddle
来てくれてありがとう！
ふふ、私も掃除苦手やで←（自慢気）
蘇った女性と冒頭の人は同一人物ではないねん…けど惜しい！

＞Louis
レミ’s妹は強い！　だけど、やっぱり姉には負けるみたい＾＾；
ルーク曰く「レミさんとミミさんの姉妹喧嘩……想像してだけで恐ろしいです」らしい（笑）
ルークのこの台詞は実は『呪いの楽器』の一部だったりする←

＞lemon
私も負けないぐらい汚いよ（笑）
特に、机の周りには注意報が！！←（妹公認）
部屋は変わらないんやけど…私もそろそろ掃除しなアカンなぁ。
先生にも言われたし（苦笑）

2010-03-22 23:15:56

にし

Let's　更新！



「それにしても、教授ったらなかなか帰って来ないわね。すぐ帰ると言っていたのに」

「何か興味深い物でも見つけたんじゃないですか？」

「あ、それ、有り得るわ」
僕達は笑った。

「そうだ。なんだか暇だし、テレビでも見よっか」

「そうですね。何か面白い番組やってませんかね？」

「ふふっ、だからこそチャンネルを変えるたびにドキドキするんじゃないの」
テレビの電源を入れるとすぐに映ったのはニュース番組だった。

「ニュースか……、変えるよ」
ミミさんがチャンネルを変える。けれど、またニュース番組。

「あら？ ここも、次も、また次も、全部ニュース番組じゃない！」

「何か大きな事件でも発生したんじゃないでしょうか？」

「……かもね」
仕方なく僕達はニュース番組を見ることにした。そのニュース番組というのはこんなものだった。

『またまた！？ 原因不明の行方不明者発生！！』

「只今現場のある路地裏に来ています。あそこを見て下さい」
リポーターが指した所には白衣が2枚落ちている。

「先日、捜索届けが出ていた2人の物だと思われます。この数日間、行方不明者が続々と出ていますが、犯人の手掛かりは1つも掴めていません」

「行方不明者の共通点等はわかっているんですか？」

「はい、実はそれもわかっていません。薬剤師であったり、芸能人であったり、作詩家であったり様々です」
ここで、テレビの画面が闇と化した。

「行方不明者かぁ……」
ミミさんがテレビの電源を切っていたのだ。

2010-03-22 23:19:21

茜星

挿絵があってわかりやすい！
すごい！

2010-03-23 06:06:36

+.o豆太郎o.+

すごく分かり易いです!!
にし様の文章テクニックだけで読み易いのに、
押絵まで載ってて更に読み易いです♪

頑張って下さい!

2010-03-23 08:45:43

のーた

こんにちは☆
20作目・・・凄いです！！
自分には真似できません（汗）
絵も文章も分かりやすくて、上手いです。
これからも頑張ってください☆

2010-03-23 11:25:21

Louis

すごいニュースがあったんだね！
全部ニュース番組だったら、やになっちゃうよ…。(；一_一)

絵があるとやっぱ、わかりやすいよね！！
続き待ってるよvv

2010-03-23 13:36:45

mano

行方不明者続出なんて…こわいですね…。レイトン先生は行方不明になってほしくないな～(>_<);
先生、はやく帰ってきてください！

挿絵上手いですね～！絵があるとイメージがますますふくらみます(-.-)

2010-03-23 15:50:19

澪（元りの）

はじめまして！これで20作目なんですか！！私の10倍ですね！内容もとても面白いです！（この空気で面白いっていうか？フツー）にしさんは絵も実際のゲーム並に上手で、完璧ですね！！！！！！乱文失礼しました。

2010-03-23 16:52:45

Luna・Albtoro (元クラウス）

ついに、最期の約束が始まりましたね♪
続きが楽しみです！

絵が上手すぎますっ！

2010-03-23 17:16:48

lemon

うわぁ、まさかのニュース番組!? そしてまさかの生放送!?
……誰だろ、蘇った女性。まさかサラさん!? それともクレアさん!? はたまたセイラさん(確か、もう一つの時間旅行で犯人だったレラさんのお姉さんがセイラさんだった気がする)!?
続きが気になります[s:0033]

2010-03-23 22:26:14

にし

＞茜星
挿絵は出来るだけ入れれるように頑張るよ！
そう言ってもらえると嬉しい＾＾
ありがとうv

＞+.o豆太郎o.+さん
豆太郎さん、はじめまして！
よ、読みやすいですか！？ ……嬉しいです★
頑張りますね！！

＞のーたさん
こんにちは。来てくださって感激ですっ
いやいや、真似はしないでください。個性を大切に……ね？
お互い、完結に向けて頑張りましょう！

＞Louis
私も全部ニュース番組やったら暇で寝てしまう←
気になるニュースなら見るんやけどね＾＾
絵はどんどん（？）付けていくつもりやから、楽しみにしててね♪

＞manoさん
一体誰の仕業なんでしょうね……。
男というのは序章でわかっちゃっているのですが……レイトン先生が心配ですよね；
そう言われると照れちゃいますよっ

＞澪さん
はじめまして、ようこそ、我が小説スレへ（笑）
面白いって言ってもらえて嬉しいです＾＾
実際のゲーム並みに絵が上手いですと！？
……それは言い過ぎですよ///

＞ルナさん
前から宣伝していて、絶対見に来ると言ってましたもんね（笑）
はい、楽しみにしててください！
絵……そんなに言われると、調子に乗ってしまいますよ←

＞lemon
そう、まさかの生ニュース番組。
セイラさんはlemonの言う通り「1」の登場人物で合ってるでv
さてさて、蘇った女性とは誰なんやろうね。
今までに出てきたキャラ！？
それとも新キャラ！？

2010-03-23 23:24:17

にし

ルークの元気を分けて欲しいと思う今日この頃。
更新します！



「行方不明者かぁ……」
ミミさんがテレビの電源を切っていたのだ。

「ミミさんも気をつけてくださいよ」

「それはこっちの台詞よ、ルーク君こそが気をつけてね。私にはこの拳があるもの。そう簡単に行方不明なんかにならないわ」
彼女は自慢げに拳を握ってみせた。

「ただいま」

「お帰りなさ～い！」
僕達はそのままのポージング（いわゆる『だるまさんが転んだ』状態）で、レイトン先生を言葉で出迎えた。
しかし、先生はミミさんのポーズを見て何を勘違いしたのか、こんなことを言った。

「ミミ、ルークを相手に何をしていたんだい？」

「何もしてません！ 教授、勘違いしないでくださいよ」
ミミさんが怒ってみせるとレイトン先生は手を顎に添えて笑った。

「冗談だよ。……そういえば、先程こんな手紙を受け取ったんだ」
そう言って、先生は懐から手紙を取り出した。

「なんだか事件の匂いします！」

「ルーク君、どうしてそんなことが言えるのよ」

「ふふ、助手の勘です」
僕は自慢げに言った。

「差出人は、セレア・リベット……！？」
先生は差出人の部分を何度も読み直していた。
誰なんだろう、セレア・リベットさんって…………。

「いや、ありえない。なぜ彼女から手紙が！？」

「教授、どうしたんですか。そのリベットさんというのは誰なんですか」
ミミさんの質問責めに、レイトン先生は我に返った。

「彼女……セレアは、私の大学時代の友人だ。高校生の時にある事故で失語症になってしまったのだが大学では皆から好かれていてね、明るい女性だったよ」

「先生、それだけじゃないですよね？」
さっきの先生の様子からすると、きっと彼女にはまだ何かがあるに違いない。
先生は少し黙ってしまったが、暫くすると口を開けた。

「彼女は15年前、23歳の誕生日にこの世を去っているんだ」

「ぇえっ？！！」
これにはかなり驚かされた。

2010-03-23 23:28:42

茜星

復活！！
びっくり！

2010-03-24 06:13:40

town

ついに次回作が！　なんかコメントがずれている....
どういうことだろう...？

2010-03-24 09:36:43

澪（元りの）

う～ん？イエス・キリストみたいな感じですか・・・？それとも、15年前からタイムスリップ・・・な訳ないですよね。

2010-03-24 10:40:01