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青い空に散った絆~Dream~

みかん

小説第6弾です!
今回は初の試みとなるオリジナル小説を……と言いたいところですが(笑)
実はこれ、この掲示板で知り合った「愛吉」のアイデアを基にして
書く予定のものなんです。

という事で、この小説は私と愛吉の♪合作♪になります!

では、駄文ですがお付き合いお願いします。

原作:愛吉 執筆:みかん 「青い空に散った絆~Dream~」
スタートっ!(笑)

2010-03-17 19:59:57


にし

メイさんの能力が気になるなあ……。

触れた人の考えていることがわかること?
触れた人の未来がわかってしまうこと?
それともその逆?
……う~~ん。

アロマ「ルーク! 人を鈍器で殴るだなんて、英国紳士失格だわ!」
(アロマさんははっきり言っちゃいました^^;)

2010-04-14 23:02:07


茜星

うんうん。気になる~。

どうなんだろう…?

2010-04-15 07:42:12


みかん

にし
果たしてメイさんの能力についてのにしの予想は当たっているのでしょうか?
何にしても、彼女は人に触れるのを極端に恐れています。何故かはいつか本編で語られます♪

ルーク「違いますアロマさん、誤解です! これは体が勝手に……」
みかん「苦しい言い訳は止めようねー、ルーク。信じられる訳無いでしょー?」
ルーク「(……イラッ)ちょっとこれ借りようかな」
みかん「!? そ、それはアンソニーの城にあった真実の剣!?
ちょ、振りかざさないで。怖いから。じょじょじょ冗談……ですよね?」
ルークは威圧感のある笑みを浮かべた――――(笑)

茜星
茜星も予想をたててくれてるんだね! 嬉しい♪
真実については今は言えないので……; お楽しみに!

2010-04-15 22:26:17


みかん

~クラウス目線~



……ふーん。
もしかしてあの様子から見て、この2人、案外上手くいくかもな……

でも、1つだけ気掛かりな事――――
彼女は僕達には分からない『何か』に対して怯えている。極めて精神が不安定な状態。
きっとこれは古傷だ。少女時代に体験したであろう心の傷。普通はなかなか癒えてはくれない厄介な物。

彼女は傷口が開いたまま、必死に笑顔を繕って生きてきたんだ。
その上に例の事件での過度の精神的ショック……か。
声を失うほど打ちのめされて、自分の足で立てなくなった人間を僕はずっと見てきたし、僕自身両親を亡くしてからはずっと塞ぎこんでいたから彼女の痛みは分からなくもない。

病室に気まずい雰囲気が流れる。いつもだったらルーク君がこの状況を打開してくれるはずだけど……彼も喋れないもんなぁ。

その時、僕の後ろで扉を引く音がした。

「遅れました! アロマちゃん、どうなったんですか!?」

……なんだ、キャロルさんか。
いきなり音がしたから驚いて、情けない声が出そうになったのは秘密にしておこう……

「彼女ならこことは別の病室だぞ。やけに慌ててるけどどうした?」

「うわ、先輩!? 居たんですか? …そっか、良く考えればそうですよね。メイは今一人なんだから。
あ、2人とも! 私達の公演、中止にならなくて済みそうらしいです!
良かったぁ。メイが居ないだけで準備が台無しになったら困るもの。」

――――何だろう。言葉の端々に刺々しいものを感じるのは僕だけだろうか?
なんだか様子がおかしいような……

その時やっとキャロルさんはメイさんの様子が変な事に気付いたらしい。

「え? やだ、メイどうしたの? なんか震えて……」

言いながら手を伸ばす彼女に向かって、僕は思わず叫んでいた。

「――――触らないでっ!!」
言った時にはすでに遅く、手を触れた後だった。

驚いた表情をこっちに向けるキャロルさんに対して、メイさんは瞬きすらせずに目を見開いて固まっていた。

2010-04-15 22:55:40


にし

メイさんの能力がわかるんかな?
ルーク、よく頑張った!←

アンソニー「こらっ、私の剣を返しなさい!」
クレア「ルークに渡したら何が起こるかわからないわね」
レミ「教授、何とかしてやってください」
……時間軸がめちゃくちゃ^^;

2010-04-15 23:10:01


茜星

どうしたんだろう…?

2010-04-16 07:49:33


のなりい

メイさんは、一体どんな能力をもっているのでしょう?
続きが楽しみです!!

2010-04-16 15:12:46


みかん

にし
メイさんの能力は……もうちょっと先です(汗)ごめんなさい!

ルーク「はいアンソニーさん、剣です。
クレアさん、大丈夫です! 僕だって立派な英国少年なんですから、誤って人を斬ったりなんてしません! …たぶん。
レミさんまで……いつまで僕を子供扱いするんですか!?」
みかん「る、ルークが感情の高ぶりを抑えられるようになったら…じゃない?
(た、助かった…… 皆さんグッジョブです)」

茜星
メイさんは……分かっちゃいました。(何が)
理由はいずれ書く事になるから、お楽しm(殴

のなりいさん
メイの能力……最初は出すつもりなんてさらさら無かったんです^^;
この小説、いつもいつも執筆者でさえ予想してなかった事が起こりますから。
まぁ、キャラが自由に突っ走ってくれてるんだとプラス思考に受け止めます(笑)
有難うございます☆ 頑張ります!

2010-04-16 20:55:38


みかん

~ルーク目線~


「え…えっと、メイ? ごめん、私何か悪い事したかな……?」

『……ううん、そんな事無いの。私今ちょっと変なの。ごめんなさい……』

明らかに今日のメイさんは様子がおかしい。
さっきから……人に触れられない体質? そんな訳ないし……

「――キャロルさん、メイさん、ハリーさん、少し席を外しても宜しいですか? 調査したい事が出来たので……」

えぇ!? 先生、よりによって今一番気まずくなってる3人を一緒に居させるなんて、何を考えて!?

「ルーク、クラウス、行こうか。」

僕とクラウスさんは同じ事を考えていたらしく少し唖然としていたが、先生が歩を進めだしたので慌てて病室を出た。


レイトンカーに乗り込んだ僕達は、行きに通って来た道とほぼ同じルートを走行している。
しかし劇場に通じる曲がり角に差し掛かった時、先生はハンドルを反対へ回した。

僕があまりに疑問だという顔をしていた為、先生は行き先を説明してくれた。

「図書館に行こうかと思ってね。少し昔の資料が必要なんだ。この道を真っ直ぐ行けば見えてくるはずさ。」

そう言われた時にはすでにその姿が視界に入っていた。

「じゃあ2人共、ここからは少しの間別行動をとる事にしよう。
ここは小さめな所だから、一か所に人が集まると迷惑になりかねない。」

正直言って先生と離れるのは嫌だった。
でもクラウスさんの手前、そんな弱音を吐く訳にはいかない。

「はい、先生。――――って、あれ!?」

「ルーク君、声……元に戻って……?」

「――――どうやらお医者さんの早期処置が効果を発揮したようだね。」

良かったぁ……! 本当に声が出ないって不便だったからな。


図書館に入り、先生と僕達が二手に分かれたその時、クラウスさんの胸ポケットの携帯の着信音が鳴った。

「駄目ですよクラウスさん、公共の場では電源を切らないと。」

「そうだよね…ごめんごめん。――はい、もしもし。」

『あ、クラウスさんですか? 私です、アロマです。』

思いもよらなかった声を聞き、クラウスさんは柄にもなく大声をあげた。
「え、アロマさん!? 体調はもう大丈夫なんですか?」

『はい。なんだか疲れがたまってただけみたいです。休んだらすぐ良くなったの。』

「そうですか、良かった。では先生にも伝えておきますね。」

そう言って携帯電話をパチンと閉じた彼は、僕に会話のあらましを話してくれた――――

2010-04-16 23:02:12


茜星

ルーク、話せるようになってよかった☆

2010-04-17 10:04:52


みかん

茜星
正直、2人も筆談してるキャラがいるとめんどくs(殴
……大変だったのでね;
最近文章力が下降の一途を辿っている気がします……
あ、元々そんなものありませんかね。
いつも有難う♪

2010-04-17 18:55:54


にし

ルーク、元に戻って良かった!
でも真実はみかんg(殴

アロマさんも元気になったそうで何よりだ^^

2010-04-17 23:03:07


みかん

~教授目線~



ルーク達と別れた私は、真っ直ぐに奥の突き当たりに向かって歩を進めていた。

クラウスが言っていた伝説が本当にコラムに記載されたのなら、一度確かめてみたい事がある。ここになら恐らく少し前の新聞も保管してあるだろう。

――――思った通りだった。しかし予想よりかなり大量に山積みされた冊子の山……
少し根気がいる作業になるかもしれないと思いつつ、取りかかる事にした。


…………どれくらいの時間が経ったのだろう。
あれからしばらくしてやっと目当ての新聞を見つけ、その記事に隅から隅まで目を通した。
やはり、この伝説通りに犯行が進むとなると、どうしても無理が出てくる。
これはただの「見立て」では無いような――――

「あ、クラウスさん、あそこです! 先生!」

「やっと見つけた。先生、さっきアロマさんから電話があったんですよ。
……調べ物、大丈夫ですか?」

「あぁ、ちょうど終わったところさ。それで、アロマは何と言っていたんだい?」

「体調も安定してきたみたいで、元気そうでした。
はぁー……彼女が倒れちゃった時は、本当に焦りましたよ……」

「僕もです。それにしても、疲れが原因だったなんて……
僕、最初は病気が瞬間的に消えてなくなっちゃったのかと思いました。」


消えてなくなる…………?
そうか、それなら全て合点がいく。

これは、思った以上の収穫かもしれない――――




短くてごめんなさい;

2010-04-18 00:31:29


みかん

はう! ごめんなさい、書いてる途中に少しPCから離れていたもので……;
すれ違ってしまいました_(._.)_

にし
ルークもアロマもちゃんと元気になりました!
あんまり展開が重くなるのもどうかと思ったしね;
にしもいつも来てくれるよね! 有難う☆

2010-04-18 00:36:43


茜星

レイトン教授は何かをつかんだのかな…?
すごい。

2010-04-18 07:19:25


town

ひさしぶり~!
ルークもアロマもよかった~!

2010-04-18 10:27:51


のなりい

ルークが元気になってよかったです!
キャロルさんとメイさんは前に何かあったんですよね?
何があったのでしょう?
案外ハリーさんも関係があったりして...。
そういえば、みかんさん。私のこと呼び捨てでいいですよ?
フレンドリーにいっちゃってください。

2010-04-19 13:49:54


riddle

お久しぶり~
アロマとクラウスが電話!?ちょっとショックです←
うーん、『消えてなくなる』というのが何かのヒントみたいですね…。でも全然わかんないや[d:0210]

リ「ひなた、落ち着いて」
ヒ「大丈夫です。冗談ですから」
シ「冗談に聞こえないのが恐ろしい……」
リ「ええと、私的にはクラウスとアロマの関係が気になるんですけど……」

みかん、更新頑張ってね!

2010-04-19 18:04:27


みかん

2日ぶりにここに登場、みかんです。
また後で更新します……頑張れよ自分←

茜星
そうです、彼は何かに気付きました。
流石教授だよね(笑)私だったら「ルークが変な事言ってるなー」で聞き流すよ;

town
お久しぶり!
一旦皆を心配させといて、すぐにケロッと治ってしまう二人なのでした;
お騒がせしてごめんなさい……

のなりい
じゃあ……いっちゃいますよ? タメ呼び捨てでいっちゃいますよ?^^;

ふぐっ! す、鋭い……
あ、どの辺りに反応してるかは今は秘密です。
『ミカンハ オドロイタ! ミカンハ 100ノ ダメージヲ ウケタ!』(殴

riddle
お久しぶり♪
私もアロマとクラ様が電話してるの、嫌です(泣)
じゃあ書かなければいいじゃないかという突っ込みは置いといて……
推理頑張って!(スルーして下さい)

みかん「クラウスとアロマはくっつけたい気持ちもあるけど、個人的には嫌です。」
クラウス「……なんでですか」
みかん「だってアロマの先生に対する気持ちはたぶん報われな」
アロマ「余計なお世話です! 行きましょ、クラウスさん!」

『アロマハ クラウスヲ ユウカイシタ!』(殴×2)

頑張ります! いつもありがとね♪

2010-04-20 20:17:41


みかん

~ハリー目線~


――――苦しい。

めちゃくちゃ息苦しい。なんなんだこの重い空気は!

…………いや、発端は俺なんだろうな。
でも普通落ちてるものがあったら教えるだろ? 拾って渡すだろ?
俺は人として当たり前の事をした、それは事実。

――まぁ、する相手を間違えたら意味無いけどな。
すっかり忘れてた。メイは自ら人に触れたがらない。必要最低限の時以外は。

俺がまだ学生だった頃、俺の心はずっとメイに向いてて、知らない間に目で追ってた。
後にそれが特別な感情だと知った。

だから。ずっと見てたから。
彼女が時々無理して笑う事も、陰で泣くタイプなのも知ってたよ。
そんな儚げな女の子を守ってやりたいと思った。支えたいと思ってた。

――――でも俺じゃ力不足なんだよな。
彼女は誰の前でなら笑える? 誰の側でなら素直に泣ける?
この問いの答えは決して俺じゃない。
自分の立場を知らない程、俺は馬鹿じゃないっつーの。

でも、自分に向いていた女の子の気持ちを知らない程、俺は馬鹿なのも事実。
矛盾してて、でもどっちも正しくて、俺だって分かんないよ。

俺のお姫様はメイ・マリナじゃない。
メイの側に居ても、俺はナイトになれない。
本当に必要としてるものは――――

「……悪い、俺ちょっと劇場に用があるんだわ。
先生達が戻ってきたら伝えといて。」

物語の幕引きは今。俺が緞帳を下ろさなきゃ。

終焉のベルを鳴らすんだ――――

2010-04-20 20:38:29


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