レイトン教授シリーズの攻略
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桔梗
もう早いもので3作目になります。3作目といっても、下手な小説ですが頑張ります!!
*注意*
・前作のキャラを何人か出したいと思いますが、はじめての方にも分かると思います。(たぶん・・・。)
・書き方を今までと変えますが、読みずらかった場合は言ってください!
2010-02-28 22:09:52
桔梗
~六章~ 真実
「来ていらしたんですね。レイトン教授、ルーク君」
「やはり、あなたでしたか」
「いつ……、分かったんですか?」
「最初に怪しいと思ったのは、初めて会ったときです」
ケイさんが少し驚いた顔をする。
「はやいですね。上手く出来ていたと思ったのですが」
「私はまず、龍の首飾りがなくなっているのを最初に見つけた人を疑いました。
電気が消え、五分以上、会場は暗闇でした。電気がついた直後、会場のほとんどの人は突然の光に目をこすっていました。けれど、発見者の声は電気がついてすぐ聞こえた。
目をこすっていた状態で、なくなっている事に気づく人間はほとんどいないでしょう。
ということは、発見者が犯人と考え騒ぎに紛れて逃げたと考えるのが普通です」
「さすが、レイトン教授。そこまで考えていたとは」
ケイさんが先生に拍手を送った。
「実際、僕も目をこすりながら外に出たので逃げにくかったのは確かです。黒の帽子をかぶっていたおかげで少しはましでしたけど」
「君がわざわざ外に出たのは、犯人はすでに逃げたということを強調したかったからだろう。まさか、あの後龍の首飾りごと屋敷に戻ったとはだれも考えないだろうからね」
「それだけで分かったんですか?」
「いや、確信は持てなかった。偶然かもしれないし、普段研究室にいると聞いていたからそういうことにも慣れているのかもしれないと思ったからね。
確信に変わったのは、君のあの一言だ」
「あぁ、あれですか」
今度はすぐわかったのか、ケイさんはうなずいた。
「あれは単純な僕の失敗です。聞き流してもらえることを望んだんですが、そうもいかなかったみたいですね」
そうだ。ケイさんは致命的なミスを犯した。
あの書斎に向かう途中の会話で、ケイさんはうっかり『悪の玉』と言ってしまったのだ。
悪の玉、善の玉の事は魔女サリーの家系しか知らないことだ。龍の首飾りを預かっていた家であってもその事は決して知らないはず。実際にに書斎や図書館の本を片っ端に調べたが、そんなことは一言も載っていなかった。
あるとすれば、盗まれたあの本。
ケイさんが古い本を取り出す。
「これはお返しします。もういらないものなので」
中途半端ですが終わります!
2010-04-28 20:35:26
town
目が慣れないかぁ~!
200レス達成おめでとう!
2010-04-29 01:41:56
ラビッツ
200レスおめでとう!!(2回目?)
でも今度こそ本物だー!
(本物?)↑
2010-04-30 17:51:20
桔梗
さて、久しぶりですがこの後更新します!
town
まぁ、目が慣れないというのは最後に適当に付けたこじつけです。
ルーク「そうだったんですか!?」
嘘です(笑)
ラビッツ
ありがとう!
ラビッツもがんばれ!もうすぐラスト!!
更新
「どうしてこんなことをしたんですか?」
僕は思わず聞いた。
「警察にはもう連絡してあります。それに龍の首飾りはあなたの部屋で見つかったので、警察に届けました。あなたが持っているのは偽物です」
先生が静かに言う。
ケイさんは顔をゆがませると、最初と同じようにくっとい笑った。
「そこまでしてあったなんて、完全に僕の負けですよ。ルーク君、君は僕に聞いたね。どうしてこんなことをしたのか、簡単なことだよ。この世界をつぶしたくなった。ただ、それだけ」
ケイさんが壊れたように笑い出す。
あははは、あははは、あはははははははははははははははははははははははははは
その笑い声に僕は目をそむけた。
「この世界は本当にくだらない」
ひとしきり笑い終わったところで、ケイさんが言った。
「君ならできる、と無責任にプレッシャーをかける大学の教授達。すごいね、と内心の妬ましさを隠しながらうわべだけの言葉を並べる生徒達。お前と友達になれて良かった、何かあったら力を貸してね、と俺の学力だけで近づいてくる奴らもいた。そんな世界が嫌になった。それだけだ」
僕は何も言えなかった。
この人は孤独だったんだ、と思った。
「理由は本当にそれだけですか?」
先生の声に僕は先生を見た。
ケイさん壊れちゃいましたね~(笑)
2010-05-05 20:24:33
チーズ探偵
ケイさんが壊れちゃったよぉぉぉぉっ!!
他の理由って何!?
2010-05-05 21:08:59
茜星
ケイさん……??
大丈夫か…?
後遅れましたが200レス達成おめでとう☆
2010-05-06 06:49:29
town
ケイさん...
少しかわいそう...
『君ならできる』かぁ..自分も別の意味でよく言われる...(笑?)
2010-05-06 18:19:06
桔梗
今日はコメントだけ…。
チーズ探偵
はい、壊れちゃいました……。でもこれ、ケイさんの演技なんですよね~。(ネタばれ)
絶対役者になれますよ!(笑)
茜星
本当に大丈夫なんでしょうか?作者としても心配です。
ケイ「こんな事で僕は壊れませんよ。作者が何言ってるんですか?自覚を持ってください」
はい、すいません…。
town
確かにかわいそうですね…。全然考えた事ありませんでした(おい!)
townも言われるの?別の意味って?
2010-05-07 20:21:50
桔梗
すっごく久しぶりに更新したいと思います!
「確かにそれもあったかもしれない。けれど…。
ここからはあくまで推測ですが、ユイさんのためでしょう?この事件を起こしたのは…」
ケイさんが心底驚いた顔をした。
「さすが…、としか言いようがないですね。そこまで分かっていましたか……」
「中学生の時にコンクールで最優秀賞を取った時から、あなたへの世間からの接し方は大きく変わってしまった。そんな中、ただ一人変わらず接してくれたのがユイさんだった。ねたみや皮肉を隠そうともせず、正面から向き合ってくれたただ一人の存在だった。あなたは嬉しさとその反面、後ろめたさを感じていた。ユイさんが荒れた生活をしていたからです。自分のせいでユイさんの人生を狂わせてしまった。そう思ったんでしょう」
ケイさんは否定も肯定もせずに、ただじっと話を聞いている。
「私は最初から疑問に思っていた事がありました。どうしてわざわざあんなに人のいるところで盗まなければならなかったのか。
同じ家に住んでいるのだから、いくらでも狙うことはできたでしょう。確かに、人ごみの中では犯人を見つけることは難しい。けれど、あなたほどの頭があれば強盗に見せかけることはたやすいはず。
ならばなぜか。答えは簡単です。犯人を見つけやすくするため」
「どうしてですか?わざわざ見つけやすくするなんて…」
僕は思わず言った。
先生はケイさんを見たまま答えた。
「そのままの意味だよ。ケイさんは犯罪者として、捕まりたかったんだ」
2010-05-12 18:17:52
チーズ探偵
えぇ!?そうだったの!?
2010-05-12 18:22:50
ラビッツ
いぇっ!?
そのアの・・・そうだったのっ!?
え・・・いや・・・なにそれ~~!?
わ・・・更新がんばってよ~!
2010-05-12 18:46:08
town
別の意味とは...皮肉のことなのさ~!
捕まるってまさか?!
2010-05-12 19:06:18
茜星
ええええええええ!!!!
そんな……!
2010-05-14 08:25:33
桔梗
チーズ探偵
そうだったんです!ユイさんのためって言うのは、後からつけたしたんですけど…。
よく分かんないところがあったら、遠慮なくどうぞ!
ラビッツ
そんなに驚いてくれるなんて、感激です(涙)
ラビッツも更新がんばって!!
town
そのまさか!まぁ、ここからは、だいぶ強引な感じになるけど……。
ルーク「作者がそんなんでいいんですか?」
はい、よくありません。
茜星
そうなんです。捕まりたいんだったら、もう少し分かりやすくしてもらってもいいと思うんですけど…。
ケイ「そんなことしたら面白くないじゃないですか」
性格歪んでます……。
2010-05-15 17:20:21
桔梗
では更新!
ケイさんが顔を緩ませる。そのとおり、と言っているようだ。
「あなたは自分の致命的なあの一言を、単純なミスと言いました。けれど、あれはおそらく意図的なもの。あなたがあんな失敗をするとは考えにくい」
「えぇ、そうです。でも会場にあなたがいたことには驚きましたよ。その事を叔父に伝えたのは僕です。叔父に伝えれば、あなたに依頼することは目に見えていましたから。噂に名高い、レイトン教授の実力を見てみたかったですし」
「でも、それがユイさんとどういう関係が?」
僕はまた聞いてみた。真実が分かっていないのは僕だけの様で恥ずかしかったけど…。
「自分が犯罪者として捕まれば、またユイさんに期待の目が向けられ荒れた生活から立ち直れると思ったから、ですよね?」
先生が言うと、ケイさんが苦笑する。
「なんでもお見通しですか」
その時森の外から光が見えた。警察が到着したのだろう。
「では、行きます。この事は誰にも言わないでください。もちろん、ユイさんにも…」
ケイさんは微笑んだが、先生は苦笑して見せた。
「それは、遅いと思いますよ」
ユイさんが木の蔭から顔を出した。
「ケイ…、私……」
「ユイさん…、お元気で」
ケイさんはそれだけ言うと、光の方に歩いて行った。
2010-05-15 17:29:53
桔梗
では、最後の更新です。
~最終章~ それぞれの想い
「ありがとうございました」
エリーヌさん、ユイさん、アランさん、ケビンさんが見送りに屋敷の外まで出てきた。
龍の首飾り事件が一段落し、僕達も帰ることになったのだ。
僕は車に乗り込むと、頭を下げた。
「いえ、こちらこそお世話になりました」
先生が礼を言って車に乗り込む。
エンジンをかけ、車が進む。
屋敷が見えなくなると僕は先生に言った。
「ユイさん、いったいどうするんでしょう」
「それは彼女自身にしか分からない事だよ」
「そうですね」
僕は窓の外を見る。
そういえば。思い出したように僕は言った。
「あの龍の首飾りって、本当に龍が復活するんでしょうか?」
「さぁ。私にもわからないけれど、きっとその謎はとかない方がいいと思う」
僕はその言葉の意味が少しわかったような気がした。
「はい」
僕はそう言うと、もう一度窓の外に視線をずらした……。
レイトン教授と龍の首飾り ~完~
こんな下手くそな小説にお付き合いくださった皆様、ありがとうございました!
コメントとっても嬉しかったです!!
2010-05-15 17:39:58
茜星
完結おめでとう☆
おもしろかったです♪
2010-05-15 19:25:16
ラビッツ
完結おめで・・・
えっ!? 完結!?
なかなかこれなくて・・・!
うわーーー! ごめん!!
でも完結おめでとう!!
2010-05-19 20:34:44
チーズ探偵
完結おめでとぉぉぉぉっ!!
2010-05-21 19:50:18
town
完結おめでとう!
楽しかったよ~!
2010-05-22 01:21:45
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