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レイトン教授と復活の湖

茜星

ついに2作目です♪
前作「レイトン教授とワンルーム・アドベンチャー」もぜひ良かったら読んでください☆

今回は結構長編になると思うのでがんばります!

2010-02-19 20:40:22


茜星

紐子さん、ゆうん、ありがとう!
がんばります(^_^)v

2010-02-23 20:05:59


茜星

第二章 出会い
  ~レイア~

あのメッセージをわかってくれただろうか・・・。

村の入り口で待つのが習慣になっている。

その数日の間にも、村人たちはどんどんのめり込んでいる。あの『復活の技』に。

その時、車が村に入ってきた。

レイトン教授かな・・・?

車のドアがひらいて、中から高い帽子をかぶった人が出てきた。

レイトン教授だ。

レイトン教授は、あたしを見て言った、というかつぶやいた感じだった。

「ルーク・・・。」

「え?誰?」

思わず言ってしまったが、レイトン教授の助手の少年だったなと思いだした。

確かに、あたしは小柄だって言われるし、青い帽子かぶってるし、まあ似てなくもない。

「・・・あ、失礼。知り合いを思い出した。レイア・メレベレムという人を知らないかい?」

本人を前にして言うことか・・・?と思ったけれど仕方がない。

あたしはレイトン教授のことを知っているが、向こうは知らないのだから。

「あたしがレイア・メレベレム。よろしく。」

「あなたでしたか。こちらこそ、よろしくお願いします。」

そして、レイトン教授は手帳を取り出した。

「それで、事件の話を聞かせてください。」

2010-02-24 07:59:30


のーた

レイアさんってルークと似ているんだ!!
『復活の技』・・・気になります。
これからも頑張ってね!
応援しています☆

2010-02-24 08:16:45


twon

復活の技...なんだろう?

2010-02-24 14:26:31


茜星

☆のーた
応援ありがとう☆
そうです!レイアとルークは似ているという設定だけど、本編にはあまり関係ないんだ。
あと復活の技は後々出てきます!

☆twon
復活の技は後から・・・計二回(今のところ)出てくるからお楽しみに!

2010-02-24 18:19:20


腐女★ゆうん

ルークに似てる・・・と言われたらレイアのイメージがつかめたかも!ありがとう*←
続きもがんばってね^^

2010-02-24 21:42:43


茜星

ゆうん、イメージがつかめたみたいでよかった(^_^)v

なんか第二章とても短くなっちゃったけど・・・まあいいや。
では更新↓

第三章 事件
~レイトン~

「あたしは生まれてからこの村でずっと暮らしてる。この村のことだったらだいたい知ってるんだけれど・・・。」

レイアは語り出した。

「ある日・・・いつのことだったか、少し前かしら。あたしの家族・アクルが湖で倒れている男を見つけたの。」

レイアは一回ここで言葉を止め、息を吸い込んで言った。

「それが、すべての始まりだった・・・気がする。その男は、自分のことを忘れていた。でも、その男の持ち物と思われるイーゼルの上の紙に、こう書いてあったの・・・。」

レイアの話に引き込まれているのが自分でもわかった。

「『我、復活せり・・・』と。」

「復活した・・・って、誰が・・・?」

私は手帳にメモすることを思い出した。

「10年前、湖で死んでいたイル・ハーミルというハーミル村の村長なの・・・。そしていつからか、その男はイルと呼ばれるようになった。」

「そ、そんなことが・・・あるのか・・・?」

驚く私にレイアはそのままの口調で言った。

「まだ、話は終わらないわ・・・。」

2010-02-25 21:21:08


腐女★ゆうん

えっ!じゃあ,死んでいた人が復活したってこと???しかも,まだなんかあるの?茜星の小説すごすぎっ笑

2010-02-25 21:38:36


茜星

ゆうん、コメントありがとう!
まだなんかあるっていうのはいまから更新します☆

静まりかえる私たち。レイアが口を開く。

「・・・復活の技。」

「復活の、技・・・?」

「ある村民が大事にしていた壺を何者かに盗まれた。そして、イルにそれを相談した。そうしたら・・・その壺は復活した。ちなみに、それは本物だと鑑定されたわ。」

「そんな・・・ことが・・・。」

レイアは少し暗い顔になって続けた。

「それからは、イルをみんな慕っていった。あんなの、絶対インチキなのに、みんなだまされて・・・。イルはこの村でなにかする気なのよ。」

長い静寂。私は口を開いた。

「とりあえず、この村を案内してくれないか?」

「ちょっと、待って。これだけは・・・やんなきゃ。ほら、その車。」

「・・・へっ?」

2010-02-26 06:50:20


茜星

な、何をするんだ・・・?私の車に・・・。

「変なことはしないわよ。車を移動させるだけ。」

少し安心した・・・。

「この村は今、よそ者を寄せ付けないの。手紙もチェックされてる。この状況が見つかったら・・・ただじゃすまないわ。だから、早く。」

レイアの言うとおり、車を移動させた。

この村は・・・よそ者を寄せ付けないのか・・・。

「いつからなんだい?よそ者を寄せ付けないの。」

レイアは重々しい表情で答えた。

「・・・イルがこの村に復活してから、よ。」

2010-02-26 18:35:45


twon

イルなんか嫌な奴だな....

2010-02-26 18:39:27


茜星

まあ悪役だから当然(?)かもしれないなあ・・・。

2010-02-26 19:05:16


Luna・Albtoro (元クラウス)

イルさん…なんか怖いですね。
復活の技…これから一体何が起こるんでしょう、続きが楽しみです。

2010-02-26 19:16:23


腐女★ゆうん

ていうか,イルがその壷を盗んだんじゃない? ←聞き流してw
レイトンの活躍楽しみにしてるねェ*

2010-02-26 21:19:20


のーた

イル・・・私の苦手なタイプだなあ。

2010-02-27 00:35:55


紐子

復活の湖って聞くと湖にダイブすると復活!
みたいな事思うのは私だけか・・・

2010-02-27 07:25:23


茜星

Luna・Albtoro 、ゆうん、コメントありがとう♪更新がんばります(^_^)v

のーた、イルは悪役だからね・・・まあ普通(?)なのかも・・・。

紐子、イメージがすごいよ。思いつきもしなかったな、自分。

そして今日の更新は↓

第四章 先生はどこに?
~アロマ~

紅茶を作って持って行くと、先生はいなかった。

「また・・・置いて行かれたの・・・。」

考えていると悲しくなってくる。

私だって・・・何かの役に立つはず。

「先生を追いかけよう。」

そう、決めた。

まず、先生はどこに行ったのかしら?

手紙は・・・ない。

「確かハーミル村って・・・言ったはずよね。」

地図を調べ、そこに行くにはバスで行くのが一番良い・・・みたいね。よくわからないけど・・・。

まだ、乗り物にはあまり慣れないわ・・・。

準備をして、先生の部屋を出る。

すると、デルモナ学長がいた。

「孫からナゾを出されたのじゃが・・・。」

もう、かまってる暇なんてないのに。

しょうがないなあ・・・。

「聞いてくれるか。ナゾはこんな内容じゃ。」

~ナゾ「最短時間」~

ボブがルーシーを置いて分速80メートルの速さで8000メートル離れた場所に行った。

100分たったところで、ルーシーが置いて行かれたことに気づきました。

ルーシーは分速100メートルの速さで移動できます。

ルーシーはいつボブにあえるでしょう。

しかし、ボブが戻ってきたときにルーシーがいなかったら、ボブは同じ道をもう一度同じ速さで出発してしまいます。

!ヒント! 計算は少し必要ですが、計算問題じゃありません。


「うーん・・・。距離÷速さ=時間だから・・・。」

2010-02-27 08:20:40


紐子

頭がこんがらがるうう・・・
テキトウで、100分!

2010-02-27 10:36:46


twon

んん?8分とか...

2010-02-27 11:27:04


茜星

紐子、ナゾ解明!
twon、コメントありがとう♪

☆解説☆
 ルーシーがボブを追いかけるというやり方もあるけれど、それだとルーシーがボブに追いつけずにボブが到着してしまいます。
 なのでルーシーはただ待っていればいいのです。
 ボブは、8000÷80=100分 が行きにかかった時間で、往復だから×2・・・200分。
 なのでルーシーが気づいてからボブに会うまで100分!です。
 少し問題文に不足がありました。
本当にすいませんm(_ _)m

では更新を☆アロマ目線は難しいなあ・・・。

「あ!わかりました!」

私は紙を出してデルモナ学長に説明した。

「・・・つまり、ルーシーはボブを待っているだけで最短時間で会えるわけですよ。」

「ありがとう。」

デルモナ学長は去っていった。

私はふと気づく。

ルーシーは待っているだけ・・・。

・・・それは私と同じ・・・?

待っているだけ・・・。でも。

そんなことは、もうしない。

たとえ最短時間でも。どんな回り道でも。

そう決めたのだから・・・。

私はバス乗り場へと向かう。

レイトン教授を追いかけて・・・。

2010-02-27 14:17:36


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