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レイトン教授と復活の湖

茜星

ついに2作目です♪
前作「レイトン教授とワンルーム・アドベンチャー」もぜひ良かったら読んでください☆

今回は結構長編になると思うのでがんばります!

2010-02-19 20:40:22


town

イル意外と若いんだ!(そっち!)

2010-03-09 15:36:36


茜星

のーた、コメントありがとう(^_^)v
確かに…そういうところ考えてなかったな…。

town、コメントありがとう☆
イルは意外と若いという設定で…というかキャラ全体的に若めです。たぶん。

紹介しようと思います♪

レイア・・・11~14歳ぐらい
アクル・・・30前半
イル・・・・20後半
イル村長・・50代(だった)

2010-03-09 17:16:47


茜星

更新します♪

第十二章 伝説
~レイア~

あたしたちはホールを出た。

「…そういえば、レイアはあの時何を見ていたの?」

アロマがつぶやく。さっきのことには触れたくないみたい。

「…記憶…。」

「何の?」

あたしは息を吐ききってから言った。

「…イル村長とアクルが…口論をしている記憶、だった。ときどき出てくるの…。全然覚えてなんていないのに。」

「そうか……。」

レイトン先生は何か考えているようだったが、あたしには何も言わなかった。

「それで、いまからどこに?」

レイトン先生は、考え込んでいる。

「…伝説を知りたい。」

この村の伝説、ということね…。

「じゃあ…あたしの家で良いですか?アクルはきっと後片付けでいないし、伝説が記された本は今家にあるんです。」

あたしの家に着いた。

レイトン先生とアロマはリビングのソファーに座る。

あたしは本棚から本を持ってくる。

「じゃあ、何から話せば…?」

レイトン先生は腕を組んで言った。

「……じゃあ、『湖の少女』って何なのかから教えてもらおうかな。」

「……それは、この村の成り立ちの話から始まります……。」

あたしは、語る。

「あるところに、黄金で飾られた金の街がありました……。」

2010-03-10 07:55:12


のーた

金の町・・・行きたいです!!

2010-03-10 10:51:16


town

イルも若いが...レイラも若い...
(なぜ悲しくなる!)

2010-03-10 14:50:27


彩芽☆

ふう(やっとここまで読んだ奴

金の町って高価?

2010-03-10 16:48:47


茜星

のーた、コメントありがとう!
うちも行ってみたい…。

town、コメントありがとう(^_^)v
レイアはルークに似ていると言う設定なので…年も同じくらいです。だいたい。

2010-03-10 19:42:22


茜星

すいませんm(_ _)m
まちがえてクリックしてしまった…。

2010-03-10 19:53:47


茜星

彩芽☆さん、コメントありがとうございます。読んでいただけてうれしいです。金の町って高い…んだろうなあ。もうきっとわからないけど…。

2010-03-10 19:56:58


茜星

では、続きを。

あたしは、語る。

「その町は栄え、皆幸せそうでした。しかし…ある不幸が町を襲いました。」

レイトン先生とアロマが聞き入っている。

「水害です。水におそわれた町は、あっという間に沈み、死者もたくさん出ました。その黄金の町は…水に沈み、湖となった。町人は希望を失っていた。」

「ある日、湖のそばにある少女が倒れていた。自分の名を『ハーミル』と名乗ったその少女は、元町人たちに希望を与え、村を作った。村人たちはその少女を、『湖の少女』として敬った。」

「ハーミルは、村長となり。村を治めた。ハーミル…『湖の少女』は、この村に危機が迫るとき、また復活する…と言われているの。イル村長は、もちろんこの人の子孫よ。」

2010-03-11 06:46:03


茜星

「そうか…。」

レイトン先生は腕を組んでうなずいた。

「『湖の少女』…ということは…レイアは…。」

アロマがあたしを見て言う。

「そうよ。あたしは…。」

2010-03-11 07:37:03


のーた

水害か・・・自然には逆らえないからね。


レイアは・・・もしや・・・!?

2010-03-11 10:55:46


town

まさか...ね...
町にこんな成り立ちがあったとは...

2010-03-11 13:46:48


茜星

のーた、コメントありがとう♪
自然にはホント逆らえないよね…。実を言うと、津波にしようかずっと考えてました…。

town、コメントありがとう☆
町の成り立ちは確かに…意外かもしれない…。

2010-03-11 17:59:34


茜星

第十三章 湖の少女
~アロマ~

「そうよ。あたしは…。」

レイアが口を開く。

一瞬の静寂が私たちを取り巻く。

「…湖の少女と呼ばれている訳は…。」

「あたしが…っ。…そう、あたしは捨て子なの。ある日、湖に捨てられていた…って。」

レイアとアクルが実の親子じゃないんだ…。

「見つけたのはいるイル村長だった。あたしはイル村長に使えていたアクルの子として何年か、イル村長のそばにいた…らしい。覚えていないけど…。」

先生はどう思っているのかしら?

「…。」

先生は今、必死に考えているみたいだった。

「レイア。なんで村長は君を育てなかったのかい?自分で育てればいいのに…。」

「それは…。」

その時、玄関が開く音。

アクルだ。

「イル村長は、借金に苦しんでいたの。」

そんなことが…あったのね。

「だから、養子どころじゃなかった…。」

「だから…屋敷は豪華だったけど、内装品は豪華じゃないのか…。」

先生は納得したような表情を見せて言った。

「アロマ、そろそろおいとましようか。」

私と先生とレイアはまた外にでた。

「アロマ。私は少し調べたいことがあるんだ。二人で行動してくれないか?」

少し迷う。

でも、あたしにはできる。

「大丈夫です。」

2010-03-12 06:39:37


のーた

茜星、気を悪くしたらごめんなさい。
「イル村長に使えていた」の部分は、
「イル村長に仕えていた」と捉えていいのかな?

ちょっと気になったので書き込みました。

イル・・・まさか彼が借金に苦しむ人だとは思わなかった・・・!!

2010-03-12 08:24:40


茜星

のーた、コメントありがとう!
あ、ほんとだ…。「使えていた」→「仕えていた」だ…まちがってましたすいませんm(_ _)m

2010-03-12 14:12:21


town

一体何を調べるのかな...?

2010-03-12 15:50:09


茜星

town、コメントありがとう(^_^)v
それは続きでわかるよ!

2010-03-12 20:48:34


茜星

先生は私に、メモを残していった。

「ええと。『イル村長とイルのことについてもっと調べること』だって。じゃあ聞き込みしますか?」

そうね…やらなくちゃ…何事も始まらないわよね…。

「でも聞き込みをむやみやたらにするのも変だよね。」

「イルのことなら知ってる?」

レイアがうなずいていった。

「アクルが…よく知ってる。イルを見つけたた人だから。」

するとアクルが出てきた。

「イルと呼び捨てにしちゃだめです。イル『さん』または『様』と呼びなさい。」

レイアが私に耳打ちしてくる。

「アクル、イルを思いっきり信じてるから…。」

「イルさん…いえ、イル様は…復活したの。湖から…。」

復活…湖…。すべてに、湖が関係している…。

「ある日、私が湖の前を通りかかったら、湖に誰か浮いてたの。助けたら…その男の人はこう言った。印象的だから良く覚えてる。」

「『わたしは…誰ですか…。』って。それで、持ち物とかに名前でも書いてあるかなと思って調べたら…。イーゼルに…。」

「「我、復活せり・・・」」

レイアとアクルの声が一致する。

決まったセリフを言うかのように。

「ありがとうございます。参考になりました。さ、レイア、イル村長の屋敷に行こうか。」

イル村長の屋敷へと向かいながら、私は少し考える。

私は先生のお役に立ててるかしら…。

先生は…何をしてるのかしら…。

2010-03-12 21:09:08


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