レイトン教授攻略

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堅物刑事と貴婦人

ボリス

初めまして、ボリスです。拙い文章ですが、楽しんで頂けたら幸いです。

2010-02-02 21:43:21


のんの

ぎゃァああ!!?
う・・・

上手っっ!視点もすげえぇ!!
やっべえええぇええぇえ!!
お・・・応援してます!

2010-02-08 19:18:34


ボリス

>>のんのさん
ありがとうございます。更新頑張ります。

**********************
「チェルミー、この件に関してどう思う?」

「そうですね…………まだ情報があまり無いので何とも言えませんが……“失踪”か“事件”両方のセンで調べてみます」
「そうか………」

「私はもう少し調べてみます」

「あまり無理するなよ?」

「はい。ゴードン警部」
私は引き続き捜査を続けた。

2010-02-08 21:00:29


みっすー

チェルミー警部の視点なんですね。
この事件がどうなるのか楽しみです♪

2010-02-09 08:01:39


のーた

ゴードン警部とコンビを組まれているときのお話ですか!?
続きが楽しみです☆

2010-02-09 08:32:29


ボリス

>>みっすーさん
チェルミー視点でお送りします。たまに変わる時がありますが、大抵はチェルミーです。

>>のーたさん
ゴードン警部との話です。かなり創造しています。

2010-02-09 17:28:29


ボリス

第2話―彼女の行方―

「お嬢さん、貴女の連れがお呼びですよ」

細身の男にそう言われて着いて行ったら……知らない部屋に押し込められました。

「………私、どうなるのかしら」

広いとは言え無い部屋に彼女の言葉は消えていった。


****


「――…本当にあれがロザリー・オズワルドなのか?」

「確かに。こんなにあっさり捕まえられるとはなぁ………」

―――別の部屋では細身の男と大柄な男が話していた。

「まあいいさ。―――身代金をたんまりせしめてやろうぜ?」

細身の男―――ピランチはくつくつと笑った。

「そうだな。成功したらお前は何に使うんだ?」
大柄の男―――ボストロはピランチに聞いた。

「まだ決めてねぇよ。お前は気が早すぎだ……」


―――彼らは気づかないアメリーとロザリーが双子であることを…………。
―――既に運命の歯車は回り始めていた。

2010-02-10 20:31:11


眼鏡屋

つ、続きが気になる。
まさか、誘拐されてる?

2010-02-10 21:16:14


茜星(元みっすー)←改名しました

双子なのがどう関わっていくのか・・・。
続き気になる・・・。

2010-02-11 07:41:38


のーた

レイトン!!早く助けてあげて!!

2010-02-11 11:25:41


ボリス

>>眼鏡屋さん
ベタな展開にしてみました。

>>茜星さん
そうですね。この先、どうなるかはお楽しみです(^-^)

>>のーたさん
レイトン教授は残念ながらまだ出て来ません。今のところは。

**********************
第3話 目撃者

今日も外で聞き込みだ。
「この女性を探しているんですけど………」

「なんだい、ケンカでもしたのかい?」

カラカラとホテルの女主人が笑う。

「………そういう訳では」

「そうかい。ま、頑張んな。見つけたら知らせてあげるからさ。その時は夫婦仲良くウチのホテルを利用しておくれ」

女主人は、チェルミーの背中を慰みの意味合いを込めて叩く。

「―――収穫無しか………」

チェルミーは、ぼそりと呟いた。

2010-02-13 12:32:19


ボリス

しらみ潰しにホテルや店に聞き込みをするが、これと言った情報は無い。途方に暮れていたその時、

「きゃあ」

「失礼、考え事をしていたもので。大丈夫ですか?」

私は慌ててぶつかった婦人に手を差しのべた。

「―――ありがとうございます。チェルミーさん」

何故、私の名を――?

ぎょっとして顔を見れば、ロザリー嬢その人だった。

「どうして、こんな所に……」

「ごめんなさい、どうしても待つことが出来なくて………」

「妹さんが心配なのは分かりますが、貴女に何かあったら大変です。」

「お願いします。私にも手伝わせて下さい」

まっすぐな瞳でチェルミーを見るロザリーは真剣そのものだった。

「しかし………」

「チェルミー、私達は市民の協力がなくてはならないのだよ?」

大量の荷物を持ったゴードン警部がいつの間にか立っていた。

「警部………その荷物は一体…?」

「おかげでいい情報が入ったよ。アメリー嬢は買い物の帰り道に姿を消したらしい」

「と言う事は誘拐………ですの?」

「まだ分かりませんが可能性としては。チェルミー、今日はもう遅い。彼女を送ってさしあげなさい。私はもう一仕事するとしよう。それでは、失礼します。」

ゴードン警部は引き続き捜査に戻った。

********

「待って下さいっ」

文房具屋を通り過ぎた時、一人の青年が声を掛けて来た。

「どうかしましたか?」

「あぁ良かった………間に合って……」

青年はロザリーに駆け寄ろうとしたが、直前で転ぶ。

「大丈夫ですか?ミスター」

ロザリーは声をかけた。

2010-02-13 17:25:50


チーズ探偵

わーーーー、すごい、チェルミー目線だーーーっ!

って、いきなりすいません、タメ口になって…
ボリスさん、この話すごくおもしろいです!!

2010-02-13 19:26:55


のーた

うわあああ!!
ボリスさん、ごめんなさい!!
「レイトン!早く助けてあげて!!」
ではなくて、
「チェルミー!早く助けてあげて!!」
と書くつもりだったんです!!
つい癖でレイトンと書いてしまいました(汗)
すみませんでした!!

2010-02-13 21:07:40


ラムネ(元、眼鏡屋)

すこいなぁ。チェルミー目線。
青年も一体だれなのか気になる。
更新、がんばってください。[d:0140]

2010-02-13 23:43:55


ボリス

>>チーズ探偵さん
面白いと言ってくださりありがとうございます。タメ語OKですよ。

>>のーたさん
仕方ないですよ。ほとんどレイトン教授がメインですから。

>>ラムネさん
いつもコメントありがとうございます。引き続きチェルミー目線をお楽しみ下さい(^-^)

2010-02-14 00:31:12


茜星

続き気になる~。
がんばれチェルミー!

2010-02-14 08:30:05


ボリス

>>茜星さん
チェルミーには頑張って貰いますよ。今回の主役ですから………(^-^)
**********************
「痛いけど大丈夫ですよ。レディ?」

青年は呟くと、起き上がり、ずれた眼鏡を直すと、服に付いたホコリをはらう。

「それで『間に合った』とは?」

チェルミーはすかさず聞いた。

「数日前、貴女に助けて頂いたジェレミーですよ。お忘れですか?あの後、胸騒ぎがしたので……不安で不安で…………」

青年――ジェレミー・キャンベルはロザリーを見ながら言った。

―――どうやらこの青年は、彼女をアメリー嬢と思っているようだ。

2010-02-14 14:32:15


チーズ探偵

ジェ、ジェレミーさん登場!?

やっぱりドジってるね~~~。

2010-02-16 16:36:27


ラムネ(元、眼鏡屋)

ジェレミーだったのかー。あ、僕のことはタメ&呼び捨てでいいですよ。

2010-02-16 17:17:38


ボリス

>>チーズ探偵さん
ジェレミーです。頼りないのは相変わらずですよ?

>>ラムネさん
ジェレミーは出す予定だったので………皆好き勝手に動くので、物語が何処に転ぶか判りません(笑)

**********************
「私はアメリーではありませんわ……ロザリーです。貴方が会ったアメリーの姉です。」

ロザリーは悲しげに言った。

「すみません、貴女を悲しませるつもりは………そちらの方は?」

ジェレミーは、今気付いたらしくチェルミーを見る。

「………チェルミーです。」

私は軽く自己紹介する。
「よろしく、チェルミーさん。あぁ、そうだ………あれっドコにやったかな………」

ジェレミーはチェルミーに握手をした後、思い出したように、自分のポケットに手を入れて何かを探し始めた。

「これは………何処で……拾ったのですか?」

ようやく見つかったソレを見て、ロザリーは悲鳴にもとれる声をあげた。
―――彼が取り出したものははあめ色の髪留めだった。

2010-02-18 15:53:39


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