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堅物刑事と貴婦人

ボリス

初めまして、ボリスです。拙い文章ですが、楽しんで頂けたら幸いです。

2010-02-02 21:43:21


茜星

結婚式…。
チェルミー派やっぱ殴られたんだ…。

2010-04-09 07:41:16


ボリス

>>茜星
アレン「つい勢い余ってしまってね?もう一発位殴れば良かったかねぇ?」

チェルミー「……お養父さん」

ボリス「アメリーさんは大切に育てられたんですね……ロザリーさんと同様に」

アレン「そういう事だ」

**********************
オルガンの音色と共に厳かに行われる結婚式。

――…私達は幸せになります。

「チェルミー・ルイス、汝はこの女性、アメリー・オズワルドを法が認めた結婚による妻とし、共に結婚生活を送る事を誓いますか?
ふたりが生きている限り、病めるときも、健やかなるときも、彼女を愛し、崇め、慰め、守り、すべてのものを捨て去っても、彼女に対して誠実である事を誓いますか?」
神父がお決まりの言葉を言う。

「――……誓います」



私の人生に、結婚と言うページが書き加えられた日でもあった。

2010-04-09 12:01:08


のーた

おおお~☆おめでとうー!!

2010-04-09 12:17:22


茜星

おお~!おめでとう!!

2010-04-09 13:22:55


ボリス

>>のーた
やっと結婚式書けたよ~(^.^)後ちょっとで完結だけどね?

**********************※警告※
流血表現があります。ご注意下さい。

第10話~事件~

その日はいつもと変わらない日常だった。

「行ってらっしゃい、チェルミーさんっ」

いつものようにアメリーさんは私の頬にキスをする。

「行ってきます…」

―――あの時、家にいれば彼女が苦しむ事はなかったのかも知れない。

**********

「今日も良い天気……洗濯物が早く乾きそうですわね」

アメリーは愛しい旦那様を見送って洗濯機から洗濯物をかごに移して外に出る。

「家事は大変だけど、やりがいがありますわ……」

チェルミーさんが過ごしやすいように私、頑張ります。

アメリーは洗濯物を全て干し終えると、掃除機をかける為、家の中に戻った。

2010-04-09 13:27:58


ボリス

>>茜星
すれ違ったみたいだね……ゴメン。

チ「ありがとうございます。やっと結婚できました」

ボ「良かったね?チェルミー……これからが大変だけどね?」

チ「………うっ頭痛が…」

**********************
「今日のお昼は何にしましょうか?」

家事の合間に一息入れていると、ゴソリと音がした。

「―――…何かしら?」
音の方向をたどれば………私達の寝室。

アメリーは寝室に向かった。


**********

「貴方は一体……」

誰、と聞こうとしたが、腹部に痛みが襲い掛かると彼女は倒れ込んだ。
―――赤い染みが寝室のカーペットを染め始めた。

「……女がいたのかよ?」

危害を加えた人物―――ビリー・ホークスは舌打ちをした。この男は指名手配犯の一人だ。

慌てる事もなく、ゆっくりとした足取りで家の中を物色して出て行った。

************


「チェルミー、大変だぞお前の奥さんが……」

ゴードン警部の顔は真っ青だ。

「嘘……ですよね?」

ガタンと椅子が倒れる。
「とにかく、病院に向かえ、話はそれからだ」

「――…病院はっ」

「■■病院だ。」

「チェルミー、後は私達が何とかする。行きなさい」

「ゴードン警部……すみません、行ってきます」
―――私は病院に急いで向かった。

2010-04-09 14:40:27


ボリス

「医師(せんせい)っ彼女の容態は………」

「――…今夜が峠です。」

病院に着いた後、私は彼女の姿を見た。

―――…出来る事なら変わってやりたい。

「………そうですか」

握りしめた拳からは血が滲んでいた。

―――誰だ。私の大事な妻をこんな目にあわせた奴は……。

怒りがふつふつと沸き上がって来た。

「………ご、ご主人、落ち着いて下さい」

「私は、落ち着いていますよ?」

その顔には青筋がくっきりと浮かび上がっていた。

******

「なぁ……今、悪寒がしなかったか?コーギー」

「グロスキーも?実は僕もなんだけど?」

「……私もだ。何だか不安になって来たよ」

―――ため息が同時に出る。

「「「チェルミーが暴走しなければ良いんだが………」」」


スコットランドヤードに残っている男達の不安は的中する事となった。

2010-04-09 15:52:46


チーズ探偵

グロスキー達の不安が的中!?

っていうより暴走はやばいよ

2010-04-09 19:35:53


茜星

アメリーさん…!!
チェルミー!!

2010-04-09 19:40:42


town

悪寒を感じる方もすごい!(いつも感じているのか?)

2010-04-09 21:39:40


ボリス

>>チーズ探偵
チェルミーが暴走してもゴードン警部達がなんとか止めてくれる筈だから大丈夫……だよ?

>>茜星
心配だよね……今回はシリアスだけど次の話はほのぼのだから……

>>town
悪寒を感じた3人はチェルミーの性格を知ってるからね……。一種の勘だと思うよ?

2010-04-11 02:49:02


ボリス

「アメリーさん、必ず貴女を刺した人物を見つけます……」

ベッドに横たわる彼女に私は言う。

しばらく椅子に座っていると、

「チェルミー、アメリーさんの容態は……?」

コーギー達がやって来た。

「………今夜が峠だそうだ」

「……チェルミー、無茶はするなよ?」

グロスキーの言葉は、空気に溶けていった。

――――彼女は何とか峠を越えたが、私に笑顔を見せてくれる日はいつになるのだろうか?

************

「チェルミー、少し休んだらどうだい?」

ゴードン警部が私に言う。

「――…私はまだまだ大丈夫です」

―――休んでいる暇などない。

「しかしチェルミー、顔色が……」

―――早く手掛かりを見つけなければ……

「チェルミー……心配なのはわかるけどよ、休憩位してもバチは当たらないぞ?」

グロスキーはチェルミーに少しでも休んで欲しかった。と、言うのもこの会話は数十回と繰り返されているのだから。

「チェルミー……少し仮眠とっても大丈夫だからさ?」

―――寝てないのはお互い様じゃないか?

コーギーの言葉を跳ね返して、トイレに向かおうと立ち上がったが、そこからの記憶が無い。

********

「―――警部、流石にそれはマズイと思うんですが……」

「こうでもしないと彼は休まないだろう?さて、チェルミーを仮眠室に連れて行こうか……」

ゴードン警部とグロスキーはチェルミーを二人で仮眠室に連れて行った。
「部下を昏倒させる上司はゴードン警部だけかも知れないよね?」

コーギーは、一人ポツンと残された部屋で言うと、また手を動かし始めた。

2010-04-12 17:40:26


town

コーギーが1人で....

2010-04-12 18:09:36


ボリス

>>town
コーギーが置いてきぼりになっちゃったよ……(汗)

コーギー「ベッドの準備したのは僕だからね?」

**********************
「コーギー、皆はドコに行ったの?」

暫くしてから、彼がやって来た。

「仮眠室。チェルミーを強制的に寝かしつけたから。」

「……大変だったね?おっと、忘れるところだったよポストにこんなモノが、入っていたよ……チェルミーさんに渡してくれるかな?」

彼の名前はレスター。僕らの仲間だ。

「ありがとう、レスター、チェルミーに渡しておくよ」

レスターから手紙を受け取った時に、ゴードン警部達が帰って来た。

2010-04-12 21:29:33


茜星

手紙…関係あるのかな…?

2010-04-13 06:06:47


ボリス

>>茜星
すっ鋭いなぁ……この手紙、実は……

**********************
「ゴードン警部、ただいま戻りました。」

レスターはゴードンに敬礼をした。

「それで、何か手掛かりは……?」

「アメリー夫人が倒れたと思われる場所に足跡がついてました。犯人が間違えて血痕を踏んだ可能性があります」

「ありがとう、レスター」

「それでは、失礼しますチェルミーさんに宜しくお伝え下さい」

彼は、風のように去って行った。

**********

「――…私は何故ベッドにいるんだ?」

気がついた時には、自己嫌悪に陥る。

「チェルミー、気分はどうだい?」

ゴードン警部が様子を見に来てくれたようだ。

「……最悪です。」

「そうか。……腹減ってないか?」

ゴードン警部が紙袋を渡してきた。

「ありがとう、ございます……」

私は紙袋を受けとって礼を言う。

「チェルミー、これを食べたらすぐ病院に向かいなさい。彼女の意識が戻ったそうだ」

「……本当ですか?」

「私がウソを言ってどうする?」

「……そうですね。警部がウソを吐いてもすぐにバレてしまいますし?」
「―――気を付けて病院に向かいなさい」

「はい、ゴードン警部っ」

**********************
「チェルミー、これ……レスターがポストに入っていたって」

コーギーが例の手紙を渡して言った。

「―――…私宛て?」

差出人不明……嫌な予感がする。

思い切って封を開けて中身を見ると、クシャリと丸めて叩きつけた。

「ちょっと……チェルミー?!」


その顔には怒りしかない。

―――…これは私に対する挑戦か?ならば、全力で受けてやろうじゃないか……ビリー・ホークス、貴様を許しはしない。絶対にだ。

《親愛なるチェルミー君へ
君の奥さんの事は残念だったね?
―――…君の事だから頭に血が登ってるんじゃ無いの?だったら嬉しいなぁ。
いいことを教えてあげよう?彼女を刺したのはこの私だ。怒った?だったら私を捕まえてごらんなさい?
まあ、私が君なんかに捕まるヘマはしないけどね?
それじゃあまたね、チェルミー君?

貴方の友人ビリー・ホークス》

―――彼の怒りは限界点を突破した。

2010-04-13 10:31:34


茜星

うわっ……やばい…。
というか知り合い…?

2010-04-13 18:11:04


チーズ探偵

ビリー・ホークスの書いた手紙…

絶対けんか売ってるよ。

2010-04-14 16:42:50


ボリス

>>茜星
彼は色々調べたみたい。チェルミーに関する事とか。一方的な知り合いかな?(えっ)

>>チーズ探偵
お久しぶり~。ビリーは完全にチェルミーに喧嘩ふっかけて冷静さを失わせてるよね……。(汗)

2010-04-14 18:51:05


ボリス

*****

「――…悪い。つい感情に任せてしまった」

―――手紙を見るんじゃなかったな。

「チェルミー、顔が真っ青だよ?」

コーギーが私の顔を覗き込んで言った。

「気持ちが落ち着いたら、病院に向かうよ。」

私はコーギーにそう言うと、叩きつけた手紙を拾い直してゴミ箱に捨てた。

************

なんとか気持ちを落ち着かせ、病院に向かうと、
「チェルミーさん……お仕事は…?」

起き上がった彼女は混乱していた。

「アメリーさんが目を覚ましたと聞いて……。貴女が無事で良かった………」

傷に響かないように優しく抱きしめる。

「チェルミー、さん?」
「すみません、私の責任です……」

声が、掠れる。

「私が不用意に物音のする方へ向かったのが原因ですもの……。チェルミーさん、あなたが気に病む必要は無いのですよ?」

「それでも、私は……」

「チェルミーさんは何もかも、背負い過ぎです。………私にも少しは背負わせてください。苦楽を共に……誓ったではありませんか?」

―――……私は、久しぶりに泣いた気がする。

2010-04-15 09:28:56


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