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レイトン教授と魔女の涙

ウィザー

遂に、2作目を始めることができました!
 前作よりも長編になる予定であります。
 1作目より、行動範囲を広げようかと・・・・・・。
 2作目も、よろしくお願いします!!

2010-01-30 20:39:17


ハッピー

ウィザーは弟子もっててもおかしくないぐらい上手いもん!弟子なのにタメぐち・・・ゆ、許してっ(汗)あとlemonさんもファクトさんもヨロシクでーす!私もセシリー師匠と同じ。野菜嫌い!!これからも応援してる!永遠の弟子より

2010-04-01 22:04:20


riddle

本当にナゾ解明かな!?何だか話が上手すぎる気がします…(←気のせい)。

リ「ファクト君、ハッピーさん、私もこれからよろしくお願いしますね♪」
シ「(ヨアンさん、リデルも十分極悪な性格なので大丈夫ですよ)」
リ「セシリーさん、私はあくまで助手ですから! 小説はご自分で書いて下さいね? 資料集めくらいなら手伝いますけど…。それから、掃除や食事も助手の私が受け持ちますね?」
ヒ「リデル、何か企んでるね? 特に食事で……」
リ「勿論! 名付けて、野菜嫌い克服大作戦! ふふ、逃がしませんよ、セシリーさん」
シ「セシリーさんの遥か上を行く極悪さですよ、これ」

レイトン先生の今後の活躍にも期待してます♪

2010-04-01 22:40:49


town

発光するお友達....髪がないのか?!(だから違うって!)

2010-04-01 22:42:08


ハッピー

おお!riddleさんも助手ですか!!
ヨロシクです!私も野菜嫌いを克服しなければ!!そうですね~小説は御自分で!!
ウィザーのおかげで大体小説書けてきた!
師匠ありがとう(嬉)

2010-04-01 23:28:08


みっきー

そういやぁ、どっかで風吹いたな・・・
に~~~~~、なんかくやしい~~~~~~

2010-04-01 23:35:18


ウィザー

~ハッピー~
野菜嫌いとは、意外でした!
果物は大丈夫?(全く関係ない)
まだまだ私はヒヨっ子ですが、あなた様の師匠であれるよう、頑張ります!

カ「こんなのが、師匠?」
イ「キャラいじめが好きな嫌な奴が?」
ウィ「それが楽しいのだから、突っ込まないでくれたまえ! ぶっつけが、良いアイデアを生むものだとセシリーも言っている!」
ヨ「つまり、ただの計画性0ということですね」

~riddle~
ふふふふふふふ!!(気味悪い)
ですよねぇ? 簡単過ぎるうえに、レイトン教授が動いていませんよねぇ!?

セ「な、なにぃっ!?」
ヨ「あははは。上手く嵌められましたね、セシリーさん(ざまぁみろ、というような目で)」
セ「や、野菜はトマトなら食べれるもの!! それより、血肉踊り沸くような題材を探しに行くわよ!! ほら、ファー君も、ハッピーも!」
ヨ「逃げる気、満々ですね?」

~town~
懐中電灯がお友達って、悲しい奴ですよねぇ。
というか、物に感情を抱く彼が変!

カ「ちゃんと、人間のお友達もいるよ!」
ル「それは認めてあげましょう。でも、なんで懐中電灯が……」
カ「大切な友達なんだ!」
レ「カールは変わっているんだ。物にも感情を抱くという特殊能力の持ち主だ」
ル「先生、苦笑していませんか?」

~みっきーさん~
はい、どっかでなんか、吹いていやがりました。
しかし、こんな卑怯なカラクリがあって良いのでしょうか?

ル「もとから、この館は変わっていますよ」
グ「殺人目的のカラクリ屋敷かよ。来るんじゃなかったぜ」
カ「魔女もカラクリ人形か……。なんだか、悲しくて仕方が無いよ」
ル「と、言いつつ、その得意げな笑みはなんですか?」

2010-04-02 15:47:19


ウィザー

思ったのですが、魔女の取り合いにならないのでしょうか?



    【続き】


 行きはよいよい、帰りは怖い。
 今はまさに、その状態だ。
 なぜか?
 もちろん、この魔女人形を、傷つかないように出口へと運ばなければいけないからだ!
「そのまま、真っ直ぐ! あぁ、次は右!」
 僕は、ヨアンさんとグランドさんに、指示を出す。
「右って、どれぐらいだよ!」
「大股一歩ぐらいです!」
 意外と、ヨアンさんとグランドさんの息は合っていた。
 力のあるグランドさんと、軽やかな動きを持つヨアンさん。
 2人は、予想以上のスピードで、魔女の人形を運ぶ。
 一方、カールさんは、道を照らす係。
「皆ひどいよ! 僕が何で持ってはいけないんだい?」
 口を尖らせ、すねているカールさん。
 当たり前じゃないか!
 あなたが運べば、魔女の人形は、帰る途中で壊れた人形になってしまう!
 などということは、心の中で僕達は叫んでおく。
 カールさんが、ぽつりと呟いた。
「思ったんだけど、これは4人で見つけたんだよね。
 ……だれが、奇跡を手に入れるんだい?」
 それは、誰もが思っていたことだった。
 そう。僕らは、4人で見つけたのだ。手に入れたのだ。
 いや、一人では絶対に手に入っていなかった。
 それぐらい、皆分かっていた。
 けれど、どうするか……。
 グランドさんが、口を開く。
「この道を最初に見つけたのは、この語り部だ。
 次が俺。最後が若造と小僧」
「そして、カラクリを相手に戦ったのはヨアンさん。
 絵画の謎を解いたのは、カールさんとグランドさん。
 グランドさんが、魔女の人形に近づくものを見つけました」
 僕も、それに続いた。
 結局は、皆で手に入れたものなんだ。
 ヨアンさんが、苦笑する。
「もし、奇跡が分けられるものだとしたら、4人で分けましょう。
 それが、一番の方法です」
 ヨアンさんは、さわやかな顔をしていた。
 いや、なるべく争いをさけたいようだ。
 グランドさんも、それに同意した。
「俺もそれには賛成だな。
 まぁ、奇跡が分けられなかった場合は、一人に絞られるがな」
 グランドさんの犬歯が姿を現す。
 ぞっと、寒気がした。
 しかし、すぐにあきれたように顔を緩めた。
「ま、それまでは、こんなことは考えねぇほうがいいな」
「そうそう! じゃぁ、皆のものって事で、このまま帰りましょう!」
 カールさんは、サーチライトのように道を照らした。
 予想外だった。
 こんな、平和的な道を4人が歩めるなんて。
 カールさんやグランドさんが、取っ組み合いをするかと思っていたのに。
 皆、本当に奇跡が欲しいのだろうか?
 途中から、それを名目に、遊んでいないだろうか?
 けれど、それもそれでいいのかもしれない。
 楽しむことが、一番だ。奇跡を手にするよりも、何倍も幸せだ。
 さて、最後の関門、滑り台。
 これを、僕らは登らないといけないのか。
 幸い、滑り台は、そう滑らない。簡単に登っていけそうだ。
 ヨアンさんとグランドさんが、一度人形をおろす。
「よし、ルーク君。まず君が先を行くんだ。
 先に館に戻って、僕らを上から手伝ってくれ。
 僕は、2人の後ろに回って、安全を確保する」
 カールさんが、素早く指示を出す。
 僕は、大きくうなずいた。
「分かりました!」
 懐中電灯を口にくわえ、滑り台に足をかける。
「気をつけるんだよ」
「はい!」
 僕は、一回深呼吸をしてから、本当なら滑って遊ばなければいけない滑り台を、一気に駆け登った。

2010-04-02 16:13:58


みっきー

風吹くところ、ありました!!
ルークのいうとおり、平和が1番!!
さて、紋章の書き方は分かったし、あとは黄金(だったっけ?)の涙か。
がんばってください

2010-04-02 16:21:54


ハッピー

果物は大丈夫♪
やっぱりこのままハッピーエンド・・・
にはならないよね・・・
セシリー師匠!逃がしませんよ?
でも自分も捕まりそう(汗)

2010-04-02 16:26:01


town

う~ん...そもそも人形って女も男もあるのかな?(そこ?!)

2010-04-02 17:01:05


riddle

確か滑り台の下には…[d:0252]
皆大丈夫かなぁ?心配です。

リ「ふふ、騙されましたね?」
シ「どういう事だよ」
リ「実はセシリーさんにやられっぱなしが悔しくて…ちょっとからかってみたんだ!」
シ「…セシリーさん、本当にいいんですか? 彼女が助手で」
リ「さてと早速題材探しに行きましょうか♪」
ヒ「…リデル、意外と助手の話に乗り気だったりする…?」

奇跡ってまず物、なのかな?うーん、ナゾだらけです。

2010-04-02 17:39:09


lemon

滑り台って……なんか仕掛け、あったような。
そして、魔女=人形……予想が当たりました[s:0316]
あ、でも違うかも。
こうかな? と思った後のあっと驚くどんでん返しがウィザー流だからね[s:0062]

ファ「先生……じゃあ、僕と一緒に野菜嫌い克服しましょう!」

シ「ファクト、食べられる野菜の種類は?」
ファ「えっと、ゴーヤとアボカドは好きなんだけどね。その他ダメ。
大体はなんとか克服したけど、ニンジンとピーマンだけは……」

シ「……凄いわね、ある意味。で、どうやって克服したの?」

ファ「カリンの手料理と思って」

シ「……セシリーさん、頑張って下さい! あと、シーアちゃんって……気に入りました」

さて、そろそろ真相が明らかに!?
更新待ってます[s:0357]

2010-04-02 18:10:34


meylan

クライマックスなのに全然来れなくてすみません!でも次々出てくる仕掛けとかヨアンさんの戦闘とか(そこ?)すごくおもしろかったです!
そろそろ謎解きでしょうか?レイトン先生待ってます♪

2010-04-03 22:38:44


ゆうん

久しぶり◇
あんま来れなくてごめんね!!
でも,今までのぶんを取り返すようにガッツリ読んだから*
(微妙な言い訳w)

2010-04-04 10:00:02


琴音(元彗柳)

復活です!面白いよ!!次が楽しみ!!!待ってまーす!!!!

2010-04-09 19:26:28


ウィザー

~みっきーさん~
どうにか、平和になってほしいものです。
しかし! どうせ、そのようには動いてくれないんですよねぇ……。
しかししかし! 頑張ってもらいますよ、教授には!

ル「レイトン先生、期待しています!」
カ「大丈夫、教授の出番は無いから」
ル「な、なんですって!?」
カ「教授の変わりに、僕がいるじゃないか!」
イ「掃除機でその存在を吸い取ってあげようか?」

~ハッピー~
このまま、終わって!!
と言いたいんですが……なんか、まだ鬱陶しいのが存在主張しています。

セ「ふふふふふふふふっ! ハッピー、私があなたを徹底的に鍛えてあげるわ!」
ヨ「やめてください。(ものすごく頭を下げる)」
セ「一人称に三人称! 主題に小ネタ! 登場人物に重要物! ふふふっ!」
ヨ「なにが “ ふふふ ” なのですか」
セ「私の好物意外撤去係が増えてくれて、嬉しいわぁ」

~town~
どうやら、あるようです!(なんていうことは職人様しか言ってはいけない!)

レ「ブルーノさん。彼は本当の天才だ」
ル「そうですよね。人形に意思を持たせているのですから!」
カ「そんな魔法みたいなこと、あるのかい?」
レ「あるから、今回は楽に解けるはずなんだよ」

~lemon~
どんでん返し……。
ものすごく嬉しいお言葉です!!(感涙)
それが、無理に設定したように感じられる可能性が高いのが、私の欠点ですが。
滑り台。足を滑らせたら、剣山地獄へ一直線です♪

セ「シーアちゃん、気に入ってくれて嬉しいわ」
ヨ「ここだけの話、かなり悩んで考えていましたよ、その名前(こそこそ)」
セ「ファー君は、実言って、思いつき」
ヨ「ファクト君、こんな人の言うことは気にしてはいけません!」

~meylanさん~
ありがとうございます!
クライマックスは、近いようで遠いようで。
でも、確実にレイトン教授の出番は近づいています。
けれどその前に、なにかアクシデントというか、ゲームでいうイベントがありそうです。

レ「確実、か」
ル「どうしましか?」
レ「いや。そう言いつつ、全く進んでいないような気がするんだよ」
ル「多分、大丈夫です! この物語は、レイトン先生のためにあるのですから!」

~ゆうん~
がっつり読ませてごめんなさい!
今回、私も休みに休みまくったので、がっつりと行きますよ!

イ「体調不良」
ロ「そのようでしたね」
ゴ「うん、私も気分が優れんな。ヘルや、赤ワイン!」
イ「……頭から真っ赤なお水を流させてあげようかな?(カラのビンを構えつつ)」

~琴音~
復活!?
今回は、しっかりとした許可!
復活、おめでとう!!

ル「おめでとうございまーす!」
イ「おめでとうです」
カ「良かったねぇ、うんうん」
イ「……爺くさっ(ボソ)」

~riddle~
確か、その通り下には、真っ赤なお山が待っています♪

セ「そうね、まずヒナタちゃんの華麗なる平手が見てみたいわ」
ヨ「……なぜです?」
セ「もちろん、戦闘シーンを書くためによ。そのためには、ヒナタちゃんの素晴らしい平手や回し蹴りを見ないといけない。そのためには、生みの親であるriddleに許可を得ないと」
ヨ「なるほど。それでシキ君を捕まえているのですね……て、やめてください!」
セ「なによ! 興味で見たいわけではないから、いいでしょう。少しの犠牲ぐらい!」
ヨ「絶対に、いけません! といいますか、その目はただ見たいだけでしょう!?」

2010-04-11 15:37:26


ウィザー

体調不良のため、ずっとお休みしていました!
進めますよ! はい!


    【 犠牲の数だけ…… 】


「はああぁぁぁぁぁぁぁ……」
「ふうぅぅぅぅぅぅぅぅ……」
「………………………………」
 僕達は、大きく息をついた。
 どうにか、魔女の人形を館内に移動することが出来た。
 それだけのために、軽く2時間は使っている。
 ヨアンさんとグランドさんの頑張りのおかげで、どうにか魔女は館に戻ってきたのだ。
「疲れましたね」
 ヨアンさんは、廊下に転がっている僕達を見下ろしながら微笑んだ。
 疲れた、と言いつつ、まだ立っていられるところが凄いと思う。
 さすがのグランドさんも、僕やカールさんと同様だ。
 ヨアンさんが、自分の服を見る。
「盛大に汚れてしまいましたね」
「そうですねぇ。こんな格好で転がっていたら、イヴに殺されそう」
 カールさんが、声を上げて軽く笑う。
 それにつられ、僕らも声を出して、弱弱しく笑った。
 と、そこに一本の閃光!
「はははははは、じゃない!!」
 その閃光は、どうやら夕日を反射した槍のようだ。
 その槍は、僕らのちょうど中央に突き刺さっている。
 えぇっと。よく理解できないぞ?
「その格好……許さない!」
 金色の髪を怒りに揺らし、真っ赤な目が僕らを貫く。
 この声と姿は……。
「イ、イヴっ……」
「は・あ・い!?」
 かなり、ご立腹の様子。
 槍を上手く投げたのも、この方だろう。
 僕らを見下ろし、腰に手をやる。
「どこで遊んだの?」
 目が、僕らを殺そうとしている。
「その埃まみれの服は?」
 無理に笑みを作ろうとしているためか、彼女の笑みは般若のよう。
「その蜘蛛の巣だらけの髪は?」
 怒りのため、声が震えている。
「特に変な人……。その茶色い気味の悪い害虫を頭に乗っけて、何が楽しい?」
 ぎょっとしてカールさんを見てみると、彼の頭の上には、コックローチ……。
「わ、わわわわっ!?」
「ち、近づくな!」
 グランドさんが、大きく体をそらす。
 イヴの肩が、大きく揺れる。
「そこのいい年をした男性群……。
 夕食前に、皆、お風呂!!」
「はぁーい……」
「貴方達が出るまで、皆待ってるから、早く。
 ……歩くな、走れ!!」
「ま、前、廊下は走らないようにって……」
「槍で貫かれる前に、走って!!」
「分かりましたー!!」
 僕らは、動かない足を叱咤しながら、また走る羽目になった。

2010-04-11 15:57:50


まかろん(元ハッピー)

やったー!復活待ってたよ~!!
あ、ウィザー師匠とセシリー師匠に報告!
このたびこの掲示板で小説を書き始めました!2人のおかげです!ありがとう!

2010-04-11 16:17:18


ウィザー

犠牲者、遂にあらわれるか!? です。


   【続き】


 とてつもなく汚れていた僕らは、どうにか汚れを落とし、さっぱりとした。
 やはり、あぁいう滑り台では遊んではいけないんだ。
 ヨアンさんは、長髪を拭きながら呟いた。
「あぁ、そうでした」
「どうかしましたぁ?」
 カールさんは、汚れた服を手に首を傾げた。
 ヨアンさんは、少し微妙な笑みを浮かべる。
「少し、用を思い出しまして。すぐに食事には向かいますので、先に失礼します」
 そう言い、ヨアンさんは、すぐ部屋に戻っていってしまった。
「用って、なんだろうね?」
「ヨアンさんも、いろいろと忙しいのではないでしょうか」
 僕らも、片づけを始める。
 グランドさんも、ヨアンさんに続くようにすぐ、部屋に戻っていった。
 で、僕も戻ろうとしたのだけれど……。
「……カールさん。急いでくださいよ?」
「分かっているよ。皆、早いんだよ」
 カールさんは、とても遅い。
 僕は待つことが得意だからいいかもしれないが、普通の人なら激怒しているはずだ。
 この、ゆっくりとした動きに。
 ついでに、鼻歌つきだ。
 全く、急いでいるようには見えないが、これでもカールさんにとっては急いでいるつもりだ。
「お待たせ! さ、夕食だ夕食だ!」
「そうですね! 僕、腹ペコですよ」
 僕達は、急いで食事へと向かった。
 途中、グランドさんと会う。
「遅いな」
 グランドさんは、部屋からちょうど出たところだった。
 まだ部屋にも戻っていない僕達を、いぶかしげに見ている。
 カールさんはそれを、明るく笑い飛ばす。
「そういえば、ヨアンさんは?」
「知らんな」
 グランドさんは、そう言うと、食事へ一人で向かっていった。
 カールさんの服の裾を、軽く引っ張る。
「カールさん。僕達も一回部屋に戻って、道具を置いていきましょうよ」
「そうだね。それがいいや」
 僕達は、走って部屋に戻り、道具を片付けた。
 これ以上、皆を待たせてはいけないな。
 また、僕達は館内を走る。
「遅い……」
 背景に般若を召喚させているイヴに、案の定、睨まれた。
 イヴは、肩を大きく竦めた。
「早く早く! 皆待ってる!」
「ごめんなさい……!」
 僕達は、彼女を怒らせないように、しっかりと謝る。
 その時、イヴが思い出したように手を叩いた。
「そうだ。ルークさんたち、セシリーさん知らない?」
 セシリーさん?
「ううん。見てないよ」
「セシリーさんが、どうかしたの?」
 イヴは、困ったようにうなずいた。
「セシリーさんが、まだ来ない。
 部屋にもいなかったし、館からは出てない。
 それに、庭にもいなかった……」
「それは、おかしいな」
 そこに、シルクハットを被りなおしながら、レイトン先生がやって来た。
「ルークたちも見ていないのかい?」
「はい」
 そう言えば、今日は一回もセシリーさんと会っていない。
「皆さん、入り口でどうかされましたか?」
「ヨアンさん! そうだ、ヨアンさんは、セシリーさん、見てないですか?」
「セシリーさん?」
 カールさんに訊かれ、ヨアンさんは首を傾げた。
「いえ。見ておりませんが。もしかして、まだ来ていらっしゃらないのですか?」
 それに、イヴが大きくうなずく。
 レイトン先生は、厳しい顔をした。
「少し心配だな。少し、捜してみようか」
「はい!」
 僕らは、グランドさんとロザリーさん、グロスキー警部、ゴヴァン町長を仲間に入れ、セシリーさんを捜し始めた。
 僕は、イヴと一緒にセシリーさんを捜す事になった。
「おかしい。イヴは今日、セシリーさんを見た」
 イヴが、声を低くする。
「セシリーさん、どこにいるのかなぁ……」
 僕とイヴは、3階を捜している。
 さっき、イヴに怒られた階だ。
 ここにいることはないと思うのだけれど……。
「隅々まで捜そう」
「はい」
 僕らは、持ち前の体型を使って、狭いところまで見た。
 しかし、なかなか現れない。
 あと行っていないのは、奥のほうだ。
 奥のほうは光が全く届かず、日中でも薄暗い。
 今は夕暮れ時だから、もっと暗い。
「奥にいなければ、他の階」
 イヴは廊下を走りつつ、呟いた。
 奥。そう言えば今日は、そこに行っていない。
 もしかしたら、いるのかもしれない。
 それを、願うしかないだろう。
 イヴは、僕よりも先に奥へと行ってしまった。
 その後を、僕は見落としが無いかを確認しながら追う。
 そのせいでか、イヴとかなりの距離がひらいた。
 その時、イヴの甲高い悲鳴が響いた。
「イ、イヴ!?」
 僕は、急いで悲鳴のした場所へと走った。
「ル、ルークさんっ!!」
 イヴは、真っ青になりながら、床に座り込んでいる。
 その手は、異様なほどに紅い……。
 とても、嫌な胸騒ぎがする……。
「セ、セシリーさんが!」
 イヴは、暗くてよく見えないところを指で指した。
 そして、そこに手をやり、何度もセシリーさんの名を叫ぶ。
「セシリーさん、セシリーさんっ!!」
 イヴは、真っ青になっている。
 僕も、真っ青になるしかなかった。
 僕が見たもの。
 真っ黒な紙に踊る紅い文字。狩人からの手紙。
 そして……。
「セ、セシリーさんっ!? セシリーさんっ!!」
 血溜まりの中に沈むセシリーさんだった。
 


「 オツカイサボッタ!
  オツカイサボッタ!
  言ウコト聞カナキャダメデショウ?
  言ウコト聞カナキャダメデショウ?
  言ウコト聞カナイカラ、コウナルンダヨ?
  哀レナ哀レナ子羊ヨ。
  怨ムナラ、言ウコト聞カナイ悪イ子、怨ンデネ?
  怨ムナラ、言ウコト聞カナイ悪イ子、怨ンデネ?
  哀レナ哀レナ子羊ハ、陰ノ狩人ニ狩ラレタヨ。
  陰ノ狩人ニ、残念ナガラ、狩ラレタヨ。
  哀レナ哀レナ子羊ハ、陰ノ狩人ニ狩ラレタヨ。
  陰ノ狩人ニ、残念ナガラ、狩ラレタヨ 」

2010-04-11 16:44:07


ウィザー

~まかろん~
なんですってえぇぇぇぇぇぇっ!!
ちょっと、オーバー的にやってみました。
祝です、祝です、祝デース!!

セ「本当は出ちゃいけないんだけど、今回はいいでしょ。
  さすが、私の可愛い可愛い弟子よ!!」
ヨ「おめでとうございます。
  セシリーさんのご指導無しに全て成長されたまかろんさんに、盛大な拍手をお送りいたします」
セ「おめでとうよ! まかろん!!」
ヨ「そのうち、セシリーさんを大きく抜き、ウィザーさんをかるーく抜かすでしょうね」

2010-04-11 16:48:35


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