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レイトン教授と魔女の涙

ウィザー

遂に、2作目を始めることができました!
 前作よりも長編になる予定であります。
 1作目より、行動範囲を広げようかと・・・・・・。
 2作目も、よろしくお願いします!!

2010-01-30 20:39:17


ウィザー

昨日、書きそびれてしまいました(泣)
 テストが近いと、なぜこう、私の大切な小説創作時間を潰さないといけないんだか……。
 しかし、休憩時間などに更新したいです!!


   【続き】

 僕とイヴは、絶句するしかなかった。
 いくらなんでも、タイミングが良すぎるだろう。この人は。
 レイトン先生は、あぁ思い出したというかのように、レポートを受け取っている。
「そうだったね、思い出したよ。君は伝説についてのレポートを仕上げると言いに来ていたね」
「はい!」
 レイトン先生の話によると、カールさんは伝説などに、大きく惹かれているらしい。
「ルーク君。ローラス街の伝説を知ってるかな?」
「いえ。実は、そんな街があることも知りませんでした」
 僕がそう言うと、イヴは紅茶に手を伸ばしながら言った。
「ローラス街を知らない? 
 当たり前。あの街は、地図にも載っていないもの」
「ち、地図に載っていない!?」
 僕が絶叫すると、カールさんが、
「いかにも」
 と、頷いた。
 イヴが続きを語ろうとしたが、それを邪魔するようにカールさんが、すっと指を立てる。
「簡単に言うならば “街の存在を外部に知られてしまうことを避けていた” 
 だから、地図に載ることが無かった。
 それゆえに、大抵の人が、ローラス街を知らないんだ」
 ペラペラと得意そうにしゃべるカールさん。
 そして、それをムッとしながら見ているイヴ。
 僕は、関心しながら手を叩いていた。
「でも、なぜローラス街は外部に存在を知られることを避けたのですか?」
 また、イヴが答えようと口を開くが、それよりも先にカールさんの声が飛び出した。
「それはね、 “偉大なる錬金術師と麗しき魔女の伝説” にあるんだ」
「伝説、ですか?」
「そう。信じられないようなこの伝説は、本当に起こった事なんだよ」
 カールさんが、伝説に酔いしれながら、ため息をつく。
「どんな伝説だか、知りたい?」
「もちろんです!」
 僕は、そう叫びつつも、カールさんにもの凄く怒っているイヴをちらりと見た。
 ……正直言うと、もの凄く怖い。
 子供のように騒ぎながら怒るのではなく、憎しみを瞳に宿して睨みつけている。
 しかし、そんなことにカールさんは気付かない。
 カールさん、本当に気付いていないのだろうか。
 カールさんが、雰囲気を作るために、ひとつ咳払いをする。
「伝説は、今からかなり昔にからあったと言われている。
 でも、しっかりとした年代は、分かっていないんだ」
 こうして、カールさんの軽々しくも楽しげな口調で、伝説は語られ始めた。

2010-02-06 13:55:02


紐子

“偉大なる錬金術師と麗しき魔女の伝説”
カールじゃなくても調べたい!
・・・でも、そんな地図にも載ってないような所なんて、調べられるモンなのかな?

2010-02-06 14:22:41


桔梗

カールさんは地図にも載っていないのに、どうやってローラス街があるってことがわかったのかな?
イヴ、すごく怒ってるね~。子供なのに、すごい怒り方・・。(笑)

2010-02-06 14:30:19


紐子

桔梗さん、ああ!まずね!そこが分かんないと話に成らん!・・・・ですね。

2010-02-06 14:36:42


腐女★ゆうん

カールとイヴwww
カールと比べるとイヴ超大人w
あとウィザー,テスト頑張ってね^^

2010-02-06 15:21:13


紐子

確かに!!大人だなあ。
あのぉ…ああもうホントにどーやってかきこむの?おせーてくださーい。

2010-02-06 15:27:35


腐女★ゆうん

あとそれからもう1つ。
この場をおかりして,リア友に忠告。
紐介・・・じゃなくて紐子wとサファイア☆へ。ここはチャットじゃないの!ウィザーの小説を読んだりするとこなの!そういう話はチャットでしなさあい!!!とくにサファイア☆。ウィザーに失礼でしょ?紐子はまあ,話かけられたんだからしょうがない。二人はゆうんに返事しなくていいから,ウィザーにあやまってね。

ゆうんからもあやまります。
ウィザー,ホントごめん。
いろんな意味で。。。とくに長文><

2010-02-06 15:39:17


紐子

あいつはチャット知ってんのかな・・・
わたしも自粛します。
ゴメン!ウィザー。

2010-02-06 15:49:44


紐子

ウィザー・・・こないなァ

2010-02-06 20:01:29


ウィザー

はぁぁぁぁぁっ!! ついにテストが終了しました!
 これでやっとのこと、更新ができます!


 ~紐子~
 えっと、イヴは “ivu” と打ってください。
 これで、イヴが出るよ!
 いえいえ、全然大丈夫ですよ♪ 逆に、いつも来てくれてありがとう!

 ~桔梗~
 カールがこんなことを知っているのは、街に行ってから分かるよ!
 あんまり、深くない理由なんですがねぇ(笑)

 ~ゆうん~
 はい、頑張りました!
 でも、テストごときに小説を奪われるのは、いやだなぁ。
 あと、ありがとう! いえいえ、全く貴方は謝罪をしなくいていいんだから!
 悪いのは私です。こういう雰囲気を作るのは作者が原因ですから。
 本当に、ごめんなさい!

2010-02-17 14:29:18


ウィザー

さて、今日は調子に乗って、バンバン進めて行きたいと思います!
 なので、長文です。
 スミマセン・・・・・・!


  【続き】


 ローラス街は古来から、閉鎖的な街だった。
 田舎、と言っても良いような街と、言われている。
 実際はローラス街も、何処にでもありそうな町並み。
 ただ、美しい川が街を潤し、険しい活火山に隣接する、と言うところ以外は。
 
 昔、この平凡なローラス街に地獄が訪れた。

 山は赤き川を生み出し、街を炎の住処とし、街に潤いをもたらす川は干上がり、姿を消す。
 恵みの雨も、訪れない。
 かと思えば、命を全て飲み込む水の魔となり現れる。

 ローラス街は、突然の多すぎる自然災害により、世界から消え去りかけた。
 街の者は、皆、餓鬼のよう。
 街の道に横たわる累々たる骸は、墓に連れて行ってもらい無い。
 生き残った者達は、自分が生き延びるため、略奪を度々するようになり、酷い時には、人の命も奪った。

 街は、全てを失い、世界から消え去ろうとしていた。

 そこに、街に救いの手を差し伸べた者達がいた。
 それが “ 魔女と錬金術師 ”
 この者達は、信じられないような奇跡を起こし、地獄から街を救った。
 
 街は、一月も経たぬ内に、もとのように美しい街となった。
 あの、餓鬼の彷徨う道は、無邪気な子ども達の遊び場に。
 累々たる骸も全て、立派な墓へと辿り着いく。

 一月も経たぬうちに、魔女と錬金術師は、ローラス街を救い、更には街を今まで異常に栄えさせた。

 この、短期間で死の街を生き返らせた魔女と錬金術師の出来事は、今も少人数に語られる伝説と化した。

2010-02-17 14:56:17


ウィザー

【続き】

 カールさんは、ふぅと息をつくと、満足げに微笑んだ。
「ざっと、こんなものかな」
「へぇ! とても面白い伝説ですね!」
 僕は、全く深みがないけど率直な感想を述べた。
 カールさんは、だろう? と言うかのように微笑んだまま。
 レイトン先生は、すっとカールさんのレポートから顔を上げた。
「良くまとめているね。さすがだよ」
「あ、本当ですかっ? ありがとうございます!」
 嬉しそうに頬をかくカールさんを、じとっとした目で見ているイヴ。
 カールさんは、そんなことに気付くことなくイヴの肩に手を置いた。
「どうかな。こんな感じだろう?」
 すると、イヴは鼻であしらった。
「こんな感じ? 違う、全く違う!」
 イヴは、冷笑とも言える笑みを満面に浮かべた。
 当然だろうけど、ショックの雷に打たれるカールさん。
 僕も、知らない間に絶叫していた。
「ち、違うの?」
 僕が訊くと、イヴはこっくりと頷いた。
「何処が違う? 多すぎる自然災害のところ」
 イヴはそう言うと、白い指をピッと立てた。
「火山の噴火、川が干上がる、日照り、集中豪雨。この4つは当たってる。
 でも、一気に次々と災害に襲われたんじゃない。
 じわじわと、甚振るようにやってきた。
 その結果、街の者は餓えに苦しむし、街も破壊されてった」
 すらすらと、まるで絵本を読むかのように答えてくれるイヴ。
 カールさんの時よりも、なぜだか雰囲気があった。
 イヴが肩を竦める。
「それに、奇跡奇跡って言ってるけど、どういうことが起きたのか語った? ううん、語ってない」
 僕も、そう思っていたんだ。
「街の被害や被害後の街の様子は、よく分かりました。けれど、どういう奇跡だったのか、全く触れてません。
 それに、魔女と錬金術師についても、何にも……」
 僕は、ポツリポツリと呟きながら、恐る恐るカールさんを見た。
 カールさんは、ショックのあまりだろうか、全く動かない。瞬きさえも忘れているのではないだろうか。
 なんだか、言ってはいけないことを言ってしまったような気がするぞ……。
 レイトン先生も、苦笑している。
「そう私も言おうと思っていたんだよ。レポートも、肝心なところが書かれていない。これでは、レポートにはならないよ」
 あぁ、カールさんは、大切なところ以外を詳しく調べ上げてきていたのか。
 しばらくして、ショックから復活したカールさんは、火のついたように、ものすごいスピードでしゃべり始めた。
「だって、だってですよ、教授! 一応、それについては僕も調べました!
 けれど、信じられないようなことしか、書かれていないんです! 
 例えばですよ、魔女は不老不死だとか、ダイヤの汗やサファイアの涙を流すとか、金の涙を流すとか!
 錬金術師なんか、ちょっとしか資料がないんです! ただ、錬金術師は魔女の兄と父、2人だったとか、奇跡を起こす儀式で灰色の粉をまき、見事な魔方陣を一瞬で描いた、とだけしか!!」
 バンっと机を叩き、レイトン先生に迫るカールさん。
 レイトン先生は、少し困ったような笑みを浮かべている。
「今は信じられないように感じるけども、本当にありうるかも知れないよ。
 私やルークも、不老不死・永遠の命や、浮かぶ彷徨える城などという、信じられないような謎に出会ってきたが、全て本当のことだった。
 だから、いきなり資料を否定するのは望ましくないよ」
 たしかにそうだ。僕は今まで、信じられないような事件や謎に出会ってきた。
 そう考えると、この伝説の奇跡も、本当のことかも知れないぞ。
 カールさんは、ポカンとしている。
 その様子を楽しんでいるのは、もちろんイヴ。
 また少しして、カールさんは、ぐっと拳を固めた。
「そ、そうですよね!? まだ否定しちゃぁいけませんよね! そうだそうだ、諦めちゃってる場合じゃないんだ!
 分かりました、徹底的に調べてみます。
 でも、資料だけじゃ分からないことばかりだ。
 やはり、ローラス街に行ってみないと」
 そう言うと、カールさんはなにやらノートを取り出し、さらさらと書き始めた。
 そして、イヴに言った。
「君は、ローラス街の人だよね? もしローラス街に帰るんなら、僕も着いて行っていいかな?」
 すると、イヴは、ものすごく嫌そうな顔をした。

2010-02-17 15:45:03


腐女★ゆうん

テスト乙★
というか逆にあやまられてしまったあっ
ウィザーは悪くないと思うよ?
うんうん,,,

ちょっと思うんだけど,
イヴ(←あ!でてきた♪ゆうんもコピペでうってたw)て,カールのこと嫌いだよねw
これからも更新がんばってねい^^

2010-02-17 16:19:52


ウィザー

~ゆうん~
その通り! イヴ、かなり嫌がってます。
そう、こんな風に…

カ「イヴ、もっと詳しくローラス街について、教えてくれない?」
イ「……(露骨に嫌な顔) イヴ、忙しい。また今度」
カ「い、忙しいっていいながら、本読んでるような……」

2010-02-17 16:28:46


桔梗

久しぶり~!!(覚えてる?)
いっぱい更新されてるね!カールと、イヴって仲悪いの?
続きもがんばれ!!

2010-02-17 16:29:10


Louis (元瑠依☆彡)

すごく久しぶり!!これなくてゴメンっ><”

だいぶ話しが進んでるねぇ…。
あっ!名前変わりました。(英語になっただけ)Louisです。。

すごく更新したね!!
じゃあ頑張ってね(*^^)v

2010-02-17 18:17:55


ウィザー

~桔梗~
 お久です! もちろん、覚えてるに決まってるじゃぁないですかぁ!
 カールは、イヴを嫌ってるわけじゃないんだけど、イヴがどうもねぇ……。

 イ「悪いこと? ううん、悪くない」

 こら、勝手に納得してるんじゃない!

~Louis~
 すっごいカッコイイ名前になってませんかっ!?
 たしかに、すごくお久しぶり!
 はい、頑張ります。君も頑張ってね!!

2010-02-17 20:43:44


lemon

カールさん、重要な部分が抜けてたら意味ないですよ……?
私も最近、作文書きましたよ♪ 嬉しい事に、下書き一発合格!

2010-02-17 22:51:48


twon

はじめまして!
更新楽しみです

2010-02-17 23:12:15


ウィザー

~lemon~
お久です!
作文、私もよく書くんですが、小説と違うから大変なんだよなぁ……。

カ「僕も一発合格、してみたいなぁ!」

 あんたはlemonと違うのっ!!

~twonさん~
初めまして!
ありがとうございます。
楽しんでいただけるよう、頑張ります!

2010-02-18 16:58:48


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