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レイトン教授と魔女の涙

ウィザー

遂に、2作目を始めることができました!
 前作よりも長編になる予定であります。
 1作目より、行動範囲を広げようかと・・・・・・。
 2作目も、よろしくお願いします!!

2010-01-30 20:39:17


town

お! 500レス達成だ!

おめでとう!!

2011-03-25 12:47:52


レグルス

500レス達成おめでとうございます!!



ヘルちゃん・・・・いや、イヴちゃんのほうがいいかな←←
イヴちゃんいい子だあ~・・・・(泣)


ロザリーさん、監視中・・・・(汗)
少し怖いd((((((

2011-03-25 13:48:08


ゆうん

500レス達成おめでとう★

イヴ…やっぱりいい子だよおお!
ちょっと前までは「演技だったのか」的な感じだったけど…。
うんうん、今まで以上にイヴが好きになった★笑

ロザリーさん…まあいい気持ちはしないよね。
なんかたくらんでる気もするのですが。笑

2011-03-25 22:03:17


ウィザー

~town~
 おそらく、この作品で一番つらいキャラはイヴです。13歳には酷いかなと思いつつもやってしまえ状態です(笑)
 それも、あとちょっとで終わりますが。
 500スレ達成! なんじゃこりゃ! 私、びっくりです。ありがとうございます!

 カ「僕は、涙腺がすっごく弱いんですよ」
 レ「それは、悪いことではないさ」
 カ「だといいんですけどね……」
 ル「それ以上、涙腺を弱めないように鍛えてくださいね」


~レグルスさん~
 ありがとうございます! なんだか、とんでもない桁になっておりました!
 ヘルなのかイヴなのか、どっちかにしろよと自分で突っ込んでいますが、おそらくイヴでしょう!
 ロザリー、何をたくらんでいるんでしょうねぇ……?

 カ「うん、いい子だよ。刃物さえ振り回さなければ」
 ル「そうですよね、それさえなければ」
 カ「刃物に罪は無いんだけどねぇ。うぅん、いい子なんだけど……」
 ル「怒ったら刃物に手を出すくせをなくしてあげましょうね」


~ゆうん~
 ありがとうございます! 500って、すごい数で、自分でもびっくりです。
 さぁて、館内最強で最恐のカラクリ人形ロザリーは、何をしでかすのでしょうかね……。

 カ「って、すでに作者がバラしてない!? これから何か起きますヨ的なことを!」
 イ「何を考えているんだか……」
 レ「おそらく、予想もしていなかったスレの桁に舞い上がって、サービスしているんだろうね」
 ル「いや、ただ調子に乗ってるだけだと思います」

2011-03-27 13:26:32


ウィザー

この作品も、あと5回ほど更新すれば終了を迎えると思います。そう、迎えると“思います”
 出来るだけ、5回の更新で終わらせるよう、頑張ります!



   【続き】


 そんなロザリーさんに、レイトン先生が声をかけた。
「ロザリーさんは、よくここに来られるのですか?」
「そうですね……。昔は、よく兄とここで遊んでいました」
 ロザリーさんは、目を細めて寂しそうな笑みを浮かべた。
「ここに財宝が詰め込まれて、私の体がこうなってしまうまで、この部屋は遊び場でした。この家の中では、この部屋が一番好きです。最愛の父兄と、ずっと遊んでいた場所ですから」
「では、財宝が詰め込まれた後は、入っていないのですか?」
「はい。ここへの道を開けても、私は紋章のそばでずっと待機です。兄か父、どちらかがこの部屋に入り、どちらかが私と外で待っているのです。
 この街にこれらを寄付したときも、兄と私は上で待っていました」
 ロザリーさんのがそう言っているときに、僕はゴヴァン町長の怪しい行動に気が付いた。
 ロザリーさんが自分のほうを見ていないのを確かめながら、急いで服のポケットに宝石や金貨などを詰め込んでいるのだ。
 な、なんてことをしているんだ! 
 僕は、バッグの中からパチンコを取り出し、足元に落ちていた金貨をセットした。
 それはロザリーさんの物なんだ。泥棒なんかに、渡すものか!
 狙いを定めて、手を離す。
 金貨は空気を裂きながら、ゴヴァン町長のおでこに命中した。
 ゴヴァン町長の、醜い奇声が部屋に響く。
 さて、これでロザリーさんも気付いたはずだ。
 僕はパチンコを急いで直して、そっぽを向いた。
 そのとき、イヴと目が合った。イヴは、僕に向けて思いっきり笑った。僕も、笑い返す。
 おでこを押さえて、今のは誰だと怒っているゴヴァン町長。皆が自分を生温かい目で見ていることなんか、気付いていないようだ。
 ロザリーさんは、レイトン先生に一礼してから、ゴヴァン町長のもとに近づいた。
「ゴヴァン町長、この部屋の財宝は、あまり価値の無いものなのですよ?」
「な、なんだと?」
「よく見てください。この金貨は、傷が付いていますし、この水晶だってヒビが盛大に入っています」
「た、確かに……」
 そうだ、よく見れば欠陥品ばかりではないかと言い張るゴヴァン町長。
 なにがなんでも、財宝を僕達に渡したくないらしい。
 ロザリーさんは、声をひそめるふりをして、僕らにも聞こえるようにゴヴァン町長に言った。
「これより値打ちのある物は、犠牲の間にあります。名前は恐ろしいですが、本当はそこにあります」
 ロザリーさんの言葉に、ゴヴァン町長の目が輝いた。
「ほ、本当ですかな?」
 ロザリーさんは、大きく頷いた。
「私とイヴを会わせて下さったうえに、ここまで楽しい企画を考えてくださったお礼です。どうぞ、そこのは好きなだけ持っていってください」
 ロザリーさんがそう言うなり、ゴヴァン町長はパンパンに膨らんだポケットから盗み取ったものを全て外に出して、踊るように奇跡の間から出て行った」
 それを、口をぽかんと開けながら見届けてしまったグロスキー警部は、ゴヴァン町長の姿が見えなくなってようやく我に戻ったのか、顔を引き締めた。
「い、いいのですか?」
 ロザリーさんは、大きく頷いた。そして、僕を見た。ロザリーさんの左目と、ばっちりと目が合う。
「ルーク君、知ってますよね? 犠牲の間のことを」
 そう、僕は知っている。あの間が、ロザリーさんの次に怖いカラクリだ。
 僕は、眉間にしわを寄せているグロスキー警部に説明した。
「犠牲の間は、宝なんかないんです。あそこは、足を踏み入れたら最期のカラクリの部屋です」
 一瞬にして、全員の目がロザリーさんに向けられた。
 ロザリーさんは、いつものように優しい笑みを浮かべている。
 そして、言った。
「私は、カラクリ殺人鬼ですから」

2011-03-27 13:55:39


ウィザー

さて、あと4回で終わらせることが出来るのか! かなり不安です!


   【続き】


 絶句している僕達に、ロザリーさんは言った。
「さて、もうそろそろ私達も戻りましょう。好きなだけ、持ち帰ってください」
 ロザリーさんの言葉に、僕達参加者は顔を見合わせた。
 も、持ち帰ってくださいと言われても、これはロザリーさんのものだから、僕達が持って帰っていいものなんかじゃない。
 レイトン先生が、僕らに代わってロザリーさんに言った。
「これはロザリーさんの物です。それに、私達は、財宝を目当てにやってきたのではありませんので、お気持ちだけで十分です」
 ロザリーさんは、大きく頭を振った。
「お願いです。持ち帰ってください。これは、私からの願いです。皆様には、危害など加えません」
 そして、イヴの肩に手をやり、僕らを見た。
「私たちは、皆さんのおかげで助かりました。その、ささやかなお礼です。どうか、持ち帰ってください」
 お願いしますと頭を下げるロザリーさん。イヴも、慌てて頭を下げる。
 僕らは、顔を見合わせた。
 皆、困ったようにそれぞれ苦笑している。
 セシリーさんが、一番最初に動いた。
「じゃあ、この可愛い手のひらサイズの王冠をもらっちゃおうかしら。なんだか、これを見てたらいいネタが思い浮かびそう」
 セシリーさんの言葉に、ロザリーさんが嬉しそうに微笑んだ。
 次に、ヨアンさんとカールさんが、宝の山に手を出した。
 ヨアンさんは、宝飾が見事なダガーを、カールさんは年代の違うコインを一枚ずつ取った。そして、ロザリーさんに深々と頭を下げる。
 ロザリーさんは、あなた方らしいものですねと、おかしそうに笑った。
 グランドさんは、これでもかと思うような宝石をたくさん散りばめてあるティアラを手に取った。
「軽いし値打ちもありそうだしな」
 そう言うグランドさんに、ロザリーさんは、もっと持ち帰っていいのですよと微笑んだ。
 レイトン先生は、一番年代の古いコインを一枚だけ、手に取った。
「研究の材料にさせていただきます」
 ロザリーさんは、お役に立てて嬉しいですと頭を下げた。
 僕も、レイトン先生やカールさんと同じで、コインにした。アロマさんやレミさんのおみやげも入れて、3枚。傷が少なくてきれいなものにした。
「え、えっと、ありがとうございます。知り合いの人に、あげます」
 ロザリーさんは、ルーク君は本当に優しいのねと、僕の頭を撫でた。
 そして、僕達に言った。
「ありがとうございます。この館の魔女のことを、そして魔女のことを、記憶の中に留めて置いてください」
 ロザリーさんは、イヴに手を出すように言った。
 首を傾げるイヴに、ロザリーさんは左目の役目をしていた宝玉を渡した。
「イヴはこれ」
 イヴは、何か言おうとしたが、無邪気に微笑んだだけだった。
「言いたいことがいっぱいありすぎるから、あとで一緒に言います」
 イヴは、それだけ言った。
 さて、とロザリーさんが息をつく。
「さぁ、ここの扉が閉まってしまいます。イヴが誘導しますので、ここから出ましょう」
 イヴは、ロザリーさんの左目をワンピースのポケットに入れ、張り切って先頭に立った。
「こっち、ついてきて」
 イヴは、セシリーさんと手をつないで、議席の間に向かって歩き出した。
 イヴの後ろをゆっくりと歩いているのは、グランドさんとヨアンさん。
 それを見て、セシリーさんは2人に手招きをした。
「グランドさん、あんたはイヴちゃんの左手。ヨアンさんはイヴちゃんの右手」
 そう言って、イヴを2人に押付ける。
 男性2人は、困惑しながらお互い顔を合わせた。
 けれど、イヴが満面の笑みで両手を出しているのを見て、2人は失笑しながらイヴの手を取った。
 それを見て、セシリーさんは満足そうに頷いた。
「中々絵になってる。3人のおつかいって感じかしらね。ヨアンさんが、優しい近所のお兄ちゃん、グランドさんが近所の厳ついおじさんって感じ」
「誰がおじさんだ、お前より1つ下だぞ。……つまり、自分で自分はおばさんだと言ってるのか?」
「な、なんですって!」
 グランドさんとセシリーさんの口げんかに、イヴが声を出して笑った。
 セシリーさんとグランドさんが、ヨアンさんとイヴに、どっちが老けて見えるか、必死に訊いている。
 ヨアンさんとイヴは、何もいえないというように苦笑した。
 それを遠くから見ているロザリーさんが、目を細める。なんだか、我が子の旅立ちを見守る母親のようだ。
 ロザリーさんが、カールさんに声をかけた。
「すみません。あの、あそこにある王座を持ってきていただけませんか?」
「あ、分かりました」
 カールさんは、急いで王座のもとに駆け寄り、ひょいと持ち上げた。
「あっ、見た目によらずかなり軽いですね」
 カールさんは、王座をロザリーさんのすぐ横まで運んだ。
 ロザリーさんは、カールさんに頭を下げながら王座に腰を下ろした。
「どうも、黄金の涙を流すのは負担が大きいみたいで……。すでに、歯車が3つほど止まってしまったようです」
 平然と言うロザリーさんに、僕とカールさん、グロスキー警部にレイトン先生は目を見開いた。
 歯車が、止まった……?
 もしかして、歩けないのだろうか?
 ロザリーさんは、相変わらず微笑んでいる。
「少し疲れてしまって……。やはり、私も年なのでしょうね」
 ロザリーさんは、僕達ではなく、遠くの方を見ていた。
「私は休みます。なので、皆さんは先に」
 ロザリーさんは、手を出口に向けた。すでに、イヴたちの姿は見えない。もう、上に戻ったのだろう。
「足が動かないなら、運びましょうか?」
 並外れた力を持つグロスキー警部が言う。
 ロザリーさんは、首を横に振った。
 レイトン先生も、グロスキー警部を手で制した。
 なんでだろう。グロスキー警部に運んでもらうのが一番なのに。
 ロザリーさんが、ゆっくりと目を閉じた。
「ようやく、休むことが出来るときが来ましたから、しばらくそっとしておいて下さい。本当に、楽しかった。ありがとうございました」
 ロザリーさんは、そう言ったきり何も言わず、笑みを湛えたまま、動かなかった。
 もしかして、本当に寝てしまったのだろうか。
 ロザリーさんは、ほっとしたような笑みを浮かべている。長い間、眠ることが出来なかったのだろうか。
 突然、カールさんが僕の背中を押した。
「さぁ、ルーク君、行こうか。ロザリーさんのお休みの邪魔になっちゃうからね」
 カールさんは、泣いていた。なんで泣いているのか、僕には分からなかった。
 ようやくロザリーさんは休めたんだ。あぁ、もしかしてそれに同情してしまったのかもしれない。
 レイトン先生は、シルクハットのつばに手をやりながら、ロザリーさんに頭を下げた。
「お疲れ様でした」
 レイトン先生も、僕を急かした。
「早くここを出よう。皆が待っている」
 レイトン先生も、悲しそうに微笑んでいた。
 急いで上に戻ると、すでにイヴたちは紋章の外で待っていた。
 僕達に、登るのが遅いと口を尖らせている。
 イヴが、僕の肩についている埃を払ってくれた。
「皆遅い。なんでそんな遅いの」
「ご、ごめんね」
 僕が謝った刹那、轟音が背後から上がった。
 振り返ってみると、紋章が奇跡の間への穴を塞ぎ始めている。
 その音に、イヴが青ざめた。
「ロザリー様は? ロザリー様は、まだ来てないの?」
 カールさんに、声を震わせながら訊くイヴ。
 カールさんは、何も言わない。
 その代わりに、レイトン先生が答えた。
「イヴ、しっかりと聴くんだ、いいね? ロザリーさんは、待ち望んでいた永い眠りにようやくつくことが出来たんだ」
 な、なんだって……?
 僕は、自分の顔が固まっていることに気付いた。
 なぜか、ロザリーさんの言葉が、轟音を押しやって頭に響く。
“どうも、黄金の涙を流すのは負担が大きいみたいで……。すでに、歯車が3つほど止まってしまったようです”
 歯車は、ひとつでは回らない。
 他の歯車が回ることによって、ようやく回りだす。
 全ての歯車は、お互いを動かしあって動いている。
 その中のひとつが止まってしまったら、他の歯車も動かなくなっていく。
 そして、ついには、どの歯車も動かなくなり……。
 僕は、理解の遅いこの脳みそを怨んだ。
 あぁ、なんということだ。ロザリーさんの言っていた休みというのは……。
 イヴは、全てを察したのか、目を大きく見開いた。
「ロザリー様……?」
 イヴの震えた声は、紋章の轟音にかき消される。
「ロザリーさまあぁぁっ!」
「だ、駄目だ、イヴ!」
 イヴが、紋章の中に走り出す。けれど、それをカールさんとヨアンさんが食い止めた。
 イヴは、紋章に足を踏み入れるギリギリのところで押さえつけられた。
 暴れるイヴを2人がかりで押さえている。
「いやだぁ! 離して、離して! いやあぁぁぁぁぁっ!!」
 イヴは、顔を歪めながら、自分とロザリーさんを二度と会わせないようにする2人から必死に抜け出そうとした。
「イヴ、駄目だ! 入ったら、二度と出られなくなる!」
 カールさんが、紋章の轟音にも劣らない大声でイヴに言い聞かせる。
 でも、イヴの耳には届いていなかった。必死に、ロザリーさんの隣に戻ろうとしている。
 イヴは、何度も何度もロザリーさんを呼んだ。届きもしない手を、懸命に伸ばしながら。
「ロザリーさまあぁぁぁぁっ!!」
 轟音は、非情だった。
 何の前触れも無く、身を引いてすまったのだ。
 イヴの顔が固まった。
 部屋には、セシリーさんのむせび泣きしか、聞こえない。僕達の呼吸しか、聞こえない。
 __そう、奇跡の間へ繋がる道は、永遠に閉ざされた。
 ロザリーさんに必死に伸ばした、華奢で白い手が、宙を彷徨う。
 その手は、ロザリーさんの手を掴むために伸ばされたものだった。
 なのに、今、その手の中には何もない。
 恐ろしいぐらい真っ直ぐ伸ばされた手先。 少しでも、ロザリーさんのそばにいようとしたその手先は、全てに邪魔をされた。
 カールさん達は、ゆっくりとイヴを解放した。
 イヴは、覚束無い足取りで紋章の中心に向かった。何度も何度も、ロザリーさんの名前を呼び続ける。
 紋章の中心に、イヴの右足が辿り着いた。
 イヴは、その場に座り込み、ロザリーさんが涙を落としたところに、額を添わせた。
 イヴが泣いても、その涙が紋章の中心に落ちても紋章は動かない。
 __最後の最後に限って、一番必要な時に限って、奇跡は訪れなかった。
 希望の代わりに訪れたのは……絶望。
「ロザリーさまああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

2011-03-27 15:32:03


town

ロザリーさ~んーーー!!←
イヴちゃん.....つらかったんだね....

....でもロザリーさんは幸せだったんだね.....←

2011-03-27 22:07:45


ウィザー

~town~
 死んじゃいました、ロザリー。初頭から、これは決めていました。でも十分だったんじゃないでしょうか、ということで無理矢理こうしちゃいました! 
 ゴヴァン町長については、その場で決定しました。

 カ「これ、すでに3人……」
 ル「前町長、ゴヴァン町長、ロザリーさん……」
 カ「決して、穏やかではないねぇ」
 ル「はい。__ていうか、予定より2人も増えるってよくないですよね!?」

2011-03-28 09:55:44


ウィザー

さて、もうそろそろ、この作品ともおさらばです。やったぁ!
 


   【 最終章 それから…… 】


 ロザリーさんと別れた僕たちは、その後、館から出てホテルに泊まった。
 そして、すぐに、イヴをどうするかという話し合いが行われた。
 意見は2つに分かれた。
 1つは、元の孤児院に返すこと。
 ゴヴァン町長とロザリーさんがいなくなってしまった今、イヴは身寄りが誰もいない状態になった。
 だから、元の孤児院に戻した方が良いんじゃないかという意見が出た。
 もう1つは、僕達参加者のうち誰かがイヴを引き取る。
 孤児院も、いつかは出て行かなくてはならない。そのとき、必ず大変な目に遭うだろう。
 それを避けるために、誰かがイヴを育ててあげるのが良いんじゃないかという意見も出た。
 しかし、どちらにも欠点がある。
 孤児院に返した場合の欠点は、もう上げている。
 もう1つの、参加者が引き取るというのにも、大きな欠点がある。
 それは、誰が引き取るか。
 セシリーさんは、生活リズムがとんでもなくマイペースなので、イヴに負担がかかる。
 グランドさんは、仕事についていないので、イヴを育てることは難しい。
 ヨアンさんは、世界を旅するので、イヴもそれについて行かなくてはならない。
 カールさんと僕は、まだ、そんな大役は任せられない。
 レイトン先生も、仕事が忙しくて家に帰れないことがある。
 全員、問題点があるのだ。
 結局、イヴを孤児院に戻すことになった。
 イヴはそれを訊いても、全く反応しなかった。それどころか、僕達の話も耳に届いていない。
 僕達は、イヴが嫌がっても孤児院に強制的に戻すことを決めた。
 それが、イヴにとっていい事なんだから。

 次の日、僕達はローラス街を去った。
 出来るだけ静かに、永い眠りについたロザリーさんの邪魔にならないように。
 僕は、街を出る直前に、館をもう一度見た。
 そして、目を閉じて、どこかでいつものように微笑んでいるだろうロザリーさんに言った。


 __本当に、お疲れ様でした。



 あれから、一ヶ月以上の月日が流れた。
 僕達参加者は、たまに互いに連絡を取り合った。
 今、ヨアンさんは東洋の島国に足を運んでいるらしい。
 そこで、その国の伝説を学びながら、魔女の館の話をしていると言う。
 先日、ヨアンさんからの手紙がレイトン先生と僕宛にやって来たのだ。
 しばらくは、ここに帰って来れないかもしれないそうだ。
 セシリーさんは、子供向けの冒険物の本を発表した。
 モデルは、僕とイヴ。
 始めは中々注目されなかったが、最近になってヒットし始めた。
 僕とレイトン先生も、セシリーさんのサイン入りのその本を持っている。
 手紙と一緒にわざわざ送ってきてくれたのだ。
 グランドさんは、ようやく仕事が見つかったらしい。
 どうしてかは知らないが、保育士らしい。只今絶賛保育士中だと言う。
 でも、グランドさんは子どもが苦手じゃないようだから、大丈夫だろう。
 それに、ぶっきらぼうだけど、すごく優しい人だから、すぐに人気者になるはずだ。
 昨日、グランドさんから電話がかかってきたのだ。
 手紙を書くのが面倒だったから電話にした、らしい。
 受話器越しから、子ども達のはしゃぎ声が聞こえた。
 それを怒鳴りつけるグランドさんの声も聞こえたけれど、なんだか楽しそうだった。
 そして、その三人から僕達は決まって、カールさんとイヴのことを訊かれた。
 僕とレイトン先生は、答えることが出来なかった。

 そう。あれから、イヴは孤児院に戻ったのではなく、カールさんに引き取られたのだ。

2011-03-28 10:29:14


ウィザー

長かった、長かった!
 ようやく、この話もこれで終わりです。
 レイトン教授と魔女の涙、最後の更新です。


   【 続き 】


 僕は、ローザさんが焼いてきてくれたクッキーをかじりながら、レイトン先生に言った。
「カールさん、大丈夫なんでしょうか? 大学にも、全く来ていないみたいですし」
 カールさんは、あの日以来、学校に来なくなってしまった。イヴの面倒を見るためだと言う。
 レイトン先生は、講義で使うであろう書類をめくりながら、言った。
「それは分からないね。でも、彼なら大丈夫さ」

 カールさんは、僕達の反対を押し切って、イヴを引き取った。
 カールさんの両親は、どうたらイヴを歓迎してくださったらしい。
 が、問題はそこじゃない。
 カールさんが引き取ると言ったのだから、カールさんがイヴの面倒を見なくてはならない。
 それに、まだカールさんは若いから子どもの面倒を完璧には見れないと、ヨアンさんとセシリーさんは反対した。
 それに、カールさんはイヴに存在を否定されている。そんな状態で大丈夫なのかと、グランドさんもカールさんに異議を唱えた。
 それでも、カールさんは自分がイヴを引き取ると言い切った。
 この先、どうなるか分からないけれど、やってみなければ分からない。そう言ってカールさんは僕達を説得した。
 僕達は、結局、カールさんにイヴを託すことにした。

「でも、イヴ、凄かったですよ? 館から出る時も街から出る時も、獣みたいに暴れましたし……。それに、相手はカールさんですよ? おそらく、イヴは容赦しませんよ」
 僕は、それが怖いのだ。
 イヴは、無理矢理ローラス街から自分を引き離した僕達を怨んでいる。
 “イヴの意思なんか尊重しないで、勝手なことをするな!”
 イヴはそう僕達に吼えた。でも、セシリーさんとレイトン先生が、どうにかイヴを落ち着かせて、長い時間をかけて説得して、ようやく街から離れることが出来たのだ。
 レイトン先生は、苦笑した。
「そうだね。確かに、前ここに顔を出しに来た時のカールは、腕に包帯を巻いていたよ」
「は、本当ですか?」
「ルークはそのとき、いなかったね」
 レイトン先生は、少しだけ顔を出しに来た時のカールさんのことを、話してくれた。
 カールさんは、今のところイヴは獣だと、報告したという。
 腕に巻かれた包帯は、イヴに包丁で斬りつけられたから。
 全く食べ物を口にしないイヴに、カールさんは無理矢理食べさせていると言う。そのとき、斬られたらしい。
「いっやぁ、本当びっくりしましたよ! 本当に斬りつけられるとは思ってなかったんで。
 でも、右腕からドックドク血が流れてるのを見たとたん、イヴ、泣き出しちゃったんですよ。僕に罵詈雑言を浴びせながら、ずーっと泣きついてきて……。おかげで、その日は夕食が食べられませんでした」
 カールさんは、そう明るく笑い飛ばしていたという。でも、少しやつれていたと、レイトン先生は心配していた。
 それでも、日にちが経つにつれて、イヴは大人しくなってきたと、カールさんは言った。
 これからが楽しみだと、イヴのお兄さんのように微笑んでいたカールさんを見て、レイトン先生は安心したと言う。
「もう、あれから2週間も会っていないが、彼のことだから大丈夫だろう」
「でも、先生。イヴは、その、失礼ですけどカールさんのことが……」
 そう言う僕に、レイトン先生が小さな謎を出した。
「私とグロスキー警部、カールの3人で道を歩いていた時、私達はイヴに攻撃を仕掛けられたことがある。
 しかし、攻撃のターゲットは、体が一番大きいグロスキー警部でもなく、シルクハットという狙いやすいものを身につけている私でもなく、一番細くて狙いにくいカールだったんだ。
 3人のうち1人に攻撃をするなら、誰も狙いにくいカールなんか狙わないはずだ。それなのに、イヴはカールを狙った。
 なぜだか、分かるかい?」
 優しく微笑むレイトン先生。
 僕は、思ったことを率直に言った
「それは、カールさんが嫌いだったからじゃないんですか?」
 すると、レイトン先生は首を横に振った。
「そんな単純な感情でイヴは動かないよ」
「で、でも、他に考えられることはないんですけど……」
 必死に脳みそを動かしても、答えは見つからない。
 そんな僕に、レイトン先生は言った。
「いつか、ルークも自然にその答えは分かるよ」
「も、もしかして、答え、教えてくれないんですか?」
 レイトン先生は、いたずらっぽく微笑んだ。
「答えを教えてしまったら、面白くないだろう? これは、宿題にしておこう」
「そ、そんなぁ!」
 僕が肩を落としたとき、ドアがノックされた。
 誰だろう。生徒さんや先生だろうか?
 僕は、レイトン先生に代わって、ドアを開けた。
 そこに立っていたのは、ひょろりとした青年の……。
「お久しぶりです教授! あ、ルーク君もいたんだね!」
「カ、カールさん!?」
 カールさんは、驚愕している僕なんか気にせず、レイトン先生に軽く手を挙げた。
「怪我、治りました!」
「そうか、それは良かったよ。深くなかったんだね」
 僕は、慌ててカールさんを部屋の中に入れた。
 カールさんは、レイトン先生と僕に、にっこりと微笑んでいる。レイトン先生が言っていたような、やつれた姿ではなかった。
「やぁっとイヴも落ち着いたんで、挨拶しに来ました。イヴは、まだ皆には会いたくないって言って、外で待ってるんですけどね」
「イヴの調子は、どうなんですか?」
「至って元気だよ。今じゃあよく笑うしよく怒るしよく泣くし、すっごい喜怒哀楽が激しいんだ。
 僕の両親と仲が良くて、一緒にご飯を作ったりお菓子を作ったりして楽しんでるみたいだよ。
 で、それがこれ。ぜひ、食べてくださいって」
 そう言って、カールさんは手に持っていた紙袋を僕に渡した。
 紙袋からは、とても甘いにおいがする。
 中をのぞいてみると、なんと、たくさんマドレーヌが詰め込まれているじゃないか!
「わあっ!」
 思わず、歓声が上がる。
 レイトン先生も、これはおいしそうだと微笑んでいる。
 カールさんは、僕の額を小突いた。
「ルークさんはよく食べるから、いっぱい焼いた方がいいんだって、イヴが言ってたよ?」
 もしかして、イヴの中で、僕はただの食いしん坊少年になっているのか?
 カールさんは、少し顔を引き締めて、レイトン先生を見た。
「で、教授。僕、しばらくの間、ここを休みます。
 まだ、イヴは精神的につらいようで、本人はそう思っていなくても、夜、うなされることが多いんです」
「やはりか……。確かに、君や君の両親がいない間になにかあったら、大変だね」
「えぇ。落ち着いたのはいいのですが、ショックは残り続けてます。
 そこで、両親と一緒に、イヴの慰安旅行を計画したんです。さっそく、あさってから、ロンドンを離れます。とにかく、ローラス街から距離を置こうと思って。
 いつ帰ってくるかは分かりませんけど、帰ったらすぐにまたここにお邪魔します。イヴも連れて」
 カールさんは、また表情を和らげた。
 レイトン先生も、微笑みながら頷いている。
 おそらく、僕も笑っているのだろう。
 僕は、声を弾ませながらカールさんに訊いた。
「一体、どこに行くんですか?」
「そうだね、まずはにぎやかなところに連れて行きたいな。
 イヴは、ローラス街と僕の家以外、全く知らないからねぇ。
 お祭り騒ぎを知らないから、それを教えてあげたいし、イヴも神話が好きみたいだから、それに関係するところに連れて行きたいな」
「あのぉ、途中からカールさんの願望が主になってません?」
「いいの、気にしない気にしない!」
 カールさんは、苦しい笑顔を浮かべながら手をぶんぶん振る。
 本当に、この人は大丈夫なんだろうか。
 カールさんは、壁にかかっている時計を見て、もうこんな時間かと呟いた。
「今日中に、セシリーさんとグランドさんのところにも顔を出しに行かないといけないんで、今日はもう帰ります。
 本当に、迷惑かけっぱなしですみません。また、落ち着いた時にゆっくりと報告します」
「いいよ、またおいで。私もルークも、ここにいるからね」
「次は、イヴも一緒に、4人でお茶しましょうね!」
 カールさんは、嬉しそうに頷いた。
 そして、一礼すると、急いで出口の方へ向かって行った。
「なんだか、本当に大丈夫そうでしたね。カールさんの話を聞いて、なんだか安心しました」
「あぁ。ロザリーさんも、浮かばれるだろう」
 僕とレイトン先生は、部屋の窓から空を見た。
 くすんだ青空には、綿を思うが侭に散りばめたような雲が浮かんでいる。
 カールさんが、校舎から出て行くところが見えた。あいかわらず、あわただしい。
 そんなカールさんは、両手を合わせながら何度も頭を下げ、走っている。
 カールさんの先に、1人の少女が頬を膨らませて立っていた。口の動き的に、遅いと言っているのだろう。
 真っ白な髪に、真っ赤な瞳……。もしかして……。
「せ、先生!」
 僕は、レイトン先生の腕を引っ張った。
 レイトン先生は、頷いている。
 その少女は、不思議の国のアリスのような可愛らしいワンピースを身にまとっていた。いつぞやの、漆黒のワンピースではない。漆黒のワンピースよりも、今身につけているふわふわとしたワンピースの方がよく似合っている。
 少女は、カールさんに何度も叱りつける。
 カールさんは、頭を掻きながら、何度も頭を下げた。
 ようやく気が済んだのか、少女は無邪気に微笑むと、カールさんの腕を抱いた。
 そして、早く早くとカールさんを急かす。
 カールさんは、はいはいと困ったように笑いながら、足を速めた。
 僕は、窓を思いっきり開け、そこから身を乗り出した。
「イヴー!」
 僕の声が、大きく反響する。
 少女は、ゆっくりと僕のほうに顔を向けた。
 そして、少し顔をこわばらした。
 でも、僕とレイトン先生が手を振っているのを見ると、満面の笑みを浮かべて、大きく手を振り返した。
 僕は、もう一度大きな声を出した。
「旅行、楽しんできてねー!」
 少女は、大きく頷いた。
 そして、レイトン先生に向かって小さく会釈をし、きびすを返した。
 それからは、二度と振り返ることなく進んでいった。カールさんの手を、しっかりと握りながら。
 窓を閉めながら、僕は失笑した。
「なんだか、本当の兄妹みたいでしたね。イヴ、カールさんにすっかり懐いてるじゃないですか」
 レイトン先生は、微笑んだままだった。
 そして、カールさんからもらった紙袋を机に置いた。
「さっそく、イヴが焼いてくれたマドレーヌをいただこうか。昼食は、これにしよう」
「やったぁ! あ、僕が開けます! 先生は、座っていてください!」
 僕はレイトン先生の一番弟子兼助手なんだ。レイトン先生の身の回りのことだって、僕の担当だ。
 レイトン先生は、苦笑した。
「じゃあ、頼むよ」
「はい! あ、紅茶も淹れ直しますね!」

 日差しの弱い昼下がり、僕は小さな奇跡を見た。
 それは、奇跡とも言えないような、小さな小さな奇跡。
 もしかしたら、人はそれを奇跡と呼ばないかもしれない。
 それはそれで構わない。
 大きな奇跡は連続で続くことが無い。それどころか、大きな奇跡はたまに悪戯で絶望を送り込んでくる。
 小さな奇跡。それで僕は十分だ。小さな奇跡は、絶望を伴わない。
 今、大きな奇跡よりも小さな奇跡を選び、微笑んでいる人たちがいるのだから。



           【 FIN 】

2011-03-28 12:57:24


ウィザー

~読者の皆様へ~

 やっと終わりました! 長編過ぎて、自分でも驚きです。
 ここまで書き終えることができたのは、皆様のおかげです。
 本当に、ありがとうございました。
 
 もしかしたら、3作目を作るかもしれませんし、この作品で終わるかもしれません。
 読者の皆様に深く感謝しております。
 
 もしかしたら、次の作品でお会いすることが出来るかもしれませんし、そうではないかもしれません。
 
 もし、次作を発表することとなりましたら、そのときはよろしくお願いいたします。

2011-03-28 13:05:46


town

完結おめでとう!
すごかったよ.....まさかカールさんが....←ヒドイ!
次回作も楽しみ!

2011-03-28 17:03:24


レグルス

ぬぉぉぉぉ・・・・・・!!(感動)←←
完結おめでとうございます!!!

 
カールさんがイヴちゃんを引き取ったんですね、ちょっと意外(笑)←←
イヴちゃんが幸せそうで良かったです♪


最初から最後まで凄かったです!!
読んでてとても楽しかったです^^*

次回作も楽しみにしてますね!!!

2011-03-29 17:55:52


ウィザー

~town~
どうにか完結しました!
カール、意外ですよね。でも、同情しやすいタイプなんです。後先考えないし。このさき、この人大丈夫なんでしょうかね!?
次作を発表する可能性はかなり低いです。もしかしたら、これが最後かも。
本当にありがとうございました!!

~レグルスさん~
感動できませんよ、この話は(笑)
はい、カールが引き取りました。かなり、その場決定です。
でも、それが一番ベストじゃないかと。レイトンに引き取らせるわけにもいかなかったので!
最初から最後まで、ありがとうございます!
楽しんでいただけて、幸いです!

2011-03-31 11:55:54


ゆうん

完結おめでとう◇

うん、すっごく面白かった★
カールさんとイヴ…いいねいいね!(え
めっちゃ感動した…。
ロザリーさんは残念だったけど(・・`)

次回作をやるときはすっとんでいきますから!笑
また会える日を楽しみにしてるね★

今までお疲れ様でした!!

2011-04-02 13:56:13


ウィザー

~ゆうん~
 ありがとうございます。本当に、完結し切れて良かったです。
 本当は、カールにイヴを引き取らせたのには理由があるのですが、次の作品を書かない可能性が高いので、それも今や意味無い状態ですねぇ……。
 今まで、本当にありがとうございました!

2011-04-03 16:14:04


夢羽

しばらく来れない間に完結してた…

完結おめでとう!!

感動しました(TдT//)

次回作楽しみにしています!!

2011-04-04 12:24:04


ウィザー

~夢羽さん~

 ありがとうございます!
 どうにか、完結させることができました!
 次作、書けたらいいんですが……。
 ともかく、本当にありがとうございました!

2011-04-09 15:19:08


フルーツタルト

はじめまして^^
小説2作とも拝見させていただきました。
読んでいる人を魅了させてしまう素敵な小説ですね(^∀^)
その後のイヴちゃんやカールさんの物語も読みたいなと思いました!
時間がある時で良いので書いてほしいなと思いました!お返事もらえると嬉しいです。

2011-07-13 18:14:14


ウィザー

フルーツタルト様


久々に掲示板に足を運んでみたら,新たな読者様が……!!
返事が遅くなってしまいました,申し訳ございません!!!

全く素敵な書き方ではございませんよっ。私が尊敬する創作者様方に,この掲示板は溢れかえっております!!

また,二人を無理が生じない展開で,使いたいですねぇ……。
まず,三作目を作る余裕が……。
しかし,いつかご希望にお応えしたいと思います!!

2011-10-14 18:26:16


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