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レイトン教授と黄昏の獣

のんの

あーこんにちは、のんのです。
最近一作目の更新を思いっきりサボっていたと思われる方もいますでしょう・・・
あれには深い理由が。
実はあれ・・・姉が作ってました。ほんで私が書いていました。姉のストーリーを私が文章化・・・
しかし今回の小説はのんの作です。
あんまり期待はしないほうがいいです・・・
前のはちかいうち消してもらいます。
管理人さん、みていらっしゃったら前作消していただけると嬉(図々しいよ・・・

2010-01-18 19:48:34


のんの

おひょっほ~~ありがとー!!
「赤い水滴」ってのもキーワードだけど・・・

言っていいのかわかんないけど、読者の皆様へちょっとネタバレ。
「赤い水滴」は「血」じゃありません!!

このヒントが皆様の推理の道しるべとなりますように。

2010-03-24 19:39:53


のんの

僕は、謎をもう解明したような気分になって、部屋をぴょんぴょん飛び回った。
「こら、ルーク」
先生が注意した。
僕ははっとなったが、やっぱりその町へ行くのが楽しみでならない。

「その町は、僕の住んでいる所だと思うんだけど」
マリィさんの一言で、僕はぴたりと止まった。
「そうなんですか?!
 僕たちが始めていくわくわくの町じゃなく!?」

2010-03-24 19:44:11


のんの

「始めてじゃない町は楽しくないのかい?」
マリィさんが言う。
「それに、君にとっては初めてじゃないか」
「ああ、そうか・・・」
僕は、二回目の台詞をこぼした。

「とにかく、行くしかないね。










   ―――――サマリエラに   」

2010-03-24 19:48:11


つんでれら*.

こんにちはー!この前は小説こめんとしてくれてありがとー!!
てかのんの天才だああ!!!小説書くのうますぐる...尊敬しちゃうよおw!!
マリィさんそんな可愛い&可愛い名前なのに男なのねwwそうゆう設定大好きな変態女です←
続き楽しみでやばいです!!頑張れ!のんの!
ps:タメ口&呼び捨てok??てかもうしちゃってるしwwごめんorz

2010-03-25 14:40:07


のんの

もちろんだべさ!!
そんな天才だなんて・・・っ!!
オレも腐女子なもんで、こーゆーの大好きなんだってさ!!
サマリエラってのはマリィのすんでる町だよ!

2010-03-26 19:52:39


のんの

第一章・サマリエラへ




―――――――

ああ、薄手のセーターなんて着てくるんじゃなかった。
 現在の気温は38℃。夏といっても、ロンドンにはこんな暑い夏は無いから、後悔している。 ロンドンに限らず、イギリスのほとんどの地域は―あるいは全てがロンドンのようだ、と思っていた事もあったが。
 サマリエラがこんなに暑い町なんて。もっとよく調べてくるんだった。ここはけっこう北部にあるんじゃないか、どうでもいいことはいつも頭にしっかりと書きとめられていた。

2010-03-27 18:30:26


のんの

あのあと、僕たちは結局サマリエラに来た。事情を話したレミさんもいっしょだ。
 といっても、まだ町の本体には入っていない。まだ入り口にいるのである。北部ってレミさんから聞いたから、慣れないセーターを着てるって訳だ。気温を聞かなかった自分に呆れ、逆に寒くなってくる。

2010-03-27 18:34:09


のんの

マリィさんは車の中で、半そでのTシャツの袖を、ぐいぐい引っ張っていた。
特に意味は無かったのかあったのか、
僕の袖も伸ばしてくる。焼け死にそうなほど暑いって言うのに、何してるんだろう・・・と僕は思った。
 すると、レミさんの運転するレイトンカーが、音を立てていきなり止まった。
あまりに急だったので、僕は前にあったレミさんの座席に頭をぶつけてしまった。
「ああ、ルーク大丈夫かい!?」
マリィさんが声をかけてくれる。
先生とレミさんも振り向き、心配をしてくれた。だが、本当にびっくりしたから、
レミさんにちょっと文句を言った。

2010-03-27 19:30:21


のんの

「危ないなあ! 気をつけてください!!」
レミさんは白い歯を見せてニカっと笑い、
「ごめんごめん、ちょっと急いでたから」
それにしても、痛かったなあ。
なんで急に止まったんだろう。
すると先生が、
「ルーク、降りるよ。着替えるから、あそこの小屋に行くよ。
 それと・・・大丈夫かい?」
「はい! これくらいでへばるわけ無いじゃないですか!
 僕は先生の一番弟子ですよ!」

2010-03-27 19:35:33


のんの

「ずいぶんと頼もしいね」
マリィさんが綺麗な顔で微笑んだが、少しからかっているように聞こえた。
「当然ですよ!」
挑発に乗ってしまうのが子どもだなあ、と自分で思う。

2010-03-27 19:37:46


のんの~!!久しぶり!!来てみたよ♪すっごくうまいねぇ~38℃・・。うわっっ、あっつそっっ!!マリィさんに会ってみたいなぁ・・。かわいい系じゃなくて、きれい系だもんね!!

2010-03-29 18:53:53


のんの

おお! 月!! 久しぶりだね!
ごめんね、こんなヘボ小説・・・
月の方が100億倍うまいって!!
マリィさんの癖(袖をひっぱる)も、謎解きに関係あって・・・
おっと、ここまで!

マリィ「ここまで言っといて・・・全部種明かししたらぁ?」
のんの「ええぇえ!? まだ謎にも入ってないよ!?
    バカかぁ!!!」
マリィ(バカではないと思うけど・・・)←天然

2010-03-30 19:17:36


のんの

僕たちは車から降り、白い小屋に向かった。
 僕は先生に、当たり前の疑問を問いかけた。
「あの小屋で何するんですか?」
「着替えだよ。
 ルークはそのままでいいかな?」
先生がそういうと、マリィさんが
「ダメだね。洋服は持ってきてますよね」
半そでに着替えるのか・・・

2010-04-01 11:42:30


のんの

でも・・・まてよ? さっき先生は
「ルークはそのままでいいかな?」
といったんだ。
先生はいつもの服だし、僕も厚手。
僕だけ着替えるとすると、先生とレミさんは凄く暑いじゃないか!!
 僕のした変な顔にすぐ気づいたレミさんは、
「ちょっと待ってれば、すぐ分かるって」
と、ひそひそながらも聞こえるように僕にささやく。
 僕たち以外の人は見当たらないので、ひそひそと言ってきたのは、やっぱり軽い意地悪だろう。

2010-04-01 11:47:37


のんの

照りつける太陽の下、きらきらと光る(大げさなのかなあ・・・)小屋に、僕は足を踏み入れてみた。
 今気づいたんだけど、この建物は町本体と入り口の境目にあるらしく、車は通れないし、(山が囲んでいた)受付みたいなのをやらされる。
 大きい町だなあ、と雰囲気で感じた。
 規模でも面積でもなく、こう、価値というか態度というか・・・
 こんな凄い町がマリィさんの生まれ育った所なんて、やっぱりすごい。

2010-04-01 11:52:57


ムムム・・?小屋が入り口との境にあるなんて・・すっごくすごい町なんだね!!マリィさんすごいなぁ~

2010-04-02 10:45:33


のんの

僕はなんとなく思ったのだが、ここは暑い町じゃないと思う。なぜなら、ここに飾ってあった写真が雪国のものだったからだ。
 その場所がここだという確信を持ったのは、写真には白い小屋があり、柵がまわりにたっていたから。ここの反対側のことなのだ、という説明をするのは簡単だった。

2010-04-07 15:37:39


のんの

そこには窓が一つもなかったから、外は見えなかったけど。
 とはいえ、小屋の中は暑い。

2010-04-07 15:39:24


のんの

いつの間にか、その部屋には僕一人だけになっていた。先生たちを追いかけるために行き先を探すと、すぐに分かった。誰でもわかるけどね。
 一つしかない入り口に向かって、僕は走り出した。ドアを開け、長い通路を突っ走る。白い壁に、黒い床・・・ここはなんだか不思議な感じがする。走る音が通路にこだまする。
 もう一つのドアを開けると、今までの静けさとは違い、少しにぎやかだった。町に入る人ではなく、ほとんどの人が出るために受付をしている。

2010-04-07 15:51:59


のんの

ここは別れの町なんだ・・・そんな考えが頭を横切った。
 「あれ、ルーク、遅かったじゃないか!」
僕をはっとさせたのは、マリィさんの一言だった。
「すみません・・・綺麗な絵があったんでつい・・・」
僕が正直に白状すると、
「えぇ? 絵なんてあった?」
レミさんが変な声を上げる。
 先生はまだ受付中だった。
「私も見たかったなあ・・・いいなあ」
 と、レミさんは扉の方を見る。
「僕はずっとこの町で生活してたけど、そんな絵には気がつかなかったなあ」
 マリィさんにそう言われると、自分だけの景色みたいに思えて、優越感に浸ってしまう。

2010-04-07 15:58:22


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