レイトン教授シリーズの攻略
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アドネ
はじめまして、アドネという者です。
ロンドンライフにそれはもう物凄くハマってしまい、小説まで書くに至った、というわけです。や、どういうわけなんでしょうね(笑)自分でもよく分かりません。
簡潔に言うと、ロンドンライフの物語を小説にしちゃうんだぜ!という感じです。
基本はタイニーロンドンでの生活が中心になると思いますが、主人公が男女二人いるので恋愛も少し入ります。
日付ごとに書いていくので、短編集のようなものになると思います。
男主人公サイドの時は日付の横に○が,女主人公の時は日付の横に●を付けます。
……自分で分からなくなりそうな予感がします。
感想頂けたら号泣して喜びます。もちろん批評も大歓迎です。これからの作品に役立てますので、厳しい批評じゃんじゃんお願いします!
すんげーヘタクソな小説になるとは思いますが、読んでいただけると嬉しいです。天へ飛び立つ勢いで喜びます。
それではスタート!←
2009-12-27 22:14:58
アドネ
12月27日 ○
んーと、これはどういう状況なんだろう。
ヒノカちゃんを追いかけて着いたオールドハウス。その大家さんらしきお婆さん。僕とヒノカちゃんは大家さんの部屋で並んで正座している。
「ごめんねぇ、待たせちゃって。はい、淹れたての紅茶よ」
にこにこと笑みを浮かべながらお婆さんがテーブルに紅茶を置く。ありがとうございます、と小さくお礼を言って、早速淹れてもらったんだから、と早速紅茶を飲む。
「この匂い……カモミールティー、ですか?」
「あらぁ、よく分かったわねぇ」
これでも紅茶には詳しいのだ。どうせならクッキーか何かほしかったな、と思いながら、ちらりと隣を見ると、ヒノカちゃんは何かを考えるような眼差しで明後日の方向を見ていた。声をかけようとした時、お婆さんに遮られた。
「それじゃ、本題に入りましょうか」
お婆さん(リーサさんというらしい)は、「ライフ」と「リッチ」のことを教えてくれた。あとで市役所までお金を両替しなければいけないらしい。ちぇっ、めんどくせー。
そして、いよいよ住居の話になった。
「それでね、申し訳ないんだけど……」
「何ですか?」
「何だよ」
「その、空き部屋が最初はちゃんと二部屋あったんだけど、今すぐに入居したいとおっしゃる方が来て……」
「で?」
「それでね、二人で一部屋に住んでもらおうと思うの」
沈黙。
そりゃそうだろう、皆黙るだろう、とか他人事のように考えてる自分がいる。いや、だって、ほら、僕らって仮にも(もうちょっとで)大学生って年でしょ?その、ほら、……うん。
先に口を開いたのはヒノカちゃんだった。
「ざけんじゃねーぞこのやろう!こいつと私が同じ部屋ぁ?脳味噌沸いてんじゃねーのか!」
「落ち着いてヒノカちゃん」
そう言って肩を叩くと「るせえ!」と振り払われた。……悲しいなぁ。
リーサさんは本当に申し訳なさそうに何度も頭を下げている。
さて……どうなることやら。
2009-12-28 19:48:31
遜
ヒノカちゃん落ち着いて~!!
「るせえ!」って・・・悲し!(私もたまに言うけど)
続きがんばって!
2009-12-28 20:25:53
アドネ
遜さん
ヒノカって一昔前のヤンキーみたいだよね←
ヒノカは男に対しての理想が高いのです。
よってミトシは相手にされてないのです!←
応援ありがとうございます。これからも頑張ります!
2009-12-28 21:07:54
lemon
私ならミトシと同居してもいい……って駄目か、年齢差結構あるし。
ヒノカ怖い……私の友達にもそういう子います。
2009-12-28 22:47:20
dragon
ヒノカ恐ろしい…
本当にこのあとどうなるんだ…
2009-12-28 23:07:52
アドネ
lemonさん
ミトシと同居ですか。
……本当に同居していんんですか?ファイナルアンサー?←「全世界の女の子は僕の恋人☆」
とか笑顔で言うやつなのでやめといた方がいいですよ☆
ヒノカはクラスメイトがモデルです。
怒りっぽくて単純なのって書きやすいですね←
2009-12-28 23:29:52
アドネ
dragonさん
ヒノカ怖いでしょうか。それは私にとっては褒め言葉なのだ!←
さてはて、二人は同居することになっちゃうんでしょうか!
どうする!どうなる!
2009-12-28 23:36:07
dragon
早く更新されないかなぁ…
今ある小説の中ではこれが一番更新が楽しみです[a:0343]
2009-12-29 12:56:20
アドネ
dragonさん
はわわわわっ!
更新が楽しみだなんて!嬉しすぎて涙が……
こんな小説の更新が楽しみだなんて……ありがとうございます。
俄然やる気が出てきたので更新頑張ります!
2009-12-29 14:18:15
アドネ
12月27日 ●
これは多分、悪い夢だと思うんだ。
一緒に住めとかいう馬鹿げた提案をされて、とりあえず荷物だけでも置いたらどうかと部屋に通された。ミトシとかいう奴は、さっきまであんなにベタベタしてきたくせに、今は鼻歌なんか歌いながらノートに何事か書いている。ペンキで塗ったのであろう、少しはがれてきている白い壁に、無地の白いカーペット。木製のゴミ箱。家具は一つも無し。殺風景を絵に描いたような何もない部屋だった。かろうじて小さな台所と風呂場、洗面所、トイレはあったが、生活に必要なベッドやらタンスすら無いとはこれいかに。……いやいや、落ち着け自分。家具なんて少し頑張ってお金(リッチだっけ)を稼げば買えるではないか。少しの間我慢すればいいだけなのだ。それよりも何よりも今一番重要で由々しき問題なのは……
「……で、お前はいつまでここにいるつもりなんだ」
「ん?」
私の声に振り向いたミトシは、大層不思議そうに聞いてきた。
「え、いつまでって、僕たち一緒に住むんでしょ?」
「…………」
ああ駄目だ堪忍袋の尾が切れる音がする。
「はぁぁ!? 何当然のように一緒に住むとか言ってんじゃこの腐れチャラ男が!」
「ちょ……胃が、胃の中の物がシャッフルされるからやめて」
肩をひっつかんで揺さぶると、このアホは口元に手を当てて吐きそうだの何だのとほざきやがった。ムカつく。すげームカつく。
「言っとくけどここに住むのは私だかんな」
「えー、僕の住む場所無くなっちゃうじゃん」
……無言で拳を振り上げると、「ちょ、早まらないでよ」とか言い出した。
「てゆーかさ、自己紹介、しようよ。とりあえずさ。僕はミトシ・フレデリカ。よろしくね」
こんな奴によろしくしてやる必要はないので、よろしくとは言わない。ただ、名前くらい教えてあげてもいいんじゃない?と良心の欠片が囁いているので、まぁ……名前くらいなら……
「……ヒノカ・セスリタ」
「ヒノカちゃん、ね」
「……馴れ馴れしいっ!」
再び拳を振りかぶると、慌ててミトシは口を開いた。
「まあまあ、落ち着いてよ。とりあえずさ、市役所行かない? 住民登録と、お金の両替と、あと住居登録も」
「……待て。住居登録はまだだぞ」
「えー、いいじゃん同居ってことで」
「ざけんじゃねぇっ!」
「ちょ、ストップ!」
……やっぱり同居なんて無理だ。
2009-12-29 14:49:36
アドネ
12月27日 ○
「ねー、そんなに怒らないでよヒノカちゃん」
黙って靴を履いているヒノカちゃん。自己紹介して、市役所で住民登録とお金の両替をすることには同意してくれたけど、どうも住居登録はまだ駄目らしい。僕もあれから考えたんだけど、別にいいと思うんだよなー。漫画みたいなシチュエーションで面白いし、別に僕は変なこととかする気ないし。……多分だけど。
とりあえず今は市役所に行ってなんやかんやの細かいことをしなきゃいけないので、会話することは後回しにして、靴を履く。顔を上げて、市役所に一緒に行くことには(渋々ながらも)了承してくれたヒノカちゃんに、思ったことを一言。
「それにしてもさー」
「……何だよ」
「ヒノカちゃんて、綺麗だよね」
沈黙。
あれ、僕何かおかしいこと言ったっけ。だって本当のことだし。すこしつり目な澄んだチョコレート色の瞳に、長い睫。つややかな赤い髪に白い肌に、全体的に神がかってるって言っていいんじゃないかってぐらいのスタイル。ちょっと陳腐な表現盛りだくさんだけど、これ、率直な感想ね。
「……ヒノカちゃん?」
僕の一言のあと、うつむいてしまったヒノカちゃんの顔を覗き込もうとする。と、鋭いアッパーが僕の顎に向かってとんできた。
「っ……あーぶないじゃないヒノカちゃん」
あーびっくりしたー。ヒノカちゃんもしかして喧嘩とか強いのかな。僕はよけれたけど、そこらへんの不良なら楽にノックダウンできるんじゃないかな。
「っざけんな……」
「え?」
「ざけんなって言ってんだよこの変態腐れチャラ男がー!」
顔をあげたヒノカちゃんはかなり真っ赤になってた。あ、照れてたんだ。なーんだ、びっくりした。
「やっぱてめーなんかと同居とか無理! 断固拒否!」
そう言うやいなや、古びた木製の扉を乱暴に開いて、ヒノカちゃんは走り去ってしまった。
「……からかいがいがありそうだなぁ」
そう言って僕は、ヒノカちゃんのあとを追って歩き出した。
オールドハウスのすぐ北、レンガ作りで抹茶色の屋根の建物が、この街の市役所――「パブリックローズ」だった。ペンキ塗りたてのようにつやつやと赤く輝くポストに、小さな子供が背伸びしてハガキを投函している。不動産情報などを掲載しているらしい掲示板の前で、若いカップルが何事か相談している。何だか平和な街だなぁ、と思っていると、ぐい、と腕を引っ張られた。
「おい、早く行くぞ」
ヒノカちゃんが、まだ少し赤い顔のままそう言った。なんだかんだで気遣ってくれてるのが何だか嬉しくなって笑顔で返事したら、へらへらすんなってぶん殴られそうになったけどね。
少し重い扉を押すと、扉についていたベルが涼やかな音をたてる。中に入ると、たくさんの話し声が一気に耳に入ってきた。たくさんの人が受付カウンターで係員の人と相談している。
「えっと……どうすればいいんだ?」
窓口はどこも人で埋まっている。空いている窓口を探すヒノカちゃんに、無言で椅子を示す。空くまで待ってる方が僕はいいと思うけど。ヒノカちゃんは少し不満そうだったけど、おとなしく椅子に座った。面白そうな雑誌も置いてないし、おとなしく待っていようかな、と考えていると、ふいに横から声をかけられた。
「おい、お前たち、新しくここの住人になるのか?」
声のしたほうを向くと、なんというかこう、卵みたいな体系のおじさんが僕たちの方を見ていた。
「はい、新しく住むことになった者です」
隣に座っていたヒノカちゃんは返答する気がなさそうなので、僕が代表して返事をする。
「そうか。ここでの生活は大変なこともあるが、頑張れよ。俺はウッズ。よろしくな」
「はぁ……僕はミトシ・フレデリカですよろしくお願いします」
よく分からないけど、一応自己紹介。ヒノカちゃんにも挨拶をするようにと肩を叩くと、不承不承といった感じでヒノカちゃんも口を開いた。
「ヒノカ・セスリタだ。……よろしく」
僕たちが自己紹介をすると、ウッズと名乗ったおじさんは満足そうにうなずいて、言った。
「ヒノカにミトシ、だな。そうそう、お前たちにいいことを教えてやろう」
「何ですか?」
「新聞は毎朝必ず読めよ。新聞にはお前たちの生活に役立つことがたくさん書いてある」
新聞、ねぇ。四コマ漫画くらいなら読むけど、政治の記事とかは読まないなぁ。ビル・ホークが首相になった時もテレビで会見の様子とか見たし。
「とにかく、新聞は読めよ。絶対にな」
これ、貴重なことを教えてもらってありがとうございますって言うべきなんだろうか。僕がお礼を言おうとしたら、ぐい、と強く腕が引っ張られた。
「おい、窓口がひとつあいたぞ」
ヒノカちゃんが指差した先の窓口には、黒ぶちの眼鏡をかけて、栗色の髪を七三わけにした男が立っていた。
……僕は綺麗なおねーさんがいる窓口がよかったなぁ。
2009-12-29 16:28:29
dragon
おぉ… やっぱ面白いですね~
続きが楽しみだなぁ
2009-12-29 16:57:47
遜
今思ったんだけどヒノカの言う通りミトシってちょっと変た)@3@)ブぇっ
すいません。ミトシはとってもカッコイイ男性で)@3@)←ヒノカから
続き楽しみにしてま~す!
2009-12-29 17:56:05
アドネ
dragonさん
面白いでしょうか?ありがとうございます♪
何だかミトシ視点だと書きづらいです;
更新頑張ります!
2009-12-29 19:23:56
アドネ
遜さん
ミトシをかっこいいって言ったのはあなたがはじめてですよ遜さん。
だってほらミトシって変た……おや窓の外に青い髪の人が。
更新頑張ります!
2009-12-29 19:32:49
アドネ
12月27日 ●
「すいません、ちょっといいですか」
やっとこさ空いた窓口に、チャラ男が近寄る。ミトシではない。チャラ男でいいんだこんなやつ。さっきはいきなり綺麗だとか言ってくるし、ほんとになんなんだふざけんな。先ほどの怒りがまた湧き上がってきて、思わず地団太を踏みそうなくらい苛ついていると、ふいに声をかけられた。
「ヒノカちゃん?」
どうやら私がイライラしている間に、チャラ男がお金の両替と住民登録までこぎつけたらしい。……交渉は得意みてーだな。
「……それでは、住居登録の話に移らせていただきます」
係員の男が、くいと眼鏡を押し上げた。
「えっと、ロドニーさん」
「何でしょう」
何でチャラ男が係員の名前知ってんだ、と思ったがよく見ると係員の胸元に「ロドニー」と書いてあるバッジが付けられていた。
「住居登録のことなんですけど……」
「おまっ、まだ決めねぇっつったろ!」
慌てて抗議すると、「市役所では静かにすることをオススメします」と言われた。何だこいつ。ムカつく。
「住居は、オールドハウスで登録してください。あ、こっちの子も同じで」
「ちょっ」
「かしこまりました。少しお待ちになることをオススメします。…………登録が終わりました。用が無くなったのなら帰ることをオススメします」
「ありがとうございましたー」
チャラ男はひらひらと手を振って、私を引っ張って外へ出た。
「……おい、お前」
「なーにー?」
「っざけてんじゃねぇ!何勝手に同居決めとんじゃボケぇ!」
「えーいいじゃん別に。少なくとも僕は困らないよ」
何をほざいているんだこいつは。勝手に同居とか決めやがって本気で、本気と書いてマジと読む勢いでムカつく!
「私は困るんだよ馬鹿野郎!ふざけてんじゃ」
思わず言葉が止まった。今、何が、起きた?
額に柔らかいものがあたる感触。目線の上にチャラ男の顔。チャラ男が離れて、ふふっ、と出会った時のように笑った。
「勝手に決めちゃったお詫び。……どーしたのヒノカちゃん」
唇がよかった?とか聞いてくるチャラ男。
どーしよう。私、今、何された?
……とりあえず今の思考回路がスパークした頭では、制裁を加えることに決定の判を押すことくらいしか出来そうにない。
2009-12-29 20:04:43
遜
や、それって本気(マジ)変た....おや?カーテンをめくると身長178㎝程度の人が。
わ~ヒノカ暴走しそう(怖)
この後ヒノカがどんな反応を示すのか、とっても楽しみです!
続き頑張ってください!
2009-12-29 20:20:22
アドネ
遜さん
遜さん逃げて。超逃げて。カーテン閉めたら超逃げて。
さぁ、ヒノカは乱闘騒ぎを起こすでしょうか、それともミトシに惚れたりするんでしょうか!
次回を待て!←
2009-12-29 20:32:59
アリーナ
次回を待ちます!
あっ
はじめまして、アリーナです。いつも楽しく読ませていただいております。タメ&呼び捨てOKです。私はくせなので…
とにかく、よろしくおねがいいたします。
2009-12-29 20:35:45
遜
次回を待ちます!逃げながら!
2009-12-29 20:44:31
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