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アロマの小さな旅

みかん

小説第5弾です!!
ゆっぴー様リクエストの悪魔の箱・アロマ目線です。
途中でアロマはさらわれてしまうので、そこで終わると思います。
(ドン・ポール目線では書かないつもりです。文才が無い為…)
つまり、ものっすごい短編になります!!

それでもいいという優しいお方は、駄文ですがお付き合いお願いします。

2009-12-12 20:35:33


riddle

みかんは文章力あるよ!物凄く!!だからこそ私は切なくなったんだよ☆アロマの感情が伝わってきたから[d:0198]
だから、自信持ってね♪
応援してます☆

2010-03-09 16:01:11


みかん

わわわ!こんなに多くのコメントを私なんかが頂いて良いのですか!?(汗)
皆さん本当にありがとうございます☆

town
いつも来てくれて有難うね♪
そう言ってもらえると嬉しい!これからも頑張るねっ!

茜星さん
はじめまして、みかんです。
こんな駄文小説に来ていただき、ありがとうございます♪

アロマの気持ちが分かる…ですと!?
めちゃくちゃ嬉しいです☆
凄くなんてないですよ!この掲示板には私より遥かに上手な方達がたくさんいらっしゃるのですから!

私は、むしろ長文のコメントの方が嬉しいですよ♪
お気になさらないでください。
有難うございました!

riddle
私は背景描写とかが物凄い少ないよ(汗)
その点、riddleは人物の心境も背景描写もバランス良く書いてあるから尊敬しちゃうよっ♪

riddleがそう言ってくれるから私は自信がもてるんだよ☆
応援ありがとう!

2010-03-09 16:37:55


みかん

私の顔にようやく笑顔が戻ったのを見て、先生もルークもにっこり笑う。
2人には余計な心配かけちゃったなぁ……
私は苦笑した。

「そういえば先生。ここってどんな町なんですか?さっきの車内アナウンス、聞き逃しちゃって……」

私が問うと、先生は列車を降り始めながら答える。

「この町の名前はドロップストーン。とても緑が豊かで空気も良いところだと、以前本で読んだ記憶があるんだ。
ほら、2人とも見てごらん。屋台が出ているだろう?
きっと今日は何かの催し物があるのではないかな。」

そっか……言われてみれば。私は気付かなかったなぁ。これじゃ、先生の助手第2号として失格ね。

ルークは手帳を取り出し、何かをメモし始めた。風景のスケッチかしら?と思って見てみたら…………

「これは…なぁに、ルーク。『棒付きキャンディ』に『ボール型チョコレート』……
お菓子ばかりじゃない!まったく、食いしん坊なんだから……」

「見、見ないで下さいよアロマさん!こ、これは、現在地の目印はどのような物かをメモしてたんですからっ!迷子になったら嫌だから…」

それにしても、建物とかを目印にすればいいのに。
…と心の中で呟いたのは内緒にしておいて列車を降りようとすると、先生が手を貸してくれた。
一瞬躊躇して手を引っ込めかけたけど、ゆっくりと先生の手に私の手を重ねる。

私だって、先生の中で大切な人になりたいから――

地面に足をつけると、先生はこう言った。

「じゃあ折角だから、少し町を歩いてみる事にしようか。
ルークのお菓子は後にお預けだね。」

それを聞いたルークは顔を真っ赤にして軽くこっちを睨んできた。
私は笑って、2人より一足先に走り出した――――

2010-03-09 16:58:20


town

ルーク....
(自分も似たようなこと考えているが...)

2010-03-10 14:25:53


みかん

town
コメ返し遅くなっちゃってごめんね(汗)
この辺は本当に適当に書いちゃってるかも……(表現が悪い!)
ルークって本当に食い意地がはってるよね(笑)
先生も扱いが大変そうっ…(笑)

今から出来たら更新したいな……

2010-03-14 21:27:12


みかん

「あぁ、楽しかった! 品評会って初めて見たけど、こんなに面白いものだったのね!」

「本当ですよ! まさかオスターさんのモモが優勝するなんて思いもしませんでした。」

「ガマックさんのマックスも良かったが、オスターさんとモモは深い信頼関係で結ばれていたからね。」

この町に来るのは初めてのはずなんだけど、なんだかとても懐かしい。
こんな広々としたところにいると、安心できる……
もっと色々、ここを探索してみたいわ!

「……あら?」

先生とルークが居ないけど。
ひょっとして2人して迷子になっちゃったのかしら?

…いやいや、冷静に考えなさい私。
この状況からみて、私がはぐれたとしか思えない……

やだ。どうしよう!
さっきまで明るく楽しかった町が、今はとても怖く見えるよ。
先生に「勝手な行動はとらない事」って言われてたのに~っ!!

その時。

誰かに後ろから口を塞がれた。
意識が遠のいて、私は地面にくずおれる――――

「クククっ……待っておれよ、レイトン!」

2010-03-14 21:47:46


town

! ポール登場?!

2010-03-14 23:16:22


茜星

ポール…。

2010-03-15 07:48:57


みかん

town
そう!ポールだよ♪
でもこれから先は出てきません←え

茜星さん
ポールです(笑)
でもやはりこれから先は出てきません←

2010-03-16 19:40:32


Louis

お久しぶりですvv

ポールが出てきた!?と思いきや先からは出てこないのですか…。(なんか残念…。)
みかんの小説はやはり面白いね!応援してるよ(*^^)v

頑張ってください。待ってますww

2010-03-16 19:54:13


みかん

ここから現在にいきなり飛びます。


それで、気が付いたら干し草の上で眠ってた…んだよね。

私、薬を嗅がされちゃったのかなぁ…………
最悪だ。先生にもルークにも、きっと呆れられたよね。

勝手に迷子になったうえにこの結果?もう嫌。なんで私、こんなに役立たずで足手まといなの?

瞳にうっすらと涙が浮かぶ。
情けなすぎる。もう、こんな私嫌いだ。

その時、目の前に先生の手が差し出された。

「さぁ行こう、アロマ。…すまないね、来るのが遅くなってしまって……」

思わずはっとして言い返す私。

「そ、そんな事ありません!悪いのは全部わた……」

「違いますっ、ドン・ポールですよ!」

いきなり話に割り込んできたうえに、頬を膨らませて怒ってるルークがいた。
それがなんだか可笑しくて、思わず笑っちゃったわ。

…不思議だな。さっきまでの暗い気持ちなんて何処かに逃げちゃったみたい。

そう思いながら、先生の手をとって立ち上がる――――

…ううん、立ち上がろうとした。でも、出来なかった。

出来事がいきなり頭の中でフラッシュバックを始めたのだ。

な…なにこれ!?嫌だ、気持ち悪い……
――っ誰か!誰か助けてっ……っ!

映写機のように1コマ1コマが鮮やかに脳裏に蘇る。
列車から降りる瞬間、この時も先生に手を貸してもらったシーン。
初めて来た駅で何も分からず戸惑った事。

ラインフォード家の庭で、儚げに微笑む人――――


頬を伝う暖かいもの。

「お…かあ……さ――――」

体に走る衝撃。
何で2人とも、そんなに慌てた顔をしてるの?

…あ、そっか。

私、また倒れたのかな?

2010-03-16 20:03:06


みかん

わ!すれちがっちゃったかな?
Louisさん
お久しぶりですー。
ポール……好きですか?(笑)まぁなんだかんだ言いつつ嫌いでは無いですけど(汗)
機会があれば出してみようかな…ポール。
来て下さってありがとうございました♪

2010-03-16 20:05:33


みかん

……あれ?なんだろう。

何もない真っ白な部屋。どうしてこんなところにいるんだっけ?

でも、ここにいるとココロが落ち着く。
なのに…なのに、ここから出たいよ。逃げ出したい。
ここは、私には合わないよ……!

その時、感じ取れた誰かの声。
良く知っていて、とても懐かしくて……

あそこへ行かなきゃ。
あの暖かいところへ――
私の「本当の」居場所へ、早くっ――――!


その時、ふと目が覚めた。
ここは…ホテルかな?
向こうでは先生とルークが何やら話しこんでいる。
なんだか聞き耳をたてたくなって、タヌキ寝入りの体制に入った。

「アロマさん、大丈夫でしょうか… なんで急に倒れちゃったんでしょう?」

「ひょっとしたら、私達の衣服にフォルセンスの鉱物臭気がまとわりついているのかもしれない。それで彼女は幻覚を見てしまった… あくまで仮説だけどね。」

「そう、ですか……」

「どうしたんだい、ルーク?」

「さっきアロマさん、『お母さん』って言ってましたよね。きっとマリアさんの事ですよ……
僕達、アロマさんの心の傷を広げてしまったんでしょうか?そのせいでこんな事になったとしたら……」

「――――誰も、大切な誰かの代わりにはなれないし、大切な誰かを忘れる事など出来ないんだよ。
ルーク、君だって分かっているだろう?
私も…私にとって、あの人を忘れた日なんて無いのだから。」


そうか……

2人も悩んで、考えて、苦しんで、傷ついて、
それでも生きてるんだ。

決して選択を投げ出したりしないんだ。

それが、生きる為に1番大切な事だから。



目を開けたら、いつもの明るい私でいよう。

限りある時間を、楽しむ為に。


皆にとって、『大切な私』でいられるように――――

2010-03-16 21:56:31


みかん

はい!
「アロマの小さな旅」完☆結☆です!!
更新が遅い私を見守ってくれた皆様、本当にありがとうございました!
感謝感謝です♪

次回は、初の試みとなるオリジナル小説を書こうと思っています。
どうか次出会った時も、こんな私を暖かい目で見守って下さるとありがたいです☆
                 2010.3.16 みかん

2010-03-16 22:00:20


riddle

完結おめでとう[d:0150]
悪魔の箱事件で、外への一歩を踏み出して…凄い成長したんだね!もう最後の所とか感動だよ!私もアロマや先生やルークに何だか色々と学ばされてしまいました。
みかん、改めて完結おめでとう!!凄い素敵な小説でした。
そして次回はオリジナルなんだね!楽しみにしてます[d:0146]またお邪魔しても大丈夫かな?最後に、次回も頑張ってね!応援してます☆長文失礼しました[d:0163]

2010-03-17 00:00:19


茜星

完結おめでとうございます!
おもしろかったです(^_^)v
アロマに感情移入してしまいました…。
次回のオリジナルも楽しみにしてます♪

2010-03-17 05:58:21


town

楽しかったです! 
アロマ目線すごくよかったよ!

2010-03-17 09:38:33


みかん

riddle
1番に来てくれてありがとう!
か、感動だなんて……
学ばされただなんて……(汗)
素敵だなんて……!(感涙)
どれも私にはもったいない言葉だよーっ(汗)

次回作……今からスレッド作ろっかな←

茜星さん
祝って下さりありがとうございます♪
感情移入!?ホントですか!?
あぁ~この小説書いてて良かった~(大げさ?)

次回作頑張りますね!

town
お祝いの言葉ありがとう♪
アロマ目線は2回目だから、ちょっとは慣れてたのかな←

2010-03-17 19:45:08


Louis

完結おめでとうございます!!
感動だったなぁ~ 泣)
アロマ目線での小説は大変だったの思います。なのに着々と進んでいき、完結にまで。すごかったです!(^^)!

つぎのオリジナル小説、絶対見に行きます!頑張って下さい(*^_^*)

2010-03-17 20:12:12


みかん

Louisさん
お祝いありがとうございます♪
感動だなんて……ホントに嬉しいです!
確かに少し難しかったのですが、書けば書くほど、なんか楽しくなってきて……
完結に至れたのは、皆様の応援があったからこそです!
有難うございました!!

2010-03-19 21:28:57


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