レイトン教授攻略

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アロマと翼をもった少女の探し物

μmax

イギリス・ロンドン。グレッセンヘラーカレッジへ向かっていたアロマは行く途中に不思議な光景を見た。
アロマ「あら?どうしたのかしら?あの子」
それは白いワンピースを着た少女が廃屋の前に佇み、寂しげにある一点を見つめていた。やがて、その少女の目から一筋の涙がこぼれた。
アロマはその少女が気になって近づき声をかけてみた。
アロマ「あの~・・・・」
少女「!!」
少女は話しかけられたアロマに驚いた。
アロマ「泣いてたようだけど。どうしたの?」
少女「この家に私の宝物があるの・・・」
それを聞いたアロマは
アロマ「私で良かったら、探してあげるよ」
アロマと少女は少女の探し物を探すことにした。


廃屋一階・居間のような場所

アロマ「ところでまだ名前言ってなかったわね。私はアロマ。あなたの名前はなんていうの?」
アロマは探しながら自分の名前を言った後、少女に名前を聞いた。
アイリシア「・・・アイリシア。アイリシア・グリーン」
アイリシアも探しながら答えた。
アロマ「アイリシアさんね。ところで探し物だけど、この部屋にはこのおしゃれな模様のカギしか無いかも知れないね」
アロマはソファの横の引き出しの中に有った、持ち手に天使の羽根がついた鍵を見せた。それを見たアイリシアは何か思い出した。
アイリシア「もしかしたら、私の部屋にあるのかも・・・。そのカギ、私の部屋のどこかで使った覚えがある」
アロマ「じゃあ、その部屋に行ってみましょう」
二人はアイリシアの部屋に行くことにした。

廃屋二階・アイリシアの部屋

部屋に入った二人は辺りを探した。そして、ベッドの下に謎の箱を発見した。
アロマ「何かしら?この箱」
その箱はサッカーボール程の大きさで箱の正面に鍵穴がありそのカギ穴の上に天使の羽根の形をした模様があった。
アロマ「あれ?この天使の羽根の模様ってさっき私が手に入れたカギの持ち手に似ているわ。もしかしたら」
アロマはさっき手に入れたカギをカギ穴に入れ回してみた。
アロマ「あいたわ!」
しかし、蓋を開けてみたが更にロックがかかっており、12個の英語が描かれたキーがあった。
アロマ「どうやら、この暗号を解かなきゃだめな様ね」
アロマは適当に打ってみたが4つまでしか入力できなかった。
アロマ「だめだわ。ヒントなるようなものでも無いかしら」
と言って、アロマは箱を調べてみた。すると底面に何やら文字が書かれていた。
『箱の開け方は誰にでもあるもの。しかし、心の清らかな人は大きく神々しく、悪に染まったものは黒く禍々しいものになる』と書かれていた。
アイリシア「・・何の事?」
アイリシアには何のことか解らなかった。
アロマは「心の清らかな人は天使の様に大きく、心が悪に染まったものは黒く禍々しいもの・・・・う~ん」
アロマは考えてみた。そして、閃いた。
アロマ「もしかしたら」
アロマは英語パネルのWを最初に押し次にI、Nと押し最後にGと押した。するとカチと音がして蓋が開いた。
アイリシア「開いた!でも、なんでWINGなの?」
アロマは答えた。
アロマ「だって、大きく神々しくにって言ったら、天使のようにって事じゃないかしら?」
アイリシア「じゃあ、悪に染まったものは黒く禍々しいものになるって言うのは悪魔の事?」
アロマ「多分そうじゃないかしら?そして、その二つに共通するものと言ったら翼、wingになるからだわ。それより、箱の中身は何かしら」
アロマは箱の中に手を入れ、中身を取り出してみた。するとクマの縫いぐるみが出てきた。
アロマ「これは縫いぐるみ?」
その縫いぐるみを見たアイリシアは喜んだ。
アイリシア「あっ、テディ!」
アイリシアは思わず縫いぐるみを抱きしめた。
アイリシア「離れ離れになっていたけどようやく会えた。私の友達」
アイリシアからまんべんの笑みがこぼれた。

廃屋前

二人は廃屋の前に出てきた。
アイリシア「ありがとう、アロマさん。私とこのテディは9年前に離れ離れなっていて探しだしたかったけど、会えなったの」
アロマ「それはよかったですね」
アイリシア「じゃあ私行くね」
と言って、アイリシアは走り出した。
アロマは手を振って見送ったがそのアイリシアの背中に天使の羽根の様な物が生えた様に見えた。
アロマ「えっ!?アイリシアさん?」
アロマはその不思議な光景に目を奪われていた。
アロマ「・・・なんだったのかしら?あっ!レイトン先生の所に行かなくちゃ」
アロマは再びグレッセンヘラーカレッジへ向かった。


グレッセンヘラーカレッジ・レイトンの研究室

アロマは研究室のドアを叩いた。
レイトン「アロマかい?入っておいで」
アロマは研究室に入った。
レイトンは研究室のソファーに座り、紅茶を飲んでいた。
レイトン「今日は随分遅かったね」
アロマはソファーに座り答えた。
アロマ「はい、来る途中に女の子と一緒に探し物をしていました」
レイトン「それは大変だっただろう。紅茶を入れてあげるよ」
レイトンはティーカップを取りに行くため席を離れた。
その時テレビの臨時ニュースが入り内容を見たアロマは驚いた。
その内容はこうだった。

『9年間意識不明だった、故グリーン公爵の娘アイリシア・グリーンさん目を覚ます』
アロマはそのニュースに目が釘付けになった。
キャスター「9年前、グリーン公爵の娘、アイリシアさんは交通事故に遭い、意識不明だったが午後4時頃息を吹き返したとのことです」
レイトン「ほう、それはすごいな。アロマ、紅茶入れたよ。・・・どうしたんだい?アロマ?」
アロマは一緒に探し物をしていたのがアイリシア・グリーンだった事、廃屋の事等をすべてレイトンに話した。
レイトン「・・・なるほど、確かにグリーン公爵の娘のアイリシアさんは家族で旅行中に事故に遭い、その時の事故で両親を亡くしてしまい、アイリシアさんはその後意識が無い状態だった」
アロマ「でも、私があの廃屋の前で立っていた女の子は私と同じ背でしたよ。そんな事ってありえるのでしょうか?」
レイトンは答えた。
レイトン「それはわからない。ただ、肉体と魂が分かれて、この世に残ってしまった事は確かなことだ」
それを聞いていたアロマはレイトンに質問をした。
アロマ「・・あのレイトン先生」
レイトン「なんだい?」
アロマ「アイリシアさんに会える事は出来ないでしょうか?」
レイトン「しかし、例えアロマに会ったとしても彼女はアロマの事を覚えていないのかもしれない。それでもいいと言うのなら」
アロマ「会えると言うのなら構いません」
レイトン「わかった。但しこの騒動が落ち着いたら、彼女のいる病院に行ってみようか?」
アロマ「はい!」
アロマとレイトンはこの騒動がおさまったら彼女の病院に行くことにしてみた。しかし、アイリシアはアロマの事を覚えていないかもしれない。がアロマには解っていた。二人で探した、あの時間はとても楽しかったから。





後書き
皆様はじめましてμmax(みゅーまっくす)と言います。今回初めて投稿させていただきます。評価お願いします。

2009-12-09 12:30:11


ああぁぁあ!!上手すぎます!
はっ、申し送れました遜と言います!よろしくお願いします!
続きものすごく楽しみです!
タメ・呼び捨てOKですか?

2009-12-09 16:03:43


マユ

は~じ~め~~まぁし~て~~♪♪♪
マユです!いや~、…………うまいですね。分かりやすいし[s:0086]

2009-12-09 17:14:04


μmax

遜さんコメントありがとうございます。

タメ・呼び捨てはOKです。
なお続きの制作は未定です。


マユさんコメントありがとうございます。

私μmax初のレイトン作品いかがだったでしょうか?
なお、次回作はまだ未定ですので宜しくお願いします。

2009-12-09 23:38:05


μmax

今更ですが簡単な設定を

ストーリーは最後の時間旅行の後の話です。よってルークは出てきません。

人物設定

アイリシア・グリーン
廃墟の前で泣いていた少女。なにかを探し物探しているようだが。

2009-12-31 01:04:57


ウィザー

はじめまして。いやはや・・・・・・お上手ですね! 作家を目指している方かと思っちゃいましたよ!! 区切りが上手だから、続きが気になってしかたありません。

2009-12-31 17:07:47


瑠依☆彡

こんにちわ~(^_-)-☆瑠依です!!
とぉーってもお上手ですね(/@3@!/)
ルークが出てこないんですか…。
残念です(>_<;)

2010-01-01 12:05:54


ノマネコ

す、すごいです!神技ですぅ~!

2010-01-09 15:42:59


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