レイトン教授シリーズの攻略
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彩光
これは僕と先生の出会いの物語から数ヶ月後のお話です
この不思議なお話が起こるきっかけになった原因はほんの些細なものでした
このお話は、僕達が先生の休暇でローザさんからとある温泉街への旅行券を渡されることから始まったのです
前書き↓
皆さん、初めまして。
今度から新しく小説を書いていこうと思う彩光と申します。
皆さんの素晴らしい小説に比べると霞んでしまうような出来の作品かと思いますが、楽しくやっていきたいと思いますので宜しくお願いします!
この物語は時系列では魔神の笛の数ヶ月後になります。
レイトン達は休暇に温泉旅行を楽しもうと、最近有名になっている火山の麓の新興都市、ラムダノクスへ向かいます。
しかしその街にはある重大な秘密がありました。
この物語はレイトン達が温泉街でわいわい楽しみながら、街に隠された秘密を解き明かしていく物語です。
…まあ、シリアスものではないですね。
忙しくてなかなか更新できない時もあるかとは思いますが、皆さんの小説を読みながら皆さんの技巧を知って頑張ろうと思いますので宜しくお願いしますね。
あと、感想を頂けたらとても嬉しいです!
2009-12-06 16:57:50
riddle
ナゾ4さっぱりです[d:0252]
初め、今日5回で次の日+1で6回、またその次の日は7回……と数えたら答えが26に。1時間に1回起きても足りないという結果に[d:0199]
でも、毎日5回以上起きるわけではないんですよね?lemonの言うように0回とか1回の日も……!?
さっぱりわかりません[d:0162]頭の中が混乱してきました[d:0154]
彩光さんの小説読みやすくてとても面白いです[d:0150]お忙しいようですが、更新頑張ってください[d:0230]
2009-12-08 23:47:02
遜
16回?でしょうか?
あ~、でも私の考えなんぞが当たるはずがないので
無視しちゃってください!
タメ・呼び捨てOKですか?私は好きなだけしてください(^^♪)
2009-12-09 16:08:44
彩光
時間の都合で今すぐは書けませんが、皆さんがナゾ04に挑戦して下さったので第4章を今日この後か近いうちに書きたいと思います。
皆さん、ありがとうございました!
ナゾ04解答
分からない
レイトンさんが話すことには、ルグシェ火山の周りには地震がいっぱい起きているらしいわ。
今日は1日に5回地震が起こったらしいけど、1日に地震が5回起こるごとに次の日に起こる地震の数が1回増えるんだって。
それじゃあ今から10日後の日の次の日は何回地震が起こるのかな?
トニー、ちょっと数えてみて?
というのがユラの問題文だったね。
ここには1日に5回地震が起こると次の日に起こる地震が1回増えるとあるけれど、肝心の次の日に起こる地震の回数は触れられていない。
3回起こるのか4回起こるのか・・・と全く分からないのだ。
分かることは明日の地震回数は最初の日の5回の影響で1回以上になること。
10日後なんて不定回数は予想できるわけがないので答えは「分からない」。
明確な数字を書いた者は不正解となる。
10日後の日の次の日といういかにもな言い回しの前から大きな罠が仕掛けられていたんだ。
ユラはトニーに無理難題を押し付けていたんだね。
「ひどいや姉ちゃん・・・」
「ふふっ、ごめんねトニー」
トニーもナゾを解いた後に疲れたわけだ・・・。
因みに地学上の確率的には1日に地震が5回起こった日の次の日に2桁に近い相当の地震回数が起こることはまずない。
レイトン教授の言葉はそういう意味だったのだ。
lemonさん大正解!
これはみんな引っかかるかなぁ~?と思っていたので完璧にやられました。
流石です!
2009-12-09 22:26:16
彩光
>lemonさん
解答して下さってありがとうございます!
いやぁ鋭いですね~!
見事に解明されてしまいました・・・。
これからのナゾにも挑戦して頂けると嬉しいです!
本当にありがとうございました!
>riddleさん
ナゾ挑戦ありがとうございます!
いやぁ、惜しかったですね~。
普通に5回+・・・と考えていくと26回になるんですが、意地悪な罠があったのです。
あと、私の小説の感想を書いて下さってありがとうございます!
物凄く励みになります!
近々時間を作ってriddleさんの小説も読み通そうと思います!
>遜さん
タメ&呼び捨てでいいですよ~!
ナゾの方、挑戦して下さってありがとうございます!
答えは惜しくも不正解でしたが、次も是非チャレンジしてみて下さいね~!
2009-12-09 22:37:10
キョウ
な…何をっしゃっておりますッ!
上手いだなんて、私には勿体ないお言葉に御座います。いつの間にあんな駄作を……。もうお見せするのすら恥ずかしい!!
見やすくもありませんよ。他の方に鑑定していただきましたが、やはり読みにくかったらしく…。描写が出たらめで、一人称やら三認証がごちゃごちゃww
駄作以外の何物でもない!
おまけに頭も良いのですね! 憧れちゃいます♪すみません、無能で……。勉強になりました^^
こんな馬鹿と親しくして下さるなら、どなたでも構いません! 宜しくお願いします♪
2009-12-10 20:37:42
彩光
<キョウさん
そこまで自虐的にならなくても・・・。
もっと自信を持ってください♪
キョウさんのほうが私の何倍も上手いと思いますよ!
頭も全然良くないですし・・・。
簡単なナゾで引っかかりますから・・・。
兎に角、宜しくお願いします!
2009-12-11 01:52:33
彩光
<riddleさん
ここで誤解を招きそうな発言をしていたので訂正です!
近々時間を作ってもう一度読み通そうと思います!の間違いでした!
あれだけ長編ともなると1回で状況把握ができないものですから・・・。
すいませんでした!
2009-12-11 01:56:45
彩光
第4章 ブレイク・タイム
日本で言う午後七時頃・・・
レイトンさんが運転する車はロンドンを出発し、ひたすら南下し続けた。
暗闇の中、走行する車のライトの光だけが眩しく星のように輝いている。
運転しているレイトンさん以外の皆は、心地よい車体の揺れに眠ってしまっている。
だけど俺だけはまったく眠くなかったんだ。
姉ちゃんに一度起こされてから妙に目が冴えちゃって・・・。
「レイトンさん、今、どのあたりを運転しているの?」
レミさんもルークも姉ちゃんもすやすやと眠っている。
場の静寂に退屈になった俺は訊いてみた。
「おっ、前方にトンネルのようなものが見えてきたね。」
「あっ、本当だ!」
「あれはユーロトンネルといって、島国であるイギリスとフランスという国を結ぶ海底トンネルなんだ。」
レイトンさんの言うとおり、トンネルに差し掛かると車体は前方に傾いた。
「ここを抜ければフランスだ。ラムダノクスはフランス南東部の山岳地帯にある。」
「じゃあもうちょっとなのかい?」
距離感が分かりにくかった俺はもうすぐ着くのかどうかだけ訊いてみた。
「いいや、あと3時間はかかるね。」
「げえっ、3時間!?」
思わず開いた口を閉じずに、俺も無理矢理にでも寝ようかなと思った。
一人で黙々と車を走らせることになるレイトンさんには悪いけど。
「だけどトンネルを抜けたらすぐ側のレストランで一服しよう。まだ夕食も食べていないはずだしね。」
そういえば空腹感がすると思っていたらミスとハレリを出てからまだ何も食べていなかった。
こういうものは意識すると余計に感じるもので、
「あっ、腹減ってきたなぁ・・・。」
「だろう?さあ、もうすぐ一回停まるから、みんなを起こそうか。」
少し後ろを振り向いてレイトンさんが俺に合図をする。
俺はそれに従ってルーク、姉ちゃんを小突いて起こした。
助手席のレミさんだけは先生が起こした。
「う~ん、先生・・・?着いたんですか・・・?」
寝惚け眼のルークがレイトンさんに訊いた。
「まだまだだよ。だけど夕食の時間だよ。」
「夕食をとれる場所があるような集落がユーロトンネルを抜けた先にあるんですか?」
起こされた後に全く眠そうな気配を感じさせないレミさんが言った。
どうやらユーロトンネルのことは知っていたらしい。
「レミ、海峡を挟んだ集落はできやすいものだよ。昔はここを船で渡っていたからね。天候が悪かったり海が荒れていたりしたときは旅人は立ち往生してしまうんだ。その為に集落が出来上がりやすいのさ。渡津集落のようなものだよ。」
「成る程、根拠はあるんですね!」
レイトンさんの解説にレミさんも納得したようだ。
「おっと、そろそろトンネルを抜ける頃かな。」
外が暗いので光は差し込んできてはいないが、トンネルを抜けて外に出るということが見て取れる。
そしてレイトンさんの言うとおり、トンネルを抜けて左側にホテルとレストランが混在していた。
駐車場に車を停めて車から降りる俺達。
いかにも洋風の容貌のそのレストランにレイトンさんを先頭に入っていった。
「いらっしゃいませ。」
店に入ると早速店員の挨拶が耳に飛び込んでくる。
「すぐ側の席が空いているね。そこに座ろうか。」
私は6人掛けテーブルを見つけ、そこに皆を案内した。
余った一人分のスペースにはちょっとした荷物を置いておく。
「ご注文は?」
ウェイターがメニューを手渡して質問してきた。
すでにフランスに入ったからか、メニューの大半がフランス料理だった。
「私はこのアンチョビ定食を頼もうかな。」
近海、北海のアンチョビを使用した定食の写真に惹かれたのだ。
「僕はシーフードパスタがいいです!」
「じゃあ俺はルークと同じやつでいいや。」
「教授、私はローストビーフ定食でお願いします。」
「私はレイトンさんのものと同じものにしようかな。」
各々がメニューを手にとってオーダーを済ませると、ウェイターは注文を厨房へ伝えるために戻っていった。
改めて店内を見渡すと、大きな窓があり、こぎれいな店だった。
「どうやらこの店はガストロノミーのようだね。」
「ガストロノミーって何ですか、先生?」
「普通フランス料理は礼儀作法に厳しく、一定の順番で食べなければいけなくて、時には食べるものの種類によって部屋を変えるほどなんだよ。だけど、大衆的な雰囲気で料理をオーダーできる店があってそれをガストロノミー形式の店というんだ。」
一大学の教授として、各国を回るときの礼儀作法は英国紳士として知っておかないといけない。
そんなことをルークたちに話していると、ウェイターが料理を持ってきた。
流れるように優雅な所作で料理を皆の前に置くと、ウェイターは一つ質問をしてきた。
「お客様、これからどちらへ行かれるので?」
「ラムダノクスの方へ。」
「ラムダノクス・・・ですか。気をつけてくださいよ。あそこは今奇妙な噂で持ちきりですからね。」
私だけでなく、場にいる全員がこのウェイターの奇妙な噂というワードに反応した。
「奇妙な噂?」
とすかさずレミが聞き返す。
「そうですね・・・、このナゾが解けましたらもう少し詳しくお話しましょう。」
ナゾ05 奇妙なオーダー 45ピカラット
あるお客様がこの店でデザートとしてある3文字の果物を注文しました。
その果物は「もにのちみみ」とも「77200」とも言われる果物だったのです。
さて、その3文字の果物とはいったいなんでしょうか?
ナゾ解明後第5章へ続く・・・
後書き
今回はあまり物語は進みませんでしたが、次回から少しずつ物語が動いていくつもりです。
次章はやはりナゾ05の解答者が出ましたら執筆します。
是非挑戦してみてくださいね~!
それでは次章も宜しくお願いします!
2009-12-11 03:17:42
lemon
こんにちは~♪ ユーロトンネルってやはり長いのでしょうか???レイトンカーでとおってみたいです。
ナゾ005、答えはみかんですか?
「もにのちみみ」はパソコンのキーボードでかな入力だとみかんになるし、77200は……みかをになってしまいます。
でも、多分みかんだと……。
前回のナゾはびっくりしました[s:0363] これからも頑張って下さい[s:0325]
2009-12-11 15:38:14
キョウ
彩光 様
すみません…。どうも悲観的になってしまうんですよね……;
ありがとうございます。励みになります^^
いえいえ、そんな…決して上手くありません♪ですが頭はいいじゃないですか☆
2009-12-11 22:13:43
彩光
<lemonさん
ぎゃああ・・・!
772000だった・・・!
はい、lemonさんの仰るとおり、答えはみかんです。
まさか問題を間違えてしまうとは・・・。
次からより気をつけていきます。
いつも感想ありがとうございます!
ちなみに実際にはユーロトンネルは簡単には通れないですし、フランス南東部へも3時間ではたどり着けません。
ですがそれだと本当に物語が進まないので(笑)
タイニーロンドンみたいに少し世界の規模を小さくしていると考えていただければ幸いです。
<キョウさん
キョウさんはノベルサイトで修練を積んだようで、私なんかが敵う筈がありませんよ!
その努力、凄いです!
私は本当に頭は良くないです。
先ほどもナゾの出題自体をミスりましたし・・・。
2009-12-12 07:00:58
彩光
ナゾ05解答
解答はlemonさんのコメントにある通り、「みかん」です。
解く方法もlemonさんの方法です。
今回はこちらが出題にミスがありました・・・。
深くお詫び申し上げ、再発防止に努めたいと思います(汗)
2009-12-12 07:04:44
にし
彩光さん、はじめまして!
にしという者です。
彩光さんは文才で、とても尊敬してしまいます!
コメントはなかなかできませんが、いつも楽しんで読まさせていただいてますので更新頑張って下さい!!
では、失礼しました~☆
2009-12-12 18:50:43
キョウ
いえいえ、私なんてまだまだ未熟ですよw
修行と言えるものもやってないし……・w・
彩光様の方が凄いっス!!
ナゾが出来るだけでも凄いじゃないですか!!!
2009-12-12 19:13:55
riddle
長すぎですよね…私の小説[d:0199]。1度目を通して頂けただけでも嬉しいです[d:0207]
でも、私の小説などただ長いだけの駄目小説ですから、そのまま放置してくれて大丈夫ですよ[d:0198]
小説の続き楽しみにしてます[d:0230][d:0230]
2009-12-12 20:49:11
彩光
昨日の14時から16時までTBSテレビ放送でやっていた、レイトン教授の特番を見ていたら映画がますます見たくなりました。
その特番前半のナゾトキタワーでここのナゾ05とほぼ同じ問題が出てきた(笑)
危うくネタが一つ消えるところでした。
以前、この小説にシリアスはないと言いましたが、もしかしたらあるかも・・・
私の場合、原稿用紙とかは一切使わずに脳内の大きな物語の骨組みをもとにして、各回の内容とナゾは執筆時に考えて決めているようなものなので予定は本当に未定で、ころころ方針が変わります。
今週は古典単語、英語単語、受験国語、数学B単元とテストが4日もある(汗)
更新が滞るかもしれませんがご了承下さい・・・。
<にしさん
こちらこそ初めまして~!
いやいや、文才などないですよ。
しょっちゅう「は」や「が」などの接続語を間違えたり・・・
応援ありがとうございます!
あとでにしさんの小説も拝見させて頂きますね~!
<キョウさん
いやいやキョウさんの方が・・・と言っていると無限ループしそうですねwww
お互い力を出して頑張りましょう!
ナゾは毎回即興で思いついたものです。
本家様のナゾと被ることがあるかもしれません・・・。(流石に本家様のすべてのナゾを覚えていないので・・・)
<riddleさん
いえいえ、いつも楽しませて頂いております!
これからも更新がされたら毎回読みに行きますよ~。
私の小説は物語が動くのが結構遅いので途中で飽きてしまうかもしれませんが宜しくお願いします!
2009-12-13 01:51:27
彩光
第5章 蘇る鮮やかな記憶
「さすがです、あなた方のその知恵があればラムダノクスで事件に巻き込まれても大丈夫そうですね。」
ウェイターの出したナゾを解いた私達は、食事をしながらラムダノクスの奇妙な噂を聞くこととなった。
「ラムダノクスでは今、街中で突然爆発事故が起こるようになってしまったのです。」
「爆発事故…?」
最初の情報からいきなり物騒な言葉が飛び出てきた。
しかし教授は動揺せずに静かに尋ね返している。
ただ子供たちの表情は微妙に強張ったように見えた。
「爆発事故だって、姉ちゃん・・・。」
「しっ、今は静かに聞いていましょ。」
「そうです。何の前触れも無しに、いきなり爆発が起こるのです。時には死傷者も出しますし、それによって火事も起こるそうですよ。」
ウェイターは淡々と喋り続けながら、私達が食べ終えたあるいは飲み終えたものの食器を片付けにかかっている。
「先生、なんだかラムダノクスでも大きな謎があるみたいですね。」
教授の弟子になったルーク君は、大人の助手顔負けの真剣な表情になっている。
そういえば、頭脳明晰なルーク君を始め大人びていて落ち着いた雰囲気のユラさん、ミストハレリで迫真の老人の演技を披露したトニー君とその辺の子供たちよりも頼りになる子供達が集まっているわ・・・。
この面々なら、ラムダノクスでのハプニングも何とか切り抜けられるかなぁと思った。
「ああ、ルーク。どうやらそのようだね。」
軽く頷く教授。
「噂ではラムダノクスの街がある地方にはこんな古くからの言い伝えがあるのです。」
紅の山、彼の地が再び氷に覆われんとする時
太古より山に眠りし、火を司りし神聖なる龍、「サラマンダー」
永き眠りより再び目覚め、彼の地を赤き光で照らし
青き脅威より守護するであろう
ウェイターはいっぱしの語り部の様に、自身が聞いたという伝説を厳かに言い放った。
「教授、サラマンダーなんてそんなおとぎ話に出てくるような生き物がいるんでしょうか?」
あまりに現代離れした内容に、私は教授に不信感溢れる顔で尋ねる。
「レミ、これと似たような話、どこかで聞いたことがなかったかい?」
紅茶を飲むのを一旦止め、教授がゆったりとした様子で聞き返す。
「似たような話・・・?」
「ふふ、もう少しウェイターさんの話に耳を傾ければ分かるさ。話を続けていただけますか?」
教授は私に一言発し、ウェイターに話を再開するように促す。
「爆発事故はルグシェ火山で紅炎の輝石という珍しい鉱物を採掘し始めた時から始まり、ラムダノクスに住む街の人たちは聖なる山であるルグシェで採掘なんて行うから、サラマンダーがお怒りになって爆発事故を街に起こしていると言って怯えているのです。私が知っていることはこれで全てです。」
「伝説、採掘、街中のどこかで突然の事故・・・」
シーフードパスタを夢中で食べているトニーの隣でユラが突如呟き始めた。
「それって私達の街で起きた魔神騒ぎ・・・。」
「その通り。今ウェイターさんが話してくれた事を総合すると、ラムダノクスの事件がミストハレリで起きた事件に酷似していると思わないかい?」
教授の言葉にルーク君、トニー君も成程という表情を浮かべた。
「ラグーシが存在していたことを考えると、サラマンダーの存在もあながち嘘とは言えませんね・・・。」
とルーク君。
「ああ、伝説の内容も魔神が敵国の兵士からその地を守ったというミストハレリの伝説に対し、ラムダノクス、いや、正確にはラムダノクスの街がある地方の伝説は再び氷・・・即ち氷河期の再到来からその地の凍結を守るというものと、主旨が似ている。」
「案外またジェイクスみたいなやつが裏で手を引いていたりしてな!」
トニー君が苦い記憶を思い出したのか嫌な顔をしながら言った。
「その可能性も無くはない・・・。しかしナゾというものは同じような問題だとかかって解きにかかると痛い目を見ることがある。もし私達がラムダノクスのナゾと直面することになったら慎重に対処しないといけないね。」
教授がそう言ったところで一度店内は沈黙に包まれ、すぐに私達は喋り出して会話と食事に専念した。
皆で笑顔で談笑しながら過ごす幸せな時間。
教授達と会話しながら、私はこの時間がラムダノクスに着いてからも続くことを願っていた・・・。
数十分後、私達は食事を終え満足し、代金を清算して店から出ようとした。
が、その時ユラが店内入り口付近に置いてあった花瓶の後ろに、一枚のカードのようなものを見つけ、手に取った。
「見て下さいレイトンさん、隠されたナゾですよ。」
ナゾ06 誰に占ってもらう? 75ピカラット
ある人が、解決が非常に難しい問題に直面した。
その問題の解決法はAとBの二つある。
その人は困り果て、占い師を適当に5人集めてその問題をAとBのどちらの解決法で解決すればよいかを占ってもらうことにした。
占いにかかる料金と占いの的中率を総合すると、①~⑤の占い師のうちどの占い師に占ってもらうのが一番よいだろうか?
理由も書いて答えてほしい。
①5千円要求されるが、常に90%の確率で占いが的中する。
②1500円が必要で、常に5割の確率で占いが的中する。
③400円しかかからないが、常に占いの的中率は5%に満たない。
④3000円払う必要があるが、日によっては3割5分、日によっては8割5分9厘の確率で占いが的中する。
⑤初めは1000円で3割5分の的中率だが、追加で料金を1000円支払うごとに直前の的中率よりも1割~2割の間でランダムに的中率が増加する。
ナゾ解明後↓
「もっとナゾが解きたいね。」
教授は今のナゾに満足したらしく笑みを浮かべ、私達は店を出たのだった。
第6章へ続く・・・
後書き
今回のナゾは隠されたナゾを演出したいという理由だけで考えました(笑)
隠されたナゾということで、本家同様少し難度を高めにして作ってみました。
ただ、75ピカラットは私主観なので、人によってはそれよりも大幅に簡単に答えられるかもしれません。
次章はナゾ06の解答者が出ましたら書きたいと思います。
今回は結構自信作ですよ~。
それでは次章も宜しくお願いしますね!
2009-12-13 03:40:21
彩光
今見返したら、いつの間にか他の作者方へのアンカーの向きが逆だった(笑)
次から気をつけます。
物語の内容の追記ですが、レイトン教授はミストハレリの魔神騒動と今回の騒動が似ていると言いましたが、最終的には事件の全貌は全く違うものになります。
どう違うのかは…今後をお待ち下さいね。
以下ナゾ06のヒントというか補足です。
10割=100%
10分=1割
10厘=1分 です。
分からない方がいらっしゃるかもしれませんので・・・。
これが問題に直接関わっているかどうかは分かりませんが。
2009-12-13 21:39:17
lemon
ナゾ、分からない……私なら、1500円払って5割の確率で当たる2の人を選びますね。
なんか、これがそのままゲームになっちゃいそうで凄いです[s:0363]
2009-12-13 22:45:45
riddle
こんばんは。
ナゾの答えは…③番かなと思いました。理由は2つあります。まず金額は400円と1番安いという事。そして、的中率が5%未満ならば…占い結果と逆の事をすれば的中率は95%以上になるという事です。他の占い師に占ってもらうより安く高確率な結果を得られるのではないでしょうか?(違うかも[d:0163])
長文失礼しました[d:0199]
更新待ってます[d:0230]
テストの方、頑張って下さいね[d:0146]
2009-12-13 22:49:23
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