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ルーク少年と記憶の感情

凛茄

初めまして。凛茄(リンカ)と申します。
レイトン教授小説掲示板には、前々から皆さんの小説を影から応援してました。

このたび小説を書きたいと思い、連載します。
下手かもしれませんが、よろしくお願い申し上げます。


さて、今回の【記憶の感情】ですが……。
はっきりいって題名は適当ですね。
【記憶】と【感情】がテーマになっております。

うまくいくかは存じませんが、どうか、見守ってください……。

よろしくお願いします。

2009-09-18 16:53:30


凛茄

lemonさん
コメント。ありがとうございます。
自分でもまだどうなるかは存じておりません。
物語が緊急で変わる可能性も……(エッ)

とりあえず見守って置いてください。

2009-09-18 17:03:57


凛茄

【序章】


街を歩く……。
どこの街かは聞かないでほしい。
どこかなのか、僕が教えてほしいほどだ。

僕の名前は何……僕は誰なの……。
何がなんだか分からない……。
僕とすれ違う人々。一人一人が分からない。

皆何をそんなに集中して打ってるの……。
皆何をそんなに急いでいるの……。
皆はどこに行くの……。

ねぇ。教えてよ……。
――何もかも教えてよ……。

僕の中に生き残っている言葉。
それは【感情】という言葉……。
何があったのかは知らない。
何がおきているのかも分からない。

でも――僕の中に【感情】という一言が残っているのだ。
最近覚えて言葉なのか……それとも……。

悩んでいる間に頭がおかしくなりそうだった。
僕は路地に入り込み、人ごみを避けた。


 「――僕は……誰……なんだよ……」



★(別の人です)


騒がしい連中が館内に忍び寄ってやがる……。
でも――【あの方】の言うとおりならば……私はどうなってもいい。

彼が……彼が助かるのなら――。
私は何もかもを捨てる。
たとえ、命だとしても、大切な【記憶】だとしても、渡してしまうだろう。

ここが戦場となる時間は正午……。
私は腰につけているナイフを確認して、手にとった。


 「――今の私――どうなのかな? 全ての物を失ってもいいという私は……」


なんだか心がもやもやした。
この【感情】は何なのかは誰にも聞かない。


 「――もう。昔の私は捨てたのだ」


そして始まる。戦争という名の面白きゲームが……。
正午のベルが鳴り響くとき――……。


――――ゴーン……ゴーン――――


「!? 何者だ!?」

「――さようなら」


      グサッ――

 

  
     死刑を言い渡す……。

2009-09-18 17:16:29


凛茄

↑の序章はそれぞれのゲストキャラクターの序章です。

ついでにサスペンスコメディとなっています。
これからよろしくお願いします!

2009-09-18 17:17:29


めろん

頑張って。

2009-09-18 20:05:32


lemon

誰か殺されたよぉ……
最初に出て来た記憶喪失っぽい男の子? も気になります……続き、頑張って下さい。

2009-09-18 22:32:06


凛茄

めろんさん
はい。頑張ります。

lemonさん
設定的にはそうですね。初めの男の子は記憶喪失です。
う~ん……ここから先どうしようか(いきなり!?)

2009-09-18 22:57:24


凛茄

第1章  始まりは喪失

「おい! そっちを見張れ!」
「まだいるはずだ! 追え!」

館内は大騒ぎしていた。
面白いゲームの邪魔をしやがって……。
おかげで一番面白い部分を見逃した。

私は屋根の上へと登り、風景を眺めていた。

「――いい眺めだな~」
「……そんなこと言ってる場合なのか?」

不意に私の後ろに誰かが現れた。
でも誰かは分かっている。私のパートナーだ。

「――ねぇ。仕留めれなかったけど教えて。私の秘密……」
「ふん。次の奴がクリアしたらという上からのメッセージだよ」

私は軽く舌打ちをした。
警備員がいることは知っていたのに……警備員が気づくのが予想よりも遥かに早かった。

「次は誰を狙うの?」
「次は強敵らしいから……グループ性だよ」
「はぁ!? めんどくせぇ……」
「誰か知りたい?」
「知りたいに決まってるだろ!?」

屋根の上でケンカをしていたが、そんなに大声を出していなかったからバレずにはすんでいる。

「――次のターゲットは……」
「……分かった。まぁどこにいるか確かめてくるね」

次の標的を確認すると、私はそいつがどこによくいるのか確かめに行く事にした。


 「――アリア。頼んだわよ。どうしてもらしいから……さぁ。覚悟なさい……」


  
    【ルーク・トライトン】

2009-09-18 23:21:12


凛茄



「――うっ……」

僕は胸を強く掴んだ。
今さっきから妙に痛んでいるのだ。
同時に頭までもいたい……。

何かを思い出そうとするからかもしれない。
無理やり思い出したら駄目だ。
そんなこと分かってる……でも……。


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」





「――ふぅ。今日の授業も疲れた~!」

そういって、両手を上に上げているのは、この僕【ルーク・トライトン】現在13歳だ。

先生の助手もやっているけど、同時に学校の生徒でもあるんだ。

ただ頭が賢いとよく言われる。
先生と謎解きの旅をいっぱいしてきたから、それなりの脳にはなっているのだ。

計算とかはお得意様といってもいいだろう。

人ごみの中をスイスイっと抜けていき、先生のいる大学へと向かった。

「うわ……混みすぎだ……路地の近道でも通ろうかな?」

そういって、僕は大学の少し手前にある路地で曲がった。
――すると……。


 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


路地の奥から、見知らぬ男の子の悲鳴が聞えてきたのだ。
僕は何事かと思い、急いで路地の出口まで向かった。

2009-09-18 23:28:27


凛茄

登場人物忘れてた!(アホ)

登場人物

ルーク・トライトン
この物語の主人公ともいえる少年。
この少年の目線で小説を書きます。
謎解きが好きで、レイトン先生の助手でもある少年。

エルシャール・レイトン
ルークにとっての最高最強の先生。
考古学者でもありながら、大学で教授もやっている。
謎解きが得意(?)で、世界の謎を解くことが夢だという。

ジュリア・モースル
この物語のヒロインとまつわる少女。
自分のことは気にしないで、周りのことを気にするタイプ。
ガイルの幼馴染らしいが、その正体は…?

ガイル
記憶喪失している少年。
自分の感情を分からず、よく暴走をしてしまうこともある。
ジュリアと何か関係があったらしいが……?

アリア
ジュリアとまったく同じ顔をしている少女。
ジュリアとは双子という関係らしいが、アリアはジュリアを認めていないらしい。
ガイルの記憶を戻してあげようと、ある組織へと入隊する。


まだまだ増えます!

2009-09-19 08:34:17


凛茄

出口の光に見えてきて、僕は急いで駆けて行った。
ここらへんで今さっきの声がしたのだ。

   ガタンッ

「うわっ!?」

何かに引っ掛かり、僕は前へと倒れこんだ。
顔を強く打ち、鼻の部分を押さえながら振り返った。
そこには、誰かが倒れている光景があった。

「君? こんな場所で寝ると風引くよ?」
「…………」
「ねぇ。聞いてる?」

何度声をかけても返事が返ってくるような空気ではなかった。
僕は何かおかしいと思い、脈をはかった。
動いているのは動いている。けど……。

「脈が弱い……!? 先生の所に運ばなきゃ!」

幸い、同じぐらいの人だったから、担いで先生の所へと運んだ。
あまり息もしていない。これは急がないとまずいと思いながらも、重たいからそんなにスピードはでなかった。

2009-09-19 08:40:33


riddle

はじめまして[d:0146]riddleといいます。
私の小説のタイトルにも『記憶』が入ってますよ(笑)。

小説凄い面白いです。謎だらけですね…一体何が起きているんでしょうか?
ルークも危ない?みたいだし…。
そしてルーク急ぐんだ!

続きが気になります[d:0158]
頑張って下さい[d:0150]
長文失礼しました。

2009-09-19 11:14:19


凛茄

riddleさん
えっ!?記憶の部分かぶっちゃいましたか!?ごめんなさい!知らず知らず……。
面白いといってもらえるとやる気がでます(笑)
また来てください~★


今日から連休ですね。
この連休の間に新潟行ってるのでこれからダッシュでいっぱい更新します!
多くの人に読んでもらえば幸せだな……。
では更新祭り開始~!

2009-09-19 12:24:48


凛茄

「――ルーク? どうしたんだい?」

路地を抜けてすぐ、右に振り返ると買い物から帰った後の先生と出会った。
先生は車に乗っていて、僕のいる方向の窓を少し開けていた。
これはいいタイミングで出会ったと思った。

「先生! この人……脈が弱いんです!」
「え? それは大変だ! 急いで……」

先生は車の扉を開けて、僕を乗せてくれた。
脈が少しずつ小さくなっていく。
額からは汗が流れ落ちていた。
僕はポケットに入っていたハンカチで汗を拭きながら大学へと向かった。

2009-09-19 12:28:06


のんの

はじめまして!
のんのです!
へえ…記憶喪失かあ…
ガイルはかわいい感じのイメージです。タイプですはい。
 私の小説にもどうぞいらしてくださーい!!

2009-09-19 19:41:59


lemon

いいですね、新潟……私はまだ潟という漢字が書けなくて。
脈が弱い……? 死にかけてるということでしょうか?

更新頑張って下さい[s:0317]

2009-09-19 19:56:28


凜茄

どうも[s:0325]

現在新潟にいるため携帯から投稿します[s:0352]

コメ返しは普段使っているパソコンから返します。

携帯からは小説の投稿のみ行ないます。

ご了承ください。
では続きをお楽しみに[s:0325][s:0325]

2009-09-21 08:29:25


凜茄

大学につくと、先生は扉を開けて少年を持った。

「医務室に連れて行くから、先に戻っておいてくれ!」

先生の言葉にただただ頷く事しかできなかった。
このままだと、この子が死んでしまうかもしれない。
そんな緊迫な状況だったのだ。

廊下は走ったら駄目だけど……。
今日は仕方ないと思いながら部屋へと向かった。

2009-09-21 16:21:57


lily

はじめまして!lilyといいます♪
すごく上手いですね!!いいなぁ…(独り言)

どうなるんでしょう?ドキドキです!
頑張ってください☆

2009-09-21 17:28:52


lemon

私なんて、緊急事態じゃなくても学校走ってます。これが意外とばれないんです、先生に♪
男の子、なんで記憶喪失なんだろう?頑張って下さい☆

2009-09-21 17:38:43


凜茄

頭の中で考えていた。

(確かにアロマさんがいたな……)
こういう緊急事態の際、応急処置の後の軽い手当てはアロマさんの方が慣れていると思った。

先生の部屋を見つけて、扉を開ける
「ア……アロマさん! 緊急事……」
言いかけたが、少し周りの様子をみた。

物音ひとつなく、妙に静かだなと思った。

他の場所を探してもアロマさんの姿はなかった。

ひとつため息をつきながら入口まで戻る。
すると、ポツンッと机の上に手紙が置いてあった。

『紅茶がきれていたので買ってきます』

こんな日に限ってと思いながら手紙を折ってポケットへと入れた。

すると…………。
ガチャン……。

「すいません……こちらに【エルシャール・レイトン】教授はいますか?」

扉の向こうには、若い感じの女性がいた。

先生になにか用なのかな?
とても慌ただしい子だった。
何か急ぎの用がありそうな感じだった。

2009-09-22 01:51:46


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