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レイトン教授と幻の王国

YK

改めて、四作目。三部作分全て詰め込みます。
(オノメシンは無しです…すいません)

「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…


その傍ら…」

幻の国、ウィダード王国と

謎の配達人…

「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」

悲劇の姫君。

「全て恨み呪ってやる…!」

過去と残された跡継ぎ…


滅んだ国、ウィダード王国の裏とは!?





お楽しみに……

2009-09-13 10:39:48


olive

やっちゃった〜〜!
では、気を取り直して、16。

2010-04-11 21:26:41


olive

17。

2010-04-11 21:31:37


olive

僕はその光景に震え上がった。

ザルシュ君はずたずたにやられ、武器の短剣はあの男の手。
ただただ僕は見続けるばかりで、時を待つのみなのか……?
しかし、そうではなかった。
途端にカルロさんがてくてくと進み出た。

「ああん?小僧、てめえもやられにきたか……?」
男は叫ぶが、カルロさんはいつもの淡々とした声で返した。
「あんたさん何様?
第一、餓鬼(がき)相手になにムキになってんのさ。阿呆らしい」
そしてカルロさんは、顔を真っ赤にした男を無視して続けた。
「あと、ザルシュ」

「お、おう」

「お前弱すぎ。進み出たなりに上手いと思ったよ、……期待させやがって。

………一先ず、こいつ片付けちまおう。どうせ餓鬼相手に必死こきやがる雑魚の分際なんだから、ね」
最後は小さく、優しく言い放った。


しかしカルロさんは男を向くと、素手で構えをとった!
「ナメやがって、この野郎〜〜!!」







「いくよ、ザルシュ」
「……イエス!」

2010-04-11 21:43:05


lemon

お? なんか久々に来て見たら……
かっこいい少年が出てるじゃないですかぁ[s:0309] ザルシュ君、私の好みですよ♪
そして、レイトンの事(違うかも)を「教授さん」と呼んでる……おぉ、仲間発見!
バトルシーンが絵……私は全然そういう才能ないので、尊敬します[s:0316]

2010-04-11 22:13:57


olive

lemon
久しぶり!!
そして、読んでくれて有難う!
案外ザルシュ君受けがいいんだよなあ、なんか。
やっぱりlemonもなんだ!
ザ「俺、これでも身嗜みには気をつけてるんだぜ?教授さんを模範として」
カ「12とは思えないずぼらさと腹黒さを兼ね備えた、少年らしからぬ発言だよ。
もう少し、年相応の発言をしていただきたい」
ザ「佇まい坊々、言葉めんどい」
ようするに、さりげなく身嗜みのアピールをしてるが実質的にずぼら、さりげなく教授さんとよぶから、なんかウザい…てわけですよ[s:0319]
……失礼しました。

2010-04-11 23:51:45


town

久しぶり~!
カルロさん....
バトルシーン格好いいね!

2010-04-12 17:26:22


にし

すごいっ!
そのままムービーにしたい!!

アンネさんを描いてきちゃいました^^;

2010-04-12 22:44:25


riddle

戦闘シーンを絵とか凄い!!
そして発想も[d:0207]

ザルシュ君いいですよ!!
あと最後の絵に思わず吹きました[d:0161]まさかの無表情…((笑
カルロさんも意外に凄い方ですよね…面白い☆
さて男の運命は!?続き楽しみにしてます♪更新頑張ってね[d:0150]

2010-04-12 23:03:16


olive

town
ひさしぶり!!
バトルシーンほめてくれて、有難う♪

にし
あ、あ、アンネすわ~~~~ん!!
にし有難う!!可愛いぞ、アンネ!!(殴
大切にします…♪

riddle
あいかわらずの無表情、カルロ。
冷め具合が異常です!!
続きをおたのしみに!

みなさん、バトルシーンを褒めてくださって、有難うございます!

おれいに…アンネすわん…(殴 を☆

2010-04-13 00:35:26


olive

小屋。
私は今、やばいみたい。
ナターシャさんは騒いでいるし、お腹のあたりに異常を感じる、
つまり、


もうすぐ生まれるの。
……カルロとの子供が。

でも、男とか女とか、そんなものを考えている余裕はわたしにはない…。
ただただ、まつだけなのかしら…?
と、その時。

だれかが慌ただしく入り込んできた。
「ざ、ザルシュを知らないか!!」

2010-04-13 00:52:10


olive

「ザルシュ?ああ、ザルシュなら未来から来た学者チームとどっかいったよ!」
「……有難う、ん?」
飛び込んできたのは男性だった。彼は私を見ると、察したのか「おめでとう」と言葉を漏らした。
「彼女は……?」
「破水したんだよ。…あ!それより、その学者チームの中に彼女の旦那がいるはずだよ!伝言して、呼び出しておくれ」
「しかし、ザルシュの場所も、旦那様の名前も……」
「ザルシュ君は………風俗街にい…ます…
……」
私は必死に声を出した。
「ふ、風俗街!」

「赤ん坊の父親は…カ…ル…」
「えっ、カルロ君があんたの旦那さんかい!?」
「まだ…、法的には…違うけ…ど……」

「では、私は風俗街へいく!えっと…」
「ア、アンネです………」
「アンネさん。旦那様はカルロさんですね、……では!」

その方は颯爽と小屋をでていった。
私の安心もつかの間、にわかにフラフラするような痛みに襲われた…。そして痛みにたえられず大声でわめき、叫んだ。

2010-04-13 22:42:44


olive

まとめます。

只今進行中
風俗街の裏ボス、セシルを探し出せ!


進行中の謎
・カルロの目的は、曾祖父探し、父親探し、もうひとつは何だ……?
・セシルの別名、「闇の殺人鬼」
・ミダル、ザルシュ、セシルの関係
・ウィダード王国一族の姫、シラーマの秘密
・アンネの秘密
・ガードン・エクスレラの陰謀
・ルークの幻覚?超能力?まぶたの裏の幻の秘密
(・ロッパ師匠)
・フォード家の秘密
・アイズィー


はい、進行中の謎多過ぎ〜〜(殴


てなわけで、つぎは

後に出る謎
・瞳の色制度
・ウィダード王国民はアジア系?
・シラーマは時がとまった姫
・夜の約束
・5年前の戦争
・ワイン事件
・昼と夜


………はい。こりゃ大変。
1スレだけでできるかな[s:0319]

2010-04-13 23:18:03


olive

私は激痛に耐えながら、ある事を思い出した……。
そう、私がカルロの正体を知った時。
私は真実を確かめる為、カルロがいつか住んでいたという、イタリアの屋敷に向かった。

酷(むご)かった。

酷い。

あれはなんなのか、私は直ぐには分からなかった。
全てを悟った時、カルロが何故あんなにガードンお父様を嫌っていたか、よく分かった。

屋敷には、無残にも、一つ、頭蓋骨が置かれていた。
矢が刺さり、穴がぽつぽつある。撃たれた跡だった。
しかも、横には剣が浅く刺さっていた…。



何もしらなかった。
ごめんなさい。

そう、言いたかった。
でも、言えなかった。
そのまま時は過ぎ、今に至る。
きっとカルロは、私を許しはしない。

でも……

この子は、大切にしたかった。
親の間でなにかあろうとも、生まれようとする子は殺せない。
カルロは、私が妊娠していた事を知らなかった。
きっとレイトン教授が、全て説明なさっているだろう…。

そして、カルロは
「くだらない」
と私を嘲笑う(あざわらう)のかもしれない……。

2010-04-14 17:34:22


olive

次から、またイラストです

2010-04-14 20:37:08


にし

すごいことになってきたね;

な、ナゾ多い!
レイトン先生! 頑張って全て解明してくださいね!!

oliveも更新頑張って^^

2010-04-14 23:06:38


olive

にし
凄いことになりました[s:0319]
しかも、全然謎解明してない…orz
なんとか、頑張ります!

にしも更新ガンバだよ[s:0316]

2010-04-17 11:55:14


olive

イラスト抜きで

カルロさんはザルシュ君に寄った。
「喧嘩うってんのか小僧!」
そんな事を叫び、荒れている男を無視して。
「ザルシュ」
「なんだ」
ザルシュ君が聞き返すと、カルロさんは声を低くして、囁くように話しかけた。

「君の腕はなかなかだな。概ね……ね」
「有難う、佇まい坊々」
「ただ」
「ただ、なんだ」
カルロさんの声は更に小さく、低くなる。
「正面はまずいぜ。君は腕はいいが、勢いで突っ走る。もう少し理性的になれよ。……しかも君のレベルじゃ正面は難しい」
「………じゃあ」
「おとりになる」
「坊々が!?」
「ああ」
カルロさんの声は、なにか自信に満ちていた。
「僕がおとりになる。君はあの餓鬼みたいな男を」
カルロさんは『餓鬼みたいな男』を特に大きく言い放った。
「………背中から切り付けろ」
「…短剣」
「途中で僕が取り返してやるよ」
「…佇まい坊々…お前…」
「なに」
「あ、いや…」
カルロさんは遠くにいる、片手に短剣、片手に剣をもつ男を見下すような目で睨んだ。

「いくよ」


「今度こそ、イエス! 」

2010-04-17 12:20:44


olive

「ふざけんなよ、俺をなめてんのか〜!」
男は叫ぶと、両手の剣をぶんぶん振りまくり、カルロさんに突進してきた。

「飛んで火に入る夏の虫…」

カルロさんがつぶやく。

「確かに23ですけどね、僕は。
でも…貴方みたいな馬鹿の分際に…小僧なんて」

カルロさんの目つきが変わる。
目は鋭くて、口角が「片側だけ」あがった。

「言われたかねえんだよ!」

そして、きつく言い放った。


僕には、背後に恐ろしい目のオーラが漂って見えた……。

2010-04-17 21:22:07


olive

1。

2010-04-18 21:35:11


olive

2。

2010-04-18 21:36:01


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