レイトン教授シリーズの攻略
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YK
改めて、四作目。三部作分全て詰め込みます。
(オノメシンは無しです…すいません)
「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…
「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。
「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…
滅んだ国、ウィダード王国の裏とは!?
お楽しみに……
2009-09-13 10:39:48
olive
「はい!変わってませんよ、キャラ設定!ニヤリ」
「く、黒い!なにか黒い!」
「黒い?ああ、僕の中のなにか、ね」
「なにか……?教えて下さいよっ」
「いまからだろ」
「……宣伝してますよこの人。てか作者も悪いですね…」
てなわけです。
やっぱりブレッドは怪しいですからね[s:0319]
2010-02-12 17:41:05
olive
と、その時。
「うわああああ!」
ミダル君が大声を挙げた。
「どうしたんだい、ミダル君」
ミダル君は血相を変えて、私に迫った。
「あの薬、空気より重いんですよね!」
「ああ」
「…空気にすぐなる液体なんですよね!………ふ、沸点が低いんですよね」
「…………ああ!」
彼はこう言いたかった。カルロは自分の父親、エルドマクの開発していた、あの薬、出来上がらなかったあの猛毒薬品を遂に完成させ、いま、ビンに入れて取り出していたのだ。そしてあのビンは圧力を調節していたのだ。そう、あの薬品は沸点が低い。あれをビンから取り出せば、圧力は変化する。
沸点の低いあの薬はすぐに気化し、なおかつ空気より重いため、底に沈む。
屋根の上に登れば、沈んだ薬品をすうことはない。下にいる市民が死ぬのだ。
カルロはそれを知っていたのだ!
「……に、逃げろ〜!」
あわてて高いところに避難する住民。
混乱しているところを、カルロはまるで征服者のような目で見ている。
薬品の入ったビンに手をかけかけていた。
しかし、カルロは一向に動かない。手も動かさない。
ただ、せせら笑っていた。
すると、ブラウン博士が避難しているところを逆流し、カルロのいるところに走っていった!
「ブラウンさん、危ない」
ヘッツィさんやマリンさんが馬鹿みたい、と呟いた。
が、ブラウンさんはただカルロに向かって行った。
「あんた、馬鹿じゃないのかい」
マリンさんが笑った。
ブラウンさんは立ち止まると、マリンさんに向いた。
「ああ、分かっている。
しかし、私にはそれをとめる責任がある。責任がね」
「あんたには資格も責任も糞もないわ」
「ある。
あれは、私の犯した罪によって起きた事。私のせいだ。…では」
「私の……せいだ…?」
ブラウンさんはまた走っていった。
2010-02-13 13:12:24
olive
そして。
ブラウンさんは屋根に飛び上がる(素晴らしい運動神経)と、ちかくにいたカルロさんに飛びついた。
「カルロ君、止まりなさい!」
「……?うわあっ!」
カルロにブラウンさんが飛びつくと、必死に抵抗するカルロを押さえ付けた。拳銃を頭に突き付けられながらも、カルロの手からビンを力ずくで奪う。そして、そのビンの栓を取った。
「あ!ブラウンさん!」
そのビンから紫の液体をドバっと出し、それを手でうけた。
「カルロ君。これは…紫の染料を溶かした水溶液だね?」
「なに?」
私は思わず耳を疑った。
「君の自作自演は飽きたよ。カルロ君。」
「な……」
「君の目的…本当の目的は、自分の父親、エルドマク・フォードを取り返す事だ。違うかい?」
「えーー、なんで!?エルドマクさんは死んだんじゃ…」
「生きていた」
私は言った。
「カルロ、君はそれをある日知ったんだ。12歳のあの時、目の前で撃たれ、倒れた、あの父親が生きていたとね。
きみはそれを知ってから、とにかく復讐の為に全てを捧げた」
私の推理に、ブラウンさんが続けた。
「カルロ君、君はね、そのあときっと、エルドマクさんがリーダーを勤めて、毒薬をつくりあげようとしたあのグループ、スネーク団の遺族を集めた。
なぜならカルロ君、君は、真実を告げられていたから」
「スネーク団は、ガードン・エクスレラという政治家が、後に起こるであろう戦にそなえて猛毒薬品を作らせるために、強制的につくりあげたグループだ。
しかし、自分が作らせていたにも関わらず、スネーク団が世に知れると、責任をリーダー、エルドマクに押し付けた。
『あの下劣な薬品をつくりあげようとしたのは、リーダー、エルドマクフォードだ!』とね」
「それをカルロ君、君はね、エルドマクさんの口から直接聞いていた。
その時、ブレッドライという偽名を、皮肉で君につけた。
『かつては私もパンの一部だった。しかし父さんはね、ある人の嘘でパンカスのように棄てられた。
私はパンカス、ははは、nobodyだよ、……いや、ブレッド・ライだ、ははははは……!
ははは……は…』
とね」
2010-02-13 13:48:38
olive
……ところで。
ガードンがゴードンっぽいです。
2010-02-13 23:53:57
olive
「なんでそんな事まで…家族しか分からないはずだ!」
「……カルロ君。君はこう考えた。
ボス自身が入り込むというその斬新なアイディア。わざとブレッドライという人物を謎めかせ、カルロフォードだ、とレイトン君にナゾトキさせる。ばれた時には薬の実験を王国でやると見せかけ、実はレイトン君をパニックに陥らせようとした。
君は、レイトン君に架空の人物、ブレッドライのナゾトキをさせることで、自分自身の目的を達成しようとした。
きっと、『あのアラン・ディミトリーの助手が王国で暴れている』とレイトン君が学会に報告するのを待っていたんだ」
「………つまり、レイトン先生の頭脳を逆手にとった計画だったんですか…」
「……ああ。
きっとレイトン君は実験されるというパニックと混乱の中、タイムマシーンで未来に戻り、いそいで学会に報告するだろうとね。
そうすれば、カルロフォードの正体がばれる。
レイトン君は君に操られて、エルドマクという父親が存在していると推理でわかっているから、それも報告するだろう。
ガードン・エクスレラは問題がおきる。
レイトン君のナゾトキは、意図的に仕掛けられたものだったんだ。
カルロが、ガードンの化けの皮をはがすためのね……」
私は肩を落とした。
「……ブラウン博士…私は…操られていたのか…」
「…………ああ。
つまり君は、意図的にナゾトキさせられ、意図的に学会に報告させられそうだった。そして意図的にエクスレラ氏の正体がばれる。カルロは自分自身を謎めかせ、レイトン君を自分に向けさせ、意図的に推理させた。そのようになっていた。
カルロ、君の演技力と頭脳を褒めようか」
「…………破られた…
ふふふ、ブラウン博士、……貴方は凄すぎる…」
「……違うよ、カルロ……」
「……………?」
「……マ………マイ……」
「…………?」
2010-02-14 13:21:11
olive
推理わけわかんね〜よ!のあなた。
こういう事です。
[s:0208]謎めいた人物、ブレッドライをつくりあげる。
[s:0209]レイトンが不思議がって推理する。てか、させてる。
[s:0210]カルロってばれる。その瞬間、王国で薬品実験するためにボス自身がもぐりこみました〜〜〜っていうように勘違いさせる。
[s:0211]レイトンが勘違いして、それを食い止める為に、タイムマシーンにのって未来に戻る。てか、そうさせてる。
[s:0212]レイトン学会に報告。カルロとエルドマクがが生きていた、政治家ガードンは悪だとわかる。
[s:0213]親父のエルドマクが解放される。
[s:0214]ガードンに復讐。
話のいろんなところで、匂わせてます。皆さん、わかりました?
2010-02-14 13:30:08
olive
「………もう、やめろ、カルロ…」
途端にブラウンさんがタメ口になる。
「…………いやです」
「…カルロ、そのような事をして、なんの為になる!復讐など無意味だ!やめるのだ!」
「……ブラウン博士。貴方に何が分かるのですかね…?
僕は父親を目の前で撃たれたんだ…!
スネーク団のみんなもそうだ
……僕の気持ちなんて…
僕はガードンとカレラに操られている!!あんな金の亡者に操られている僕も馬鹿だろうがね、あいつらに……僕は家族を奪われた!
……たしかに殺されたとおもっていた皆の父親、つまりは研究者は生きていた。
……でも〜〜〜っ!!」
カルロの言葉が目茶苦茶になった時、ブラウン博士は呟いた。
「……私のせいだ。私のせいだ……
私のせいで、カルロ、お前は………
本当にすまない…」
ブラウン博士の灰色の瞳が、カルロをみた。
カルロの灰色の瞳も、揺れていた。
「………カルロ…私の坊や…」
「…え?」
カルロがまさか、という顔をした。
「君にもっと早く会わなければならなかった…」
「…………!!!」
「My・Boy!!!!」
2010-02-14 14:19:45
olive
「……私は…私はブラウン・ウソパンなんて名前ではない!エルドマク・フォードだ、私はエルドマクだ!」
「…まさか、父さん…」
「君の計画を食い止める為に、私はレイトン君と手を結んだ。
君の過ちを食い止める為にね!」
「………父さんが?」
「……私達は、君の計画をある人物から知り、食い止めようとした。
…私はすぐに学会に報告する。
エルドマクさんとカルロの事。
ガードン・エクスレラ氏の悪事を食い止める為にね。
君の雇われ継母もね」
「……何?カレラが継母だと…?」
「……ああ。あの「MyBoy」で有名な歌手にして、君の母を名乗る人物……カレラ・フォードは偽物だ。
ガードンに人質にとられていた」
「………!」
「マリン。ヘッツィ。ロン、アイ。ゴートン。君達の父親、つまり元祖スネーク団の研究者達も、みな生きていたよ」
「まじかよ……!」
「……私達の負けね」
「…………」
カルロは涙を流していた。
しかし、この話はもっと泥沼だった。私はまだ、カルロの恐ろしい過去を知らなかったのだ。
「カルロ、学会に報告しよう」
「………はい」
私達はタイムマシーンに乗った。
2010-02-14 14:33:44
olive
†序盤終了†
まだ序盤かよ!ですね。まだ王国の調査してませんから。
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
†中盤†
フォード家の秘密
エクスレラの陰謀
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
カルロの家、フォード家の秘密!
スネーク団、元祖スネーク団の紋章は、あの家の紋章だった!
謎の妊婦さんの秘密。
エクスレラと継母カレラの陰謀…
ウィダード王国のアイズィーとミダルとセシルの秘密?
王国の姫、シラーマと彼氏のロチェス?
ガン冷め(冷酷)したカルロと笑い上戸エルドマクのフォード家を仲間に入れて、レイトン達は調査開始!
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
第十三章
―――――――――――
妊婦のアンネ
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
2010-02-14 14:44:52
olive
あ、‡と†がつかわれてますが、脚注はないです。
ただ、囲みたかったので。
†何か文†、‡何か文‡
†††††††††††
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
[s:0231]
囲いとします[s:0319][s:0319][s:0319][s:0319]
†
‡
[s:0231]
脚注とします
とこの掲示板でかえます。
2010-02-14 14:56:57
olive
†アイズィー(Izy)†
ウィダード王国の名家、フォード家の令嬢。勝ち気だが、基本おっとり。
†シラーマ(Sirama)†
ウィダード王国の姫。
気難しい。
†アンネ・エクスレラ(Anne・Exrela)†
ガードン・エクスレラ氏の一人娘。
†ロッパ(Roppa)†
城につかえる剣士。
†Mr.ダミィ(Mr.Damy)†
商人。
他のひとの綴り(私が勝手に作ったやつです)
†ミダル(Midal)†
†セシル(Sesil)†
†ロチェス(Loches)†
2010-02-14 17:30:03
olive
(ルーク目線)
「……ブレッドさん」
僕は聞いた。
ほのかな紅茶の香りと、同時に煙たい臭いが、僕のはなを擽る。
明日は学会に報告する日だってのに、嫌に落ち着いたブレッドさんに僕は疑問をいだく。
「……なんだい」
「ブレッドさんは、なんでエルドマクさんのMyBoyに反応したんですか」
「……僕は幼い頃、父さんや他の家族に、MyBoy、MyBoy、と呼ばれていた。なんでそんなプライベートを他人が知っているのかって話だろ」
「……だからカレラさんの歌の歌詞もMyBoyなんですね」
「……あの女がか?」
ブレッドさんは手に持った煙草の火を消すと、何故か大声で笑った。
僕は部屋の煙たさを消すため、さりげなく窓を開けた。
煙が逃げていく。
いつのまにかテーブルに紅茶の入ったカップが乗せられて、甘い香りをさせている。
僕はそれをとると、口に運んだ。
2010-02-14 17:46:19
olive
「なんでブレッドさんはカレラさんを毛嫌いしてるんですか…?確かに、継母だったみたいですけど…」
「僕ね…」
ブレッドさんはなにか詰まらせると、溜息をついた。
気まずい。僕は一先ず紅茶を飲んだ。
「……カレラに虐待…?ちがうな、利用されてたっていうか…」
「!」
僕は紅茶を吹き出しそうになる。
「……虐待?」
2010-02-14 17:53:32
olive
「少しきついね。まあ、利用されてたっていうのが妥当だろう」
ブレッドさんの、褐色のような、灰色のような、また、緑のような瞳が僕を覗いた。
遠くからだと褐色の瞳。実は褐色だけではなく、混ざって全体が褐色っぽくなっていたんだろう…
僕は瞳に見入っていたが、ブレッドさんの白衣からする薬品と紅茶と…煙草の匂いで、はっとなる。
「利用…」
「自分でいうのもなんだが、僕の家はある程度豊かだったからね」
「…富裕層ですか」
「やらしいよなあ、その言い方だとね。まあ、そうなんだけど…」
「つまり、継母だというカレラさんは、金目当てだった」
「……3歳だったがね、父さんとカレラが別れたのは。でも分かっていたよ。金に欲丸出しだってね」
「エルドマクさんが死んだことになった今、カレラさんは行方知れずのカルロさんを見つけたかった………変だなあ」
「懸賞が僕にかかってたんだぜ?笑ってしまうね」
「そこまでして、カルロさんを見つけたかったんですね。愛ではなく、金の為」
「父さんが死んだことになった今、後継ぎの僕と復縁しなくちゃ、家の財産は頂けないから…ふふふっ…」
「お金、持ってるんだ、ブレッドさん…」
「だからマフィアも操れたし、実験に金はいくらでも費やせたんだ。あいつがとりにくる前に、さっさと使い切りたかった…からさ」
「……」
僕は紅茶を口に運んだ。
カーテンがふわふわ揺れて、月光を入れたり遮ったりしていた。
「風が強いですね」
「………ああ」
「……ブレッドさん」
「なんだい?」
僕は息をはいた。
「…どうしたのさ?」
「辛いですね」
「………え?」
「僕は…あなたのことをカルロさんと呼べません…!」
「……いいんだよ、ブレッドで。僕、小さいころからずっとブレッドって偽ってきたから」
僕はその言葉に、嫌に涙がこぼれた。
偽ってきたから……?
ずっと………?
ブレッドさんは…いつから自分に偽ってきたのかなあ…
2010-02-14 19:07:33
Louis (元瑠依☆彡)
お久しぶりです。。名前変えました!Louisです(*^_^*)
でわお言葉に甘えてタメ&呼び捨てさせてもらいます。。
頑張ってくださいね(*^^)v
2010-02-14 19:55:44
olive
僕が考えこんでいると、先生が部屋に入って来た。
「……ルーク。すこし、来てくれ」
「…はい。ブレッドさんは?」
「カルロはまた後で。ルーク」
僕が言われた通り部屋からでると、先生はついて来なさい、と僕にいった。
「ついたよ」
そういったレイトン先生の先には、美しい金髪に青の瞳をした女性がたっていた。
「アンネさんだ」
彼女は僕を見ると、いきなり側に来た。
「…あ…あの…」
アンネさんは僕のシャツの襟をいきなり探ると
「……大丈夫」
と呟いた。
2010-02-14 22:57:48
olive
ふあああ!Louis さん、すいません!!
では私もタメで……
読んでくれてありがとな…!更新をお楽しみにな[s:0062]
2010-02-14 22:59:57
olive
路地裏の会話の解説。
禁句だあああ!Ver
マリンと雇われマフィア。
マリンはなにもわからないふり。
やるだけさVer
やるの「や」は、殺ではなく、計画通りに「やる」の「や」。
殴られたのは雇われマフィア。
もうひとりの得意げな爺は元祖スネーク団の刺客。
訂正
シラーマは美人ではなく、不細工。
カルロのタトゥー
X型の蛇に、剣が真ん中にたっている。
ウィダード王国
Widerd Kingdom
2010-02-14 23:12:49
凛
なんか設定が壮大ですごいです。
私の書いている、小一レベルの小説とは全然違いますね。
尊敬します。過去のykさんの作品も読みたいです。
頑張ってください。
2010-02-15 15:45:52
olive
凛さん
有難うございます。
こんな駄文をよんでくださるとは…
私のお話の今までの物は、小規模かつぶっとんでおり、さらに情景描写に欠けますが…
それで宜しければ、ですが…!
2010-02-15 21:01:45
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