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僕と君の約束のクローバー

Claus

2作目
Claus復活しました[s:0316]
覚えていますか?
やっと2作目ですね…。


私を知っている方へ

お久しぶりです…
Clausです。
また、よろしくお願いしますね[s:0062]
頑張りますので[s:0316]


私を知らない方へ

始めまして。
私はClausといいます[s:0316]
前作、弟クラウスと兄ラズロを書きました。
まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします。


あ、ここは…決った人でないと感想を書いてはいけない……
という規則は無いので、もうバンバン感想ください。必ずお返事しますので。

では……。

2009-09-09 22:56:18


lemon

今思ったけど……クラウス10歳!?
やっと年下に巡り会えた……♪ 英語、思い出したよ! clausでいいのかな?違ってたら言ってね。
同じ名前かぁ……。私は何人か会った事あるよ♪

2009-09-10 22:26:08


にし

いきなり涙流してます←
クラウスの両親が居なくなった頃から…。


やっぱり、Clausは小説の天才やな!

2009-09-10 22:33:11


Claus

lemon、英語OKだよ[s:0106]

私は同じ名前の人に沢山会ったよ…[s:0362]
10才…可愛いよね!
……8才でも良かったな。

で、
えぇええぇぇ!にし!
もう泣いてるの?![s:0362]

…は、早い。
それに、天才は…にしでしょう?[s:0062]
にしの小説は…私の“生きがい”でもあるの[s:0368]

2人とも、コメントありがとう[s:0106]

2009-09-10 22:45:49


Claus

[s:0106][s:0106][s:0106][s:0106][s:0106]

「結局、あいつらはすぐに捕まった。
ニュースで“ストレスがたまっていて誰でもいいから殺したかった”と言っていた…」

ロイルの手に力がはいる。
手に握っていたバラを握り潰し、ロイルの手からはトゲのせいで血がポタポタと地面に落ちる。

「元々、僕にはお父さんがいなかった。
お母さんが僕を産んだ17才の頃に、喧嘩をして出て行っちゃったんだ。
だから、僕には………」


今日会ったばかりなのに、ロイルは色んな事を僕に話してきた。
ハッキリ言うとロイルの過去と言うのはひどいものだった。
同い年なのに、
ずっと僕よりひどい目に合っている。

後で聞くと、この話は誰にも話していないらしい。
このバラ達もお母さんの好きなバラだったとか。

今さらだけど、ここが一体どんな場所なのかがやっとわかった気がした。






2章(幸せの四つ葉)


僕達はバラ園を後にし、建物へ向かう途中…ロイルがある物を見つけた。
見つけたのは、幸せを運ぶ四つ葉のクローバー。

それを見たロイルは、クローバーがある所に走っていった。


「クラウス、見て!
ほら…四つ葉のクローバーだよ!しかも、こっちにもある!

そうだ…2つあるから、何かにしようよ。僕達の友達の印としてさ!」

「うん! そうだね」


僕達はクローバーを持って帰って、早速作り始めた。
ロイルが腕を組みながら、「何にしようかなー」と首をかしげながら考えている。

そこで僕の頭をよぎったのは、枯れる事なく、ずっと持ち歩くことが出来る物………。

「ねぇ、ロイル!キーホルダーなんてどうかな?透明で綺麗なガラスの中に入れない?」

僕がそう言うとロイルは満面の笑みを浮かべて、

「うん、いいね!」

そう言って完成したのが、僕の手のひらサイズの小さなキーホルダー。
真ん中にはクローバーで、その下には自分の名前が刻んである。

「ロイル!良かったね…ってあれ?」

僕がロイルの方を見ると、ロイルはぐっすり眠っていた。
そういえば…孤児院の人達の目を盗んで作っていたんだっけ。

夜遅くまで続いたから…ロイルも疲れたんだろうな。
それにしても、今日はロイル以外に誰も話しかけてこなかったな。

[s:0106][s:0106][s:0106][s:0106][s:0106]

2009-09-11 17:53:18


Claus

[s:0106][s:0106][s:0106][s:0106][s:0106]

心の中で考え事ているうちに僕も眠りについた。



3章(謎だらけ)


「…ラウス……クラウス!」

誰かが僕の名前を呼ぶ。

「…起きてってば!」

ロイルか。
…あぁ、なんか…心なしか布団固いな。
そうか、この横にある手と、下にある足……って!

「うわぁぁあ!…ごめん! ロイル…!」

そう、僕はロイルの上で寝ていたんだ。
ロイルは頬を膨らまして風船のような顔になる。

「もぉー重いじゃないか!気付いてくれよ…」

「ごめんね…悪気はなかったんだ…」

僕は本当に悪いことをしたな…と思い、ロイルに向って頭を下げるとロイルは、

「あはは…クラウス、大丈夫だって!
僕がそんなことで怒るわけないだろ。本当に……友達っていいね…」


ロイル…今、何て?


「…あ、朝ご飯食べに行こっか。ほら、お腹すいたでしょ?」

え…まさか、そんなはずはない…。
こんな性格のいい彼の事だから、友達の1人や2人は当たり前のように、いるんじゃないかと思ってた。
でも今の言葉…まるで、今まで友達がいなかったような言い方だ。

確かに、僕が昨日ここに来た時は…ロイルに誰1人、話しかけてこなかった。
もしかしたら、ロイルは今まで………。

…確認するべきかもしれないな。
そう思い、僕とロイルは食堂へ向かった。



ガラ…

「人、いるよね?」そう確認したくなるほど、食堂は静かだった。
別に人数が少ないわけでもない。
ざっと見て、40人以上はいるはずなのに…不自然なほど静かだ。

しかも、僕達が食堂に入ると、孤児院の皆は全員こっちを向いて、目をまるくしている。

「………?」

それに、ロイルも食堂に入ってからはまだ、一言も喋っていない。
食堂では喋ってはいけない規則でもあるのか。
僕は1人で悩んでいた。


僕達が食事を初めて間もない頃、食堂に1人の男性が入ってきた。
いや、まだ男性ではなく、成人に近い少年かな。

その少年は食堂のおばさんの前に歩いて行く。


「…おはようございます」


そう言うと少年は帰っていった。

……それだけ?
何でそれだけなんだよ。
この食堂の静かさといい、あの少年の挨拶といい…なんなんだ、この食堂は。

食堂のおばさんも、その少年が挨拶したというのに、目も合わせなかった。

それに、あの少年…。
なんだか変だ。
あまり元気じゃないし、フラフラと歩いているし。
…とても顔色が悪い。

そんな彼を見ても、誰も声をかけず…ただひたすら食事を続けている。

「へんなの…」

僕は小声で言った。
[s:0106][s:0106][s:0106][s:0106][s:0106]

2009-09-11 21:22:40


lemon

まさか……クラウスがいる孤児院、変な事件が? クラウス、イジメのターゲットにされてないよね……?
こんな凄い小説書けるなんて……claus、いつから小説を書いてるの? きっと、ずっと前から……

2009-09-11 22:54:18


Claus

たた…ターゲット!?
怖っ[s:0358]
まあ、見てからのお楽しみだね![s:0034]

私が初めて小説を書いたのは…あのクララズだよ。
初小説ってやつカナ[s:0062]

ごめん…読みにくかったら言ってね[s:0106]
直しますので。
また、lemonの所に遊びに行くね![s:0062]

…違うな。

また、lemonの所におじゃまさせてもらうね![s:0062]
ありがとう[s:0106]


なんか最近riddle来ないな……。
他の方も………[s:0358]
やっぱり下手な人は駄目だなぁ…[s:0098]

2009-09-12 00:27:47


riddle

Claus[d:0158]ごめんなさい[d:0211]最近忙しくて…夏休みより夏休み後の方が課題が多いという[d:0252]地獄状態です[d:0163]

Clausは下手じゃないよ[d:0158]すんごく上手いよ[d:0207][d:0207]

本当に変わった所だね…。どうして、あのお兄さんはクラウスが孤児になったって分かったのかな?……クラウスがレイトンに言ってるのが聞こえたのかな…。(←ほぼ独り言。無視してokです。)

なんか謎だらけ……。
Claus[d:0158]続き頑張ってね[d:0230]これからは出来るだけこまめに来ます[d:0140]
……いいかな?
長文失礼しました。

2009-09-12 08:55:32


ターゲットか……確かに怖い印象の持つ言葉ですよね。
イジメのターゲット(目標)とか殺しのターゲットによく使われている。

私もそんなことではないことを祈りたい……。

2009-09-12 09:31:47


lily

こんにちは

私の小説に来て下さってありがとうございます!

……すごく上手いですね!とっても面白いです!!

更新頑張ってください♪

2009-09-12 09:52:05


朱雀

この孤児院怖い…。

ターゲット…。

確かに怖い印象をもつよね…。

クラウスはどうなるのかな??

続き頑張ってね♪

2009-09-12 10:09:13


lemon

ごめんなさい! 悪印象あたえちゃいました……?
次から気をつけます。

2009-09-12 13:05:07


Claus

[s:0106]―riddle―[s:0106]

ごめんね…忙しいのに[s:0362]
無理しなくていいからね!
…本当に!
倒れちゃったりしたら、大変だからね…[s:0358]

確かに謎だらけだね…[s:0106]
でも[s:0018]読んでいくうちに、だんだん謎も解けていくからね[s:0062]

私もまた、riddleのところに行くよぉ~[s:0034]


[s:0106]―茜さん―[s:0106]

ターゲット……。
怖いですよね~[s:0362]
でも、ターゲットなのかな~なんて思います。

そんなことは無いと思いますが…[s:0362]
うーん………。
読んでみるとわかると思いますよ[s:0062]
“ターゲット”なんかではありませんっ!て事が…。
すみません…[s:0362]

ありがとうございます[s:0062]
また、おじゃまさせていただきますね!


[s:0106]―lilyさん―[s:0106]

お…面白い!?
いやいや…そんなっ[s:0360]

lilyさんの方が上手いですよ[s:0316][s:0316]
また、おじゃまさせていただきますよー!
[s:0062]ワクワク[s:0062]


[s:0106]―朱雀さん―[s:0106]

この孤児院はですね…危ないですよ…[s:0362]

この先、どんな事が起るのでしょうか…
なんて考えてくださったら、嬉しいです[s:0062]


クラウスは…見ちゃいますよ。 はい、見ちゃいます。


[s:0106]―lemon―[s:0106]

ごめんね…文章力ないから、勘違いしただけだよ[s:0062]

本当にごめん…[s:0362]



皆様ありがとうございます!私…泣きます[s:0364]

2009-09-12 14:47:11


Claus

[s:0106][s:0106][s:0106][s:0106][s:0106]

結局、ロイルと一言も話さず、あの謎の食堂を出た。

「ぷはぁー」

何だ今のビールを飲み終えたような声は…。
声の正体はロイルだった。

「はぁー辛かった。
クラウス、ごめんね…説明してなかったね。実はあの食堂はね………!」

目の前を先生が通る。
ロイルは慌てて口をふさぎ、近くにあった銅像のような物の後ろに隠れる。


「はぁ、危なかった…。
うーん…クラウス、いったん部屋に戻ろうか」

僕たちは部屋に戻り、話を続けた。

「えっとね…
あの食堂のおばさんは、この孤児院にいる子供をいじめるんだよ。
自分の気に入らない事があると、すぐに蹴ったり、殴ったりする……。
機嫌を悪くすると、ご飯を作ってくれないんだよ。

しかも…あの食堂のおばさんは、うるさい事が大嫌いなんだ。
うるさくすると、すぐに蹴るんだ…!」

確かに、食堂にいた人達は…喋ってはいなかった。
喋っていたとしても…食堂のおばさんの目を盗んで、小声で話していたな。

だけど、こっちを向いて、驚いていたのはなんだったんだ?



「ロイル…わかったよ。
喋らなきゃいいんでしょ?それなら簡単だから平気さ!」

「うん、ありがとう。
こんなところでごめんね……。
これからも、迷惑かけそうだな…」

「…………?」


この話をした後、僕たちは皆の集まる部屋へ向かった。

…ガチャ

部屋に入ると、孤児院の人達が全員こちらを向いた。

「(あれ…ロイルだよね)」

「(何でまだいるの…何で? 何で?)」

「(さっき食堂に来たよ!…あいつ!)」


孤児院の人達が、一気にロイルの話をしだした。

「し、しまった…!」

「え……?何がしまったなの?ロイル」


僕の横にいたロイルは、下を向いて、手をグッと握っている。

「ロイル…どうしたの?」

と…僕がそう聞いても、ロイルは返事をしなかった。

数分たった頃、ロイルが小さな声で何かを呟き出した。
まだ1日しかたっていないから、何とも言えないが…ロイルがいつもと違う。

そうだ…何かにおびえているかのような…。


「うぅ…う…ぅ
そうだ。僕は、ここに来ちゃいけなかった。

もう、挨拶したから…。
もう、さようならを皆に伝えてしまったから…!

…うわぁぁ!!」

「ちょ、ロイル!一体どこに行くんだ!」

ロイルは叫びながら、部屋を飛び出していった。

「ロイ…ル…!」

追いかけようとしたが、誰かの笑い声が聞こえたので、追いかけるのをやめた。

「あっははははは!
ロイルねぇ…あいつ、死んでなかったんだな」


そう言ったのは、僕よりちょっと年上の男の子。
だけど、僕より背が高く、横も広い。
男の子はテーブルに足を置いて、腕を組んでいる。
近くには、喧嘩の強そうな子達が、男の子を囲んで座っていた。

「お前、今何て言った?ロイルが死ぬ…? ロイルは生きてるじゃないか!」

僕がそう言うと、男の子は また笑い出した。

「あんな奴はな、生きてる価値なんかねぇんだよ。
…それにしても、お前はアイツとオトモダチなのか?」

なんだこいつ…!?
なんで、ロイルの事をそんなに……!

[s:0106][s:0106][s:0106][s:0106][s:0106]

2009-09-13 00:59:31


Claus

[s:0317][s:0317][s:0317][s:0317][s:0317]

皆様すみません!

「〇章」とかを止めます!
書き忘れてしまったので![s:0358]

だから、気にせずお読みください[s:0362]

[s:0317][s:0317][s:0317][s:0317][s:0317]

2009-09-13 01:03:52


riddle

さよならをみんなに……
生きてる価値……
何か一気にとんでもない問題が[d:0159]
大丈夫かなぁ、ロイル君とクラウス……。


Claus[d:0158]続き頑張ってね[d:0150]応援してます[d:0230][d:0230]

2009-09-13 02:52:30


Claus

大変だね~これは。
でも、頑張るよ[s:0106]

読者様達のために[s:0316]
勿論、riddleも入ってるからね[s:0062]
コメントありがとう!

2009-09-13 03:30:08


lemon

興奮しながら読んでた……
ロイル、ちょっと嫌な予感が…………
コメントありがとう♪ 昨日、書いてたら文章消えて……

2009-09-13 06:54:42


Claus

「ロイル」ねぇ……。
ロイルはこれからだからね!

コメントありがとう[s:0034]
lemonまた遊びに行くね[s:0062]

それにしても、不思議なことに、lemonからコメントもらうとやる気出るなぁ![s:0013]

よっしゃあ!更新[s:0062]

2009-09-13 08:13:33


Claus

[s:0106][s:0106][s:0106][s:0106][s:0106]

「オトモダチ…? 違う!
まだ、少しの時間しかたってないけど…ロイルとはかけがえのない親友さ!」

「じゃあ…頑張ってみることだな。
アイツにはお前しかオトモダチがいないんだからなぁ。
しかも…お前、いいのか?こんなところにいて」

「どういうことだよ」

「何故今、アイツが飛び出して行ったかわかるか?」

「え……?」


…確か、ロイルはこんな事を言っていたな。
『もう、さようならを皆に伝えてしまったから』

え?ま、まさか…!
胸騒ぎがした。
バンッと扉を勢いよく開け、僕は急いで、ロイルの後を追って行った。

「かけがえのない親友ねぇ…最後までその言葉が言えるかな?」









「ハアハア…ロ、ロイル!ロイル!
いるなら返事をしてよ!」

「…ちょっと!」

パシッ

誰かが、僕の腕をつかむ。

「君、どうしたの?そんなに息切らして…」

「…………………!
ここで…!この辺で…ロイルと言う男の子を見ませんでしたか?」

「ロイル……君?
あぁ、あの子ね!あの子なら、なんだか急いで二階へ上がって行ったけど…」

まさか…!馬鹿な……!
ロイル…間に合ってくれ!!

「ありがとうございます!では…失礼します」

「……また会いましょ」


謎の女性に、ロイルが上へ行ったと言われ……
僕は急いでロイルがいる“上”へと向かった。

でも、君が今いるのは、ただの“上”じゃないんだろう…?

…きっと屋上。









「…すっかり忘れてた。

僕は…今日、死ぬはずだったのに。
お母さんの所に行くつもりだった…!

死ぬ覚悟を決めた瞬間…まさか、あんな子が現われるなんて。
…考えもしなかった。

君が僕の前に現われた時…きっとこの人なら、僕を変えてくれる…!
って、そう思ったんだ。

でもね、僕…もう駄目なんだよ。
だから僕は行く…さようなら……クラウス」




「ロイル!……待った!!」

「ク、クラウス…!」

やっと見つけたよ。ロイル。
僕は、君を死なせたりなんかしないから。
…絶対に死なせたりするもんか。


「待つんだ、ロイル!…何を考えているんだ!
そんな所から何を…!!」

「…君に何がわかる。
僕がこれからどうしようと、僕の勝手だろ!
ほっといてくれないか!」

[s:0106][s:0106][s:0106][s:0106][s:0106]

2009-09-13 08:33:37


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