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レイトン教授と支配の魔法

YK

三作品目です。

皆さんは支配の魔法を知っていますか?

あなた達の全てを支配する恐ろしい魔法の事。



その魔法さえも支配する


恐ろしい


兄弟。


彼らの恐ろしい魔法に


レイトン教授達は
掛けられて行く!!!







「支配の魔法は無敵です。」




お楽しみに・・・・・。

2009-07-20 00:35:28


YK

お知らせ

命金天秤のワンシーン、八年前、レウォバージョンは、五年前の誤りです。すみませんでした。

2009-07-31 14:16:58


YK

「はひい〜〜、時計台の資料ですかあ?」
ロイに連れられ着いたのは、資料館。
テラ・カルラさんは、受付嬢だが…ナゾリーヌさんぽい。

「ほんほん、有りましたよ。ついでにアルガータさんやシルクハットの伝説の資料も。
読んでくーださい♪」
「サンキュー。」


「先ずは時計台だな。」
「ああ。」

〜〜〜〜時計台〜〜〜〜
はるか昔、1500年前に造られた、最大の時計台。

中には巨大オルゴールがあり、巨大オルゴールの曲によって::::::::::される。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「は?字消えてんじゃん。」
「ロイとやら。こうじゃよ。」
クラックさんは人差し指の腹で、消えている部分を擦った。
字が浮き上がる。


『曲によって、支配の魔法を呼び起こす事ができる。』
なに!?
「次は、アルガータの話。」
私が考えているにも関わらず、進めるロイ。ロイは何か、やはりしっているようだ。

〜〜アルガータの話〜〜
アルガータは583代目の支配の魔法の支配人。
時計台の巨大オルゴールに、建設から初めて新しく曲を入れた人物。
曲名:::::::::
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

次はロイが擦った。
『青年のしずめ』

青年は誰のことだ……

「シルクハットの伝説。」
〜シルクハットの伝説〜
アルガータが支配の魔法を封印した紙がリボンについているシルクハットの事。
アルガータはその直後、しんでいる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんなまさか!!!

このシルクハットは、クレアの………
レウォは真の支配の魔法をとるために、このシルクハットを………
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
人間界にシルクハットは落ちたため、今は不明。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シルクハットが人間界に落ちた?

ということは…………

私は気づいた。


「次。支配の魔法お〜」

******支配の魔法******
命から物、運命、時空、全てを支配する魔法のこと。
**********************

時空…………


私は資料が、大きな秘密の謎解きのヒントになるとは、いまは思ってもいなかった。
すると

「今ですまんが、アルガータはわしの100違いの兄じゃ。だから、本当はわしが支配人のはずじゃった。」
「えーっ!!!」

「私は謎解きを公開しよう。
クラックさん、レイチェルさん、また、スミス家を知っていますか?」

2009-07-31 14:44:39


YK

「!!!!!!!!!!












































レイチェル……!」

2009-07-31 15:03:41


YK

第十四章
―――――――――――
乗っ取り魔法使い

2009-07-31 15:12:19


YK

「説明がたりんかった。
アルガータの次が、わしのはずじゃった、ということだ。」

「は、はあ……」
話をそらす、クラックさん。
「クラックさん、私の話もお願いします。」
「・・・・・・・・・」
「!」
「・・・分かった。

レイチェルはわしの弟子だ。アルガータの弟ということで、教えていたよ、魔法を。」
「・・・・」
「しかし、レイチェルはレウォと手を組み、人間界にある会社、スミス会社を乗っとったらしいな。
鏡の会社とか。
レウォは社長に上り詰めた。そこまでして、なにかを手に入れたかったらしいよ。」
「鏡の世づくりです。」
「らしいな。
あの五年前の事件を、まだ恨んでやが・・・うぷっ!!」
「?」
「いや。」
「では、スミス家とは繋がりがないと。」
「そうだ。」
「・・・・・。

さあ、二度目の謎解きだ!!」

2009-07-31 15:22:59


YK

「私がルークと別れて調査していた時、私はある情報を手に入れた。

五年前の事件とやらが、この魔法世界をかえた。
レウォはそれで両親を失った。
アンデルも・・・
犠牲者は、パクチルの町の皆さんも!」

「先生、それは?」

「レウォが鏡の世でいった過去はほぼ出鱈目(でたらめ)だ。しかも、チェルミー警部の記憶、レウォと赤ん坊のピーターも、勝手に植え付けた記憶。
それはレイチェルがはやくレウォとピーターの兄弟愛、と片付ける為の策略だった。
生き返り薬、嘘さ。
両親が死んだ、いや、社長と夫人はあいつが殺したんだよ、レウォが。
でも、一つだけ真実だった。
人間を見下すレウォが、鏡の世をつくってまで、やったこと。


クラウス。」

「!!!!
レイトン先生、ギミックタワーですか?」
「ああ。」
「なに?!」
クラックさん、レチカさん、テラさん。皆、クラウスを見た。

「魔法使いの皆さん。
彼、クラウス・アルバトロが、ギミックタワーを繰り出した首謀者さ。」

魔法使い全員が、クラウスを見下しの目で見た。

「・・・・・・。」
「しかし、皆さん、彼がギミックタワーを繰り出した訳をおききください!」






―――――――――――

2009-07-31 15:38:24


YK

「そういう事だったのか・・・クラウス君…」
「はい。」
「しかしなあ、クラウス君。この町の皆はギミックタワーで犠牲者が沢山でている。レチカの祖母、つまりわしの妻も、テラの両親も・・・
先ずはこの事を、皆に話さなければ・・・・。」
「クラウスはギミックタワーを人間界で繰り出したんですよ。何故魔法界まで・・・」
「人間界と魔法界は密接だ。人間界でなにかあれば、魔法界でも影響がある。魔法界は争いなどないから、皆は、争いをし、魔法界に影響をあたえる人間達を見下しているんだ。」
「成る程。」
―――――――――――
町中
クラウスが話終える。


町の皆さんはクラウスの過去をしり、理解してくれた。
しかし・・・・・・
レウォは・・・・・

2009-07-31 16:10:04


YK

第十五章
―――――――――――
オルゴールがなる

2009-07-31 16:57:27


YK

「・・・・で、ロイはいたの!?」
「それがさあ・・・」
「いないのよね・・・」

「・・・・なんという事だ・・・」
「・・・・た、多分、ロイは帰ってくるよ」
「確信ありかっ?!」
「ななな、無いよ・・」
「ったく・・・・」


「ひひひ。ロイはレイトン達といるよ。」
「本当か!?」
「おらあ!!お前達のボスになんて口のききかたじゃ!レウォ!」
「大婆婆さん、落ち着いてください。いまのは僕が悪かった。」
「ふん、分かればよい。」
「・・・・・。」
―――――――――――
「馬鹿なババアだな。
不老不死の薬なんてできないはずの物を。あんな嘘で簡単にだませたよ。
にしても第一ババアだろ。」
「まあねえ。」
「しかもボスだって。ハハハ、ボスだと?なった気になりやがって。」
「ボスはレウォっぽい気がするう。ボスとかダサいけどお〜」
「わからないよ。でも僕がほしいのは支配の魔法だ・・・不老不死など馬鹿馬鹿しい。」
「まあね。
でも・・・・さ」
「???」
「・・・・・いや・・・なんでもないわ・・」
「・・・・・」

2009-07-31 18:21:37


YK

4:00。
{♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪♪♪♪♪〜〜〜}
時計台が鳴り出した。
「珍しいな。この曲がなるなんて。」
「・・・・?」
「名前は、
『悪夢の始まり』
名前がわるいから、なかなかならんくてね。」
「・・・。」

大婆婆さんは予言に優れている、それは、皆から聞いていた。
大婆婆さんの知らせ・・・・これから何が起きるのか・・・・。

{♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪♪♪〜〜〜}

「ひひひ。さあて、ピーターはとってきてくれるかなあ?
不老不死の薬の調合の紙。シルクハット、まってるよ。
ひひひひひひひひひ。」

―――――――――――
「なりはじめたよ。」
「・・・・・うん!レウォ、これで願いが叶うわあ」
「僕にとっても最高さ。今宵は楽しくなりそうだ。フフフ。」

2009-07-31 18:34:30


YK

第十六章
―――――――――――
悪夢の音色

奪われたシルクハット

2009-07-31 21:01:14


YK

オルゴールがなる。
先ほどとは違い、恐ろしく不気味な音がする。

これは、ただの悪夢の序章にすぎない。





ピーターがシルクハットを奪った時。







『始動』という曲は支配の魔法をくりだし






『青年のしずめ』は
最悪な結末をものがたる。

2009-08-01 03:38:25


YK

私達が音色に気をとられていると、後ろから声をかけられた。
「あーっ、ロイ!レイトン先生といたのかあ!」
振り向くと、ピーターがいた。
「僕、ピーターの存在忘れてましたあ!」
「私もさ。ルーク。」

「こらー!忘れるなー!
・・・あっ・・」
「・・・・!」
レチカとピーターは見合い、顔を赤らめた。
あの時、ピーターはレチカに暗示をかけていたため、これが二人の再会となる。

しかし、私はそれで油断した。
そうだ、その時

バシイッ!!!

頭の辺りを叩かれ、その隙にピーターはシルクハットを奪った。
「レイトン先生。言っときます!
僕は兄さんのやりたい事など知らない。
でも、両親と少しだけ会えるといっていたからやるんだし、シルクハットは永久には奪わない。
リボンを少し解かせて(ほどかせて)ください。」

シュルルル・・・・・
ピラ

ピーターはリボンから紙切れをとると、リボンをまきなおした。

「はい。」
ピーターは私にシルクハットを渡すと、時計台に走り出した。

前と比べものにならない程、礼儀正しく、優しい。
―――――――――――
僕は時計台の螺旋階段を走る。
これで忘れかけた両親の思い出も甦る。
最高じゃないか。
早く大婆婆さんにこの紙切れを・・・・・
「おお!ピーター、よくぞ!」
大婆婆さんは嬉しそう。
兄さんも笑っていたが、いや、不気味な・・・笑い方だった。
「ひひひひひひひひひひひひ!!!
さあて」

2009-08-01 04:06:13


YK

大婆婆さんは、オルゴールの機械のレバーの先にある、紙を入れる穴に紙切れをいれる。
紙切れが入ると、大婆婆さんはレバーを引く。

「きえええええい!」

<ガラララララ・・・・




ドッカアーーーンッ!!!!>

恐ろしい音と共に、何処からか新しいオルゴールが入れ代わる。
兄さんが叫んだ。

「早く鳴り響け!!!
『始動』よ鳴り響け!」

始動・・・・・?
僕は考えこんだ。
そして、はっと気づく。


これは、始動は、


支配の魔法の封印を解き放つ曲だ!!!
―――――――――――
{♪♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪♪♪〜〜〜}
今は4:30だというのに、オルゴールが鳴り響く。
クラックさんは震える。
「レイトン先生、あれが、支配の魔法を呼び起こす曲ですわ・・・・・」
「なにっ!?レウォ・・・・」


―――――――――――
下では皆が混乱しているだろう。
「ひひひひひひ!!!さあ、私に不老不死の力を授けておくれ!」
大婆婆さんは気付かない。
それは兄さんね嘘だ!!
大婆婆さん、止めてくれ〜〜〜〜!!!
しかし、兄さんは大婆婆さんの頭をガツンと打った。
「うっ!なにをする、レウォ、ボスに向かってえ!!」
兄さんは恐ろしく冷静に低い声でいった。
「うるせえクソババア。
まさか最期まで気付かないとは。」
「・・・・?」
「不老不死なんぞないよ!!」
兄さんはうずくまる大婆婆さんを更に蹴り飛ばし、窓を空けた。
そこに




大婆婆さんを突き落とした。


僕は、その時に馬鹿な事をした、と分かった。
兄さんは螺旋階段を駆け上がり、屋上に立った。

2009-08-01 04:27:56


YK

第十七章
-----------------------------------
狂いのレウォ

2009-08-01 13:39:28


Jewel

つ…つ…突き落とした…Σ(゜A゜;)
レウォは「支配の魔法」を手に入れてどうするんだろ…(-"-;)

2009-08-01 14:32:19


YK

本当ですよ。
レウォはなにがしたいのか……
なんて書いていたら、皆さん更新早いっ!

2009-08-02 08:35:41


YK

音に震える私達。
これが、支配の魔法を呼び起こす音色・・・・

レウォは・・・一体・・
すると
「ぃゃぃゃぃゃぃやいやいや〜〜〜なんまんだあ〜〜」
上から大婆婆さんが落ちてきた!!!

ドスン!!

「いたたたた・・・およよよよ助けておくれ〜!
レウォがあ、レウォがあっ!!」
「落ち着き下さい。何故、レウォが何をしたのか・・」
「あたしゃ、レウォにこう聞いたんだよ。シルクハットの紙切れは不老不死の力もある、と。
だからあたしゃ、紙切れを手に入れたかった。手に入れて、病の孫のミーナにやりたかった。
そして探している内に、あたしゃレウォ達のボス的存在になったつもりだった。なのにレウォは・・・不老不死などない、あんたは馬鹿、みたいな事をいい、あたしを突き落とした。
あたしゃ、ミーナの為に頑張ったのに・・・!!
おいおい〜〜〜・・・」


大婆婆さんまで裏切ったレウォ・・・
なにか訳があろうとも、許さない!
―――――――――――
「・・・クラウスがギミックタワーを繰り出した理由って・・・・!」
「僕も初めて聞いた時はショックだったよ・・」
「・・・・レウォ・・」

2009-08-02 09:12:37


YK

これで僕の願いがかなう。
レイトンとやら教授からシルクハットを奪うだけでも大変だった。
でもこれで終わる。

馬鹿な人間共は消える。

あんな奴らに僕達は何故左右される運命なんだろうか。

馬鹿馬鹿しい。

今に見ていろ。

人間め!!!
―――――――――――

2009-08-02 13:04:16


YK

明日は更新は無しです。

レウォの目的が、次回判明!

2009-08-02 23:22:23


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