レイトン教授シリーズの攻略
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YK
三作品目です。
皆さんは支配の魔法を知っていますか?
あなた達の全てを支配する恐ろしい魔法の事。
その魔法さえも支配する
恐ろしい
兄弟。
彼らの恐ろしい魔法に
レイトン教授達は
掛けられて行く!!!
「支配の魔法は無敵です。」
お楽しみに・・・・・。
2009-07-20 00:35:28
YK
ルーク達は大きな声で返事した。が、引っ掛かる。
「ちょっと待って下さい。レウォの父親は今は?」
「移動要塞に踏まれたよ・・・」
「そう、ですか・・・」
ルークは笑った。
「引っ掛かるの、分かったんですよね!!さ、先生、計画を立てましょう!」
「・・・クラックさん。」
「なんだね?」
「レウォは少なくとも、批判を受ける前は優等生だったんですよね。」
「ああ。それは良い子だったよ。毎日本を読んでいた。今じゃ考えられん。」
「・・・」
2009-08-11 06:22:15
YK
200スレ!!
皆さん、此処まで小説を読んで頂き、有難うございます!!
これからも宜しくお願い申し上げます!
2009-08-11 06:56:06
riddle
200スレおめでとうございます!!
これからも頑張って下さい♪応援してます!
2009-08-11 07:05:05
YK
頑張ろ〜〜〜
味方、敵のリスト
味方
レイトン・ルーク・アロマ・クラウス・レチカ・クラック・アンデル・ピーター・ロイ・大婆婆さん
敵
レウォ
2009-08-11 08:38:35
remon
敵…レウォ1人!?あ、そっちには支配の魔法があるのか…
2009-08-11 09:30:50
YK
『レウォ!またこんなもの読んで!!』
『ああっ!!返して、アルガータさん!』
『レウォ・・・人間を恨んで、何になる。確かに辛いかもしれないが・・・そうして恨んで何になる。』
『・・・・』
『先ずな・・』
『アルガータさんは関係ない!馬鹿な人間のせいで、僕らがどれだけ苦しんでいるか、人間はわからないんですよ!』
『愚かとでもいうか?』
『・・・・』
『なあ、レウォ・・・人・・・ま・・・・・・・る・・・な・・・
』
「ううっ・・・・」
2009-08-11 09:34:38
Claus
こんにちは!Clausです[s:0368]
10対1なんてすごいですね……そんな戦い見たことないです。YKさんの小説…すごいです。
頑張ってください!
2009-08-11 11:51:59
YK
どうも、Clausさん。
ふふふ・・・相手は人間の命を操る魔法使いですよ・・・?
(にやける私)
2009-08-11 15:09:27
remon
え…じゃあその内、10対1が逆になったりするのかな?
2009-08-11 17:20:33
YK
読んでてくださいな。
2009-08-11 17:33:22
Claus
失礼します……
あっあら?
私の見間違いかもしれませんが…
YKさん、今にやけませんでしたか?
気のせいでしょうか…
YKさん!応援していますので、頑張ってください![s:0357]
2009-08-11 21:10:12
YK
…申し訳ございません
確かに口角が上がったYKです。
有難うございます
こんな文章の構成の悪い小説を…
2009-08-12 15:14:54
YK
クラックさんの計画はこうだ。
私、ルーク、クラウス、ピーターはレウォを止めに、時計台に行く。
その間にレチカさん、クラックさん、アロマ、アンデルさん等は人間界に入る入口を開き、人間達を避難させる。
かなり大変だ。人の命を操れる魔法使いが相手だから。
しかし、その他にどうやってレウォを止めるのか。本当に大変な計画だ。
「ルーク。ピーター。そして特にクラウス。
レウォを止めに行こう。」
「はい!」
しかし、返事をしながらもクラウスは複雑な顔だった。
―――――――――――
時計台の螺旋階段
「先生、なにゆっくりしてるんですか!」
「・・・・ルーク。レウォは強いだけじゃない。かなり知識も豊富にある。」
「・・・・?」
「先生。僕がいうのもなんだが、レウォ兄さんの博強記ぶりには驚くだろうな。」
「博覧強記?」
「ピーター。やはり私の推理は当たっていたよ」
「?」
「クラックさんは、レウォは批判を受ける前は優等生だったと言った。しかし、すでにレウォは優等生ではなかった。
書物を読み、人間が齎した騒動を調べ、支配の魔法を操る術を身につけたんだろう。」
「・・・・えーっ!」
レウォにとって私達は邪悪な人間なのだ。
その術を使えば、私達の命なんぞ・・・・
考えこむ内に、時計台の頂上に着いた。
2009-08-12 15:31:23
YK
時計台の頂上 オルゴール起動場
「此処に、屋上へと続く螺旋階段があります」
ピーターに言われ、私は螺旋階段に踏み入ろうとした。
しかし、私の足は止まった。
「先生?」
「ルーク、ピーター、クラウス。あれを見てご覧。」
「ん?」
ある金の像だ。
髪に緩やかなウェーブのかかった青年。
その青年の身体を無数の手が締め付け、青年は歪んだ顔をし、手を挙げて助けを求めている。
横に胸をはだけ、青年に寄り添う女性。
上に手を繋いで歩く、少年と少女。
これは・・・・・
「なんだか、気持ち悪い像ですね。いきましょう、先生。」
「ああ・・・・・・。」
レウォだ。あれはレウォだ・・・・。
螺旋階段にもう一度踏み入ろうとした時、像にほられた字と、
像の後ろに石版が隠されているのを知った。
石版はオルゴールの起動版だ。
字は・・・・
『アルガータ作
愛しの教え子』
2009-08-13 01:30:29
YK
螺旋階段中
「レイトン先生、その他の皆さん。」
ピーターが言った。
「なんだい、ピーター。」
私が聞くと、ピーターは真剣な眼差しで私を見た。
「僕、兄さんの命令で、最初は悪い口のききかたで・・・すいません。」
彼の目から涙が一粒落ちた。
「いいんだよ・・・」
泣くピーターを慰めるには、認めるしかない。
謝るピーターに、私は声をかけた。
ルークが叫んだ。
「だからこそ、レウォさんに目を覚まして欲しいのです!」
ピーターはこくりと頷いた。
だからこそ、レウォに目を覚まして欲しい……
そうだ。レウォを止めなければ!!!
2009-08-13 01:37:45
YK
第二十一章
―――――――――――
レウォの計画
2009-08-13 01:39:31
YK
8月13日は更新不可。
その後は更新がかなり減ります。
2009-08-13 01:46:29
YK
屋上
レウォは驚く程綺麗な姿勢でしゃんと立っている。
いよいよだ。
「レウォ!!」
私は叫んだ。
レウォは私の声に気付くとこちらを見た。
綺麗なブロンド。
青緑の瞳。
色白で、頬は薔薇色に染まっている。
それがレウォのはずだ。
しかし、今のレウォは違う。
瞳は色が褪せた様にぼんやりとし、頬はこけ、顔は青ざめている。
頭上には人間界が拡がり、人間界は崩壊しつつある。
レウォの顔などは今は考えていられない。
私はこちらを睨むレウォに続けた。
「レウォ!!君は人間界を滅ばせて何になる??
君の家族でも帰ってくるのかな?それとも、人間を滅ぼして魔法界の影響を無くすためかな?」
レウォは睨み続ける。
「レウォ!!!!」
ルークも叫んだ。
「レウォさん!僕はクラックさんから話を聞いて、あなたへの見方が変わりました!
あなたは本当は優しい人なんです、僕達は分かっています!」
ピーターも叫んだ。
「兄さん、もう止めよ?こんな事しても、何も報われないよ!?」
クラウスは黙り込み、俯いた。
レウォは口を開いた。
「本当は優しい・・・?
っははははは・・・!
知った様な事を言わないで欲しいな。
それに人間にそんな事言われても、説得力に欠けるね。
あんた達は自分達の勝手でどれだけ影響があったか知らない。僕はあの日から書物を読みあさった。人間がどれだけ僕達魔法使いを苦しめてきたか、よおく分かったよ。
それにこの計画は実行させてみせる!
この計画を実行するが為に、僕は大切な恩師まで殺してしまったんだから。」
「やはり、先代の支配の魔法支配人、アルガータさんを殺したのは君だったか。」
「反対する師匠に僕は手を出してしまったんだ。
そんなつもりは無かったのに・・・・・」
「・・・・・」
「しかし、師匠はシルクハットに支配の魔法を封印していた。
計画実行の為に、人形の町の大富豪を病気にしてあなたを連れ込んだり、
五十年も遡り、貴族ばかりの町に謎の鉱石を埋め込んで『Pandora’s Box(パンドラの箱)』を作らせたり。
まあ、世間には悪魔の箱とか言われてた奴さ。
あんたのシルクハットを奪う為なら、なんでもしたさ。そんな計画、誰にも止めさせない!!!」
レウォは私達に向かって手を翳した。
―――――――――――
※パンドラの箱
聖書にでる話だと聞いた事があります。
パンドという人物が、開けてはいけない箱を開けると、人間の欲望等が封印されていたにも関わらず、でてしまいます。急いで閉めると、『希望』だけが残った、という話だったか。だから人間は、欲望はありながら、希望を忘れないそうです
だから向こうでは、災いを齎す箱を、パンドラの箱といいます。
悪魔の箱は、それが元の話だと思いますよ。
あ、Pandora’s Boxは、英語でパンドラズボックスだったかな。
2009-08-13 03:31:56
YK
ピーターがそれを見ると、はっとした様な顔をした。
しかし、すぐに言った。
「兄さん!それはさせないよ!」
「な、何?」
ピーターは私の後ろに回ると、私の手に何かを握らせた。
そして、囁いた。
「レイトン先生。僕、フォルセンスにいましたから。見ましたよ。アンソニーさんとかいう人との、あの戦闘!!」
私は手を見た。
剣。剣が握ってあった。
それを見たレウォは目を丸くした後、ふっと笑った。
「まさか、やるなんて?」
「ピーター君!!」
ルークは驚き、クラウスはちんぷんかんぷんでフワフワしていた。
・・・・やろう。
私は剣を抜いた。
2009-08-13 03:47:25
YK
私が剣を抜くと、レウォも抜いた。
何処に隠し持っていたのか。
私はピーターに言った。
「ピーター君。これをして、本当にレウォを止められるかな?」
「作戦です。時間をかけて、その間にクラックさん達が・・・」
「分かった。」
―――――――――――
カキイン、カキーンッ!
金属のぶつかりあう音。
「レウォわまさか君が出来るとは思わなかったよ。」
「・・・みくびらないで・・・くださいね!」
カシャン!!
―――――――――――
時間は過ぎる。しかし、何も人間界に変化はない。その内に、私もレウォも息が荒くなった。
レウォの剣捌きはなかなかだった。たまにレウォに自分の剣を持っていかれそうになったりもした。
「ええいっ!!」
「うっ!!!」
レウォの剣をかわしたと思うと、いつの間にかレウォは背後にいた。
「はあっ・・・はあっ・・・くそおっ!!!」
レウォはやけくそになったのか、叫ぶ言葉が訳の分からない言葉になってきた。
カシャン!カキーンッ!
ルークやピーターはおどおどし、クラウスは驚きで呆然と立ち尽くす。
しかし、何も意味はない戦いだった。
私は戦いながら、この戦いが意味ある物か、分からなくなった。
思わず私はレウォに言った。
「止めよう!無意味な戦いはいけない。」
レウォは後ろにいくと、剣を落とした。
そうだ、この戦い、だれも手袋をたたき落としてはいない。
私も剣を落とした。
しかし、レウォが落とした時点で、戦い方が魔法にかわったという事に、私は気付かなかった。
レウォは肩で息をする私やルーク達に手を翳した。
しかし、レウォは私達を殺しはしなかった。
目がくらくらしたかと思うと
私達はクラックさんの小屋にいた。
―――――――――――
※手袋
中世のイギリスでは、相手に見えるように手袋を地面に落とす事は挑戦状になりました。
公式の情報ですよ。
レイトンで1960年代が舞台といってたので、レイトンは手袋の知識があるかなあ、と。最近、そんな事いいませんからね。
2009-08-13 04:54:12
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