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レイトン教授と命・金の天秤

YK

二作品目です。


「私は全ての願いを叶えます。
・・・金次第で。」


謎の人間失踪事件!
謎の便利屋!
そして・・謎の天秤!


レイトン教授達は、謎の人間失踪事件を解けるか!?


全ては、残酷・・・


読んでくださいね。



登場人物
エルシャール・レイトン
ルーク・トライトン
アロマ・ラインフォード
クラウス・アルバトロ
ピーター・フレーデス


白木 白
ボス・ホワイト
実色 蜜柑

2009-06-12 23:25:33


YK

「先生!!!あぁ、ピーター君いたのかぁ、あのっあのっまたですよ!」
ルークだ。
「落ち着きなさい、ルーク、まず冷静になって。さあ、話してくれ。」
「はい。実はっ、またロンドンで人間失踪事件が起きて・・・」
「またか・・・」
人間失踪事件・・・・ロンドンで最近起きている、連続失踪事件だ。
全く手がかりのない事件だ。
いろいろな人々がこの事件のナゾトキをしたが、まだ誰も解けた人はいない。
「世の中物騒だね・・」
ピーター少年が呟く。
「ああ。」
「で、先生・・・」

2009-06-14 09:41:44


YK

「ナゾトキ依頼です。人間失踪事件の。」
「やるべきだね。」
「僕も」
「ピーター君・・・分かった。
ピーター、ルーク、行こう。
ところで・・・依頼人は?」
「白木 白。・・・日本人ですかね。」
「・・・・依頼人に会うべきだね。」
「おじさん〜クラウスさんとアロマさんは?」
「連れていく。」
「お兄ちゃん怒っちゃう、うふふ。」
「・・・」

2009-06-14 10:25:17


YK

第一章
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
銀髪の青年 白

2009-06-14 10:27:24


あけび

白木 白…。な、何者なんだーー!

2009-06-14 14:33:58


YK

ふふふ、もうすぐ登場ですよ。
お楽しみに。

2009-06-14 15:34:18


YK

私達は手紙に書かれている『白が待つ場所』
に向かう事にした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
レイトンカー中
ク「おや、ピーター少年がいるじゃないか。」
ピ「フフフ、僕、この前の恩返ししたくて・・・無理矢理お願いしちゃった!よろしくね〜」
ア「いい子ねぇ、ピーター君は。よろしくね。」
ル「ところで先生、あの・・白木白、何処で待っているんですか?」
レ「不思議な事に、場所だけしか書かれていなかった。何にいるのか、何故私達を呼んだか、理由さえ書かれていなかった謎まるけだよ。白木白、一体何者なんだろう。」
ル「ふーん・・・」
レ「おや、此処かな。」
ブロロロロロ・・・・・
キキッ・・・
ピ「着いた、着いた!」
レ「さあ、降りようか。」
ル・ピ・ク・ア「はい!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

2009-06-15 05:50:34


YK

そこは・・・古ぼけた小屋だった。
ル「人・・・居なさそう・・・ですよ。」
レ「入ってみよう。」
ピ「面白そうだね!」
ク「ピーター君、遊びじゃないよ。」
ア「まあ、いいじゃないですか。」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
キキィッー バタンッ
蜘蛛のす がはり、埃っぽく、テーブルの上には横になったワイングラス。
赤ワインがこぼれた跡が、しみになっている。
ほんとに白木白はいるのか。
とその時

2009-06-15 06:05:55


YK

「ようこそ、皆さん。」
青年の声がした。
私達が振り返ると、そこには一人の青年がいた。
「僕が白木白(シラキ・ハク)です。」
色白で、光に照らされ、美しい銀髪、なのに目は日本人とは思えない、灰色だった。
白いシャツに、真っ黒なズボン。
レウォも不思議だったが、彼もまた、謎めいている。
レ「君だね、私達を呼んだのは。」
白「フフフ、そうです。さて、皆さんお揃いのようなので、僕の家に招待します。僕ん家、ロンドンにありますから。
さ、どうぞ。」
「!!!!????」
白が用意していたのは・・・・・高級車だ。
ル「乗りにくい・・・」
ピ「お兄ちゃん、乗ったこと有るかなぁ、有るだろうな〜・・・長い。」
ク「車が長い、でしょ。」
ピ「クラウスさん、なんでさっきから僕にいちいち突っ掛かるのさ。」
ク「うう・・」
レ「二人とも、早く乗りなさい。」
ピ「はーい。」ク「…」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
これが、残酷なナゾトキのはじまりだった。

2009-06-15 06:25:49


杏姫

来ました[s:0310]
頑張ってね〜

2009-06-15 18:00:06


rdmon

白木 白…なんて読むんですか?頑張って書いて下さいね!

2009-06-15 22:18:20


ちひろ

白木 白(シラキ ハク)だそうです。

2009-06-15 22:32:23


YK

はい。
白木 白  は(シラキ・ハク)
といいます。
実色 蜜柑 は(ミイロ・ミカン)
と読みます。
読みにくくてすみません。

2009-06-16 21:02:32


rdmon

個性的な字ですね!読み辛いのは確かですが、ミカンさんは読めました。小説、頑張って下さい!あと、ナゾ解いて下さってありがとうございます!感謝のコメでした。

2009-06-16 22:25:57


YK

しかし、その名前、読み方が・・・この話のキーなのです・・・

2009-06-17 16:09:38


YK

知らぬ内に、ピーター少年は高級車の窓をあけている。そのかおは、複雑そうだった。

と、その時

『虐殺魔・・・・』
だれかの声がする。
『悪魔・・・・・虐殺魔・・・』
またきこえる。
『虐殺魔の声がする・・・』
またきこえる。

「ルーク、なんだか、虐殺魔、とか聞こえないかい?」
「はい?」
「ほら・・今・・・!」
『レイトン先生・・・逃げてください!!
早く・・・・・』
「!!!」とたんに、白さんが振り向く。
すると、声はきえた。

しかし・・・・

『闇の便利屋・・・金が全ての命のおもさしらず・・・



命・金 天秤



金に傾く・・・・

そう、



あなたたちの命・・・

も・・・・

2009-06-18 15:35:11


YK

私達は、白さんの
屋敷に
着いた。
すると、また聞こえる。


『虐殺魔の城が

天秤に

あぶらをさす・・・

私・・・・

あなたに告げる・・・

私の名前・・・・

私は・・・

あなたに告げる。
私の名前・・・』

2009-06-18 15:48:12


YK

私は白さんの屋敷の案内中、こっそりと抜け出し、ただそこだと思う方向に向かった。

すると、

一人の女性がいた。

美しいつやつやした、ショートの黒髪、すらりとした、美しい女性。

「あなたは?」
「レイトン先生、来てくださったのですね。
虐殺魔・・命・金天秤・・・」
「!!!」
「私は実色蜜柑です。」
「私は」
「エルシャール・レイトンさんですね。」
「はい。」
女性は微笑む。
しかし途端に顔色をかえた。
「いますぐお逃げ下さい!!!白木白は虐殺魔!
命・金天秤が傾く時、あなたがたは死んでしまう!」
すると、
『レイトン・・・・』

あのこえ。

「!?」
『フフフ、虐殺魔とは、腹立たしい。』
「レウォ!?」
「はじめまして、実色蜜柑さん、エルシャール・レイトンさん。白木白でしたね。
命・金天秤(メイキン・テンビン)の持ち主。」
「何故それを知っているのです!?」
「ピーターがみた事のある高級車に乗ってて」
「・・・・レウォ、君は死んでいたのでは?」
「は?なんの寝言です?
僕はレウォ・スミス。ピーターとは僕の弟です。」
「しっているよ。レウォ。銃撃してきたじゃないか。」
「? ま、いいか。ひとまず・・・・」

2009-06-18 16:18:26


YK

キャラクター整理
白木 白
今回、失踪事件のナゾトキの依頼をした青年。
日本人のようだが、詳しいことは、不明な事が多い。
23歳。
実色 蜜柑
白木白、そして、謎の命金天秤について詳しく知る女性。
彼女も、謎が多い。
20歳。
命金天秤(メイキンテンビン)
謎の天秤。
これが傾く時、虐殺魔が動き出すという。
虐殺魔(Boss・Whiteボス・ホワイト)
命金天秤が傾く時動き出す、謎の人物。
白木白と・・・・・

2009-06-19 22:57:30


YK

ピーター・スミス
ロンドンで有名人。
しっかり者の、頑張りや。推理力はすごい。
鏡の世で、レイトン達と出会った少年。五歳。
レウォ・スミス
謎めいた雰囲気を持つ、不思議な青年。
鏡の世事件の後、死んだと思われていたが、何故か生きていた。ピーター少年の実の兄。
二十歳。

2009-06-20 22:57:06


YK

しかし、そういったその時!
「レイトン教授!その女か、離れてください!」
白さんの、高い声。
すると、さっきまでいたはずの蜜柑さんが、いなくなっていた!
「ああ、いない!」
「レイトン先生、彼女は白木白から逃げているようです!
・・・それより・・・」
白さんが、やってきた。
「レイトン教授・・・ああ、新しいお仲間さん・・・はやくおもどり下さい。皆さんが待っています。」
「すまない。」
「ええ。」
私達は白さんに連れられ、ルーク達に会いに行く・・・
『ああ、恐ろしい・・・

虐殺魔がいるかぎり・・

死に続ける・・・

レウォさん、あなたの

ような

あの人だから・・・』

2009-06-21 08:33:27


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