レイトン教授の攻略情報

夜桜

新しい登場人物まとめますね。

アリサ
勇者たちを狙う『勇者破壊調査実行犯グループ』のリーダー。でも本人は13歳。
勇者に何か恨みがあるらしく…?

ランド
勇者たちを守るグループのリーダー。

魔王
全ての事を裏で操っている。
正体は不明。

2009-05-27 06:59:00

夜桜

「他には?」
キロさんが集中して聞く。

ガチャンッ――――

部屋の扉が開いた。その先にいたのは知らない少女。
「君は?」
先生が近づき、少女に手を差し伸べたとき……。

バシッ……。
「痛っ……」
少女は先生の顔にビンタをした。
「ちょっと!!君!?」
ローサさんが少女に近づく。

「ここの街から出て行け。でないと、お前たちを不幸の血へと送り出す」
謎の少女はそれだけ言って出て行った。

「あれは…………」
ランドがボーッと少女を見る。
「間違いない!!『アリサ』のメンバー。『ナナ』だ!!」
「あの今の子が…アリサメンバー!?」
「でも派遣だよ。普通にここで働いている」

ここって……宿屋に!?
『不幸の血に送り出す』
どういう事だろう……?
不幸は分かるけど不幸の血って……。

「いたた…あの子相当力があるね」
先生の顔から血が出ている。
「先生!!バンソウコウ……」
クラウスさんが近くにあったバンソウコウを僕に渡してくれた。
相当強い力の持ち主であろう。

少女。『ナナ』との出会いにより。
クリスタルは光を放ち。
不幸の血へと送り込む……。
この全ての街を……。

2009-05-27 15:46:38

夜桜

―夜―

僕は自分で寝る部屋の中を右往左往していた。
ウロウロ歩いているだけで時間が流れる。
アリサさん。年齢13歳なのに……。まだ子供だというのに、なぜ恨みがあるのかな?しかも『勇者破壊調査実行グループ』のリーダーだ。
子供がリーダーという事もすごい。

僕は右往左往する事をやめ、机の上においている弓矢を見る。
光っている。キラキラと水色の宝石が。
しかもとても綺麗に。
月に照らされているからかな?
水色の宝石は……『水の勇者』という事の証拠なのかな?
僕は頭を抱えながら考える。でも思いつかない。

ドンドンドンドン――ッ

なんだか下が騒がしい。僕は階段を下りて下へといってみた。

2009-05-27 15:57:36

夜桜（これはナナ目線です）

＊

「ママたち……よく我慢できるね」
「ナナ。あくまでも、勇者様は世界を救ってくれる味方なのですよ」
「分かってるよ?でも……」
「キロという男だろ?私もあいつには関心はしていない。だから安心したまえ」

私は扉を開けてお母さん達にべーッとして出て行った。

私は、勇者は大好きだ。勇者はあこがれの存在だ。私もいつかなりたい。だから強くなっている。
なのに……なんでよりによってあの男なんだよ…!!
キロ。あいつはいろんな人々を傷つけた。
私も。この街の住人も……。

「何してるの?」
ハッと思い、上を見る。
青い帽子のかぶった少年がこっちを向いている。
「……何?」
わざと、勇者が嫌いという態度を取る。
実際にはキロだけ嫌い。
だから『アリサ』に入った。

読者の皆さんに特別にお教えいたします。
『アリサ』は勇者を破壊させるための部ではない。ホントの理由は……あの男が一番知っているはずだ。

「ねぇ。アンタ。なんでキロと一緒にいんの?」
私は少年に単刀直入に聞く。
「キロさん?なんでですか?」
少年は全然怖くないような言い方をしている。あいつは……あいつは!!

私は少年の服を持って、外へと連れて行った。

2009-05-27 16:07:43

夜桜

少年を外に連れて行った。

「アンタ……分かってないでしょ?」
「何を?」

少年は天然なのか。馬鹿なのか。
あんな奴の近くで入れるという奴こそ『奇跡の男』とでも言えるよ。

「キロの裏。隠されたあいつのホントの姿知らないでしょ?」
「知らないよ。僕はまだ、出会ってから間もない。彼は優しい人かと思う……」

私は少年の言葉にむかついて
「いいかげんにしろや!!」
と夜の街の真ん中で叫んだ。

「あいつは……あいつは……!!」
「……」
「恐ろしい……怖く、背筋が凍るほど恐ろしい奴なんだよ……!!」

私はいつのまにか涙が出ていた。
「どうしたんですか?」
「……うぅ……」
少年はポケットの中からハンカチを取り出し、私に渡した。
「何?同情してんの?」
「違うよ。でも、目の前にないている子がいるんだ。キロの事。何を知っているのか分からないけど、どんな子でも、ほっておくことはできないよ」

それだけいうと、少年は宿屋へと向かった。
……彼も勇者だ。でもキロと正反対。とっても優しい人だ。

＊

僕が階段を下りた時。誰もいなかった。
「まちがいだったのかな?」
ガラガラ――ッ
店の扉が開いた。

「クラウスさん?何してるんですか?」
「ルーク。君こそ何をしてるんだい?早く寝よう」
「は～い!!」

あの騒がしい音はなんだったのだろう?
謎のまま、クラウスさんと一緒に階段を登った。窓から1人の少女が見えた。
あの子も何をしているのだろう?
そう思いながら寝て、月日が過ぎ、

次の朝…………。

2009-05-27 16:15:17

夜桜

あっ。ナナ目線の時に外に連れていかれた少年。ルークと思った人はまちがいです!!
実はクラウスだったんですね。
あの青帽子は最近買ったらしいです。同じ奴を（笑）
大胆に設定を変更しちゃいましたね。
でも帽子持ってたような気が……。

クラウスさん優しいですね～。
でもクラウスさんの行動が大きな衝動を起こしてしまうとは……。
第2章ゲスト(?)主演。ナナにも注目してくださいね!!

では続き～。

2009-05-27 16:26:19

夜桜

また夜に更新します（汗）
応援レター募集!!

2009-05-27 16:53:39

愛吉

二日ぐらい来れなかったけどめっさ進んどる！（笑）
夜更新待ってるからね～☆

2009-05-27 17:15:14

layton

あ、また進んでる！！
あっ！！僕もタメokだから！！
やっぱり、夜桜の文章力とストーリーには、
いつも関心してばっかだよ・・・。
どこか惹かれるものがある・・・。
とても僕なんかじゃかなわない・・・。
更新がんばって！！

2009-05-27 20:55:23

夜桜

「…………」
「なんだい?君?」
「話しかけんな」

ナナさんがキロさんを妙に睨んでいる。
「ナナ。あんな人と話したらダメよ」
お母さんらしき人がでてきて、ナナさんを後ろの居間へと通す。

「何かしたのかい?」
先生がキロさんに聞く。
キロさんは少ししたを向き、
「ううん。なんにも」
と答え、すぐにダッシュで外へと出た。
「どうしたんだろう?」
僕はささやいた。妙にキロさんの様子が変だ。

「なんでアナタ達。あいつといて平気なんですか?」
ナナさんの母親さんが聞く。
「え?」
僕は首を傾げる。言い方が変だ。
まるで悪者の味方をしているようないいよう。

「アンタたち。アイツの犯した『過ち』を知らないのかい!?この街の人達は皆、あの人が勇者になったのがありえないというんだよ」
……『過ち』?

2009-05-28 18:31:05

layton

どんな罪を犯したんでしょう・・・。
しかし、勇者になったのだから、それなりの
宿命のようなものはキロにもあると思います・・・。
でも、その「過ち」がどんなものだか気になる・・・。

2009-05-28 21:48:13

夜桜

少し更新が遅くなる可能性があります（汗）ご了承ください。これから更新します……。

2009-05-30 17:15:40

夜桜

「……被害は他の街だってそうだい。私は話したくない。他の人に聞きなさい」
そういうと、宿屋の人は、中へと入っていった。

「クラウスさん?」
ナナさんが宿屋からでてきて、クラウスさんに話しかけた。
「これからどうするんですか?アイツと関わっていると、ロクでもない事が……」

いまさっきからこの街の人の発言から、僕も少しキロさんを疑ってきた。
確かに、いきなり現れて『勇者』と言うし、あきらかに怪しかった。
僕は頭をうならせた。どうしたらいいのか分からなかった。

＋（このマークが付くとアリス目線になります）

部屋に閉じこもり、窓から綺麗な月を見る。
ここは闇の世界。一日中闇だから夜。
綺麗な月。心を癒してくれる回復薬のようなものだ。

私は、キロを絶対に許さない。
アイツのせいで……いろんな人に被害を加えている。でもアイツは自分でやった『過ち』を分かっていない。

この同盟はホントは勇者を破壊する会ではなく、キロに天罰を下す為にある会。
他の人はできれば巻き込みたくない。
でもダメ。勇者破壊という命令が下されているという事を……演じなければ…。

2009-05-30 17:32:17

夜桜

彼らに怪しまれる。
『エルシャール・レイトン』……。
彼らもそのうち、被害が加わるであろう。
奴…キロと関わっている以上……。

私はつきを見るのをやめ、部屋から一歩外へと出た。
コツコツッ――

「……ツバサ。何やってんの?」
「アリサこそ」
ツバサ。この会の副リーダーだ。
彼女は何を目的に副リーダーをしているか、分からない。
でもキロに天罰を下す為の会というのは知っている。
そして、ちゃんと演じきっている。勇者を倒さなければならないという演技を。

「……キロかい?」
ツバサの言葉に一瞬ドキッとなった。
的中。今、ずっとキロのことを考えている。
リーダーは私。私なりの考えでは、レイトン達を一刻も早く救出し、キロから離れさせなければ、彼らも……奴の『餌食』になってしまう。被害が加わる。ホントに……そうならないためにも、まずは……。

「アンタはどう思う?」
「ん?」
「エルシャール・レイトン達」
「彼らは早く避難させた方がいいと思う。彼らが、キロの『罠』にかからない間に」

ツバサも同じ意見だ。
でも、『魔王様』の命令だ。

『勇者を倒すという設定の演技をしろ。それならキロの同盟を作る事を許す』

もちろん。被害は加えない。彼らに。
被害を逆に加えるのはキロの奴。

「……会議を始める。皆を呼んで」
「アンタの考えている作戦。いいと思うけど……『アルメ』みたいにはならないでね。アルメのお姉さん?」
「!!」

アルメ…………。
私のせいで、アルメは……。
私はその場に座り込んだ。
あの時の……一瞬の出来事の記憶が一気によみがえる。

一緒に宮殿に行ったこと。
そこで勇者の話しを聞いたこと。
アルメと話している事。
犯罪者が入ってきたという事。そして……。

アルメがキロに殺された事……。

2009-05-30 17:40:00

夜桜

＊（このマークはルーク目線に戻ります）

キロさんが今さっきから妙に遺跡の方を見ている。
僕達はナナさんからいい情報をもらった。

「この近くにある遺跡なんだけど、宝石に反応する遺跡なんだって、精霊が眠っているとも言うし……」

この情報から、「精霊の眠っている所が自分たちの集めている『クリスタル』がある」と言う。

遺跡の中は妙に蒸し暑い。
火山のようだ。
周りは炎で囲まれている。妙に静かだし……。僕達は先へと進んでいく。

結構歩いた。
大きな扉。あけた先には……。
聖壇のような場所がある。
その上には……クリスタル。赤いクリスタルがキラキラと光っていた。

2009-05-30 17:46:28

夜桜

今日はたぶんもうできないかも更新…

皆コメ頼むからくれぇ～～～!!

2009-05-30 18:16:23

layton

赤クリスタルはレイトン先生ですね！！
炎の勇者だから！！

2009-05-30 21:26:20

夜桜

危ない……新しい小説作るところだった…。

はい。夜桜復活いたしました!
という事でこのストーリーも細かく進めて行きたいと思います!!
応援&コメお願いしますね!!
更新は昼＝夜の間です!!お楽しみに。

2009-07-21 08:11:20

remon

う～ん…過去にコメントしましたっけ？忘れてしまった… 凄いファンタジーですね！好きなジャンルベスト5の内2位！なんですよ！続き、気になります…

2009-07-21 22:30:15

layton

よ、よ、夜桜！！
最近見ないから・・・。
たまには更新してもらえると嬉しいな・・・。
二ヶ月に一回でもいいから・・・。

2009-07-24 10:48:51