レイトン教授シリーズの攻略
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レイトンJr
ようこそ。いらっしゃいました。
執筆者の皆様。または審査員の皆様。
そしてまたは、初めてこの大会のことを知る皆様。
このスレは執筆者の皆様を「レイトン喫茶店」という雑談スレで応募した執筆者の皆様が短編小説を書いてそれを審査員の皆様が「内容について」「おもしろさ」「興味」の3つそれぞれ最高10点で採点して一番評価の高い方が優勝するというスレです。
少し不満があるかもしれませんが「やりたい」という気持ちを持った人のためにやらせてください。
・このスレの許可は管理人に許可をもらっています。
質問などは雑談掲示板「レイトン喫茶店」に書き込んでください。
2009-05-14 17:17:57
姫御子
第1章『オアソビハ、ホドホドニ』
「みーんなみんな、寄っといで!」
「ボカラン見てるの、こっち来いやぁ!」
「そこの男の子、出てきなさい!」
「ええっ!?;僕ですか!?」
「プレゼントよ受け取りなさい」
「悪魔の力、見せてあげる!」
「「リンレンラリリンお姫様に、
なりやがれぇーーーーーーー!!」」
「うわあああああああああああああっ!;」
「さっきは酷い目に会いました…。」
「…っ、が、我慢だよ、ルークっ…」
「先生!僕、知ってるんですからね!?僕がお姫様の格好をさせられた時に、笑ってたって!」
「……ぷっ」「!!/////」
僕たちは今、人形使いの館に来ている。
ここで『人形使いの娯楽』を見るそうだ。
「…あ、先生!パニーニが売っていますよ!食べたいです」
「ははは。じゃあ、買うとするか。」
「はい!…っと、そろそろ『人形使いの娯楽』始まっちゃいますね。」
「じゃあ、食べながら見ようか」
「あ、それがいいですね!行きましょう!」
2009-05-20 22:23:03
トライトン ルーク少年と沈黙の教室
2stap 沈黙の教室
「痛っ・・・。」
プリントを抱えていて手を出す余裕がなかったため、頭からひんやりと冷たい老化の床に激突した。幸いにも、怪我はしなかったようだ。
チャイムの音は聞こえなかったように思えたが、多分もう授業は始まってしまっているだろう。
どうせ、今日はもうこれ以上の罰は受けないだろう・・・。
そう開き直った僕は、急いでプリントを拾い集め、教室へと走っていった。
2009-05-20 23:13:06
レイトンJr
小説王決定戦
7日目 残り2日
皆さん頑張ってください。
2009-05-21 14:08:28
愛吉
ベッドの上に横たわりー
色々思い出していた。
ミルちゃんはどっちのお嫁さんになりたい?
すごいわシャイン!
お嫁にはシャインに貰ってもらおうかなぁ。
ミルの言葉一つ一つがー
記憶に残っていた。
横にゴロンと転がると玄関に誰かがいた。
見覚えのある人だ。
確かー
ク「あれは・・・ミルの友達の・・・」
玄関に行き、ドアを開けた。
ミルの友達のユイ・レルサだった。
ユ「近くに来たから寄ってみたの。ミルちゃんケータイ持ってないし。でも 留守みたいで・・・」
ク「ミルなら買い物に出かけてるよ。何か用だった?」
ユ「ええ。用と言うか・・・
例のストーカー男についてちょっと情報を仕入れたから伝えようと思って。」
ク「情報!?どんな?」
ユ「あの男は『ミズキ・シーザ』と言って中学時代にナイフで同級生を傷つけた事があるらしいの。結局周りの人の計らいもあって大きなニュースにはならなかったらしいけど同級生の間ではミズキは危険人物として有名らしいわ。」
そんな男がミルは狙っているなんてー
ク「ナイフで・・・人を刺した!?」
2009-05-21 21:23:07
layton
第三章 ドロップストーンの変貌
「せ、先生・・・。ここ、本当にドロップストーンなんですか?!・・・。」
なんと、ドロップストーンが、ファンタジーの世界の町のような、不思議な感じにかわっていたのだ・・・。
町の住民も、店も、なにからなにまで、全てがちがう・・・。メルヘンチックというか・・・。なんというか・・・。
「そ、そんな・・・。」
先生まで唖然としている・・・。
「バカな・・・。」
でも、ミーナだけ一人平然としている・・・。一体どういうことだ・・・。こんな風景を見て、おどろかないなんて・・・。もしかして、ミーナは前のドロップストーンを見たことが無いのか・・・。
「・・・。ルーク、とにかく、町の人に話を聞いてみよう・・・。そうしないと何も始まらない・・・。」
「そ、そうですね・・・。そうしましょう・・・。」
一体どういうことなんだ・・・。僕はまだそれを考えていた・・・。
2009-05-21 21:37:13
愛吉
ユ「噂では今でもナイフを持ち歩いてるみたいなのその男。だからミルちゃんに早く教えてあげなきゃ・・・って。ミルちゃん大丈夫かしら・・・」
ミル・・・!!
その頃二人は仲良く道を歩いていった。
後ろにミズキがいるとも知らずにー
ザザザ・・・不吉な風が吹いた。
~ここから視点がコロコロと変わります。色々変更すいません。~
2009-05-21 21:39:08
愛吉
シ「ナイフ!? うん分かった。うん・・・気をつけるよ。うん了解ありがとう。」
ク「弟に連絡が取れた。一応忠告はできたよ。」
ユ「よかった。 あら?ミルちゃん弟さんと一緒に?」
ク「ん・・・ああ、駅前の裏通りにね。
二人仲良く 買い物。」
ユイが何かに気づいたみたいに言った。
ユ「ごめんなさい。私勘違いしていて。ミルちゃんはアナタとお付き合いしてる訳じゃないのね。」
ク「はは・・・いやいや。そんなんじゃないよ。 て言うかー あの二人が付き合ってるんだ。」
ユ「・・・そう。」
ミ「何か怖いなぁー。なんでこんな目に会うんだろ。誰かに恨まれるような事したかな私。」
シ「世の中にはおかしなヤツが居るからね。それでなくてもミルちゃんはモテるんだからさ。」
ミ「おー。言うねー。」
なのになぜかため息が出た。
ミ「ハァ。」
本当に好きな人はー
何を勘違いしてるんだか。
全然分かってないみたいだけど。
ク「僕心配だからちょっと二人の所行ってくるよ。」
2009-05-21 21:56:25
トライトン ルーク少年と沈黙の教室
2stap 続き
「遅れてすみません・・・・!!」
教室の後ろ側の扉から静かに入ってきた僕には信じられないような光景が目に飛び込んできた。
いろいろと言いたいことは山ほどあるけど、まずは一言。
「皆・・・どうしちゃったの?」
2009-05-21 23:13:51
レイトンJr
小説王決定戦最終日!!
執筆者のみなさん急いでーーー。
できなくても予備日の明日があるから大丈夫!!
2009-05-22 11:11:16
愛吉
今は一回だけ更新します。
残りは用事で夜21時~23時の間に・・・更新します。すいません。
2009-05-22 18:18:20
愛吉
ク「わざわざ情報ありがとう。じゃあ。」
僕が立ち去ろうとしたその時。
ユイが何かに気づいた。
ユ「・・・あそこ。」
ク「え?」
ユ「あの人・・・」
誰かが除いていた。気づかれて驚いている。
ユ「・・・ミズキ・シーザ!」
ミ「!」
ミズキはダッシュで逃げようとした。
ク「あ!待て! 止まれミズキ!」
こいつ・・・
休日に家までに・・・!
ク「逃がすかストーカー!」
2009-05-22 18:24:31
layton
第四章 教授の確信
僕達は、唖然としながらも、列車からおり、
ドロップストーンに足を踏み入れた・・・。
そして、若い女の人に話を聞いてみることにした・・・。
「あの、すいません・・・。聞きたいことがあるのですが・・・。」
レイトン先生が聞いた・・・。
「なんですか?」
「私達は、前にもここにきたことがあります・・・。しかし、そのときとまるっきり様子がちがいます・・・。どういうことなんでしょうか?」
「・・・・・・。は?この町は少しも前から変わっていませんよ!何を言っているんです!
頭がおかしいのですか?!迷惑です!!」
何を言ってるんだ・・・。この人は・・・。
先生に失礼な口をきいて・・・。
「・・・。そうですか・・・。失礼致しました。」
なぜか先生は別にびっくりしている様子もなく、逆に笑みを浮かべていた・・・。
何か思いついたのだろうか・・・。
「ルーク・・・。今回の事件は意外とおもしろそうだね・・・。」
「えっ!!」
もう、先生の中では、騒動じゃなく、事件になっているんだ・・・。
「どういうことですか?」
「ふふふっ。まぁいいさ・・・。とにかく、町を一通りまわってみよう・・・。」
「・・・。」
町には、誰も知っている顔がいなかった・・・。
知らない人ばかりだ・・・。
人まで変わっているというのか・・・。
それに、全てが変わっている・・・。
もしかして、ここはドロップストーンじゃないのだろうか・・・。
遠くに見える山の風景までもが違うし・・・。
無意識に、隣のミーナと目が合った・・・。
彼女は、冷静な顔をしている・・・。
ドロップストーンにきたことがないのだろうか・・・。
それとも・・・。
「わかったよ・・・。もういい・・・。
モレントリー急行に戻ろう・・・。
「えっ!!もう行っちゃうんですか!?
他に調べることはないんですか!?」
「あぁ。ルーク、無いんだよ。」
「・・・。」
先生はきっと何か確信したのだろう・・・。
そんな感じの顔をしている・・・。
僕達はしかたなく、モレントリー急行に戻ることにした・・・。
2009-05-22 19:09:59
たくみん
僕の要望なのですが、完結したらまとめてください。そうしてもらえれば審査員が読みやすいと思います。
2009-05-22 21:23:41
layton
第五章 ミーナの正体は?
ここはモレントリー急行の中・・・。
僕達は、先生に言われて、仕方なく、戻ったのだった・・・。
そういえば、ミーナって大きな杖をもってて、
帽子をかぶっていて、まるで魔法使いのようだ・・・。それに、僕の傷も不思議な力で治してくれたし・・・。
「ミーナ!・・・。」
「何?」
「ちょっと、きて!!」
僕は、ミーナを無理やりトイレの近くに連れ込んだ・・・。
「何なの?」
「ミーナって、魔法使いなのかい?」
「・・・。さぁね・・・。」
「でも、僕の傷治したし・・・。」
「それはそうだけど・・・。全て杖の力なの・・・。」
「杖の力って?」
「・・・。なんでもない・・・。私・・・。
ある意味魔法使いかもしれないけど・・・。
いいわ・・・。私の秘密をはなしましょう・・・。あなたなら・・・。話せる気がする・・・。」
ここで第五章は終わりです!
それでは、審査の方をお願いします!
2009-05-22 21:28:52
愛吉
第4章 ミズキと真犯人
ク「止まれって・・・言ってるんだ!」
ミズキの服の袖を引っ張り、なんとか食い止めた。
しかし、ユイの言葉を思い出した。
「ナイフをいつも持ち歩いてるみたいなの。」
その言葉にゾッっとして一旦立ち止まった。
ク「ミズキ・シーザだな。あそこで何をしていた?言え。
ミ「ど、どうして僕の名前を?」
ク「そんな事関係ない!ナイフも持っているんだろう?こっちに渡してもらおうか。」
ミ「ナイフ?」
不思議そうな顔でこっちを見ていた。
ク「しらばっくれるな!」
バックを取り、中を見ようとした。
ミ「何をするんだ!」
ク「渡せ!」
バックを逆さにして、荷物を全て落とした。
・・・?
ない・・・!?
ミ「君は・・・何か勘違いしている。
僕はストーカーなんかじゃない。」
コイツ・・・まだシラを切るつもりか。
ク「嘘をつけ!!ミルを付け狙っていたじゃないか。」
ミ「それは・・・!彼女の後を窺ったのは認めるよ。でも彼女に何かしようだなんて思っていない。僕は彼女に告白しようとしてただけだ。付き合ってください・・・って」
!?
ク「何だって!?」
ミ「一週間くらい前からチャンスを窺っていたんだけど学校の帰りはいつも友達と一緒で・・・。中々言えなかったんだ。」
ク「嘘をつけ!!お前は中学生の時に同級生を刺したって・・・」
ミ「じょ・・・冗談じゃない!! ねえその情報ってユイ・レルサから聞いたの?」
ク「知っているのか?」
ミ「知っているも何も僕は彼女と付き合っていたんだよ。」
その言葉を聞いた時、心臓が急に早く動きだした。
何だー!?
何だ・・・
ミ「中学の卒業式にユイから告白されてそのまま付き合う事になったんだ。
すぐに別れたんだけどね。」
どういう事だ!?
ミ「付き合ってみて分かったんだよ。彼女普段は大人しくていい娘なんだけど、感情の起伏が激しいと言うか・・・キレたら手がつけれなくなるんだ。」
何を言っている?
2009-05-22 22:37:35
キャラメル
レッドさんの小説は、内容について10点、面白さは10点、興味については8点です。後は皆さんよろしくお願いします。
2009-05-22 23:12:51
トライトン ルーク少年と沈黙の教室
2stap 続き
そう呼びかけても、皆はピクリとも反応しない。・・・まるで氷のように固まっているようだった。
辺りを見ると、さっきまで風が吹いていたのに急に静かになった。
僕は怖さで足がガクガクと震え、大事な宿題プリントをその場に投げ出し職員室へ全力疾走した。
職員室のドアを勢いよく開け、
「先生!皆が・・・」
先生もクラスの皆と同様、硬くなって動かなくなっていた。
僕は訳が分からないまま、学校中の教室や会議室、ともかくだれでもいいから人のいそうな所を必死に探した。
もちろん、どこにでも誰かしらはいた。だけど皆同じように固まっている。
せめて、あのシャルウィ先生でもいてくれれば・・・。
こういう状況になったときは、常に隣にレイトン先生がいた。でも、ここは学校。レイトン先生は今頃大学で生徒の人たちに大得意な考古学でも教えているだろう。
そんなことを考えているうちに、最後の望み(といっても、ほとんど可能性は0に近いが・・・)の場所、校長室の前まで来た。
「どうか、いつもどおり・・・」
そうココロの中でつぶやきながら、校長室のドアを開けた・・・。シーンとしてるところから、ここも駄目かと思って顔を上げた瞬間・・・
まず、校長先生がいなかった。
「ハハ・・・。」
僕は苦笑いを浮かべ、ほんの少しだけほっとした。どうか校長先生だけでも無事でいてほしいと願うことができたからだ。
・・・これで助けを求める唯一の相手がなくなったことにはなるが。
もしかしたらどこかに隠れているかもしれない。
そう絶対ありえないことを考えながら、僕は気の紛らわしに校長室をぐるりと見て回っていた。
すると、ふと目に留まってしまう物が端っこに薄く埃をかぶっていた。
何かの宝石で作られたとみられる、とても年期の入った石像・・・。それは僕が今まで見たことがないとても不気味な生き物(?)がまるで生きているように彫られていた。今にも動き出しそうで、なんだか怖い。
石像を眺めるのにも飽きると、僕は再びどこかに固まっていない人がいないか探すことにした。これが根気よいというのか、ただあきらめが悪いだけなのか・・・。
校長室のドアを静かに開け、空気がとても冷たく感じる廊下に出ようとした。
「お~い・・・」
!! 気のせいか? どこからか声がした。ううん、こんな静かな学校で声がするわけがない。きっと空耳だ。
「え・・・もしかして、気づいてない?」
!!! またどこからか声がした。さすがに空耳二回も聞こえるなんて・・・。気が狂ってしまったのだ。無理もない・・・。
「ここ ここ、ここですよ~。↑、↑!!」
!!!! え・・・上!?
僕はどこからか聞こえるイタズラのような声に唖然とし、ただ言われたとおり上を見上げた。
そこにいたのは、校長室にあった石像と瓜二つの奇妙で不気味な生き物が不敵にニヤつき僕を目をそらさずに見つめていた。
「ケケケケ・・・やっとっ、気づきましたか、ケケケケヶ!!!」
「うわああああああ!!」
僕は悲鳴を上げ、泡を吹いてその場に凍りついた。もちろん、皆よりもひどい様子で・・・。
再び、学校は沈黙という恐ろしさに包まれた。
2stap 終わり
2009-05-22 23:30:55
愛吉
後ろに誰か居る。誰なんだろう。
クルッと振り向いた。
ミ「あら。偶然ね。ユイちゃん。」
ユ「ホント、偶然ね。ミルちゃん。」
ミ「別れる時も大変だったよ。喚いて暴れて中々別れてくれなかったんだ。だけど僕は彼女から逃げたい気持ちもあってか・・・新入生の中で評判のいいミルちゃんに一目惚れしてー 彼女に告白したい事をユイに告げてやっと別れたんだよ。」
ユ「分カッタワ。ジャア別レテアゲル。」
ミ「だけど・・・ミルちゃんに近づこうもいつもユイが一緒に居るようになったんだ。僕の告白の邪魔をしたんだよ。大方僕をストーカー扱いしてたんだろ。
そういうヤツなんだ。」
ク「ちょっと・・・ちょっと待ってくれ。じゃあさっき彼女が言ってたナイフの話は・・・」
ミ「それは中学2年の時彼女自身が起こした事件なんだよ。」
何だー また心臓の動きが早くなった。
ミ「僕もその話を知ってすぐに別れようと思ったんだ!彼女はとにかく危険なんだよ。思い込みが激しくて逆恨みなんかしょっちゅうだ。だからその事もミルちゃんに伝えておきたかったんだ。
一見仲が良さそうに見えてもー
ユイは心の中でミルちゃんに恨みを抱いてるかもしれない。」
そんな。まさかー
真犯人はユイなんて
ク「・・・くっ!」
僕は急いで二人の所に向かった。
あの女が家に来たのは ミルを刺す為・・・!!
逃げろ!!ミル!!シャイン!!
ザザザザ・・・風が冷たくなってきた。
ポツ・・・
ミ「あら?雨。?どうかしたのユイちゃん。」
ユ「彼氏と仲良くデート・・・か。素敵な休日ですこと。」
小さい声で何か言っている。
ミ「え?何?」
ユ「私はアンタのせいでフラれたって言うのに、いいご身分ねって言ってるのよ。」
! ユイはナイフを握っていた。
シ「い・・・行こうミルちゃん。」
ユ「イクナ!!!!」
ユイの大声に周りの人がザワザワと騒ぎ出す。
更にユイがブツブツと何かを呟いていた。
ユ「・・・。・・・す。殺す。殺す・・・」
やっと聞こえた。何を言っているのかが。
確かにこう聞こえた。そうー
「殺ス!!!!!」
シ「逃げるんだミルちゃん!!!」
ユ「殺ス!!!!」
冷静に言ってナイフでミルちゃんを刺しに行きかけた。
ミ「キャアアアア!!!!」
シ「ミルちゃん!!!」
グリン
ユイは途端に曲がった。
ドッ
!
シ「え?」
何かが刺さっている。何だろう。
・・・ナイフだ。
そうか。僕は刺されたんだ。
ダメだ。無くなりかけてる。
意識がー
そうとも知らずにクラウスは走り続けていた。
待ってろ ミル!! シャイン!!
ミ「いやあああああああああ!!!」
響き渡るミルの声。それを僕は耳にしなかった。
ただひたすら走り続けた。
やがて雨は大雨になり、粒も大きくなっていた。
現場に着いて僕が見た光景はまるでー
悪夢のようだった。
救急車のベットに寝るシャイン。
今でも倒れかけそうになっていて警察に肩を持たれているミル。
笑いながら捕まっているユイ。
その光景は誰も見た事のない悲劇の末路だった。
そしてこの世から「シャイン・アルバトロ」と言う存在は消えてしまった。
僕は警察の人の言葉を思い出した。
*
ユイ・レルサはミル・サリティの同級生ですな。ええ 凶行に及んだ理由は全くの逆恨みのようです。
当初はミルさんだけを傷つけるつもりだったらしいのですが、人を傷つけるにはその人の大切な物を傷つける方がいいとか何とか。
つまりシャインさんをミルさんの恋人と勘違いをしていたようで。
まことに・・・お気の毒です。
*
「あの二人が付き合ってるんだ」
「そう」
あの会話を思い出した。
僕だー
何だ僕のせいか。
僕が言ったくだらない一言のせいで。
シャインは死んだのか。
葬式場に飾ってある写真はシャインの笑顔の写真だった。
ミルの母「クラウス君。この度は・・・」
ク「おばさん。ミルは?」
ミルの母「ごめんね。誰よりも来なくちゃいけないと言うのに・・・
あの子まだ立ち直れなくて。」
葬式が終わり、シャインの部屋に向かった。
僕が見つめているのはー
シャインのお気に入りのパソコン。
そしてー 帽子。
「お兄ちゃん見て見て!」
弟には才能があり
世の中に必要とされ
将来は名を成すはずの人間だった。
僕と違ってー
シャインが居ない?
この世にもう存在しない?
そんなバカな。
僕が言った一言のせいで・・・?
なぜ僕が生きているーー
そうだ。いい案があるじゃないか。
ク「ただいま。」
ル「おかえりな・・・!。クラウス様、どういうおつもりですか?」
やはりルナも驚いている。
ク「この服も帽子も全て再現してもらったんだ。似合うかい?」
ル「どういう事なんですか!そんな事したってシャイン様が帰ってくる訳ありませんよ!クラウス様がシャイン様の代わりになるんですか!?おかしいですよ!!」
別にー
シャインになろうとした訳じゃない。
ただ、シャインは失ってはいけないと。
少しでも彼の姿をこの世に止めておきたいと
そう思っただけなんだ。
ミ「バカみたい。シャインになるの?クラウスが?どうなるの?それで。」
ク「・・・さあ。」
ミ「自分で罰を負ったんでしょ。クラウスはそういう人よ。 何よ。自分を責めないで、私を責めればいいじゃない。」
ク「・・・じゃあな。ミル。」
ミルの後ろにあるのは引越し屋のトラックだった。
ミ「うん。ごめんね。ごめん。本当に・・・。」
ミルの目から涙ごポロポロと流れ落ちているのがすぐに分かった。
ミ「私はもう。この街に居るのが耐えられない。どの場所にもシャインの面影があって・・・ 私はクラウスみたいに、強くないから。」
僕が強いだって?
ク「元気で。」
僕達はもう二度と会う事はないだろうと分かっていた。
ミ「そっちも。」
ク「好きだった。」
ミ「私も。」
ミルは僕に背を向けてー
どこかに消えていった。
また失ってー
一人になった。
学校へ行っても皆は驚いていた。
あまりにも似ているからか。
朝が来て学校へ行き
夜が来たら眠った。
そして朝が来たら学校へ行き
夜が来たら眠った
いつも通りの朝。
ク「行ってきます。」
ル「どうかしましたか?」
ク「いや・・・ちょっとお腹が。大丈夫だよ、行ってきます。」
太陽が今日も僕を照らす。
眩しくてしょうがない。
いつもの通学路で声が聞こえた。
途中で何だかバカらしくなってー
足を止めた。
何をやっているんだ僕はー
ク「帰ろう。」
家へ帰り、ベットの布団に包まった。
「そんなお兄ちゃん好きじゃないよ。」
ク「違うんだシャイン。ごめんな。僕が悪かった。」
これまでの会話を少し思い出した。
「パソコン見せてよ。」
「テストの結果はどうだった?」
こんな事になるなんて
「来週ミルと3人でさ、サイクリング行こうよ。」
「この本よんだ?面白いよ。」
もっと喋りたいよシャイン
「色々教えたい事があるんだよ。」
「将来は何になりたいんだ?」
もう全て遅いのか
話たい事がたくさんあるんだ。
窓から入ってくる風が不快でー
僕は窓を閉めた。
「あの二人が付き合ってるんだ。」
僕はー
喋る事をやめた。
シャインー
その窓がこじ開けられ
救いの手が差し伸べられたのは
もう少し
先の事だったー
2009-05-23 01:06:43
愛吉
エピローグ
ザアアアア・・・
雨が降り出していた。
あの日の雨と同じ勢いでしずくが落ちてきた。
あの日もー
こんな雨だったな。
ル「クラウスさ~ん!」
ク「えっ!?ルーク君。レイトン先生・・・」
ル「もお、探しましたよ!約束の時間に来るって言っていたじゃないですか!」
レ「そうだよ。まったく・・・心配をかけてはいけないよ。英国紳士としてはね。」
レイトン先生は薄く笑ってそう言った。
ル「ほら、傘を差して下さい。風邪引いちゃいますよ。・・・あ!クラウスさん!その写真見せてれませんか!?」
ク「これかい?いいけど・・・」
ル「うわあ。やっぱりこれだ!パソコンの「音声合成ソフト」!」
レ「ああ。それの事か。ロンドンタイムスにも載っていたね。」
ル「こ、これクラウスさんが造ったんですか!?」
ク「はは・・・これは弟が造ったんだよ。」
ル「へえ!クラウスさん弟がいたんですか!でも犯罪を起こしてしまった事を聞いたら・・・」
レ「ルーク!」
ル「ああっ!ごめんなさいクラウスさん!」
そうかー
僕はあの事件の後に犯罪を起こしてしまったんだ。
雨雲の空を見て僕はシャインに言った。
ク「そうだな。シャイン。僕は犯罪を起こしてしまったんだ。でも今は心を入れ替えて生きている。だから・・・許してくれるか?」
サアアア・・・
ル「あっ!雨が止みました!」
レ「本当だね。あれだけ降っていたのに。」
ク「あれは多分シャインが笑ってくれたからだと思いますよ。」
ル「え?何か言いましたか?」
ク「なんでもないよ。早く行きましょう。」
ル「あ!もうこんな時間じゃないですか!
先生、クラウスさん、急ぎましょう!」
レ「ルークは早いよ。急ぎすぎはよくない。英国紳士としてはね。」
ル「先生。今日2回目ですよ。」
皆が吹き出して笑った。
太陽の光も次第に強くなってきた。
ありがとうシャイン。
ずっと僕達を照らし続けてくれ。
これからも、ずっとー
2009-05-23 01:30:16
愛吉
はい!遂に
☆完☆結☆
です!
いや~長かった・・・
二番のりですね(笑)
結果・・・どうなんでしょう。(不安・・・)
そしてこれがエンディングです!
http://www.youtube.com/watch?v=FyxOgf0O4P0
すっごくいい歌ですよ☆
合いませんが(笑)
まとめるのは明日にします♪
では!
2009-05-23 01:35:00
かならず掲示板ルールをお読みください。
ルール違反な書き込みを行った者は、アクセス禁止になり、サイトを見ることが出来なくなります。
■■■禁止事項■■■
・チャット的な使い方(即レスを繰り返す、○時に来ます、これからご飯なので返信できません、のような)
・レイトン教授シリーズと無関係な小説の書き込み
・性別、年齢、学年、誕生日、居住地域、学校行事、学級閉鎖などの書き込み
・「裏」という二重人格を表現した書き込み
・ふさわしくない内容の小説(残虐行為、同性愛など)
・同一人物の小説複数進行
・小説の真似、盗作
・なりきり小説でのキャラ崩壊
・書き込み者を限定するスレッドの作成
・スレッドの宣伝書き込み
・個人HPの宣伝書き込み
・ふさわしくない書き込み