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レイトン教授と涙の種

葉月

●プロローグ●
君が流した涙。
それは種となり、人々へと繋がる。
あらたに出てきた敵グループにレイトン達が立ち向かう!!

プロローグです。一応。
葉月と申します。でも実の正体は夜桜です!!新シリーズなので葉月という名でこれからは行きます。

新シリーズは全部で3部作です。先にお知らせいたします。

第1弾『レイトン教授と涙の種』
第2弾『レイトン教授と笑顔の花』
第3弾『レイトン教授と続く世界』
の3つです。

第1弾、第2弾のテーマソングはhttp://www.youtube.com/watch?v=Nkxorw1jjq0
です。

第3弾のテーマソングはhttp://www.youtube.com/watch?v=sqAThZ9Yz5M&feature=related
です。

両方歌の題名の通りです(笑)
温かく見守ってください。
ではスタートです。

2009-05-09 21:53:46


葉月

「王さん。ここに何か御用で?」
ショコラさんの口調が怖い。

「……犯した罪は……償う……だから……お願い……」
「分かっているよ。桜。協力したいんだね」
「はい……」

とってもおびえた声をしている。
フードをかぶって、顔を隠している。
「顔。隠さなくてもいいよ」
「はい……」
フードを直すと……桜さんの顔に不自然な傷があった。
「これは…?」
「……少し、こけたんです」

桜さんは目線をそらしながら言った。
桜さんが目線を外すのは嘘をついているから。僕は知っていた。

「嘘はつかないでください」
「……真……」
「え?」
「真の王の奴に襲われたんです。これは……銃で撃たれた後です」

…え?
銃って……拳銃?
真の王といえば、いまさっきメールでも来ていた。
「私知らない。真の王なんて知らない」
「そうだよね。真の王。私も聞いたことないもん」
ショコラが主張した。

2009-05-10 00:04:13


葉月

「最近できたものなんじゃ……」

先生が言った。僕は携帯の画面を見た。
確かに、王のマークが違う。別の人が新しくしたに違いない。

「この銃弾は……B40型ね。結構のプロよ。相手も。私の使っているのと一緒」
ショコラさんは桜さんの傷口を見ていった。
「あんた。王だったくせに戦闘力はそんなになかったもんね」
「剣しか……無理で……」

桜さんは泣きかけた。
桜さんも被害者なのだ。
先生の父親という人が撒いてしまった『涙の種』という種。
それは、人の心にしまっている悲しみをもう1度引き戻してしまうという幻の種だ。
聞いただけで恐ろしい物だと思う。
僕はかかっていない。でもそのうちかかるような気がする。

「涙の…………種……封印……しなきゃ……」
桜さんはフラフラしながら歩いた。そして……バタッと倒れた。

「桜さん!?」

2009-05-10 00:09:30


葉月

「全てはあの男のせいだ」

被害者である私も、そいつを恨んだ。
私が真の王。
でも誰もその姿を信じない。
だって……真の王は中々姿を現さないから。

「面白いことになりそうですね『真の王』」
「あら。スパーダ。蜜柑は?」
「新パートナーなら拳銃の練習です」

「でも……桜を始末しないなんて、どうしたの?」
「……元パートナーだったから…王だし…」
「裏切り者でも?」
「!!」

「ごめんなさい」
「次はメールよ。私がショコラを脅してあげる……」

2009-05-10 00:11:59


葉月

「……ホントにごめんなさい」
桜さんがベッドに寝転び、言った。

「……いいですよ。別に」
「だって…私は!!」
「君。まだ高校生なんだろ?罪はこれから償えばいい」
「…」
桜さんは黙り込んで、目をつぶった。

チャリンッ……――

「メール……!?」
「どうしたの?」
「……ちょっと出かける」
ショコラさんはメールを見てから飛び出した。

「…………これは……」
私は指定された場所へと向かった。
「……拳銃……」

2009-05-10 00:17:31


葉月

「大丈夫ですか?ホントに」
僕は言った。
「大丈夫……だと思う」
「病院に行ったほうがよさそうだよ」
熱をはかって、結果を見た。
『38;9』……高すぎる。

「病院に行くよ!!」
「……はい……」
桜さんはこっそり起き上がった。

僕達はバスを待った。
ガソリンがなくて、バスでしかいけない。
「桜さん?大丈夫ですか?」
「はい……。暑いですけど……」
「僕の帽子」
「ありがとう……ルークさん……」

バスの中は妙な空気に包まれた。
やっぱり桜さんがいるからかな?
でも桜さんの事は全国には知られていない。大丈夫だと思う。

病院に着いた。
とっても小さな病院だ。
「桜さん?」
「…つき…まし…たか?」
完全に弱っていた。
僕は急いで病室を借りて、寝転ばせた。

2009-05-10 00:23:43


葉月

「熱が高いですね。様子を見ますね」
そういって、先生は病室を出て行った。

その時だった。

――――バンッ……

「先生!!今の!!」
「銃弾の音だ」
桜さんは睡眠薬でよく眠っている。
別に抜け出しても問題はない。
僕達は部屋を後にした。

「こないで…………」
「ショコラさん!?」
「レイトン先生……」
ショコラさんがこっちに向かって拳銃を向けている。

「ショコラさん!?」
「……何もない……関係ない……」
僕は携帯を見た。
メールが一通来ていた。
内容は……。

――――――――――――――
先生。
私を救って。
お願い。
救って……。
真の王の魔の手から……。
―――――――――――――――

「……涙の種」
「え?」
「涙の種の場所を教えなさい」
ショコラさんは拳銃を僕達に向ける。

2009-05-10 00:32:11


葉月

「涙の種の場所は知らない。君の分かるだろ?」
「うそつき。知ってるはずよ」
「ショコラさん!!」

扉がウィィンっとあいた。
「おりゃ」
ボコッ……。

「あ」
「あ」
「痛ッ……」
「あ」

シーン――――……。
「ルニラさ~~~~ん!!」
「またやってもうた……」
やってもうたじゃなくて……。
ルニラさんのキックは空手級に怖い。
あらためて見てわかった。

「大丈夫?」
「…………ありがと」
ショコラさんはルニラさんに向かっていった。

だが、戦争はまだ終わらなかった。

2009-05-10 00:36:07


葉月

第2章 戦争の始まり。

「これ……持って」
ショコラさんが僕たちに拳銃を配った。
「真の王の仲間はまだいるんだ」
「え?」

「レイトン先生!!」

奥から桜さんの声が聞えた。
「桜さん!?」
僕達は病室へと走っていった。
行ってみれば謎の奴らが桜さんを捕まえている。

「桜さんを離せ!!」
僕は叫んだ。でも相手は口にしようともしない。
「先生……助けて……」
まだ熱が下がっていないと思う。
このまま無理に動かしたら……!!

「彼女は危ない状態なんだ。離してくれないかい?」
先生が冷静に言った。
「……王の命令は確かに」
仲間と思われる者はこっちにナイフを向けた。
桜さんを人質とするというのか……。
「卑怯者!!」
「卑怯者の集まりなんだよ。王のところは……ねぇ。元王さん?」
後ろから男性が現れた。
スパーダさんだ。

2009-05-10 00:42:21


葉月

「スパーダ……」
「憎きレイトン。あいつを助けたいのか?」
スパーダさんは先生に近づいた。なんだか危険な感じがした。

「あぁ。仲間だからな」
「仲間ねぇ……フフッ…はははははッ!!」
スパーダさんは笑い出した。
「なかまなんてな。遊びの為にあるような物なんだよ」

仲間は都合のいいときにしか動かないんだよ。
都合が悪くなったり、危険になったら裏切る。所詮そんな物なんだよ。仲間なんて。

「そんな事ない!!」
「うるせぇ」

ナイフの持った男がこっちに刺しかかってきた。

だが……「こりゃ」

ボカッ……。
「うわぉ」
「怖い……」
「こりゃ見てらんない……」
「なんか痛そうだな」

「空手2段なめんなよぉ」
妙に強いと思えば空手2段持ってるんだ……そりゃ怖いよ……。

2009-05-10 00:47:03


葉月

「やっぱり裏切るんだな。ショコラ」
「……犠牲者はもう出したくないの」

ルニラは自慢の空手で桜さんを助け出した。
「桜さん。大丈夫ですか?」
「はいっ……」

「桜さんまで狙うとは……」
「王なのに…そっちの味方をする時点で完璧な裏切りだと思いますが」
窓から女の人が現れた。
蜜柑とかいう女だ。

「スパーダ。引くよ」
「えっ!?でも……」
「王の命令」
「!? 分かった」

スパーダと蜜柑は消えるように立ち去った。

2009-05-10 00:51:30


葉月

第3章前編 涙。

「ごめんなさい……私のせいでッ!!」
桜さんがまた涙を流した。
これも涙の種の影響なのか……。

「いぇ!!真の王が悪いんですから……」
僕は叫んだ。
先生もショコラさんもルニラさんも同じ意見らしい。頷く。
「…でも…ッ!!」
「そう……責めてもなにも生まれない」
「…」
「自分を信じて、そして仲間を信じて」

ルニラが言った。
熱く語った。

僕は周りを見た。
病院内を。
銃弾の後が多く残っている。
このごろのロンドンはとっても……物騒になった。
これも『王』のせいだ。
桜さんじゃない。『真の王』のせいだ…。
僕は心の中から真の王を恨んだ。

2009-05-10 00:57:04


葉月

「さぁ。封印されていた涙の種を復活させよう。儀式を始める」

王は前に出た。

「……クロタネソウ。花言葉は……戸惑い」
それを言っただけで儀式は終わった。
本当に……封印を解けたのか……。

2009-05-10 01:01:04


葉月

続きは明日書きます。夜あたりかと思います。

2009-05-10 01:47:38


葉月

葉月です。皆さん。こんばんわです。
まだこれから出かけるので更新は8時~9時ごろです。
感想・コメント募集です。くださいねぇ~!!

2009-05-10 19:22:25


キョウ

葉月!楽しみにしてるよ♪
頑張ってね!!

2009-05-10 19:28:12


葉月

キョウ>ありがと!!

ここから少し変な方向に行くんだけど……まぁいっか。続き更新~☆

2009-05-10 20:32:31


葉月

「いいか。この涙の種を操るのは私ではないのだよ」
「……え?」
「私はあくまでも『偽』の王だ。操る事ができるのは『本物』の王。それか……我を心から恨む者のみ」

「その人によって、涙の種は発動するのですね」
「スパーダ。頭がさえてるではないか」
「ふふっ」

2009-05-10 20:39:23


葉月

「桜さん。休んでください」
ショコラさんが優しく誘導する。
「ごめんなさいッ……私の……せい…でッ!!」
僕は桜さんの言葉を聞いて、一旦外へと出た。

全ては王のしわざ。でも桜さんではない。
『真』の王。あいつのしわざなんだ。
桜さんは今、罪を償おうとしている。
でもまた王として何者かがでてきて、それで事件を引き起こしたら、作った桜さんの責任となる。そう思っているのだろう。
でも違う。事件をおこしても桜さんはもう『王』ではない。

僕は考えながら木の下へと座り込んだ。
帽子が少し落ちてきた。
眠たくもなってきた。そういえば寝てないもんな……。
僕は帽子を顔に乗せ、そのまま寝てしまった。
――――――――――――――――
シリーズに少し変更がございます。
まずは笑顔の花はこの連載の最終章に出します。
そして『続く世界』は第5弾。最後に映ります。今第2弾・3弾・4弾を製作中です。決まりましたらお知らせいたします。
ではひきつづき、お楽しみください。

2009-05-10 20:45:49


劉刃

えっと…姉貴が小説大会に向けて新しいシリーズを書くらしいです。
これはシリーズには入れるなといっています。
もったいないので僕が更新しますね。

2009-05-10 21:05:13


劉刃

その日。夢を見た。

周りは木々で囲まれている。
木々には綺麗な桜の花が咲き誇る。
たぶん。4月だろうな。
真ん中には大きな学校がある。
少し錆びれている。壊れそうだ。
そんな中に何人も子供が入っていく。
入学式だからだ。
皆おめでとうだな……でもこれいつの話しだろう?

入学式終了後。出てきたのは『1年2組』という字だった。
そこに扉が開いた。

ガラガラガラガラ――――ッ

「皆―。座れ―」
先生と思われる人だ。
1つだけ、席が空いていた。
ポツンッと……。

2009-05-10 21:11:45


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