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レイトン教授と音楽の魔法

夜桜

●プロローグ●
全ての音楽は。
魔法のような声から。
できている。
でもその音楽の魔法に隠された言葉。
アナタはそれを見破れるか?
そして動き出した。『王』。
一体何者なのか?

夜桜です。ものすごいスピードで第3弾に行っちゃいました。
これの舞台は……秘密です。
嘘の微笑みの方でも書きましたが、何回か歌詞がでてきます。ですがそれは歌を歌っているという事です。
そしてレイトン教授雑談掲示板のご利用者の中から勝手に私が2人の名前を出します。
誰かは一目両全です(笑)
今回は長い話しになります。

また応援をよろしくお願いします。

2009-05-06 19:25:47


愛吉

うおお・・・皆ァーー!

2009-05-07 20:43:36


夜桜

「うわっ!!」
目が覚め、おもいっきり起き上がった。
店の中だ。しかし誰もいない。
シーンッとしている。

「ボウヤ。意外とおきるの早いね」
「誰ですか?」
「ふふっ。そんなに知りたいの?」

茶髪の短い髪にワンピースを着た怖い女の人がいた。
もっておどしているのはナイフ。
「先生たちは!?」
「もう王の館へと連れて行った。仮だけどね」
「だからアナタは!?」
「…………最後に話してあげるわ。北山桜。ちゃんと名前覚えてよね」

僕が起き上がると後ろから1人の男性が襲ってきた。
ハンカチを嗅がされ、眠くなってきた。
睡眠薬だ……!!
僕は朦朧とする目をがんばって開けて、男性の顔を見た。

スパーダさんだった。

スパーダさんがかかわっているという事は……やっぱり王はいるんだ。
かかわっているんだ。
僕は曖昧な頭を少し動かし、考えた。
やがて、眠りに落ちた……。

2009-05-07 20:45:39


夜桜

「うぅ……」
「ルークさん……大丈夫ですか?」
目をさめると、愛さんが目に映った。

「ここは!?」
「分かりません」
「ルーク!!」

ショコラさんもいた。
暗い。でもドアが大きい所から見て倉庫だろう。
「いまさっき……他の子たちが別の場所に!!」
「えぇぇぇぇ!!」
僕は驚いた。
先生まであいつらに誘拐されてしまった。しかもどこにいるか分からない。
あぁ。どうしよう。

「ここはどこだろう……」
「この謎を解いたらいけると思う」

謎3 アナグラム☆
アナグラムだよ。なんて書いてるかな?
「HONSIOKAZUNI」

2009-05-07 20:51:06


夜桜

ついでにお知らせ。私登場です(笑)
北山桜という名で出させていただきます。

2009-05-07 20:52:00


夜桜

「なるほど!!……って結構離れましたね」
「そうね。先生たちはもっと先だね」
「王という方は……恐ろしいですね…」

愛さんがつぶやいた。
とりあえず……出ようと思った。
「また謎ですかぁ~(涙)」

2009-05-07 20:53:45


夜桜

「謎じゃないわ。これ5押したらOKだから」

ショコラさんに言われるままに5を押した。
そしたら扉が一気に開いた。

「なんで?」
「5=ゴー=GO。意味分かる?」
ダジャレですか……。
僕達は先生達を探すため、全部の倉庫を探し始めた。

「どこもあいつらがいるから無理だよ~」
「愛さんは僕の後ろへ」
僕は少しかっこつけて言った。
「ありがとう」
「///」
少し照れてしまった。

「何をしている。ルーク・トライトン」

2009-05-07 21:01:50


夜桜

謎3を誰か解いて下さい。
でも小説はすすみます。

2009-05-07 21:02:17


夜桜

さぁ。レッド先輩。上でやったアナグラムで言葉と直してみてください。

2009-05-08 17:17:09


夜桜

後ろを向くと黒いフードをかぶった人物が僕の方を見る。

「……ぼうや。ここで何してんの?」
フードの人物はフードを脱いだ。
「…明苛さん?」
「はい。そうです」
「先生は!?」
「もう逃げました。宿屋で会いましょうだと」
「それならちょうど。逃げましょう!!」

僕達は倉庫を後にして、長い長い道を走り抜けた。

―――――――――――――――――――

「桜。あいつら逃げたぞ」
「スパーダ。いいのよ」
あいつらが逃げても……
王の裁きからは逃げられる物ではない。
全員があの事件にかかわりがあるというのならなおさらよ。
王から逃げたものは1人もいない……。
そのうち裁きがおき、あいつら1人のこらずに死に追い込まれる。

「王の考えは素晴らしいわ」
「なんでだ?桜」
「だって……」
昔の事件の人達を復讐するというもの。
私も過去の事件に関わる。が、あくまでも被害者だ。
他の者など関係ない。全ての人が被害者になればいい。私のように……。

「王は被害者になった者の味方。簡単には裏切らないからね」
「そうね……ふふっ」

2009-05-08 17:25:47


夜桜

謎の方なら自由参加です。それとやる場合は英語の名前なので読み方を教えてください。
―――――――――――――――――――
「先生~(涙」
僕は涙をいっぱいだして、先生に抱きついた。
「大丈夫かい?ルーク」
「はいっ!!」
「先生も無事でよかったわ」

ショコラさんが今さっきから妙に先生を睨んでいる。
「先生」
「はい」
「あんな組織の集まりのような場所、そんな格好ではバレると思いますが、どういう手を使ったんですか?」
「ふふ。簡単だよ。彼が現れたんだよ」
「彼?誰ですか?」
僕が聞くと、先生はくすっと笑った。
宿屋の中の部屋でゆっくり休む。
先生は教えてくれそうな状態ではない。
「先生!!」
僕は部屋の中で叫んだ。

「当ててみなさい。ルーク。会ったことある人物だよ」
そういうと、先生は自分の部屋へと戻っていった。

「ルークの知り合いが先生を?」
「……分からない」
アロマさんではないし……。
誰だろう?なんとなく出てこない。
でももうすぐ顔は出そうだ。
でもその顔が信じられない人物だった。

「……ドン・ポール?」

2009-05-08 23:19:18


夜桜

「ドンポールって?」

彼とは思えない。
日本に来ているとは思えないからだ。
でも……彼が変装して組織に混じり、先生たちを助ける事は可能だ。
もしかしたらかも知れないが……。

「ねぇってば!!」
ショコラさんがしつこく聞いてくる。
「まぁまぁ。誰だってしても、優しいお方な事は変わりありませんよ」
愛さんの言葉に、なんとなく頷けなかった。
うーん……。

「ねぇ。ルーク。今日のあの女なんだけど」
「桜さん?」
僕は尋ねた。

北山桜。王の手先かと思われる女性だ。
綺麗な人だけど、日本人だし。王の味方なのは間違いない。
スパーダもいた。王の仲間は間違いない。
桜さんも先生に何か恨みが?
僕は悩んだ。
なぜ、皆、王に味方をするのか。
味方をする者が現れるのか。
僕は不思議でたまらなかった。

僕は考えつつ、眠りに付いた。
そのうちに朝を迎えた。
新しい、事件の予感の朝を……。

2009-05-08 23:32:28


夜桜

第4章 秘密。心を読む?
朝。僕は急いで階段を下りた。

「先生。おはようございま……す…」
先生たちはテレビに集中する。
ニュースだ。

このごろ歌手を次々と狙っている事件がある。
明苛さんも愛さんも巻き込まれないか……。もしかしたら王の仕業かもしれない。
僕の考えすぎかもしれない。でも、助けなきゃいけない。皆を。

「ショコラさん。王ってどんな人物なんですか?」
「それがね~……電話なの。声も機械で変えられてる。完全にアウトね」
うっ……強敵……。
結構対策はたてているらしい。
ナツホさんの時も一緒であろう。
僕は一緒に持ってきたぬいぐるみをぎゅっと握りしめた。
現場は最近はやりの人々が狙われていると書かれている。
歌手で。2人も最近の人物だ。

昨日からずっと考えた。でも中々思いつかない。理由が。
1つだけ考えた事はある。でもそれが曖昧でもある。
英国紳士になるために、ちゃんとしなきゃ!!
僕は顔を2回、自分で叩いた。

「ルーク。今日は…………捜査だよ」
「どこのですか?」
「倉庫だよ。私たちが閉じ込められていた」
「えぇぇぇ!?」

2009-05-08 23:42:40


夜桜

倉庫って……僕達の閉じ込められていたって……。

「組織はいないよ。あそこはホントのアジトではないはずだからね」
先生が冷静沈着に説明を始める。
ルニラはまだおきてこない。
ショコラさんはあくびをしている。
明苛さんは朝ご飯作り。
愛さんはニュースをみて少し不安がっている。
僕はパジャマ姿でぬいぐるみを握り締めている。
先生はもう英国紳士状態になっている。

このグループ……ホントに立ち向かえるのかな?
王という名の悪夢たちに……。

―――――――――――――――――――

「先生。確かに誰もいませんね」

先生の言うとおり、誰もいない。
いるような気配は少しだけ残っている。
が、見るかぎり誰もいなさそうだ。

「…………」
「…!?」
僕は気配を感じた。最近の物だ。誰かいる。
「先生!!誰かいますよ!!」
「ルーク。こういう時に冗談は……!?」
先生は倉庫の裏を見て驚いた。

「ルーク!!危ない!!しゃがみなさい!」
「へぇ?」
僕は言われるままにしゃがんだ。
何かが上を通った。
……網だ。
人間が入れそうなほどの網。
網は僕の上を通り過ぎて海へと落ちていった。
起き上がっていたら網に引っ掛かっていたかもしれない。
王の仕業だな……また……。

『王の仕業じゃない……決め付けるな』
「へぇ?」
どこからか声がした。網が飛んできた方だ。

2009-05-08 23:51:17


夜桜

誰かが走り去っていくのを目撃した。

「待て!!」
僕は叫びながら誰かがいたであろう場所へと駆けた。
だが、倉庫の裏には誰もいない。
姿がみえなかった。

「確かに誰かいたのに……」
僕はしょんぼりしてしゃがみこんだ。
「ルーク。何してんの?」
皆が後から追いついた。
「だって!!今、確かに誰かが……!!」
「ふむ。実を言うと私も見えたんだよ。何者かが私たちを狙ってあの網を投げるのを」
先生も目撃はしていた。

でも犯人は逃げ足がとてつもなく早い。
それに犯人が残したあの言葉。

『王の仕業じゃない……決め付けるな』

王の仕業ではないと言っていた。
普通の人なら王の存在は知らないはずだ。

2009-05-09 10:32:14


愛吉

ええっ!?
じゃあ一体誰が・・・?
あ、体調は大丈夫?

2009-05-09 10:56:49


レイトン

スマイルさん>序章書きました。何度も言いますがリレーには参加しませんのでご了承ください。

愛吉>体調?今日の熱は37;3です(苦笑)朝から薬飲んで参加してますから。
大丈夫です。一応。
誰なんでしょうかねぇ~。

2009-05-09 11:06:36


愛吉

体に気をつけながら小説書いてな!
楽しみにしてっから☆

2009-05-09 11:22:52


夜桜

「疲れた……」
愛さんはベッドに寝転んだ。
「これからライブだよ。大丈夫かい?」
「はい」

ホントに大丈夫なんだろうか?
舞台に罠が仕掛けられたりしてないかな……。僕はとっても気になってしまった。

『いいアドバイス。ありがとう』
「!?」

またどこからか声がした。
アドバイスなんてしてないのに……。
まさか王の仲間…!?
僕は扉を開けて左右を見た。
でも誰もいない。

そのうち、ライブが始まった。
今日は明苛さんはシューズ。愛さんがハイヒールをはいて歌っていた。
僕とショコラさんは2人の見張り。
先生とルニラはどこかへと捜査へ行った。

2009-05-09 11:51:35


愛吉

なんか「愛」が私ってて思うと別次元の人だな~・・・
こんな風になりたい!
でも狙われたくないっ!(笑)

2009-05-09 11:54:13


夜桜

歌はずっと続く。
お客さんも盛り上がっている。
王もさすがにこの状態だと襲わないだろう。
そう思っていた。
だが、その考えは僕だけだった。
―――――――――――――――――――
先生と共に、昨日の倉庫へと来た。
昨日、網を投げた人物を確かめに行ったのだ。

「これは……?」
「ペンダントみたいですね。先生」
写真が入るようになっているペンダントを見つけた。
中をパカッと開けた。

「これは…………!?」

――――――――――――――――――
「もうすぐ……被害者が生まれようとしている……」
私は囁いた。
この計画は私が考えた物だ。
誰のせいでもない。
王に頼まれて、私は狙い者を5人に絞った。
その2人は明苛と愛。
そしてレイトン。
裏切り者のルニラ・ショコラ。
こいつらだ。

『裏切り者には天罰を……』

王のこのごろのくちぐせだ。
でもこいつらは全員。過去のあの事件に関わっている。
もちろん。私も。
あの事件は恐ろしかった。
でも、王の天罰があたった。
そして、関わっていた者を次々を捕まえる。それが王の願い。

王はあの事件で大切な人を亡くしたという。私も、もうすぐで大切な人を失いかけた。そのようにしたあいつらを許さない。
私はあいつらが罠に引っ掛かる事を願った。
ルークとかいうちびっ子のアドバイスだ。
『心の中から』のね……。

2009-05-09 11:58:15


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